新車情報2020 トヨタ GRヤリス 特別仕様車の「RZ“First Edition”」は標準のヤリスとは別格の出来に。

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GRヤリスくらい気合いの入ったモデルでなくてもいいので標準モデルのヤリスにも3ドアがほしいと思ったりしています。コンパクトカーのヴィッツを改めグローバルで使っている車名のヤリスに車名を変更し、10年ぶりにフルモデルチェンジを発表しましたね。国内での販売は2月10日に予定しています。新型ヤリスは標準モデルとGRヤリスの2つを登場させました。通常のヤリスは5ドアとなっており、GRヤリスは3ドアに。GRヤリスの注目度が半端なく高いのがユーザーの反応から見て取れますが、この2つのモデルはどこが違うのでしょうか?

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◆かっこよすぎる!新型ヤリス

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1月10日に開催されました東京オートサロン2020で新型ヤリスをベースにしたGRヤリスも世界初公開となりました。これで標準モデルのヤリスとGRヤリスの2つが出てきたことになりますよね。GRヤリスは大幅にスポーティ度の高いモデルとなりますが、この2つの違いはどこにあるのでしょうか?新型ヤリスは、トヨタのTNGAプラットフォームであるGA-Bを初採用した5ドアハッチバックモデルです。搭載されるパワートレインは、1リッター直列3気筒ガソリンと1.5リッター直列3気筒ガソリン、そして1.5リッター直列3気筒ガソリンにモーターが組み合わされたハイブリッド仕様の3種類となります。パワーはそれぞれ、69馬力、120馬力、91馬力+80馬力となっています。ハイブリッド仕様のハイブリッドXというグレードはWLTCモード燃費で36.0km/Lという世界最高レベルの低燃費を実現しました。

トランスミッションは、全車にCVTが設定されているほかに、1.5リッターエンジン仕様には6速MT仕様をラインナップしています。ハイブリッド車は電気式無段変速となります。駆動方式は2WDのほかに、4WDのグレードも設定されており、1.5リッターハイブリッドにはトヨタのコンパクトカーで初となるE-FOURを採用するなど注目度の高いモデルなのです。

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それに対してまして、GRヤリスには、ベースの新型ヤリスと同様にTNGAプラットフォームのGA-Bを採用していますが、3ドアハッチバック仕様に仕立てられています。パワートレインは新開発の1.6リッター直列3気筒ターボエンジンで最高出力は272ps。トヨタは多くのモータースポーツで培ってきたノウハウを活かし鍛え上げたこのエンジンを自慢したがっているようにも思えます。そして、スポーツ4WDシステムであるGR-FOURを新しく搭載することで、コンパクトカーとしては高次元での性能を追求したモデルとなっています。まさに異次元の世界でしょう。

ボディサイズでの違いについては、新型ヤリスのボディサイズが全長3940mm、全幅1695mm、全高1500mm、ホイールベース2550mmに対して、GRヤリスは全長3995mm、全幅1805mm、全高1460mm、ホイールベース2558mmという設定になっています。GRヤリスのほうが幅が広く取られており、高さも少し低くなっていますよね。ベースモデルのヤリスが5ナンバーに対して、GRヤリスは3ナンバーボディとなっているのです。GRヤリスはTOYOTA GAZOO Racingより、モータースポーツで鍛えられたノウハウと人材で世界に通用する市販のスポーツカーを世に出す、という宣言をしてきた組織です。その第一号としてまずは2019年に17年振りとなるスープラのGRブランドが登場しました。GRスープラがレースから生まれたスポーツカーであるならば、ラリーからはどんなクルマを生み出してやろうか。モリゾウさんからの指示は世界のラリーで通用する市販4WDスポーツ、しかも次期WRカーのベースとなり得る市販車の開発に着手するようにということでした。

トヨタはセリカGTーFOUR以来、20年ぶりの本格4WDスポーツ車両の開発と意気込んで開発してみたものの、トヨタにはノウハウも技術経験者も乏しかったといいます。新型GRヤリスは、コンパクトな1.6リッターターボエンジン、272psのパワーを伝達する新開発のフルタイム4WDシステムであるGRーFOURを開発、それを支える足回りはリアに専用のダブルウィッシュボーンを装備しており、トレッドについては86よりもワイドになっているというのです。さらにフロントフード、左右のドアパネル、バックパネルはアルミ製、ルーフにはカーボンを採用して軽量化を図ると共に、バッテリーをリアに配置するなど重量の配分にも気を遣っています。従来は市販モデルが先に開発されて、その後スポーティ仕様やレース仕様が開発されるのですが、市販車の新型ヤリスとは別に、GRヤリスの場合はラリーで勝つことを目標として開発されてきました。

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◆GRヤリスの装備は標準モデルとは全く違う

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2020年2月10日に発売されるということでアナウンス済みのヤリスですが、1月10日に開催された東京オートサロン2020でGRヤリスの事前予約がスタートしています。1月10日から6月30日までの期間限定での予約となりますが、特別仕様車の「RZファーストエディション」と「RZハイパフォーマンスファーストエディション」の2つを設定しウェブ限定で予約開始をしています。先行予約限定モデルとなる特別仕様車のRZファーストエディションは、RZグレードをベースとしており、マットブラック塗装を施したラジエターグリル、フロントサイドディフューザー、リアスポイラー及びリアバンパーを特別装備しています。

そしてそれよりもハイグレードの特別仕様車であるRZハイパフォーマンスファーストエディションにおいてはRZグレードをベースに、より限界性能を高めたトルセンLSD、冷却スプレー機能付空冷インタークーラー、マットブラック塗装のBBS製鍛造アルミホールなどを装備しています。東京オートサロンで公開されたGRヤリスですが、この2つのモデルのほかにもヤリスカップモデルやCVTモデルの展示もされていました。2020年夏頃から販売がスタートすると言われているGRヤリスですが、CVTモデルがエントリーグレードになる可能性も出てきています。最廉価モデルは350万円くらいからのスタートになると予想されています。

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このように標準のヤリスとGRヤリスを比べてみると結構な装備の違いがあるということになります。久しぶりに欲しいと思ったトヨタのクルマではないでしょうか?車名以外が全部違うくらいの性能を秘めているヤリス。2020年はWRC日本開催も決まっていることから、相当気合いの入ったモデルを投入してきたと思うのです。WRCで勝つために投入されたGRヤリスは、ユーザーの度肝を抜く性能を誇っているに違いありません。

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