レクサスls 新型 発売日10月ではく11月に。欧州モデルへ対向するフラッグシップ

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遂に国内正式デビューした新型LSだが、その直前にプロトタイプの試乗会が開催されたそうだ。その中身を追ってみよう。

いい意味で二面性を持つ走行性能。

通算5代目LSの開発コンセプトは、世界の高級ブランドを震撼させた初代LSの衝撃を超えることだ。それを実現するためには、従来の延長戦ではだめで、すべてを刷新することが必要であった。

エクステリアは後席を重視するフォーマルセダンながらも、ダイナミックな6ライトキャビンのクーペシルエットに賛否はあるだろうが、ライバルの後追いではない独自性を備えている。

一方、インテリアはデザインの優先のエクステリアのため居住空間はどうなのか?と思うが、TNGA低重心パッケージかつヒップポイントを25㎜下げることで、充分なヘッドクリアランスとクラストップのレッグスペースを実現している。

パワートレインは先代まで主力だったV8はなくなり、ガソリンがV8-4.6Lから新開発のスマートサイジングユニットである、V6-3.5Lツインターボ+10速ATとの組み合わせ。ハイブリッドは高回転化されたV6-3.5LとTHS-Ⅱの組み合わせのレクサスハイブリッドシステムに変速機構を組み合わせた世界初の『マルチステージハイブリッド』もm2タイプを用意。

静粛性を極めた車だからこそ可能な『静』と『動』を上手にコントロール。V6-3.5Lツインターボはいい意味でターボらしくなく、実用域からトップエンドまで気持ちよく回る。一方ハイブリッドはダイレクト感がポイントだが、車両重量に対してやや力不足なのと、EV→ハイブリッドの切り替わりのギャップが気になる。

プラットフォームはLCに続きFR版TNGAの『GA-L』を採用。原理原則に基づいた最適設計による基本性能の飛躍的な向上により、LSのDNA『静粛性/快適性』はそのままに、ステアリングの正確性や応答性、フラットライドなどの『運動性能』をレベルアップ。

走りはいい意味で二面性があり、高速道路などでは優雅でどっしり、そして目線がぶれないフラットな乗り味だが、ワインディングでは大柄なボディかつ重要級であることを忘れてしまうフットワークの軽さと一体感の走りを両立。しかも高いレベルで。ノーマルでも相当レベルが高いが、Fスポーツはより切れがあり、『お前はスポーティセダンか!?』と思うレベルで、GSに乗っているかと錯覚してしまうくらいなのだ。

迎え撃つライバルは強敵揃いだが、新型LSは独自の”個性”と”武器”を備わっている。このように守りではなく攻めのフルモデルチェンジに、初代LSと同じ匂いを感じるのだ。

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