GRハイパースポーツ スペックは驚異の1100ps!価格は2億から3億円で設定

2017年9月にトヨタがGRブランドを発表した際に、GAZOO RACINGカンパニーのプレジデントは、目標として究極のオリジナルスーパースポーツモデルを作りたいと話した。それはGRスーパースポーツコンセプトとして2018年1月に開催された東京オートサロンでその姿を初めて見せ、市販化に向けた開発が進行していることをアピールした。

その姿はトヨタがル・マン24時間レースをはじめとするWECを闘うレーシングマシンの「TS050ハイブリッド」を彷彿させるもので、実際にはカーボンモノコックであったり、サスペンションレイアウトなどはTS050とほぼ同等のパーツを使用しているという。事実上のロードゴーイングレーシングマシンと言えるだろう。

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◆驚異のパワーユニット

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パワーユニットはミドに搭載されうV型6気筒の2.4リッターツインターボエンジンにモーターを組み合わせて後輪を駆動する。さらに前輪には独立したモーターが配置されたシステム出力は1100psを超えることになるという。デビュー予定は2022年度中ということだが、すでに優良顧客に向けた案内が始まっているという。購入希望者は少なからずいるようで初期ロットの国内割り当て分についてはすでに枠が埋まっており、抽選により購入者を決定することになりそうだという。

GR販売店関係者から伝えられたらしい。価格についてはまだ確定していないということだが、2億から3億円程度になるということは確実。それでも価格はいいからとにかく欲しい、という希望者が世界中からオーダーを入れているのだとか。このGRハイパースポーツ、生産キャパは限られるものの販売的には台数限定などではないため、本気で買いたいというのであれば、待っていればいつか必ず手に入る代物だ。しかも年次改良のようなアップデートが実施され、さらにデビューから数年後にはマイナーチェンジも行われる計画だという。

TS050ハイブリッドは2年連続ル・マン24時間優勝を勝ち取るなど高い完成度が実証されている。その技術を惜しみなく投入して開発されるGRハイパースポーツは、すでに富士スピードウェイでの実走行テストも順調に進んでいるようで、テストシーンの目撃情報に少なからずあるのだ。デビューは2023年1月の東京オートサロンあたりだろうか。世界に存在感をアピールする、超本格派のロードゴーイングレーシングマシンが登場する!

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◆GRハイパースポーツ 予想スペック

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全長:4650mm
全幅:1900mm
全高:1050mm
ホイールベース:2740mm
パワーユニット:V型6気筒2.4リッターツインターボエンジン+モーター、前輪モーター駆動
システム出力:1100ps
タイヤサイズ:330/710R18
価格:2億から3億

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◆GRハイパースポーツのポイント

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2018年1月の東京オートサロンでコンセプトモデルが発表された。そのフォルムはWECを闘うTS050ハイブリッドを彷彿させるものである。そして市販車両の要件を満たすために保安基準に合わせた灯火類などを装着している。東京オートサロンで発表されたコンセプトモデルの外装パーツをはずすとWECマシン同様のカーボンモノコックとなっている。市販モデルも基本的にはこの中身を踏襲するようで、レーシングマシンと同じクカーボン製モノコックを採用し、エンジンはミドに配置される。ドライバーの着座位置はほぼホイールベースの中央付近となることがわかる。

パワーユニットはV6、2.4リッターツインターボ+モーターで後輪を駆動し、独立したモーターでフロントタイヤを駆動する4WD。システム出力は1100psを超えるという。TS050ハイブリッドはルマン24時間レースで2018年に続き2年連続で優勝を勝ち取り、技術的な信頼性の高さを証明して見せた。GRハイパースポーツの発売時期は2022年度中の予定だ。

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