シビック新型ハッチバック セダン 価格/スペック大公開!

正式に右ハンドルの日本仕様型シビックタイプRがメディアに披露された。新型シビック5ドアハッチバック&セダンのプロトタイプも披露されて、ホンダは今一気に注目を集めている。時を同じくして5月26日、そのライバルとしてしのぎを削るルノーメガーヌR.S.の新型がF1モナコGP会場で初披露された。ステアリングを握ったのは開発にも携わっているルノーF1のエース、N・ヒュルケンベルグで、シャシー性能の良さを高く評価した

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◆新型ルノーメガーヌRS vs 新型シビックタイプR

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そもそもこの2代の争いは2014年に先代ルノーメガーヌRSトロフィーRがニュルで当時FF車最速の7分54秒36とFF車初の8分切り達成に始まった。その翌年、3月には先代シビックタイプRが7分50秒63で最速ラップを更新。2016年5月にはフォルクスワーゲンゴルフGTIクラブスポーツSが7分49秒21で再び最速ラップを更新したが、満を持して今年4月、新型シビックタイプRが7分43秒80と大幅にタイムを更新している。

新型シビックタイプRについて、本田技研研究所の三部センター長は以下のようにコメントをしている。

『旧型に対してニュルで7秒タイムアップしましたが、エンジンの進化によって削り取ったタイムは1秒程度。6秒はシャシーの深化によるものです。新規に開発したプラットフォームが功を奏しています。』と語る。

タイプRは4ドアセダンで作る、という議論もあったそうだが、結果的には5ドアハッチバックで作成。ボディ剛性面では4オアセンダのほうが有利とされているが、今回のシビックは最初から4ドアセダンと5ドアハッチバックを一貫して開発しているので、5ドア特有のリア開口部の広さによるボディ剛性低下はないという。

最初から対応した構造にしているためだということだが、WTCCなどでは空力面で4オアセダンが有利だという話しもあるが、タイプR自体はレースを狙って作っているわけではないので、スタイリングも含めて5ドアハッチバックのほうがいいだろうと決定したのだ。

また、パワートレイン開発の責任者は、『エンジンの基本的な部分は旧型と同じだが、今回はレブマッチシステムを採用しました。シフトダウン時に回転を合わせるシステムですが、効率的に効かせるにはエンジンのピックアップがよくないとだめなので、そのためフライホイールを軽くしています。アクセルに対するピックアップはかなりシャープになったと思います』と語る。

一方の新型ルノーメガーヌRSだが、こちらもスペックなど詳細は一切不明。現時点で判明しているのはおでぃが5ドアハッチバックになり、2Lターボは300psまでパワーを向上し、トランスミッションに6速MT以外に初の6速EDCが採用されるということくらいだろう。

最初はメガーヌRSがシビックタイプrの7分43秒を抜くのは難しいと思われるが、徐々にその差を詰めてやがて抜くだろう。なぜなら全サーキットで速いのがメガーヌで、シビックタイプRはニュル特化型。それだけの技術力と開発力をルノーは持っていると予想される。

登場はシビックタイプRが今年の7月、新型ルノーメガーヌRSが今年9月のフランクフルトショーで正式発表あれ、今年12月から販売開始となりそうだ。いよいよ真のFF車ニュル最速の座をかけて、闘いのゴングが鳴る!

・新型シビックタイプRスペック予想

全長:4500㎜
全幅:1850㎜
全高:1400㎜
ホイールベース:2700㎜
車重:1400kg
エンジン:直4、2LDOHCターボ+スーパーチャージャー
最高出力:320ps/6600rpm
最大トルク:41.5kgm/2500-4500rpm
トランスミッション:6MT
予想価格:460万円

・新型ルノーメガーヌR.S.スペック予想

全長:4359㎜
全幅:1814㎜
全高:1447㎜
ホイールベース:2669㎜
車重:1400kg
エンジン:直4、2LDOHCターボ
最高出力:300ps/5500rpm
最大トルク:36.7kgm/3000rpm
トランスミッション:6MT/6EDC
予想価格:400万円

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◆新型シビックタイプRのここがポイント

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今年1月に開催された東京オートサロンのプレカンファレンスにおいて『新型シビックをこの夏日本に投入します』と名言した時には、正直売れないと思った人も多いはず。その思いは現在も決定的に覆されていない。

誤解してはいけないのは、ホンダが7月下旬に国内販売を正式に発表する10代目となる新型シビックがだめといっているわけではない。それどころか今回”プロトタイプ”を触ってみて、『とてもよくできた、走って楽しいクルマに仕上がっている』と思わせるほどだ。

だが、今のこの時代に『いいクルマ』が出来上がったからと言って、日本国内において全幅1800㎜のCセグ4ドアセダンと5ドアハッチバックが売れるのか、というと『これは厳しいのではないか』とい言わざるを得ない。

もちろん、2カ月、3カ月後に『新型シビックがめちゃくちゃ売れている』となればそれに越したことはない。むしろそうなってほしいと願うばかりである。

10代目となる新型シビックの概要を説明すると、日本国内で販売されるのは、タイプRを除けば4ドアセダンと5ドアハッチバックの2タイプで、エンジンは直列4気筒1.5Lターボのみ。ハイブリッドや欧州仕様になる直Ⅲ、1Lターボの搭載はない。この1.5LはすでにステップワゴンやジェイドRSに搭載されているが、ターボのチューニングなど多くの部分でシビック専用設計となっており、パワースペックもことなる。

しかも、なかなか手が込んでいて、CVTと組み合わされるセダン向け(最高出力173ps/5500rpm、最大トルク22.4kgm/1700-5500rpm)、スポーティに味付けしたハッチバック向けCVT仕様(最高出力182ps/6000rpm、最大トルク22.4kgm/1700-5500rpm)、ハッチバックのみに設定sれる6MT仕様(最高出力182ps/5500rpm、最大トルク24.8kgm/1900-5000rpm)と3タイプのスペックを用意しているのだ。

従来型ではセダン、ハッチバックと別々に開発されていたものを統一してプラットフォームから一新したというシャシー、ボディは剛性を高めながら軽量化を実現。セダンは旧型北米仕様に対し、剛性25%アップ、22kgの軽量化、一方ハッチバックは旧型欧州仕様に対し剛性52%アップ、16kgの軽量化としているが、対比数字が異なるのはそれぞれ比較対象車が異なるためで、仕上がった新型シビックは4ドア、5ドアともに車体剛性としては同等だという。

実際に乗ってみれば完成に響き渡るパフォーマンスを実感するだろう。とにかくしなやかで高いスタビリティの走りを味わえるのだ。ボディ剛性アップと合わせて20㎜下げたヒップポイント、重心の低さも大きくきいている。開発の初期段階からタイプRの設定を意識して開発した、というシャシーの余裕が感じる。

4ドアと5ドアでチューニングを変えたというエンジンのフィールは、両車の違いを感じ取るにはサーキットでは少々わかりずらいだろう。ステップワゴンとは明確に異なるパンチの効いたトルク感は充分にファンだ。スタビリティ重視の4ドアセダンに対し、キビキビしたフットワークを重視したハッチバックという明確なキャラわけも納得。タイヤサイズ、銘柄だけではなくサスペンションチューニングもそれぞれ明確にわけているというから、開発陣の熱さは伝わってくるだろう

・シビック5ドアハッチバック スペック

全長:4520㎜
全幅:1800㎜
全高:1435㎜
ホイールベース:2700㎜
車重:未公開
JC08モード燃費:未公開
エンジン:直列4気筒DOHCターボ、1496㏄
最高出力:(CVT)182ps/6000rpm、(6MT)182ps/5500rpm
最大トルク:(CVT)22.4kgm/1700‐5500rpm、(6MT)24.8kgm/1900‐5000rpm
サスペンション:ストラット/マルチリンク
タイヤサイズ:235/40R18
トランスミッション:CVT/6MT

・シビック4ドアセダンスペック

全長:4650㎜
全幅:1800㎜
全高:1415㎜
ホイールベース:2700㎜
車重:未公開
JC08モード燃費:未公開
エンジン:直列4気筒DOHCターボ、1496㏄
最高出力:173ps/5500rpm
最大トルク:22.4kgm/1700‐5500rpm
サスペンション:ストラット/マルチリンク
タイヤサイズ:215/50R17
トランスミッション:CVT

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