新車情報2020 トヨタ GRヤリス 4WDは新開発のスポーツ4WDシステムのGR‐FOURの性能がハイスペックと判明

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東京オートサロン2020で世界初公開となりましたGRヤリス。11月に公開されるということでやっと出てきたという感じがしますが、やっぱりGRヤリスの人気はすごかった!というよりモリゾウさんの気合いがすごかった!といわんばかりの感性とトヨタのGRヤリスに対する想いが伝わってきたイベントであったと思います。そんなGRヤリス、新しい4wdシステムであるGR-fourをGT-fourから改良して搭載しているのですが、いろいろとわかってきたことがあります。

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◆GRヤリスに搭載する4wdシステム

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東京オートサロン2020で世界初公開となりましたGRヤリス。トヨタの新4wdスポーツ、GRヤリスといえるものでしょう。新しい4wdシステムや新開発のプラットフォームの搭載、ヤリスカップの新規開催など見どころ満載のGRヤリスなのですが、それ以外で分かっていることはないといってもいいくらいでしょう。今回のGRヤリス、シャシーと4wdのシステムについてはかなり力が入っているというのです。

GRヤリスはトヨタにとってセリカGT-four以来のスポーツ4wdとなります。新開発の4wdシステムは「GR-FOUR」と名付けられており、トヨタが20年ぶりに開発したスポーツ4wdシステムなのです。センターデフ式ではなく、カップリング式の4wdであるのがGR-FOURなのですが、単なるカップリング式ではないのがGRヤリスの特徴となります。東京オートサロンに展示してあったペアシャシーは特別使用車である「RZ ハイパフォーマンスファーストエディション」のものなのですが、カットされた電子制御多板クラッチカップリングが見て取れるのです。これはジェイテクトの「ITCC」というカップリングユニットなのですが、「Intelligent Torque Controled coupling」の略であります。FFベースの電子制御4wdカップリングで世界シェアトップでもあります。GRヤリスもこのITCCを採用しているのですが、もちろんGRヤリス専用のITCCを使っています。

ITCCとは、パートタイム4wd車の前後輪への動力配分を、電磁クラッチで瞬時に切り替える方式の電子制御4wdカップリングで、多板クラッチの押しつけ力に油圧を用いず、電磁力を機械的に増幅して利用する電磁カップリングを使用しています。油圧式と比較して軽量、コンパクトで燃費にも効果があり、他の電子制御技術との組み合わせにより、車両の挙動をより高度に制御することもできます。トヨタ、日産、マツダ、三菱などで特にSUV系の車種への採用が積極的に進んでいます。そもそもITCCは前後輪の駆動力を前輪100:後輪0から前輪50:後輪50まで連続的に可変させることができるカップリングユニットといえます。今回のGRヤリスは発表では、

ノーマル:前60/後40
スポーツ:前30/後70
トラック:前50/後50

の3つのモードで前後駆動力配分を変えることができます。欧州のリリース版では理論的には前100:後0から前0:後100まで変化させることができるということなのです。この点については、100:0から0:100の駆動力配分はメカニズム的には可能な構造となっています。ですが、リヤ100%配分での走りに効果あるシチュエーションがほとんどないということと、熱的に短時間しか使えないということであります。日産のジュークはどうやらオールモード4x4ではリヤくするに2つのITCCを使って左右のトルクベクトル制御をおこなっているようですね。

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◆GRヤリスの進化がものすごい

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GRヤリスには2つのグレード存在します。RZファーストエディションとRZハイパフォーマンスファーストエディションです。現在事前予約を受け付けており、6月30日まで行っています。申込金は10万円でそこから商談がスタートできるということになりますよね。もはや伝説にもなっているGRヤリスの発表後8時間で400台の予約を受け付けたという事実。かなりの人がGRヤリスの発表を待っていたんだと思わせますよね。その2つのグレードですが、396万円と456万円に分かれます。価格の安いほうがRZファーストエディションです。高いほうがRZハイパフォーマンスファーストエディションなのですが、約60万円の価格差があり、その差額分では

・前後トルセンデフ
・冷却スプレー機能付き大容量空冷インタークーラー
・8スピーカーJBLサウンドシステム&アクティブノイズコントロール
・ブレーキダクト
・プレミアムスポーツシート
・BBS製18インチ鍛造アルミホイール
・ミシュランパイロットスポーツ4Sタイヤ
・カラードブレーキキャリパー

となっているのです。走行性能に影響するのは、ディファレンシャルであると思いますが、396万円のRZには、いわゆるオープンデフがつくといいます。これに対しまして456万円のRZハイパフォーマンスにはトルセンデフが前後につきます。トルセンデフはジェイテクとの商標でトルセンtypeA、B、Cという3つのタイプがあります。今回GRヤリスが使うのはタイプBということです。typeBのトルセンデフは、ヘリカルギヤを使い、オープンデフにはできない瞬時に路面に応じたトルク配分を可能とします。ルノー・メガーヌRSカップのフロントに使われているものもタイプBとなります。

・トルセンとは!?

トルセンとは自動車の旋回時に左右輪もしくは前後輪のトルクを最適配分する駆動装置であるLSD、リミテッドスリップデフの一種です。ヘリカルギヤを用いて差動制御をおこなうLSDとして、高いトルク配分性能と高耐久性を誇ります。ジェイテクとのナンバー1、オンリーワン製品となります。現在では主に四輪駆動車に搭載され、前後輪のトルク配分を行うトルセンTypeCとスポーツタイプの後輪駆動車をはじめ前輪駆動車に搭載され主に左右輪のトルク配分を行うトルセンTypeBを日本、ベルギー、アメリカで生産をしています。

この製品の特徴としては、トルセンTypeBにはサイドギヤを分割し、結合部にヘルカリスプラインを採用して左右輪のトルク配分比を高めて、トラクション性や走行時のフィーリングを向上する高性能は仕様の製品があります。さらにヘルカリスプラインをワンウェイ構造とすることで、アクセルオン時の差動制御が大きく機能し、トルク配分比を大きく高める一方で、アクセルオフでは差動制御の効きを抑えることを実現し、搭載車両の特徴に則った最適なトルク配分とドライバビリティの向上を実現しています。日本と欧州と共同で設計をし、ベルギーの生産拠点にて生産をしています。

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