2012年のCX-5を皮切りに、アテンザ、アクセラ、デミオ、ロードスター、CX-3、CX-9(日本未発売)、と続いてきたマツダの新世代商品群。スカイアクティブテクノロジー、魂動デザインなどが特徴だが、その締めくくりとなるモデル『CX-4』が、北京でワールドプレミアしたのは記憶に新しい。
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◆CX-4 マツダの集大成
ただ、発表の場として中国が選ばれたわけではない。グローバル展開を見据えたモデルであるが、中国市場をメインととらえて商品を開発。生産・販売も中国からスタートするのは、マツダとしても初の試みである。CX-4という名称から、CX-3やCX-5の中間に位置すると考えがちだが、実際には全長がCX-5より長く、全高は低く、全幅とホイールベースは同じ。要するに、CX-5クーペともいえるものだが、ただ、単にクーペ風ボディを乗せたわけではなく、デザインから走りまで、CX-4に合わせたチューニングが施されている。
◆CX-4 デザインテーマ
デザインのテーマは”アルティメット・トラクション・フォルム”エネルギーが大地に伝わり、車を加速させてスピードに繋がる・・・そんな様を表現したという。従来の魂動デザインでは、抑揚をもたせた”リズム”で動きを表現してきたが、新たなにスピードの要素を加え、魂動デザインを進化させたという。これまでと同様、『人馬一体』を目指した走りは、軽快なハンドリングやしなやかな乗り心地など気持ちよく運転できる走行性能を実現。
エンジンは、2Lと2.5Lの直4ガソリンが用意され、6速MT(2Lのみ)と、6速ATが組み合わされる。また、2.5LにのみAWDも設定されている。
◆CX-4 注目の機能
注目の機能はマツダ初採用となる停車保持機能オートホールド。停車時にブレーキから足を話しても停車状態を維持してくれるもので、アイドリングストップ中にブレーキを踏み続けている必要がないので、信号が多い都市部のユーザーには嬉しい装備といえるだろう。グローバル展開は検討中とのことだが、SUV人気が高い日本でも、きっと受け入れられるはず。早期の導入に期待したい。
◆CX-4 主要スペック
・スカイアクティブG2.0
全長:4633mm
全幅:1840mm
全高:1530mm
ホイールベース:2700mm
駆動方式:FWD
エンジン:直4DOHC
排気量:1998㏄
最高出力:158ps/6400rpm
最大トルク:19.8kgm/4000rpm
燃費(L/100㎞):6.3
・スカイアクティブG2.5
全長:4633mm
全幅:1840mm
全高:1535mm
ホイールベース:2700mm
駆動方式:AWD
エンジン:直4DOHC
排気量:2488㏄
最高出力:192ps/6100rpm
最大トルク:24.7kgm/4000rpm
燃費(L/100㎞):7.2