アクセラ 新型 エンジンの進化度がヤバい!優れた環境性能を両立

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先のロサンゼルスショーで発表された「マツダ3」こそ、次期アクセラそのもの。気になる中身はどうなっているのだろうか?あえてキャラクターラインを用いず、湾曲させたパネルのみでボディを構成するという新たな手法が採られた新型のアクセラハッチバック。日本の美意識の本質を体現することを目指したボディは、季節や時間の経過によって刻々と変化する、景色の映り込みまで考えられたものとなっている。

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◆超進化した新型アクセラ

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2018年11月27日、ロサンゼルスショーで4代目となる新型マツダ(日本名アクセラ)が発表された。マツダ3は北米市場向けマツダ車の50%を占めるグローバルモデルである。新型も現行同様に5ドアハッチバックと4ドアセダンの2タイプを用意する。セダンのボディサイズは全長4622mmx全幅1797mmx全高1445mmで、ハッチバックは全長4459mmx全幅1797mmx全高1440mm。ホイールベースはどちらも2725mm。今回は着手の段階から明確にデザインコンセプトの性格が分けられた。セダンはエレガントな「凜とした伸びやかさ」、ハッチバックはよりスポーティな「色気のある塊」という。

エクステリアパーツも現行モデルではリアドアまで共有していたが、新型の共通部品はボンネット、ヘッドライトとシグネチャーウイング、フロントガラスのみだという。サイドにキャラクターラインを持たないシンプルなワンモーションでありながら、繊細なボディ造形による光の移ろいや揺らぎ、反射の動きで表情を変える「魂動デザイン」。ハッチバックは2017年の東京モーターショーに出展された「魁コンセプト」をほぼそのまま踏襲している。

セダンは、現行よりもボンネットの高さを30mm下げたことで伸びやかなデザインが完成した。これまではエッジの効いたトランクが短いクーペラインだったフォルムも、物理的な長さが伸ばされたのに加え、エッジを抑えてよりトランクを長く見せる手法により、セダンらしい伸びやかさとエレガントさを強調している。一方のハッチバックは、リアから眺めると方の段差がなく、台形に踏ん張るようなデザインで塊感が表現されている。

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◆新型アクセラ 注目は新エンジン

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新世代プラットフォームの「スカイアクティブビークル・アーキテクチャ」を初採用しているのみ新型マツダ3の特徴で、NVHの静粛性を高めたこと、そして強化される衝突安全基準をクリアさせるためにボディの剛性を高めたことにも注目。

従来の上下左右方向だけでなく、前後をも含めた基本骨格のストレート化とともに環状構造にボディを造ることで剛性アップを図り、その過程で重量増を防ぐため、ハイテンション鋼の使用率を引き上げた。単に剛性をあげるだけではなく、外部からのエネルギー入力をいなす目的で「減衰節」と呼ばれる接合方法を採用。これは、通常溶接される鉄板と鉄板との接合部分にダンパーの役割を果たす減衰ボンドと呼ばれる樹脂を挟むことでドライバーにとって不快に感じるエネルギーをボディが吸収し、必要な情報だけを伝えるという構造である。

サスペンションはフロントが従来と同じマクファーソンストラット式で、リアは新開発のトーションビーム方式に変更されている。パワーユニットは5種類で、仕向け地ごとに使い分けられる。ガソリンエンジンの「スカイアクティブーG」はすべて直列4気筒で1.5L、2L、2.5Lの3種類。ディーゼルの「スカイアクティブーD」は従来の1.5L、2.2Lの2種類から1.8Lのみとなった。

今回、国内仕様にラインナップされていたハイブリッドモデルがなくなったのだが、そのポジションに入るのが量産車として実用化された圧縮着火「スカイアクティブーX」。開発担当者は、「従来の内燃機関と比べても、アクセルペダルをわずか1-2mm分だ時の繊細なコントロールや、グッと加速するときの反応が意図通りで余裕のあるところ。このあたりがスカイアクティブーXのメリットだ。」と説明している。すべてのエンジンに6速ATと6速MTが用意され、「Gーベクタリング・コントロールプラス」と強調して前後輪へのトルク配分を制御、機会損失を従来比で約60%低減した「iアクティブAWD」も設定されている。

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◆新型アクセラ 安全性能が大進化

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安全面では「iアクティブセンス」が充実している。センターディスプレイに設置した赤外線カメラでドライバーを常時モニタリングして脇見や居眠り運転を機敏に察知し、ドライバーに警告すると同時に、自動制御ブレーキのタイミングを早めて衝突リスクを軽減させている。さらに停止状態から60km/hの間、前方車両を追従すると同時にステアリングアシストを行う渋滞時に有効な「CTS」(クルージング・トラフィック・サポート)も新装備された。

インテリアは深化した魂動デザインのコンセプトである「引き算の美学」を表現。シンプルな造形ながら、ドライバーを中心に左右対象のレイアウト。8・8インチの横長のセンターディスプレイが採用され、オーディオはBOSEだけではなく標準装備のスピーカーまでもがボディ設計の段階から最適なレイアウトを決められ配置された。高音域をダイレクトに耳に届けるため、ツイーターをドアの付け根の位置につけ、低音域もきちんと耳に届くようにフェンダーカウルAピラーの真下に配置。耳からの情報はドライバーの快適性に大きく関与することに着目し、「走るオーディオルーム」と称するまでに拘って仕上げたという。新型アクセラ・マツダ3は2019年初頭の北米に続き、日本でも2019年夏頃の販売の予定となっている。

◆新型アクセラ 深化のポイント

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新型アクセラの技術的トピックで大きなものはやはり「スカイアクティブビークルアーキテクチャ」と「スカイアクティブーX」のふたつになるが、それ以外にも進化している点は多い。

・アクティブセーフティ

先進安全装備「i-アクティブセンス」に、新開発のドライバーモニタリングを設定。赤外線カメラと赤外線LEDでドライバーの「居眠り」と「わき見」をチェック。システムが危険と判断すると警報を発し、自動制御ブレーキと協調制御でブレーキ警告のタイミングを早め、万が一の事態に備える。また同じく新開発の前側方接近車両検知も設定。フロントサイドレーダーを活用することで、見通しの悪いT字路への侵入時に起きやすい出会い頭事故の開始を支援する。

・パッシブセーフティ

980MPa以上の超高張力鋼板の使用比率が先代の約3%から30%から30に。ペリメータービームを新設定し、蛇腹状に変形するリアサイドフレームなどと合わせ、強固な骨格と効率的にエネルギーを吸収するフレーム構造を実現した。また、運転席エーエアバッグをマツダとして初採用。グローバルで標準装備となった。

・4WD技術

従来から行っていたカーブ進入時の車両コントロールに加え、カーブ脱出時も内輪に弱くブレーキをかけることで車両の動きをコントロールする「Gーベクタリングコントロールプラス」を採用。また、i-アクティブAWDに四輪の設置荷重の検知を追加。Gーベクタリングプラスと協調して前後輪へのトルク配分の制御を行う。

・NVH性能

遮音性向上のため、ボディパネルとマットの間にスペースを設けた「2重壁」構造をマツダとして初採用。フロアの遮音材とボディパネルを2枚の壁と考え、内部の繊維材の特性と合わせて設計することで、高い効率を確保した。

・ドライビングポジション

ステアリングのテレスコピック量を前後に10mmずつ拡大した。ドライビングポジション調整の精度がさらに向上。また理想的な着座姿勢のため、フロントシートにチルト調節機構を標準装備。さらにシフト位置もAT・MTとも先代比で前方・上方に移動。操作を行いやすくなった。

・情報表示・操作

アクティブ・ドライビング・ディスプレイ、メーター、センターディスプレイの表示をよりシンプルに。フォントを統一して一体感を実現した。8.8インチのセンターディスプレイの操作はコマンダーコントロールに一本化され、操作体系をシンプルにすることで直感的な操作を行えるように改良されている。

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