次期MR2 新型 マイナーチェンジで価格は500万円!?予想スペックはこれだ!

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86、スープラでFRはそろった。次ぎはMR2の復活を目指したい。スープラ開発の中心人物が某誌のインタビューでそのように語った。再び注目を集めつつアルミドシップスポーツ市場にトヨタはどのような方法で参入してくるのか?

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◆本気で検討しているMR2の復活

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国内でもカモフラージュ偽装をしたテスト車が頻繁に目撃されるようになるなど、いよいよデビューが近づいてきた次期スープラ。簡単におさらいをしておくと、スープラはBMWと共同で開発される2シーターのFRスポーツカーで、新型BMWのZ4の兄弟車である。350ps以上を発生するBMW製の直6、3Lターボエンジンに8速ATを組み合わせる。2019年1月の東京オートサロンで市販モデルが公開され、日本では4月頃のデビューが予定されている。

新しく開発されたハイテクLSDを装備することで圧倒的なニュートラルステアを実現していることや、遅れて4気筒の2Lターボが追加されることはこれまでネットや雑誌でも話をされていることだ。期待が膨らむ一方のスープラであるが、今回の情報は、スープラにも少し関係するものの、トヨタがもくろむ86、スープラに続くスポーツカー戦略についてなのだ。

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◆スバルとBMWの次ぎにコラボ企画するのは!?

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2018年9月、米国の有力自動車雑誌である、「ロード&トラック」電子版に、スープラのアシスタントチーフエンジニアである氏のインタビューが公開されている。氏は東京大学出身のドイツ語が堪能なエンジニアで、BMWとの共同開発で大いに手腕を発揮しているとされる人物なのだが、インタビューの内容で、「86、スープラでFRスポーツはそろった。次はミドシップスポーツの復活を目指したい」と注目の発言をしているのだ。トヨタのミドシップといえば、84年から2007年まで販売されていたMR2~MRーSが世界的に有名である。

その後、現在に至るまで11年間消えたままになっているが、86、スープラが同様の境遇から復活したことを考えると、その勢いに乗って、「次はMR2」という流れになるのはおかしな話ではない。また、86とスープラのチーフエンジニアである氏も、常々「トヨタに大・中・小のスポーツカーを揃えたい」と言っており、その構想にも合致する。しかし、GAZOO RACINGでスポーツ戦略に力を入れているトヨタでも、量販が見込めないスポーツモデルをこうも立て続けに開発することはできるのだろうか?

その点に関しては、インタビューで氏も認めている。「一社でスポーツカーを開発するのは無理な時代。マツダはMX-5(ロードスター)を単独で作っているが、継続してきた30年間の歴史がある。トヨタには真似できない」一見、弱気な発言に聞こえるが、トヨタはスバルと組んで86を作り、BMWと組んでスープラを開発した実績があるからこそ言える言葉とも言えるだろう。他社と共同で車を作るノウハウは知り尽くしているとも言えてしまうのだ。

86にしてもスープラにしても企画はトヨタで、開発と生産は他社(スバル・BMW)というかたちだ。そうすることで自社にはない水平対向エンジンや直列6気筒エンジンを使うことができ、魅力ある車に仕上げられてきた。開発能力だけではなく、新技術的資源の面でも他社と組むのは有効な方法なのだ。では、トヨタが今、ミドシップスポーツを作ることにどんなメリットがあるのみ。日本では、ホンダがS660とNSXという大きさも価格も両極端なミディシップスポーツをラインナップしている。

海外ではフェラーリやランボルギーニなどの超高額モデルを除き、ポピュラーなのは、ポルシェのケイマン、ボクスター、ルノーアルピーヌA110。生産中止になってしまったが、アルファロメオ4Cも話題を呼んだ車だった。伝統のロータスは今も現在だが、ロータスはロードカーの枠を超えたスポーツカーのイメージになるだろうか!?ミドシップスポーツは量販こそ望めない者の、メーカーのスポーツイメージを高めるのに有効なアイテムであることがよくわかる。特に23年ぶりに復活したルノーアルピーヌA110の高評価と人気はトヨタにも刺激を与えているのではないだろうか?

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◆MR2はロータスと共同開発

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現代のミドシップスポーツは、ホンダS660をのぞきいずれも600万円以上が相場の車ばかりである。ここにもし、トヨタが86並みの価格でMR2を復活させる、としたら、世界のスポーツカーマーケットに与えるインパクトは相当なもになるだろう。86並みの価格は無理としても、400万~500万円の価格帯に抑えれば、ミドシップスポーツとしては安さが際立つことになる。とはいえ、トヨタ自信も認めているとおり、単独での開発は難しいだろう。そこで急浮上してくるのがロータスの存在である。

ロータスはトヨタからエンジンの供給を受けており、主力モデルであるロータス・エリーゼ、エキシージ、エヴォーラはトヨタの4気筒、1.8LエンジンやV6、3.5Lエンジンを搭載しているのだ。その関係は10年以上続いている。ロータスといえば、ミドシップスポーツカーのプロフェッショナルだ。伝統のバスタブフレームとFRP製のボディで超軽量なスポーツカーを送り出し続けている。少量生産のロータスとトヨタではメーカーとしての性格が違いすぎるように思えるが、2010年のパリモーターショー出展して話題を呼んだ次期エリーゼのプロトタイプモデルは、現代的に生まれ変わる次世代のロータスを予感させるものだった。

当時、2015年に市販化するとしていたが、その計画は流れ、今は別のモデルとして2020年の発売を目指して開発が進んでいる。しかし、いずれにしても現代的なモデルになることは確実で、2017年、中国の吉利社に買収されてからロータスのクルマ作りは大きく舵をきったように思われる。次期エリーゼは米国の衝突安全基準をクリアし、米国市場にも投入。年間4000台レベルの販売を目指すとしており、個性は守りながらマニアックすぎるクルマ造りからの脱皮を図る方向のようだ。それならトヨタとの親和性も高まるだろう。

ロータスの軽量シャシーをベースにトヨタ独自のデザインとなるボディを載せて作るミドシップスポーツ。もちろん、エンジンは長くロータスに供給しているトヨタ製でいける。直4、2L直噴ターボでもいいし、現在開発中の3気筒、1.6L直噴ターボでも面白い。さらにいうならハイブリッドの可能性だってなくはないだろう。何しろ2010年のエリーゼプロトタイプモデルはアイドリングストップ付きの簡易型ハイブリッドと発表していたくらいなのだ。需要が少なく、採算を取るのが難しいスポーツカーも、他メーカーと手を組むことで市販化させることができる。それはトヨタが86、スープラで証明してきたことである。

第3のスポーツカーも、その手法を踏襲することで現実にこぎつけるのは不可能ではないだろう。スープラ開発の中心人物がメディアのインタビューにあえて「MR2の復活を目指す」とした言葉には、なんらかの具体的な動きがあり、最低限の勝算が見込めているからである。GAZOO RACINGが正式な組織となって以来、トヨタのスポーツ戦略は目に見えるかたちで拡大している。FRの次ぎはミドシップ。その勇気ある決断に大いに期待したい!

・次期MR2!?の予想スペック

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全長:4350mm
全幅:1850mm
全高:1290mm
ホイールベース:2450mm
車重:1200kg
エンジン:直4、2L直噴ターボ
最高出力:245ps
最大トルク:35.7kgm
駆動方式:MR
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価格:500万円

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