ヒュンダイ自動車 日本 販売台数は年間5台という。一般家庭用ではなく官公庁のおこぼれ

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ヒュンダイという韓国の自動車メーカーは多くの人が韓国の大企業というイメージを持っているという認識があるようです。実際ヒュンダイは韓国のみならず、世界中で知られた大企業ですが、世界ではシェア5位というくらいの超大企業なのです。しかしながら、日本ではヒュンダイの車を見ることはほとんどありません。今回はその謎についてご説明したいと思います。

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◆現代自動車について

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現代自動車=ヒュンダイは1967年に創立された自動車メーカーです。50年に上の歴史を持っている非常に有名な韓国の最大手自動車メーカーなのです。ヒュンダイ自動車グループの傘下にはキア自動車も含まれています。キア自動車は韓国では第2位のシェアをほこっています。

ヒュンダイ自動車は2017年の年間世界販売台数は450万台で、ホンダと互角に渡り合えるだけの力を持っています。また、グループ全体での販売台数は820万台程度で、世界ではシェア5位を誇ります。ヒュンダイ・コナなどの電気自動車の売り上げが好調となり、拡大傾向にあるEV市場でも、ヒュンダイはさらなるシェアを取得していくに違いありません。実は米国道路安全保険協会は、ヒュンダイのジェネシスを2018年モデルの最も安全の乗用車の一つと認定しました。日本ではあまりなじみのないヒュンダイですが、世界では安全で信頼性のあるメーカーであるということは間違いないようです。

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◆ヒュンダイ自動車のイメージ

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日本では韓国車については非常にネガティブなイメージを持っている方が多いようです。安っぽいですとか安全性が低い、ダサいなどが挙げられるようです。しかしアメリカなどの他の国々では、韓国車のイメージは大きく異なっているようです。その理由としては乗り心地がよい、信頼できる、壊れにくいなどなど。乗る人によって様々な意見がありますが、ポジティブな意見が多いのが韓国の車に対するイメージです。世界ではヒュンダイを日本のメーカーだと思っている人も少なくないようです。世界第5位のシェアを誇っていることを考えてみても、日本でのイメージとは異なり、ヒュンダイは世界中で人気の高い自動車メーカーなのです。日本では歴史問題もあり、生理的に受け付けられない、という人の方が多いかもしれませんね。

アメリカの市場調査会社であるJDパワーのデータによると、ヒュンダイとキアの自動車の品質は高く、信頼性があることが証明されています。JDパワーは、2018年の車100台あたりの不具合件数を集計することによって、初期品質調査であるIQSと耐久品質調査であるVDSの結果を出しました。これは品質が高ければ高いほど、数値が低くなるようになっています。初期品質調査では業界の平均が93だったのに対して、上位3つのブランドは以下のような結果となりました。

1位:68ジェネシス、2位:72キア、3位:74ヒュンダイ

というヒュンダイグループは上位3つを独占しているのです。ここまで品質がいいとは誰が予想したでしょうか?多くの人にとって衝撃的な結果となっているのです。

耐久品質調査では、業界の平均が142だったのに対して、上位3つのブランドは以下のような結果となっています。

1位:99レクサス、2位:100ポルシェ、3位:116ビュイック

ヒュンダイは7位の124、5位に122でキアと続いています。業界平均を大きく上回っていることに驚きを隠せません。また、1位はレクサスですが、ヒュンダイとキアはトヨタ、ホンダ、日産などよりも品質が高いと評価されています。調査のやり方によって結果が変わることもありでしょうが、ヒュンダイグループの品質は高く信頼性もあるという結果に繋がってしまいました。

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◆ヒュンダイは日本で成功できない

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2001年に韓国の大手自動車メーカーであるヒュンダイは日本市場へ進出してきました。冬のソナタに出演していたペ・ヨンジュン氏をCMに起用するなどして、2004年には2524台の販売を記録しています。しかし、それをピークに販売台数は激減。結果として2009年に日本市場から撤退を余儀なくされました。ヒュンダイが日本で売れなかった要因は色々と考えられますが、価格や信頼性による影響が大きいと言われています。ですが、日本では歴史問題もあり、「ニダ国の車に乗れば馬鹿にされるのは日本人」と言われるほど、嫌われているヒュンダイですので、日本で成功するはずがありません。何を血迷っていたのでしょうか?ヒュンダイの車は日本車より値段が高い、または同じくらいの設定となっていました。日本の自動車メーカーが作る車は価格も安く、安全性能も高い物ばかりです。そのような車に乗る人がどこにいるでしょうか?日本にはアフターサービスのいい自動車メーカーも多く、韓国の自動車メーカーが割って入る隙は一ミリもありません。そんな中で、日本の自動車メーカーのような信頼性や他の武器がなかったことも原因と言えます。

過去日本市場では販売台数を伸ばすことができなかったヒュンダイ。東京モーターショー2019で参加予定でしたが、結果として不参加となりました。今後の先行きはまだ分かりませんが、ヒュンダイが日本市場で成功するためには多くの点を考慮する必要があると思われます。

価格競争についてはヒュンダイの車は品質は高いでしょうけども、日本のイメージははっきりと言って悪いとしか言いようがありません。価格競争に勝ったとしても誰も買う人はいないでしょう。唯一購入されるとすれば官公庁くらいでしょうか。また、信頼性にたる飛び道具がないこともヒュンダイが日本市場ではうまくいかない理由でしょう。革新的な技術やデザインなど、日本のメーカーとは異なる地位を築いても売れることはないと早く認識すべきです。とっても日本市場への参入はないでしょうが・・・。

日本の輸入車のシェアは10%程度だと言われています。その中にはメルセデスベンツやポルシェ、ランボルギーニ、BMW、アウディ、ジープ、ボルボなどもあります。この海外メーカーに勝てるほどの技術力があったとしても日本では決して売れないということを身をもって体感したのが2009年の撤退でしょう。韓国が世界に誇る自動車メーカーであっても決して日本市場では売れない理由があることを認識し、参入はやめるべきだと叫びたいくらいです。

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