新型クラウン 比較はできない!日本の高級セダンでクラウン以外売れない理由がこれだ!

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クラウン以外は売れない理由。日本人を大事にしないで売るのは無理!?2018年1月6月の販売累計を見ると、全長が4800mmを超えるセダンで、販売台数が最も多かったのはクラウン。それでも1ヶ月平均で2057台だが、ほかの上級セダンはさらに少ない。

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◆クラウン以外はだいたい沈没・・・

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過去を振返ると、1990年代の前半まではLサイズセダンの販売も好調であった。初代シーマの開発者は、「日産が販売できる超高級セダンの月販台数は、当時で約1000台と考えられていた。この台数でシーマの採算が取れるか大いに悩んだ」という。そこを1988年の発売時点で、シーマの月販目標は強気の3000台に増やされ、ほぼ計画通りの台数を売ったのだ。一方、2012年に発売された現行のシーマの目標は、1年に1000台なので、1ヶ月平均ならわずか83台。

先での開発者の言葉からすると、採算がまったく取れないということになる。それでも済まされるのは、今のシーマをはじめとする高級セダンの大半が、海外市場をメインに開発されているからだ。初代シーマは日本が相手であったから、開発者は大いに悩み、試行錯誤の結果、成功を勝ち取って「シーマ現象」という言葉まで生まれた。これが海外中心になると、国内の月販目標は100台以下であるから「日本でも買えますよ」という話なのだ。そのような海外向けの日本車を、国内の顧客が喜んで購入するワケがない。

この20年少々の間に、国産高級セダンは様変わりしたが、今でも唯一日本を相手に開発されているのがクラウンだ。一部は海外でも売れてるが、ほかのLサイズセダンに比べると国内比率が圧倒的に高い。だからこそ今で堅調に売れるのである。現行型の外観は、トランクフードが短く見えるファストバック風に変わり、40年以上設定され続けたロイヤルサルーンも廃止された。大幅に変化したが、これもユーザーの若返りなど国内市場のニーズに合わせた結果だ。

メルセデスベンツC/Eクラスに近づいた印象もあり「これなら本物のベンツを買う」と考えるユーザーが増えることも予想されるが、仮にそうなればクラウンは、日本で生き残るために新たな発展を遂げるだろう。

 

そこまでクラウンが日本に拘る理由は2つある。

まずはトヨタの、というより国産乗用車の中心であるから。1955年に誕生した初代クラウンは、高級セダンなのに海外メーカーの助けを受けずに開発され、多くの人たちに純粋な国産車を持つ夢をもたらした。他メーカーもクラウンを意識して、自動車産業が活性化する刺激を与えた。日本車が今に至る根幹であるから、日本から逃げないのだ。

2つめはトヨタ店の尽力だろう。今でも新型クラウンが発売されると、実車を見ずに即座に注文をする従来型のユーザーが多いという。

それはトヨタというメーカーと、クラウンという商品、トヨタ店とそのセールスマンに絶大な信頼を置くからだ。これこそが本当のブランドで、レクサスなどトヨタとクラウンの足元にも及ばない。「車離れ」という言葉が生まれて久しいが、クラウンを見ると、それがメーカーにとって都合のいい偽りの表現だとわかる。高級セダンをはじめとする多くの日本車は、商品開発が海外中心になって売れ行きを下げたのだ。日本車の「日本離れ」が真実であることを、日本に寄り添うクラウンは雄弁に物語っている。

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◆クラウン以外で最も萌えた高級車

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レクサスLSもGSも、萌えを感じることはなかった。もちろんセドリック/グロリアやフーガも同様だ。ただ、一台、これは凄いと思ったのは、初代シーマだろう。何しろ、バブルの頂点へと向かう時期に出たという時代背景が大きかった。当時のクラウンはまだ5ナンバーサイズに縛られていたし、そのほかの国産高級車もすべてそうだったのだが、そんな中、全幅1770mmの、バブルのようにぶわーーっとふくらんだ国産高級セダンが登場したのだ。エンジンは3L、V6ターボで当時としては猛烈にパワフルだった。実際に走ると、高速ではフラフラし、スタビリティが低くて大変だった記憶があるが、そんなことより存在感が圧倒的だったのだ。

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