新車情報2018 スバル次期型WRX STIを東京モーターショーで初公開!?

スポンサーリンク

◆次期型WRX STIはワイド&ローで生まれ変わる

スバルは、今年10月25日から開催される東京モーターショーの出展モデルをついに明らかにした!

今回の出展車両は全部で7台に上り、その中でも最大の注目は世界初公開となるコンセプトカー「ヴィジヴ パフォーマンス コンセプト」である。

スバルは、このヴィジヴパフォーマンス コンセプトを「安心で愉しい車づくりの将来ビジョンを具現化したスポーツセダンタイプのコンセプトモデル」と説明。

その姿はモーターショーで披露されるため、今回公開されているのは、ディザー画像のみ。そして、このモデルはあくまえも将来の4ドアスポーツセダンコンセプトモデルだという。

その正体とは・・・

次期型のWRX STIだというのだ!

それはこのティザー画像に盛り上がったフェンダーラインから見ても間違いないだろう。

そして、次期型WRX STI&S4のデザインはこのヴィジヴ パフォーマンス コンセプトがベースとなる。

今回公開された情報では、そのコンセプトモデルの全体的なフォルムはワイド&ローで、フロントとリアフェンダーの大きな張り出しとクーペのようになだらかなルーフラインがデザイン上の大きな特徴となる。フロント周辺では水平にウイングの入ったヘキサゴングリルや、台形の大きな開口部を持つフロントバンパーが採用され、ヘッドランプ、それに個性的な造形のリアコンビランプには、スバル最新のアイデンティティであるコの字型のポジショニングランプが内蔵されているという。

コンセプトモデルは全幅も広くかなりアグレッシブになったデザインだが、次期型の市販モデルもその基本デザインやテイストを継承するというから大いに期待したいところだ。

また、次期型WRXで注目されるのがパワートレインだ。現在のWRXシリーズはS4が300ps/40.8kgmのFA20型2L直噴ターボ、STIが308ps/43.0kgmのEJ20型2Lターボを搭載している。しかし、スバル社内では「EJ20型には環境対応の問題がある。時代の流れで廃止にするのは当然」という声があり、これまで歴代WRX STIとともに進化を続けてきた名機EJ20型は、現行型を最後についてに廃止となるのだ。

では、次期型STIに搭載されるのはどのエンジンなのかという問題だが、後継エンジンにはFA20型になるのはほぼ確実となる予定で、このS4やレヴォーグに採用される2L水平対向直噴ターボを軸に、次期型STIでは専用チューニングによって320ps/45.0kgmまで性能が高められることになりそうだ。

そして、次期型WRXでは現行型インプレッサできわめて評価の高い新型プラットフォームを採用。大幅にボディ剛性が高められ、ハンドリングから乗り心地まで大きく性能アップするのも間違いないだろう。

気になる次期型WRXのデビュー時期だが、現行型が今年8月に大幅マイナーチェンジを行ったばかりなので2019年になると予想されている。

 

スポンサーリンク

◆S208、BRZ STIスポーツが10月に登場!?

また、スバルは2種類のニューモデルをまもなくデビューさせ、モーターショーのブースで公開する予定だ。

その1代目が、スバルとSTIが共同で開発するSTIシリーズの最新版のS208だ。先代型となるEJ20型は2015年に発売されたS207はEJ20型水平対向2Lエンジンを、バランス取りや低背圧スポーツマフラー採用まどの高回転域チューニングによって、328psまで高めていたが、次のS208は排気系のさらなる見直しで1psアップの329psを実現。パワーアップやカーボンルーフの採用になる低重心化などの改良によって、S208では走りの楽しさをよりいっそう高めているという。

ラインナップは、標準仕様、NBRパッケージ、クールグレーカーキのボディ色のNBRパッケージの3タイプを用意する。販売台数は限定450台で抽選販売になる予定だ。価格は10月25日の発表の発売日に公開されるが、630万円前後になると予想されている。

そしてもうすぐ登場する2台目は、BRZのSTIスポーツ。STIスポーツは、エンジンには手をつけず、スポーティなハンドリングと上質な乗り心地を両立したBRZの最上級グレードとして新設定されるモデルが。

独自に入手した情報によると、足回りはGTグレードと同じザックス製ショックアブソーバーを採用し、18インチアルミホイールを装備。内装はSTIスポーツのテーマカラーであるボルドーになるという。

こちらも10月25日の発表となる。価格はこの日の公開となるが、GTグレードよりも20万円ほど高くなるというのだ。

そのほか、スバルのモーターショー出展モデルで注目を集めるのが「XVファン アドベンチャー コンセプト」と「インプレッサ フューチャー スポーツコンセプト」の2台。

XVファン アドベンチャー コンセプトは、XVのオフロードテイストをよりいっそう強調したデザインコンセプトになっている。インプレッサ フューチャー スポーツコンセプトは、インプレッサスポーツをベースに、よりダイナミックでスポーティな形状のバンパーや、エアロを装着したデザインが特徴。両車とも参考出品車で市販化は未定。モーターショーでの評価次第では市販モデルとして登場する可能性もあるだろう!

スポンサーリンク
スポンサーリンク