日産の不信度は半端ないようだ。極度の業績不振によって傾きかけているが、反撃の起爆剤になるかもしれないのが電動SUVだ。EVとe-POWERをパワーユニットにした2台のSUVが、これからの日産の命運を握る。1台はピュアEVのIMxで、もう一台がe-POWERターボを搭載するIMQ。ともに前後2モーターの4WDで走る電動SUVとなる予定。両車ともに早ければ2021年中には姿を見せるかもしれない。
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◆新型ピュアEVのIMx

IMxの特徴はピュアEVであること以外に先進の運転支援技術やコネクテッド技術が満載されていることで、コンセプトカーの段階ではドライバーの脳波を運転サポートに活かす技術も搭載されていると説明されているが、市販時には、そこまでは無理だろうという話もある。コンセプトかのボディサイズは全長4700mm、全幅1880mm、全高1620mmとなっている。
IMxからスタートする電動プラットフォームが今後の日産の主力技術となる。前後2モーター、前か後かの1モーターなど組み合わせは自由らしい。
ピュアEVのDセグメントSUVとして登場予定のIMxは、日産がこれからコアも出るとして力を入れている車で、最先端の運転支援技術、コネクテッド技術も満載なのだ。
◆e-POWERターボ搭載のIMQ

一方のIMQは3気筒、1.5リッターターボエンジンを発電専用に使い、IMxと同じく前後2モーターで駆動するeーPOWERターボとなる。IMxよりも一回り小さいCセグメントのSUVとなるだろう。
両車に採用されるモーターは2つ合せて435ps/71.4kgmの強大なパワーを誇り、日産はこのツインモータープラットフォームをベースに、電動化を推し進めていくことになる。価格はIMxが600万円前後、IMQが400万円前後になるという。
IMQはe-POWERターボのCセグメント電動SUVで、1.5リッターターボエンジンを発電専用に使い、合計435psの2つのモーターで駆動する4WDで、欧州初のe-POWER搭載車になる。