2019年SUVブームはこれからが本番だと言われています。今年後半から登場するSUVの中でも5月30日発売だったエクリプスクロスのディーゼルモデルが6月下旬に登場。9月にはダイハツの1.5LコンパクトSUVがトヨタにもOEM供給されて登場し、エスクードがモデルチェンジを行います。また、10月にはアウトバックのモデルチェンジとMAZDAのCX-30が登場。さらに、フリードのマイナーチェンジでクロスオーバーが加わります。そして、12月にはハスラーのフルモデルチェンジが行われる予定です。
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◆新型SUV登場に活況

・6月下旬 エクリプスクロス ディーゼル
エクリプスクロスのディーゼルモデルは6月下旬にすでに登場している。145ps/38.7kgmの2.2Lディーゼルターボ+8ATで、4WDのみの設定に。
・9月 コンパクトSUV(ダイハツ)
東京モーターショーの直前にデビューするであろうと思われますのがダイハツのコンパクトSUV。直3、1Lターボエンジンを搭載し、全長3980mmx全幅1695mm、全高1600mmの扱いやすいサイズで、ジムニーシエラの競合車という位置づけとなります。こちらは4ドアなのがアドバンテージで、価格もジムニーシエラを意識した設定になるといいます。また、トヨタでも販売される予定です。
・9月 エスクード
2015年に登場したエスクードが4年で早くもフルモデルチェンジして、2019年9月に登場するといいます。現行型はハンガリーで生産して日本に輸入していますが、次期モデルも同じようになるといいます。エンジンは現行型の1.4L直噴ターボの改良型を搭載します。
・10月 アウトバック
ニューヨークショーで実車を公開済みの新型アウトバックは日本仕様は2.5Lのガソリンエンジンとハイブリッドで、10月に登場する。
・10月 CX-30
CX-30は10月にデビューします。2Lのガソリン、圧縮着火式スカイアクティブーXのマイルドハイブリッド゙と1.8Lのディーゼルターボが用意されます。
・10月 フリードクロス
10月のフリードのマイナーチェンジ「クロス」が追加されます。外観をSUV風に変えるだけではなく、最低地上高もアップします。1.5Lのガソリンとハイブリッドで、4WDの設定もあります。
・12月 ハスラー
2019年に6年目を迎えたハスラーが12月にフルモデルチェンジを行います。マイルドハイブリッド搭載がメインとなります。
◆2020年に登場予定の新型車

2020年も大物そろいと言われており、春先にはトヨタの新型SUVである、TJクルーザーが登場。ジュークがフルモデルチェンジします。また、夏には超大物のランドクルーザーがモデルチェンジでランクル300に進化をします。秋にはエクストレイル、アウトランダーのフルモデルチェンジがあり、2019年10月にモデルチェンジする新型フィットのクロスオーバーが約1年遅れて追加されます。また、スバルの3列シート7人乗りSUVのアセント日本発売も実現しそうです。
・2020年 春 TJクルーザー
Tjクルーザーは2020年注目の新型クロスオーバー。全長4300mm、全幅1775mm、全高1620mmというコンパクトなサイズで、パワーユニットは2Lのガソリンと1.8Lハイブリッドと搭載すると考えられます。2列シートのスライドドアで、助手席の前後シートは折りたたんでフラットにできるなど使い勝手のいいモデルです。
・2020年 夏 新型ジューク
当初の計画より遅れていたジュークですが、2020年春にフルモデルチェンジが行われます。外観の強烈な個性を残しながら、パワーユニットはe-パワーに進化。スポーティなNISMOバージョンも遅れて追加されることは間違いないでしょう。
・2020年 夏 ランクル300
12年目を迎えたランクル200が、2020年ついにモデルチェンジします。パワーユニットは従来のV8、4.6LエンジンからダウンサイズするV6、3.5Lターボとそのターボハイブリッドの2本立てで、伝統のラダーフレームはさらに強化されます。高級感と世界最強のタフさを兼ね備えた作りは健在で、そのレクサス版となるLXも少し遅れて登場となる予定です。
・2020年 秋 エクストレイル
新型エクストレイルはアライアンスを組む三菱アウトランダーとプラットフォームを共用して2020年の秋に登場予定です。高出力版のe-POWERを搭載し、パワーとエコを両立。4WDシステムも最新型が用意されます。ジュークと同様、スポーティなNISMOバージョンの設定もされます。
・2020年 秋 アウトランダーPHEV
次期エクストレイルとプラットフォームを共用としながら、得意のPHEVを採用する新型アウトランダー。低価格のガソリンもあるといいます。
・2020年 秋 フィットクロスオーバー
2019年10月にもモデルチェンジするフィットに最低地上高を上げたクロスオーバータイプが用意されます。ベースのフィットから1年ほど遅れ、2020年の秋にデビューということです。パワーユニットは1Lターボと1.5Lのi-MMDが有力視されています。
・2020年 秋 アセント
全長約5mのサイズで日本導入は微妙ですが、CX-8の成功もあり、計画が進行中といいます。2020年秋には登場させるようです。
◆2021年は電動化SUVが多く登場しそう

2021年登場のSUVラッシュはとまりません。この頃になると電動化が進み、日産はe-POWER、三菱はPHEV、レクサスとスバルは進化型のハイブリッドが中核的パワートレインとなります。また、ピュアEVでは2020年にトヨタ、2022年に日産がクロスオーバーを予定しています。これからもSUVの勢いは止まらず、2021年に間に合うかはなんとも言えませんが、パジェロPHEVの復活が計画されています。
・スバル新型クーペSUV
スバル第4弾のSUVはクーペスタイルのものです。ジュネーブショーに出た「アドレナリンコンセプト」が2021年にデビューします。全長4490mmのコンパクトなサイズで、パワーユニットは2Lのガソリンとハイブリッドになると言われています。
・三菱ランエボSUV
2021年には三菱の電動化技術が最大限に盛り込まれたスポーツSUVが登場します。パワートレインはピュアEV、PHEVの両方の可能性があり、S-AWCをはじめとする三菱自慢の4WD技術が投入されるでしょう。電動化になってもその走りの楽しさは変わらないのです。
・三菱新型パジェロ
2019年8月に販売を中止するパジェロですが、復活に向けて準備は進んでいます。早ければ2021年にも登場する予定で、V6、3LのスーパーチャージャーエンジンのPHEVになるという情報が!?
・日産新型コンセプトSUV
ジュネーブショーで公開されたIMQの市販モデルは2021年に登場します。IMQは全長4556mm、全幅1940mm、全高15460mmですが、市販時には全幅は1800mm台に抑えられるであろうと考えられます。RAV4やX-5、フォレスターのクラスということです。パワーユニットは1.5Lガソリンターボエンジンを発電専用に使うe-POWERターボで、前後にモーターを配した4WDを採用します。
・レクサスLF
LFはLSベースの最上旧SUVで、V8、4LツインターボとV6、3.5Lハイブリッドを搭載します。