ホンダ フィット 新型の延期の理由でさらに洗練された新型フィットが登場する

東京モーターショー2019でホンダの新型フィットが世界初公開されましたね。2019年の10月もしくは11月に発売ということで進められていた新型フィットですが、2020年2月に発売が延期されました。その理由は電子パーキングブレーキの不具合だということでした。

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◆新型フィット 延期の理由

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2001年に初代モデルが登場して以来、日本を代表するコンパクトカーとしてライバルを軒並み圧倒してきたホンダのフィットですが、ついに4代目へとフルモデルチェンジされます。この4代目フィットは4つの心地よさを追及しており、その4つとは「心地よい視界」、「座り心地」、「乗り心地」、「使い心地」といわれています。これは生活に寄り添う4つの心地よさを追及したとホンダは説明していましたね。

発表当初、ホンダの八郷社長は新型フィットがユーザーのもとに届くのは2020年2月と話をしていました。新型フィットは2019年10月に発売される予定でしたが、2020年2月に延期された理由について、どうやら電動パーキングブレーキの不具合にあったということなのです。この電動パーキングブレーキは2019年8月に発売されました新型のN-WGNに軽自動車として初めて搭載されたシステムですが、搭載したN-WGNにすでに不具合が起こっており、発売から2か月たらずで生産停止になってしまったというのはあまりに有名な話です。高級車にも採用されている電動パーキングブレーキの搭載でN-WGNはN-BOXに次ぐホンダの量販モデルとして確立する計画でしたが、ここにきて不具合が起きたためその計画がなくなってしまいました。この電動パーキングブレーキの採用は新型フィットにも搭載されていたということで発売にストップがかかったのです。このN-WGNで不具合が完全に解消されないまま発売することはホンダとしては企業のイメージに大ダメージを与えるため、新型フィットの発売を延期することにしたのでした。10月に楽しみにしていたユーザーには残念な話ですが、これまでのフィットに対するリコールの嵐などを考えると、安心、安全ということでは一番に考えなければならない自動車メーカーにとって当たり前の策であるとも思われます。

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◆電動パーキングブレーキの不具合

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新型のN-WGNと新型フィットの電動パーキングブレーキの不具合については、これがなければ大変に便利なシステムであることは間違いありません。事前に不具合がわかったということで発売にまで至ることがなかった新型フィットですが、もし発売していれば大きなダメージを受けていたことは間違いないでしょう。新型フィットの生産を円滑に進めるために、新型N-WGNで不具合が生じているドラムブレーキの採用を見送り、もともと4wdモデルに搭載していたディスクブレーキをすべてのタイプに搭載することになっています。価格の厳しい設定であるコンパクトカーに高コストの装備を搭載することは、ホンダとしても苦しい選択でしたでしょうけれども、消費者にとっては良い装備が全タイプに採用されるということであれば発売を待って損はありませんよね。

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◆フィットは過去にリコール連発していた

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3代目フィットも発売当初から多くのリコールを発生していました。リコールを出すこと自体は悪いことではありませんが、あまりに頻繁に起こると自動車メーカーとしても企業イメージに影響を与えかねません。「フィット」という車種に対してネガティブなイメージを持っているユーザーも少なからずいることでしょう。3代目フィットのリコールの原因としてはデュアルクラッチトランスミッションを制御するプログラムの不具合だといわれています。この時に問題となったのが、ホンダと欧州系のサプライヤー、いわゆる仕入れ先、供給元です。一般的に量販車においては海外のサプライヤーを採用するということは、コスト面からしてあまり選択しないことが挙げられます。メーカー系列のサプライヤーとのつながりが多い国産メーカーにおいて、系列サプライヤーに限定されず幅広いパートナーの技術を採用することは、良いクルマを作るということでは大きなメリットがあるといえるでしょう。当時ハイブリッドモデルでは国内最高クラスの燃費性能を誇っていたフィットですので、このデュアルクラッチトランスミッションを採用することは大きな意味がありました。そのような意味では最新技術と不具合とは紙一重の差ででてしまうのかもしれません。

特にホンダのフィットとなると新型の登場で先数百万台を見込める大事なモデルとあるといえます。各部品でも相当な量が必要になることは明白で、十分な安心、安全をコミットしなければなりません。どれだけ頑張っても不具合が生じてしまうことはありますのでその発生比率を限りなく小さくすることがホンダなどの自動車メーカーの責任といえるでしょう。登場までには時間がかかりましたが、やっと発表がされてきている新型のフィット。エクステリアのデザインもはっきりと発表されはじめ、現在ではその乗り心地などの試乗レポートが多く出てきています。いいところだけではなく、デメリットもはっきりと示すことで他のメーカーとの比較を行い、ホンダの新型フィットの良さを前面に出してもらいたいですね。

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