フィット 新型 燃費性能は新型ヤリスよりも劣る!?ヤリスが凄過ぎるのか

新型フィットがついに登場します!その中で一番気になるのが燃費性能といわれていますが、どれくらいの燃費性能を誇るのでしょうか?インサイトの搭載されているエンジンを改良してきたというくらいなので、そのインサイトを超えるくらいの燃費性能を備えているのでしょうか?

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◆新型ヤリスの燃費性能は?

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何の因果か、2020年2月にはコンパクトカーとして注目されるモデルが2つ登場しますよね。一つは新型のフィット、もう一つは新型のヤリスです。2019年10月に登場する予定であった新型のフィットは電子パーキングブレーキの不具合によってその発売が延期されてきました。東京モーターショー2019において八郷社長が話た内容では2020年の2月には登場させる、というものでしたが、実際に新型フィットの専用サイトを見ても2020年2月に登場という文言が謳われています。2大コンパクトカーの新型ヤリスと新型フィットの一番の注目はなんといっても燃費性能ではないでしょうか?

新型ヤリスは2019年12月10日あたりから情報を開示してきました。その性能に驚く人も多く、WLTCモードで燃費は36.0㎞/Lを誇るというから驚きです。今までJC08モードモードの燃費で高かったのがトヨタのカローラスポーツでおよそ30㎞/Lだったのに対し、3割ほども高く設定してきたのです。最近ではサイトを見てみると、WLTCモードで25.6㎞/Lと表示されていることから、新型ヤリスの驚くべき燃費性能には言葉もありません。実際新型ヤリスの燃費性能はどのようなものなのか見てみましょう。

1.5LハイブリッドZ:35.4㎞/L
1.5LハイブリッドD:35.8㎞/L
1.5LハイブリッドX:36.0㎞/L

1.5LガソリンZ CVT:21.6㎞/L
1.5LガソリンZ 6MT:19.6㎞/L
1.5LガソリンG CVT:21.4㎞/L
1.5LガソリンX CVT:19.6㎞/L
1.5LガソリンX 6MT:20.2㎞/L
1.0LガソリンG 6MT:21.6㎞/L
1.0LガソリンG CVT:19.6㎞/L
1.0LガソリンX CVT:20.2㎞/L
1.0LガソリンXB CVT:20.2㎞/L

このように、ハイブリッドモデルは軒並み35㎞/Lを超えてきており、その中でも1.5リッターハイブリッドXの2wdについては36㎞/Lという驚異の燃費性能へと開発されてきました。これには脱帽するしかありません。ガソリンモデルについても21㎞/Lなどかなり改良されていることがわかります。新型ヤリスを選ぶならハイブリッドモデルになるでしょうか?そうなるともうアクアは必要ないかもしれませんね。さらにはプリウスも・・・!?

トヨタの新型ヤリスにかける想いは相当なものがあり、このコンパクトカーの激戦を制するのは新型のヤリスではないかと思うほど。それに対して新型のフィットはどれくらいの燃費性能なのでしょうか?

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◆新型フィット 燃費性能は上がらず?

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新型フィットの燃費性能は開発者が話すには、今回の某新型Yよりも燃費性能は劣っているかもしれないということが話されていました。新型フィットにはインサイトに搭載されている2モーター式のハイブリッドシステムであります、スポーツハイブリッド i-MMDの改良版が搭載されるということは周知のとおりだと思われます。このインサイトの燃費性能はWLTCモードで28.4㎞/Lという燃費性能です。セダンということでコンパクトカーとは違い燃費性能は当たり前なのですが、このハイブリッドシステムに改良を加えてきたということながら、実際には30㎞/Lを少し超える程度なのではという話もあります。ホンダはなぜコンパクトカーとしては命ともいえる燃費性能を改善してこなかったのでしょうか?それには大きな理由があるようです。

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◆新型フィットは心地よさを重視する

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新型フィットは心地良さを重視した開発がなされたといいます。心地よさとは、視界性、乗り心地、座り心地、使い勝手の4つを指します。今までビッグマイナーチェンジというと燃費性能が先代比で○○%改善されました!というのが一般的でしたが、ホンダはこの既成概念をいったん崩し、燃費性能を犠牲にしてでもユーザーの心地よさにこだわったといいます。ホンダのフィットというと、ファストカーとして選択する方も多いことでしょう。ファーストカーというと、多くの人や荷物を運べるもの、快適な移動の道具として求めるもの、などがありますが、フィットはこうした快適さ、心地よさを追求したモデルだというのです。

今の時代、軽自動車にも快適性を求める時代になってきました。自動車メーカー各社が国内市場で求められているものは、「軽自動車やコンパクトカーがファーストカーとして利用する需要や期待が高まっている中、競争が激化している」という事実です。たとえば、東京モーターショー2019で三菱の最高執行責任者であるアシュワニ・グプタCOOは「三菱にとって軽自動車は国内販売の半分以上を占める分野であり、市場として激戦区であるスーパーハイトワゴン市場でドライバーの気持ちにこたえたい」と力説していました。さらに新型フィット登場についてホンダの八郷社長は「小型車に求めるものが厳しい日本市場に求められてこそ、新しい時代のスタンダードになる。日本のお客様とまっすぐに向き合い、磨き上げた」と豪語するほど。

さらにはトヨタの新型ヤリスについてはファーストカーとして乗ってもらえる車に仕上がったというほど、ファーストカーとしてのコンパクトカーが注目されているのです。そんな中で新型フィットが登場してくるのですが、重要な燃費性能はどれくらいなのかということですが、今のところはまだ発表がないので正直、正確な数値をいうことはできません。あくまで予測ですが、インサイトの燃費性能と比べてみると、30から32㎞/Lあたりが妥当ではないかとも思われます。開発者が話している新型某モデルよりも新型フィットの燃費性能は正直劣る、ということははっきりと話をしているくらいですので、ヤリスの36㎞/Lを超えることはないのかもしれません。ですが、燃費性能よりも4つの心地よさに絞って開発をされた新型フィットも、コンパクトカーとしての大きな進化を期待してもいいかもしれませんね。

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