ダウンサイジングターボ 欠点は?大排気量NAを駆逐できるのか?最強の2Lターボはどれか!?

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1980年代には2Lターボが特集
タイトルで多かったが、

いま再び2Lターボが面白く
なってきた。

日本車はまだまだこれからだが、

一足先に欧州車に魅力的なモデル
が続々登場している!

最新2Lターボエンジン搭載車を
徹底研究してみる!

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◆大排気量NAを駆逐!?2Lターボ

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最近はスーパーカーの世界では
600psオーバーが当たり前。

まさに

”馬力インフレ”といった観を呈している。

普通のドライバーが
600psをコントロールできるかと
いうと疑問もあるが、

あの世界の馬力は勲章みたいなものである。

ライバルが上げてくるなら
うちも上げてやろう、なんて。

そんな競争原理が働いて
エスカレートしている。

スーパーカーの馬力競争は
一般庶民にはあまり関係ないこと

と思われるだろうから、

『よくやるよなーー。』

とあきれつつも静観していると

ふと気づいたら2Lターボの世界も

すごいことになっていると
知っていただろうか?

これは、

一度パフォーマンス系2Lターボ
について整理してみないと
ダメだということで、

もろもろ調べてみた。

いま、

日本で買えるハイパワー2Lターボを
リストアップすると、

・アウディS1/スポーツバック
・アウディS3セダン/スポーツバック
・アウディTTSクーペクワトロ
・MINIジョンクーパーワークス
・ベンツAMG A45
・ベンツAMG CLA45
・ベンツAMG GLA45
・ポルシェ718 ボクスター
・ポルシェ718 ケイマン
・VW ゴルフR
・VW ゴルフヴァリアント
・ルノーメガーヌ、ルノースポール
・ボルトS60/V60ポールスター

・スバルWRX S4
・スバルWRX STI
・スバルレヴォーグ2.0GT
・シビックタイプR

となる。

300psは当たり前、

最強組は400psに迫ろうかという勢いだ。

まず、

一見してわかるのは、

『欧州車ばかり』ということ。

国産勢はスバルが孤軍奮闘で、

もう買えない限定モデルの
シビックタイプRを
数えても劣勢は否めない。

一昔前まで、

このジャンルはランエボと
インプSTIという

国産WRCレプリカが牽引していたこと
を考えると、

これは当時と今とでは

パフォーマンス系2Lターボ
モデルの商品としての性格が
変化したためと、

分析ができるのだろう。

全盛期のエボ/インプは
WRCにおける活躍イメージを

そのままロードカーに投影した
マニアックなクルマである。

しかも、

この時代は日本の熱いファン
によって支えられていて、

国内が主力市場であった。

イニシアチブは日本勢が握っていたのだ。

ところが、

日本車がWRC活躍で培った
ブランド神話の賞味期限が
切れるころから、

欧州車の逆襲が始まったのだ。

ご存知の通り、

最近はターボと言えば、

”ダウンサイジングターボ”が主流。

日本車がエコカーの
本命としてハイブリッド車に
注力している間に、

欧州ではダウンサイジングターボ

のブームが到来。

基本モデルがターボなら、

そこから高性能版を派生させる
ことは容易であるが、

ハイブリッドを選択した
日本にはそういうバックグラウンドがない。

車のキャラクターも、

WRCイメージが強かった

エボ/インプ時代とは様変わりし、

現代の2Lターボスポーツは、

むしろダウンサイジング版と
いったキャラクターである。

メガーヌRSみたいな硬派の
例外はあるにしても、

総じて高性能というわけではなく、

高級感もしっかりつくり込まれている。

こうい配慮がないと
欧州市場ではビジネスとして
成功できないのである。

こうなると、

アウェイとなる日本勢は苦しい。

日本車はただでさえ

プレミアムカーが苦手だし、

ベースがないところに
高性能ターボエンジンを
作るのはコスト的にも困難。

国産ではようやくトヨタが
2Lダウンサイジングターボを
市販し始めた段階で、

とても高性能バージョンまで
手を出す余裕がないのが実情である。

孤軍奮闘のスバルとて、

WRX STIに搭載する
Ej系ターボは設計年次の古いエンジンである。

熟成を重ねてきてはいあるが、

ポート噴射ではこれ以上の
発展は望めない。

新しいFA系直噴ターボの
STI仕様が待たれるところだ。

そうなると、

何もないところから一気に
欧州勢と肩を並べる300ps級
のFFスーパースポーツを

作ってきたホンダは
ものすごく立派なのである。

ホンダのダウンサイジングターボ

戦略はまだ道半ばであるが、

こういう優秀なエンジンを
もっと多くの人に味わって

もらえるような商品戦略が望まれるだろう。

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◆最新2Lターボスポーツ 乗り較べると!?

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AMG CLAに搭載されるM113型エンジンは、

クラス最強のパフォーマンス
を誇ると同時に、

フィーリング的にも
強烈なスポーティ感がある。

『普通のエンジンとは違うんだ』

というところを
ユーザーに印象づける演出が
実にうまい。

しかし、

エンジンだけが頑張っても
シビックタイプRや

メガーヌRSに追いつくのが限界である。

700万円クラスのクルマに
まとめ上げるトータルな
商品企画力がないと、

欧州勢のライバルたりえない。

欧州御三家はそこが抜かりないのである。

このあたり、

まったく新しいポールスター

というブランドを立ち上げたばかりの

V60/S60という、

びっくりするほど存在感の
あるクルマを造ってきた、

ボルボのやり方が参考になるだろう。

こういう仕掛けを作らないと

強力な老舗に対向するのは
難しいのである。

また、

キャラクター作りと
いう意味では、

同じ水平対向4気筒の
718ボクスターと

WRX STIの対比に考えさせられるところがある。

真面目なスバルは水平対向
4気筒特有の排気サウンドを消すため、

BP型レガシィ

から等長等爆エキゾーストを採用。

スムーズな吹き上がり感を
実現している。

一方、

ポルシェにとって久々の
水平対向4気筒となる

718シリーズは、

スペースの制約もあって

左右バンク集合エキゾースト。

中速域では特有のビートが耳につく。

ところが、

スポーツカーのエンジンとして
見た場合には、

高回転での始めるような
パワー特性と独特のサウンドが
マッチして、

718のエンジンはドライバー
を魅了する。

純粋な乗用車ならスバルの
やり方が正解だろうが、

スポーツエンジンには
アクの強い個性が
あったほうがいい。

WRX STIに限って言えば、

スバルはもともと持っていた
キャラクターをうすめているような

もったいない感があるのだ。

いずれにしても、

現代のパフォーマンス系2Lターボは、

プレミアムカーとして認知
されないとビジネスに
ならないところまで進化している。

これを追いかけるのは
大変だが、

ぜひ日本車にも頑張ってもらいたい
ものである。

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◆スバルWRX S4 tS 試乗動画

 

◆管理人のコメント

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パワーは273psと
決して大きくはないけれど、

走って楽しく、

しかも速いのは

ルノーメガーヌルノースポール。

これが今日本で買える
2Lターボ車の一番で間違いないだろう。

ベンツのAMGの45系は
最高出力381ps/
最大トルク48.4kgm

あってパンチはすごいが、

車体がいまいちで
サーキットをガンガン走って
愉しいクルマではない。

メガーヌRSはトルクバンド
が広くてどこを走っても

ものすごく速いし、

サーキットでタイムがでる。

シビックタイプRよりも
速いくらいだろう。

スバルのWRX STIも非常に良い。

まだまだパワーに余裕があるから、

なんといっても
買ってからいじりまくって

パフォーマンスを高めていく楽しみがある。

シビックタイプRが今でも買えれば、

文句なしにナンバーワンに
選んでしまうだろう。

パワーやトルクも
さることながら、

あのエンジンは

アクセル操作に対する
レスポンスが素晴らしい。

ターボラグを感じさせないので、

アクセルワークで挙動を
コントロールしやすい。

となるとベンツAMGの45シリーズ
も魅力的に映るのであるが。

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