モデューロエアロパーツはミリ単位でエアロを造型。コンプリートカーに近づけるか?

IMG_7865

ホンダの純正用品を担当する
メーカーがホンダアクセス。

その中のカスタマイズブランドである、

モデューロが手掛ける
エアロパーツに注目。

ホンダアクセスが考える

コンプリートカーとは?

スポンサーリンク

こちらの記事に書かれている内容は・・・

◆空力パーツの秘密

IMG_7863

『自分のクルマをコンプリートカーに近づけることはできないか?』

じつはワークスチューナーは

コンプリートカーと同じ思想・技術で
開発したチューニングアイテムも
多数用意している。

最近では

『よく走りに特化した』だけでなく、

『メーカーが量産ではやりたくてもできなかったこと』

を託すケースが多い。

そんなワークス直系ならではの
独自アイテムを掘り下げみる。

ホンダのワークス集団で
純正アクセサリーの開発を
行うホンダアクセスの

カスタマイズブランドの『モデューロ』。

開発スタッフは

『実効空力』という機能を備えた
エアロパーツだというのだが、

パッと見た感じは
普通のエアロパーツにみえるが何が違うのか?

そして走りにどのような効果を
生むのだろうか?

そのヒントは単純明快で

『空気を味方にする』というのだ。

スポンサーリンク

◆ミリ単位でエアロを造型

IMG_7857

クルマ好きでも空力は
サーキットのような速度域の高い
領域でしか効果がなく、

一般道から高速道路までの
速度域では性能は関係ないと
思っている人が多い。

ただ、

それは大きな間違いである。

例えば、

20~30㎞/hくらいで
走行しているとき、

窓を開けて腕を出すと、
想像以上に抵抗を感じるはず。

さらに手の角度を変えるだけでも、

腕にかかる力が大きく変わる。

つまり、

常用域でも空力の改善は可能なのである。

その考えを用いて開発されているのが、

今回紹介されるモデューロのエアロパーツである。

キーワードである

『実効空力理論』に基づいて
開発が行われている。

つまり、

数値やデータだけでなく
ドライバーが感じることのできる空力性能だ。

この考えはどのようにして
生まれたのだろうか?

エアロの設計を担当する開発者は、

モデューロはサスペンションも
設定はしているが、

より高みを目指す際、

『空気を味方にして操縦安定性を改善できないのか?』

という考えが生まれ、

研究するようになったという。

サスペンションと空力を合わせると

もっとレベルの高いものができるのだ。

ただ、空気を味方にするということは
具体的にはどういうことなのだろうか?

空力というと
Cd値やCI地が重要視される。

しかし、

我々が目指すのはそこではなく、

リアルワールドで空力をどう
活用できるかが重要だった。

当時会社の評価ドライバーであった

玉村氏(ホンダ時代のNSXドライバー)から、

クルマは空力で走りが大きくかわる。

だからデザイナーも空力を
しっかり見てほしい、と。

そこで実際に開発する際には、

数値やデータ汚も大事だが、

まずはテストコースで実際に
モノありきで確かめながら、

開発を進めていこうと。

そのために、

まずはオートサロンに展示する
ショーカーで先行開発を行い、

実効空力がどのようなものか
どうかが確立されたのだ。

そもそも

実効空力はレーシングカーなどの
空力性能とは何が違うのだろうか?

レーシングカーはダウンフォース
を上げることが重要だが、

リフトバランスを整える
というのが正しいと思う。

例えば、

フロントが効きすぎる場合は、

リヤとのバランスを考えた上に
あえて抜くことも必要なのだ。

では実際にどのような手法を
用いて開発を進めているのだろうか?

デザイナーも設計者も
テストコース、

それも北海道の鷹栖テストコースを
走るライセンスを取得し、

自分で乗って実感しながら
デザインを行う。

さらにいうと、

試作バンパーの上に年度を
盛ってテストコースに行き、

モデラーがその場で削って、

走ってを繰り返したこともある。

そういう意味では、

現在の効率的な開発とは
真逆の泥臭い開発となる。

しかし、

自分で乗って実感すると
考えも変わるのだ。

どれくらいの差を感じることができるのだろうか?

1~2mmの差は、

解析やシュミレーションで変化が
表れないが、

実際に乗るとわかってくるのだ。

評価ドライバーだけでなく
デザイナーも設計者も同じ
共通認識を持っている。

小さい組織である
ホンダアクセスだからこそできることもある。

実際に乗ってきた際に、

ノーマルとモデューロエアロでは
走りにどのような差を感じるのだろうか?

背が高い方が効果はわかりやすい。

横風の影響や直進安定性、

そしてピッチやロールのバランスも
補正できるので、

曲がるためのきっかけも変わり、

乗りやすくなる。

ちなみに、

モデューロのエアロパーツは

ノーマルと同じ3年6万キロの
保証がついているが、

その枠を超えて機能を優先したいと
思ったことはないのだろうか?

それについては考えたこともなく、

保安基準、安全要件、品質など
与えられた範囲でやり切るのが、

役目であるのだ。

クリアするのはともて困難だが、

それがモデューロなのだ。

ちなみに、

エアロパーツをフル装着した場合、

コンプリートカーのモデューロX
の何割くらいまで近づけることが
できるのだろうか?

それはとても難しい質問で、
モデューロXはサスペンションmp含めて

トータルパッケージで開発をしている。

もちろん装着するクルマによって
割合は異なるのだが、

コンプリートカーも
用品も考え方は同じで、

45度線上にしっかり位置しているのだ。

スポンサーリンク
スポンサーリンク