新型ジムニーシエラ 評価はいまいち!?カテゴリー別魅力度ランキングで人気モデルはどれだ!?

トヨタ車がNO.1?コンパクトSUVやミッドセダン、コンパクトカーなどカテゴリー別に見て魅力度の高いモデルなどこの車か!?ここではコンパクトSUV、ミッドサイズセダン、コンパクトカー、スポーティカー、Cセグメントハッチバックから魅力度の高いモデルをチェックしていこう!

スポンサーリンク

◆コンパクトSUV

1

このカテゴリーは話題性でいえばジムニーシエラながら、半年もすれば落ち着き、月販1000台規模になると考えられる。そのような状況から考えると、圧倒的な1位はトヨタのC-HRだろう。いまだに月販平均で7000台近く売れているからなのだ。アタマは鉄板のように硬く揺るぎない。2位は本来なら日産が長い間、トヨタの対抗馬だった。実際、ジュークというC-HRと同じくヨーロッパ市場向けに開発したモデルをラインナップしていたものの、もはや古くなり商品力はない。

話題性や注目度で勝負に出ているマツダの力作であるCX-3は、ガソリンエンジン搭載モデルを出したり、ディーゼルエンジンをパワーアップしたりとテコ入れしているが、期待値に届かず伸び悩んでしまっている。キャビンスペースが狭いとか、高価だという意見ながら、C-HRもCX-3に”劣るとも勝らない”ほど狭く、価格も高い。同じくイケてると期待していたスバルのXVも、個性の薄さから盛り上がりにかけている。

というと2位にはヴェゼルということになるのか。月販5000台を売っており、新型車が続々と販売的に厳しい台数のホンダにとっては貴重なドル箱になっている。ヴェゼルの魅力はコンパクトパフォーマンス。フィット譲りのスペースユーティリティを持っており、ヴェゼル1台で家族4人が余裕を持って移動できるほど。手頃な価格や、これまた値頃感のあるハイブリッドをラインナップしている辺りも強さの理由だろう。なによりも、ユーザーにとってホンダの存在感が大きいのだと思われる。

・コンパクトSUV魅力度ランキング

1位/トヨタ C-HR

2位/ホンダ ヴェゼル

3位/スズキ ジムニーシエラ

4位/スバル XV

5位/マツダ CX-3

6位/日産 ジューク

スポンサーリンク

◆ミッドサイズセダン

2

今や日本ではすっかり売れなくなった4ドアモデルの中で唯一販売台数ベスト30位に食い込んでくるのがカムリ。2018年前半は月販平均2000台と、モデル末期だったクラウンと同じくらい売っていたのだからたいしたものだろう。個人タクシー人気も売れている理由の一つかもしれない。いずれにしろこのカテゴリーはトヨタがダントツ1位になっているということで長年のライバルである日産だが、ディアナの台数は「まだ売っているのか?」と思うくらい少ない。

それならアメリカでのライバルになるアコードはどうなのだろうか?これまた全く話しになっていない。カムリより実用燃費のいいハイブリッドを採用しているし、リアシートの居住性だって負けていない。ホンダの場合、セダンを買うようなユーザー層をもっていないということなのだろう。少なくともFFミッドクラスセダンで2位のポジションになれるライバルは存在しないのかもしれない。そんな中、存在感を少しだけ出せているのがアテンザとレガシィかもしれない。アテンザは販売台数こそ多くないものの、輸入車のような磨き込みをしている。

残念ながらセダンにおけるマツダというブランドイメージが弱いため台数的に見るべき物はない。ただ世界一の4WD駆動技術やディーゼルをラインナップしているなど興味深い。レガシィも4WD技術で高い評価を受けており、まったく、個性なく話題にもならない車種より可能性がある。

・ミッドセダン魅力度ランキング

1位/トヨタ カムリ

2位/マツダ アテンザ

3位/スバル レガシィB4

4位/ホンダ アコード

5位/日産 ティアナ

スポンサーリンク

◆コンパクトカー

3

トヨタは販売1位であるが、商品のすべてが優秀とは限らない。特にヴィッツは販売から約8年を経過して、デザイン、走行安定性、乗り心地など古さが散見される。そして選択の決め手に欠けている。ハイブリッドはノートe-POWERよりも魅力が乏しく、後席の居住性や荷室の使い勝手はフィットに負ける。走りの爽快感はスイフトに見劣りして,内装の質感と乗り心地の重厚感はデミオに劣る。ならば、ヴィッツがほかのコンパクトカーに勝てる魅力はなにか?といえば、ライバル車と違って、ヴィッツには見当たらない。

これは当然の結果と言える。コンパクトカーは競争が激しく、常にライバル車を見ながら開発を進める。ライバル車に勝てるセールスポイントを備え、価格も割安にすべく、渾身の車造りを続ける。そうなれば設計の新しい車種ほど、商品力がライバル車を上回る。その結果、新型車が登場するたびに、コンパクトカーは商品力の平均水準を高めていく。ヴィッツが8年前の発売では取り残されて当然なのだ。総合的に商品力が最も高いコンパクトカーはフィットだろう。居住性と積載性が最も優れ、動力性能、燃費、安定性にも不満はない。2位はスイフトで、後席と荷室は狭いが、コンパクトカーに取っては重要な軽量化はどの車種にも負けない。運転感覚と燃費を向上させている。3位はノート。e-POWERの魅力に頼りすぎだが、走りが上質で燃費も優れている。アクセルペダルで速度を自由に調節する独自の愉しさを併せ持つ。後席も広い。

・コンパクトカー魅力度ランキング

1位/ホンダ フィット

2位/スズキ スイフト

3位/日産 ノートe-POWER

4位/マツダ デミオ

5位/トヨタ ヴィッツ

◆スポーティカー

4

スポーツカーに大切な要件は、作り手がどんな風に走らせようとして、セットアップしているのか、だろうと思う。もちろんそれ以前に素性とか、作りの善し悪しがあるわけだが、こちらで紹介する車はすべて水準以上、ということになる。そんな中、最もよくできている車ロードスターだろう。マツダがいう人馬一体感、手足のような操縦性が見事に体現されている。86は、操縦性はよくできているが、アクセルに対するエンジンの応答性、ハンドル操作に対するクルマの動きは、まだ一体感までは到達していないと思う。WRXは、ハイパー4WDの操作性を積み上げるように作られた車だ。

フェアレディZの不満点は、スロットルの早開きの1点。エンジン重心が高くショートホイールベースなのに、優れたスタビリティと操作性とコントロール性を備え、長くFRを手がけてきた歴史やテストドライバーの技量を感じる。シビックタイプRは、その速さが一番の説得力だろう。積極的にリアサスを使って旋回性能を高めるセッティングがみごとだ。パワーアンダーステアを巧みに押さえ込んだトラクション制御もいい。FFスポーツとして最強のパッケージングと言ってもいいと思うくらいだ。スイフトスポーツは、基本骨格が堅牢であるのに加え、リアサスを専用設計にして、スポーツと呼べるところまで基本性能を高めている点を高く評価してもいい。

・スポーティカー魅力度ランキング

1位/マツダ ロードスター

2位/スバル WRX STI

3位/ホンダ シビックタイプR

4位/トヨタ 86

5位/日産 フェアレディZ

6位/スズキ スイフトスポーツ

◆Cセグメントハッチバック

5

気合いの入った開発を行い、主戦場に送りだしたのがカローラスポーツだ。TNGAを採用し、新世代のプラットフォームのほか、最新の電子制御サスペンションも設定する。トータル性能は高く、走りの実力はヨーロッパ勢に勝るとも劣らない。充実した安全装備に加え、ハイブリッド車は燃費に代表される環境性能も超のつく一級の実力だ。Cセグメントの5ドアハッチバックは激戦区で、手強いライバルが数多く存在する。その筆頭が海外でもライバル関係にあるシビックだ。

特に走りの実力は高く、ハンドリングはFF車として世界トップレベルにある。キャビンも広く、装備の使い勝手いい。だが、インテリアの質感や乗り心地は今一歩だ。デザインもくせがある。インプレッサスポーツも手強いライバルだ。キャビンはカローラスポーツより広く、後席もきちんと座れる。安心感のある走りに加え、アイサイトに代表される安全装備も充実しているなど、ファミリーカーとしての資質はライバルの一歩上を行く。

燃費はカローラに及ばないが、兄弟車のXVには待望の「e-BOXER」が設定された。アクセラはクラス唯一のディーゼル車を設定している。現在の主力は1.5Lのガソリン車だ。ライバルと比べると基本設計に古さを感じさせ、走りを実力、剛性感などにモノ足りなく感じる。ピュアEVのリーフは、シームレスな加速やプロパイロットなど、独特の世界感が新鮮だ。2018年の夏のように天災が続くと給電機能も多いに魅力が映える。電欠と航続距離に対する不安も大幅に減少した。

・Cセグメントハッチバック魅力度ランキング

1位/トヨタ カローラスポーツ

2位/ホンダ シビックハッチバック

3位/スバル インプレッサスポーツ

4位/日産 リーフ

5位/マツダ アクセラスポーツ

スポンサーリンク
スポンサーリンク