N-WGN カスタム 新型登場でスズキはワゴンRクロス、ギアを登場させるつもりか?

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ホンダの軽自動車攻勢が始まった。Nシリーズで天下を取りにくることは間違いない。N-BOXですでに最強の称号を手に入れているホンダであるが、さらに新型N-WGNをフルモデルチェンジさせることで盤石な体制を築こうとしているのか!?

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◆新型N-WGNは7月に投入間違いなし

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次期型のホンダN-WGNは2019年7月から登場する予定でスケジュールは調整されているという。4月から始まった販売店向けの商品説明会で新型N-WGNを投入することで軽自動車はホンダがもらったと言わんばかりの体制を築き上げていく。従来モデルは2月いっぱいで生産を終了しており、もう在庫はない状態に。次期型のN-WGNは現行N-BOXがベースとなっており、新開発のプラットフォームやエンジンなど基本コンポーネントを採用することになる。

ボディシェルはキープコンセプトとなるのだが、やや直線を活かしているシャープなデザインへと変貌を遂げるのだ。フロントマスクは標準タイプと上級のカスタムバージョンのコンセプトではより明確にしており、カスタムモデルは押し出しの強い大型グリルを採用しより個性的になっている。ボディサイズは従来と同じで全長3395mm、全幅1475mmとなっているが、全高だけは1650mmとやや高めのサイズを取っている。ホイールベースは2520mmで、これはN-BOXと共通なのだが、エンジンを傾けて前方へ移動させており、同じクラスでは最大の室内空間を実現している。

シート材質はクオリティアップを図っており、座り心地の改善と走行フィーリングを向上させている。助手席はスーパースライドシートを採用し、N-BOX同様に用意をした。ベンチシート&スロープ仕様も両シートでラインナップする。ボディカラーも豊富に準備されており、モノトーンで9色、2トーンカラーは4色を設定。カスタムモデルはモノトーン7色、2トーン4色を用意する。

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◆新型N-WGNのパワーユニット

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パワーユニットは新開発660cc i-VTECのNAとターボを搭載する。性能はNAが最高出力58ps/7300rpm、最大トルク6.6kgm/4800rpm、ターボは64ps/6000rpm、最大トルク10.6kgm/2600rpmを発揮する。N-BOXと同じ数値なのだが、車体が約100kg軽くなることで、低速トルクと発進加速を大幅に引き上げている。

ライバルのスズキ・ワゴンR、日産・デイズ、三菱・ekワゴンはモーターアシストによるマイルドハイブリッドを採用しているが、次期型N-WGNではN-BOX同様に今回の改良では採用を見送ることにした。従来モデルは安全パッケージの「ホンダセンシング」を採用していなかったのだが、新型N-WGNではホンダセンシングを全車に標準装備することになる。

ホンダセンシングの細目は下記の10機能となる。

・衝突軽減ブレーキ
・誤発進抑制機能
・歩行者事故軽減ステアリング
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・路外逸脱抑制機能
・アクティブクルーズコントロール
・車線維持支援システム
・後方誤発進抑制機能
・オートハイビーム

安全性能は最近の軽自動車で販売につなげようと思えば必須の機能ということができ、最新のホンダセンシングを搭載する新型N-WGNには大きなアドバンテージとなる。N-WGNと同じクラスのハイトワゴンタイプでは2019年3月下旬に日産・デイズ、三菱・ekワゴンがフルモデルチェンジしているが、2019年5月度の販売台数は日産デイズが11883台、三菱eKは3570台でそれぞれ前年累計比は106%、111.8%と順調に推移している。ホンダのN-WGNは旧型で2215台と低調に推移しているが、新型の登場で販売台数は大きく飛躍することは間違いないだろう。N-BOXは22231台と2位以下の他のモデルとは10000台近く差を付けている。

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◆新型N-WGNは内外装にテコ入れをする

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ライバルのムーヴの現行モデルは2012年12月に登場しており、両側スライドドアの「ムーヴキャンパス」の発売が2016年9月になっている。次期型でのモデルチェンジは2020年頃になるだろうと言われており、2019年の秋頃には最終のマイナーチェンジを実施することになる。特別仕様車を登場させることで最後の追い込みをかけることになるだろう。

スズキのワゴンRは現行モデルが2017年12月に登場しており、2020年の2月あたりにビッグマイナーチェンジされることが予想される。従来の内外装のデザイン変更だけでは、新型のN-WGNやデイズ、ekワゴン、ekクロスとは太刀打ちできないだろう。ジムニーのノウハウを活かし、ワゴンRクロスの登場もあるかもしれない。ワゴンRのクロスモデルとしては、すでにスペーシアギアを登場させているので、ワゴンRクロスとして登場させることができれば、かなりの追い風になることは間違いない。

軽自動車で注目されるのはダイハツの次期タントだろう。8月か9月にフルモデルチェンジする見込みがある。次期型プラットフォーム、エンジン、足回りのほとんどを全面刷新する。プラットフォームはホイールベースを延長、N-BOXのようにエンジンを傾けて置き、前方に移動させることで同クラス最大の居住空間を実現する。センターピラーレスのレイアウトを踏襲することで、長尺物の出し入れが一段とやりやすくなるのが特徴だろう。パワートレインは新開発の660ccNAガソリンと同じターボを搭載する。NAガソリンユニットにはEV走行可能なフルハブリッドを軽自動車で初めて採用するために、目下開発中である。1モーター&リチウムイオンバッテリーの組み合わせとなり、可能な限りコストダウンを図るようにしているという。

安全パッケージでは「スマートアシストⅢ」を実用化しているが、次期型タントではさらに自動ブレーキの作動スピードや検知機能範囲の拡大、自動運転の装備を充実させるなどで進化を図る。これによりN-BOXの牙城を崩すべく、世代交代の時期を虎視眈々と狙っているのだ。

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