キックス 日産 価格が新型ハリアーの価格と大して変わらないという謎。割高感が半端ない?

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日産から新型コンパクトSUVのキックスが登場しました。6月にはトヨタから新型ハリアー、RAV4 PHVも登場しSUV市場はかなり混戦状態にありますね。2020年の秋にはヤリスクロスが登場するなどクロスオーバーSUVとしてはかなり充実した年になりそうですが、日産のキックスはかなり高い価格を設定していると思いますが一体なぜなのでしょうか?

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◆新型キックスの割高感の謎

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18ヶ月の計画がスタートしている日産ですが、まず先陣を切ったのはキックスではないでしょうか?ノートよりパワーアップしたシリーズハイブリッドシステムのe-powerや、新世代のスタイリングもかなり評価されているようです。

ですがキックスの価格帯はコンパクトSUVというにはかなり高い設定になっています。新型ハリアーの廉価モデルは299万円からを考えるとどうでしょう?高いと感じる方もいるでしょう。1.2リッターエンジンのハイブリッドで275万9900円からスタートですからね。電動化の進む時代にエンジン排気量を基準に高いや安いというのはどうやら違う時代がきたということでしょうか?排気量だけで価格は計れないということなのかもしれません。

キックスのボディサイズは全長4290mm、全幅1760mm、全高1610mmで一般的にはBセグメントと言われるサイズになります。BセグメントSUVで280万円ではいわゆる輸入車並みの価格帯になるのですが、キックスは日本で生産ではなくタイで生産、輸入していることから、輸入車扱いにしているということなのかもしれません。それでも日産ブランドでこの価格帯はずいぶんと強気に設定したものだと思われます。

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◆ヴェゼルとの比較は!?

BセグメントのSUVといえばホンダのヴェゼルが人気のモデルですね。1.5リッターのハイブリッドも設定されており、ちょうどライバルと言えるモデルではないでしょうか?ヴェゼルのハイブリッドの価格帯は250万5555円から298万186円で、キックスと大して変わらない金額になっています。ヴェゼルには4WDの設定もありますから、価格が高くなっているようですけども、それでもヴェゼルの最上級モデルとキックスの廉価モデルでは15万から20万円ほどしか変わらないということに驚きを隠せません。

ヴェゼルの量販グレードはXホンダセンシングでFFでは258万6018円で4WDでも280万5018円です。ヴェゼルハイブリッドのエンジンは1.5リッター 4気筒でシングルモーターとの組み合わせですがシステム出力は112kwです。キックスの駆動を担当するモーターの最高出力は95kwですのでこのあたりでもキックスは価格を高く設定しているんだなぁと思うのです。

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◆C-HRは燃費がいい!

キックスの本当のライバルはC-HRではないのかという声もありますが、C-HRはハイブリッドはFFのみの設定で価格帯も273万から299万5000円というところを考えるとキックスに近い存在かもしれませんね。

C-HRはスタイル優先のデザインとなっていることでも有名ですが、全高も1550mmと低くなっており、キャビンの広さではキックスが優勢といえるでしょうか?とくに室内長はキックスが1920mm、C-HRが1800mmとキックスが広くなっています。

キックスはBセグメントSUVでC-HRはプリウス系のプラットフォームを使っていることからもわかるようにCセグメントSUVともいうべきもので、パワートレインも1.8リッターのハイブリッドとなっています。しかもWLTCモード燃費ではC-HRは25.8km/Lでキックスの21.6km/Lを大きく上回ります。

キックスには新世代のスタイリングとワンペダルで操作できる新しいドライブ感覚という魅力があります。全く新しいモデルをそれなりにデビューから時間が経ったモデルと価格だけで比較するのはどうかとも思いますが、それでもキックスは南米では登場していたモデルですので全く新しいモデルとも言いがたいところがあります。

BセグメントSUVというカテゴリーでみてみれば少し高い、価格帯が同じくらいのライバルはセグメントや排気量が一クラス上となればキックスが割高に感じられると思うのは無理もないというところかもしれません。

◆ユーザーの意見は!?

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価格に敏感なカテゴリーということもありキックスの価格設定が割高になる理由は厳しいものがあるのではということが言われています。「日産ブランドである」、「タイ生産モデル」、「新型e-powerの搭載」というところがキックスの価格帯を押し上げているのかもしれません。

ですが、今最も苦しい日産の懐事情を考えると価格帯は上げておかないとということもあるのでしょう。ゴーンショックから日産の体制が大きく揺れ、コロナの影響で販売もままならない、そもそも経営がしんどいとなると、人気のカテゴリーに投入することで価格設定を見直し、18ヶ月計画でもとの日産の体制に戻さないといけないとなると、人気のSUV市場で相当儲けないとこんどこそ日産倒産となり得ないのでしょうね。

それでもキックスの価格設定はどうにかならないものかと思ってしまいますけどね。この価格帯であれば新型ハリアーを買ってしまうんじゃないでしょうか!?

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