次期アクアの燃費性能は50km/Lを目標にしている!今3気筒エンジンが熱い!

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海外ではBMWのようなプレミアムブランドまで3気筒エンジンを採用しているのに対し、今のところ日本車の3気筒エンジンには高性能というイメージはない。だが、ハイパフォーマンスモデルな新世代3気筒を搭載するモデルが日本でもついに誕生することになる!さらに次期アクアの燃費性能は50km/Lを目標としているとの情報が!?

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◆世界最高の3気筒モデル

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現在、国産車で3気筒エンジンを搭載するモデルはコストが何よりも重視される軽自動車やリッターカーだろう。日本では今のところは高性能とはまったく結びつかないところにあるエンジンといえるのかもしれない。だが、世界の潮流としてはBMWを中心に3気筒エンジンは積極的に採用され、高性能化が着実に進んでいる。3気筒特有の振動が出やすいといった面はあるのだろうが、コストや燃費には非常に優れているといったメリットも多くあり、トータル性能を引き上げる新しい技術分野として注目されているのだ。

しかしこれにあわせて今、日本でも3気筒エンジンが新たなに生まれ変わる動きが加速している。特に動きが活発なのがトヨタで、その筆頭がヤリスGRMN。このヤリスのハイパワーバージョン用に開発中の250psを発揮する1.6Lエンジンは3気筒。今後は、これがトヨタのコンパクトクラススポーツエンジンの主流となるのだ。そして、ヴィッツから車名を変えて年内にフルモデルチェンジする新しいヤリスのエンジンはベーシックモデルからスポーツモデルまで、すべてが3気筒エンジンになる可能性が高い。その中でも特に注目なのがGRMNのスペシャルな1.6Lターボエンジンとは別に設定される普及版GRとも言える「GRスポーツ」の1.5L3気筒ターボだ。そのパフォーマンスは、同じ1.5L3気筒ターボであるミニのエンジンをトヨタはベンチマークしているという情報があり、パワーは150psを超えて、トルクは25.0kgm程度に設定してくると言われている。

ただ、現行型ミニはサイズがコンパクトカーよりひとつ上のCセグメント並みに拡大しており、車重が1200kg台と重いのに対して、ヤリスの車重はこれよりも200kg程度軽くなる。そのため同じ1.5Lターボでもパフォーマンスとしてはヤリスの方がはるかに高くなるに違いない。なお、ヤリスについては今回からさらに詳細なデザインが解ってきている。特にボディサイドの起伏をテールエンドにまでつなげたプリウスPHV風のテールライトが特徴的で、フロント周りも最近のトヨタ社に共通するアグレッシブなテイストが取り入れられている。そのデザイン面も含めて登場が楽しみとなる。

また、コンパクトカーでは2019年、ホンダのフィットもフルモデルチェンジをする。この次期型フィットには新型の1.5Lハイブリッドが用意される一方、メインモデルには1L3気筒ターボが新たな設定される見込みだ。この1L3気筒ターボはすでに欧州仕様のシビックに採用されているが、日本ではフィットなどのコンパクトクラス向けのパワーユニットになる予定だ。現在、日本のシビックには1.5L、4気筒ターボが設定されているが、今後このクラスには1Lターボよりも動力性能を重視して排気量をアップした1.2Lクラスの3気筒ターボが投入される可能性もある。なお、次期フィットは最近海外でもカモフラージュされたテスト車両が目撃されており、その姿を見ると、デザインは現行モデルのようなボディ表面に強いエッジを効かせたものではなくなり、全体的にスッキリとしたボディラインになることが確認できる。

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◆燃費目標はリッター50km/L

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今後はハイブリッドにも3気筒エンジンが組み合わされることになりそうだ。現行アクアには1.5L、4気筒エンジンにモーターを組み合わせた2代目プリウスベースのTHSⅡが採用されているが、次期モデルではカムリの2.5Lハイブリッドなどに採用される新世代THSを採用する。1.5L、3気筒のハイブリッドになる。エンジン型式は「M15」で、モーター駆動の4WDもあるという。現在、JC08モード燃費ナンバー1モデルはプリウスのEグレードで40.8km/L。搭載するのは先代モデルから20%燃費を向上させた1.8L、4気筒のTHSⅡだ。これを次期アクアが搭載する新世代ハイブリッドでは、1.5Lに小排気量化することでさらに効率をアップする。次期アクアは2021年の登場予定で、その頃のカタログ燃費は、実燃費に近いWLTCモード燃費が一般的になり、「燃費50km/L」をウリにするのは難しいだろう。

しかし、JC08モード燃費で50km/L、WLTCモード燃費でも50km/L近い数値を目標に開発をしていると聞く。現在はクリーンディーゼル車のような低燃費と力強い加速の動力性能を両立したクルマもあり、単に燃費がいいコンパクトカーというだけではなく、新車がうれなくなっているのは事実だ。次期アクアは「ほかを圧倒する数値の低燃費を実現しろ」というのが社内での命題になっているという。そのため、目標数値が異常なほど高いのだ。

そして、ここまで高い燃費目標を次期アクアに設定してきたということは、トヨタのハイブリッド戦略が今、岐路に立っていることの現れとも考えられる。今後トヨタは1Lのハイブリッドなど、さらに小排気量のエンジンをベースにしたTHSⅡへと発展させ、それをよりコンパクトなパッソやルーミー/タンクなどに投入する可能性がある。その一方で、1.5L、3気筒ハイブリッドもパフォーマンス的にさらに余裕が出れば、その上のクラスまで搭載するケースもなくはないだろう。

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◆日産のe-パワーがさらに進化する!?

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1.2L、3気筒エンジンが発電した電気でモーターを駆動するシリーズハイブリッドであるe-Power。2016年にノートに追加設定され、2018年3月にはセレナにも設定された。ノートは2018年度販売台数ナンバー1でセレナも圧倒的な人気を誇っており、日産はこの好調ぶりからe-Powerを国内市場での拡販のカギと捉えている。そこで今後、日産は2022年までにe-Power車を5車種投入することを発表しているが、登場から3年目を迎えるe-Powerはこれから投入するモデルには進化版が搭載されることになる。

その進化型e-Powerでは排気量アップを図るのか、モーターパワーの向上を図るのか、まだ詳細な情報はないっていない。しかし現在搭載されているノートは登場から7年目を迎えてモデルチェンジのタイミングが来ており、その中心的パワーユニットであるe-Powerも当然ながら大幅改良が必要な時期に来ていると言える。ちなみに、次期ノートは2020年の登場が予想される。さらに、ジュークのフルモデルチェンジも2020年になりそうで、次期型ではe-Powerが投入されることになる。ただ、今日産で売れているのは軽自動車とe-Powerが設定されているノートとセレナであり、これら一部の車種に限定されてしまっている状況だ。国内マーケットの見直しがこれからの日産の課題と言える。

そこで、販売好調な3気筒エンジン+モーターのe-POWERは今後、エクストレイルなどの上級モデルまで、ラインナップを広げて投入される可能性は高い。さらに現在、ノートe-POWERには「NISMO」、そしてより一段とハイパフォーマンスな「NISMO S」という2つのe-POWER NISMOが設定され、これらの評価も高いことから、今後はより過激な「NISMO R」のようなモデルが出てくる可能性もあるだろう。

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