ヤリス 新型にクロスオーバーSUV風モデルの設定がある!?気になるモデルとは?

2020年2月にも登場を予定している新型のヤリス。トヨタは世界中の国や地域によって同じ名前の車種でもサイズや仕様が異なるモデルを多く販売しています。その中で、コンパクトカーのヤリスにも今はやりといえるであろうSUV風のモデルがあるのはご存知でしょうか?その名も「ヤリスクロス」というモデルなのですが、これはタイで販売されているというのです。ヤリスの気になるSUV風モデルとはどんな車なのでしょうか?

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◆新型ヤリスにも設定してほしいSUV風モデル

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トヨタのタイ法人は、2019年11月にヤリスクロスを発表しました。日本市場に設定されていないSUV風のヤリスクロスが気になるモデルの一つとして注目されています。タイで販売されているヤリスは、3代目ヴィッツをベースにアジア市場向けのモデルとして開発され、2013年10月に発売され始めました。日本で販売されているヴィッツのボディサイズといえば、全長が3945mm、全幅が1695mm、全高が1530mmというサイズで、タイで販売されているモデルのサイズは、全長が4145mm、全幅1730mm、全高が1500mmと少し大きなサイズとなっています。日本のヴィッツは1リッターと1.3リッターのガソリンエンジンに加えて、1.5リッターのハイブリッド車が設定されていますが、タイのヤリスには1.2リッターのガソリンエンジン車のみが販売されているといいます。

2019年11月に発表されたヤリス クロスは、ベースとなるヤリスのオプション用品を装着したモデルで、ベースとなるエントリーグレードは195万円ほど、中間のグレードは215万円ほど、上級グレードでは235万円ほどとなっています。ヤリス クロススタイリングキットが12万7200円で追加することで、SUV風のモデルへと仕立てることができます。

ヤリス クロススタイリングキットは、フロントスカート、サイドスカート、リアスカート、黒色のコーディングルーフ、16インチアルミホイールが特徴です。また、スポーティな運転スタイルに対応するために、専用のスプリングセットと最低地上高を30mm上げたカスタマイズが施されています。タイの国民性として標準ベースのモデルでは満足できず、カスタマイズ化されたモデルが大人気といいます。観光大国でありながら、タクシーはフルエアロ仕様など見た目にどれだけこだわりをもっているかなど気にするようです。ヤリスのライバルとしてはスイフトがカスタマイズ化されたエクストリームコンセプトが発表されていましたが、まさに市場にマッチしたモデルといえるでしょう。

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◆新型ヤリス 安全性能が大きく進化

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一方日本では2019年10月16日に新型ヤリスが世界初公開されました。日本での正式発表は12月となるのですが、トヨタのコンパクトカー向けのプラットフォームであるGA-Bプラットフォームをトヨタとして初めて採用し、軽量化、さらには高剛性で低重心なボディを実現しています。また、エンジン、ハイブリッドシステム、トランスミッション、サスペンションなどがすべてゼロから見直し開発された次世代のコンパクトカーなのです。

安全面では、トヨタ初の高度駐車支援システムであるアドバンスドパークや、交差点右折時の対抗直進車、右左折後の横断歩行者も検知対象など最新のトヨタセーフティセンスを標準装備しています。しかしながら、日本向けの新型ヤリスにははやりのSUV風モデルやグレードは設定されないということなのです。SUV風モデルは設定されませんが、スポーティモデルのGRヤリスが東京オートサロン2020で世界初公開される予定で、国や地域によって設定される仕様がことなることがよくわかります。新型のヤリスにはSUV風モデルの設定はありませんが、2019年10月には4つのモデル、アクア、ポルテ、シエンタ、スぺイドにグランパーというクロスオーバースタイルのモデルの設定が追加されました。新型ヤリスにもひょっとするとSUVヤリスの登場は可能性があるのかもしれませんね。

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