SUV 新型 2017年 注目はトヨタのC‐HR。さらなる進化を遂げたSUV

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コンパクトSUVとして
今大注目なのが、

トヨタの新型C‐HRだ。

プリウスと同じ
プラットフォームを使っているが、

SUVということもあり、
プリウスとは違うところもある。

変更点は、

メンバー位置リフトアップ、

シート位置、

リフトアップ(補強)、

プッシュ類の変更、

リアメンバー新設計、

リアフロント張替など。

さらに進化をさせたTNGAから
つくられたC‐HRに迫る。

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◆C‐HR 試乗インプレッション

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◆進化したTNGAに迫る

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トヨタの新しいプラットフォーム
開発の技術が『TNGA』

これは新たなプラットフォーム
を造る段階で、

プラットフォームだけでなく、

自動車の製造にかかわるすべての工程

(設計、生産、部品調達など)

の改善、見直しを含め効率化し、

つなげようというもの。

これまでのプラットフォーム開発は、

あるモデルの新車開発時に
設計したものを、

その後、

数年間にわたり、

数モデルで使い続けるというもの。

各自動車メーカーが、

サイズごとに4~5タイプの

プラットフォームを持ち、

それぞれを順番にモデルチェンジしている。

TNGAでは、

基礎設計の段階から、

その『数モデル』を先に決める。

何車種くらい、どういうタイプの
クルマをつくるか

をプロジェクトに組み込むのだ。

部品共用や生産効率向上の観点では、

なるべく多くの車種・タイプ
をその範囲に収めたいが、

あまり多すぎると、

それぞれの車種のコンセプトを
実現できなくなる。

そこでクルマのサイズ、

あるいは排気量などの
カテゴリーに合わせて
全体の設計を決め、

その組み合わせパターンも
ある程度絞り込む。

TNGAの第一号となったプリウスは、

ハイブリッドカーだったため、

エンジンだけでなく
モーターやバッテリーといった

複数の基軸ユニット搭載する
という点で、

普通のクルマとは異なっていたわけだが、

色々なユニットを数多く
搭載することができれば、

それよりシンプルな構造の
モデルを作ることが容易になる。

ただし、

プラットフォームを多車種に
適用するといっても、

いわゆるシャシー(車台)
部分をそのまま流用する
ということではない。

車種それぞれの要件に合わせて、

細部を専用に設計する。

その手法は従来の
プラットフォーム設計も同様だが、

TNGAでは、

その車種別設計の部分も、

基礎設計の段階で想定している。

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◆C‐HRのボディー・シャシー設計

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今回、

プリウスに続いてTNGA
が適用されたC‐HRは、

もちろんその初期段階から

その構想に入っており、

ただシャシーを流用したモデル
ではないのだ。

とはいえ、

低重心化により操縦性を高めた
プリウスと、

背の高いSUVのC‐HRでは、

共通点は少ないように思われる。

TNGA設計の初期段階から

C‐HRのようなSUVも構想に入っており、

プラットフォームの共用といっても、

それで自動的にクルマのサイズが
決まるわけではない。

『こういうクルマをつくりたい』

となったとき、

プラットフォームの一部を
変更することでそのコンセプトが
実現できるならば、

それは開発計画の段階から
盛り込んでおかなければいけない。

今回のC‐HRについていえば、

メカニカルな4WDにするために、

リヤのフロアおよび
サスペンションの一部を
専用設計にしているが、

それも初期設計段階から
このプラットフォームの

バリエーションのひとつとして
用意していたものなのだ。

つまり、

車種設定の段階で、

プリウスとC‐HRで同じ
プラットフォームを使うことが

決まっていたということだ。

しかし、

見た目にはかなり
イメージの異なる2台である。

プリウスからの変更点も
多い部分があるのだろう。

ダイナミックはデザインと
大径タイヤで存在感のある
スタイリングがC‐HRのコンセプトなので、

まず物理的に車高を高めに
設定する必要があった。

そのためには、

サスペンションメンバーの
取り付け位置を変更し、

車高が上がると
ドライバーのアイポイントも
高くなるので、

シートポジションやペダルの
角度も変更されている。

シャシーだけでなく
サスペンションも含めて

プリウスと同等かそれ以上の
高い剛性が必要になるが、

初期設計段階でそれも
想定しいたことだという。

操縦性や運動性能の面でも、

背の高いSUVとしては、

かなり高いレベルを実現できたと
思われる。

4WD化のためにセンターフロア
を変更しているが、

それ以外のフロアパネル、

サイドメンバーは、

プリウスとほぼ共通。

フロアパネルも変更部分だけを
予めモジュールとして

設計をしているので、

剛性やねじり特性なども
最適化されている。

トヨタ 新車 chr 車両概要

◆C‐HRのプラットフォーム設計

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このプラットフォームに合わせて、

上屋(アッパーボディ)

はどのように設計されたのだろうか?

シャシーの性能が高くても、

アッパーボディの剛性や
重要によってはクルマとしての
バランスを崩すことになる。

しかも、

C‐HRのデザインはかなりダイナミックだ。

シャシーだけでなくて
アッパーボディも含めた

モノコックボディとして
設計をしているので、

動的剛性や衝突安全性といった、

トータルでボディに要求される
性能はもちろんクリアをしている。

そのうえで、

デザインスケッチのイメージを

いかに実車に反映させるかが
ボディ設計の課題であった。

リヤフェンダーのデザイン上の
プレスラインなど、

従来のプレス工程では
対応できない複雑なものなので、

生産工程を変更したりもした。

デザインの複雑なプレスライン
の再現のため、

3度も試作型を作ることによって

プレス工法を決定し、

量産に繋げているのだ。

同様に前後フェンダーから
バンパーにつながる絞り込みも、

生産技術サイドと協力し、

今までのトヨタにない
デザイナーのイメージを具現化
することができたのだ。

TNGAというと、

クルマの土台となる
プラットフォームの設計や
生産効率向上に関する技術
ばかりが注目されるが、

その本質は、

将来を見越してしっかりとした
プラットフォームを造ることが

クルマ全体の商品力を高める、

ということにある。

今回、

トヨタはプリウスとC-HRという、

ジャンルもスタイルも異なる
魅力的な2つのモデルを

同じプラットフォームをベースに
造り上げたことで、

TNGAの可能性の大きさを
証明してみせた。

果たして次は、

スポーツカーかミニバンか?

どんなモデルが登場するのか
今から楽しみである。

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