ヤリスクロス サイズ 比較 ホンダフィットクロスターやマツダCX-3との違いは!?

ヤリスクロスが本格的に情報開示されてきています。スタイリッシュでありワイルドな感じのヤリスクロス。世界戦略のクロスオーバーモデルとして、パワーユニットはハイブリッドと1.5リッターガソリン搭載。ボディサイズは全長が4180mmとプラットフォームは新世代のTNGAを採用します。工藤法規はFFと4wdが採用され、発売は2020年の9月を予定している今もっとも注目されているモデルです。

スポンサーリンク

■ヤリスクロス GRヤリスファミリー第2弾として登場

1

新型のヤリスクロスはWRC(世界ラリー選手権)投入モデルのGRヤリスに続くヤリス・ファミリーともいうべきモデルでその第2弾となります。欧州をはじめとして世界で販売されているトヨタの世界戦略車として設定されています。このモデルはヤリスに樹脂パーツを取り付けただけの、お粗末なモデルではないと豪語されています。ダイナミックなデザインと独自の個性を備えた新しいコンパクトSUVなのだと語るのです。発売時期は2020年8月末、欧州では2021年を予定しています。

エクステリアのデザインについてはヤリスを踏襲する部分が50%、新規のデザインが50%という構成になっており、フロントは高めのボンネットとヤリス比で60mm延長されたオーバーハング、そしてRAV4のイメージも継承したのびやかな、そして力強いデザインが特徴でしょうか。サイドのデザインについては個性的な形状のホイールアーチと大胆なクラッディング処理が施され、大径タイヤとホイールが目を引きます。

リアについてはレクサスUXをイメージさせる寝かされたCピラーと、ワイドフェンダーからの強い絞り込みや特徴亭なリアコンビランプ、さらに堂々とした印象をアピールしているといえるでしょう。全体的にはタイヤが4隅にきっちりと装備されたガッシリと踏ん張り感のあるスタイリッシュなフォルムとして見ることができます。

ボディサイズは全長が4180mm、全幅が1765mm、全高1560mmでヤリスの全幅3940mm、全幅1695mm、全高1500mmよりは一回り大きく設定されています。とくに全幅は70mmも広くなっており、日本の道路環境でも取扱いのしやすいサイズに収めてきました。全高の1560mmは立体式のパーキングについては利用できるのか気になるところです。

ヤリスクロスのインテリアはヤリスと共通点が多く、メーター回りは専用デザインとされており、公開された日本仕様にはシフトレバー後方に走行モード切替用のダイヤルが装着されています。さらに欧州仕様のシートはダイヤモンドステッチ形状、各部にヤリスクロス独自の演出がなされているのも注目ポイントといえるでしょう。ブラウン、ブラックのインテリアカラーと相まって、全体的にヤリスよりも上質な大人感が漂っている感じがします。

ホイールベースはヤリスと比べると10mm長い2560mmですが、後席の居住性はヤリスと同様に見えますが、ルーフライン変更によるヘッドクリアランスの拡大やサイドウインドウの大型化で開放感はアップされています。ヤリスよりも140mm延長されたリアオーバーハングはラゲッジルームに活用されており、40:20:40の3分割シートバックや多彩にアレンジできるラゲッジボードと相まってユーティリティは高くなっています。リアゲートはこのクラスでは大変珍しいハンズフリー機能付の電動タイプが設定されています。

スポンサーリンク

◆ヤリスクロスのメカニズム

0

パワートレインはガソリンが1.5リッターの直列3気筒ダイナミックフォースエンジンと発進ギアを持つダイレクトCVTとなります。ハイブリッドは1.5リッターエンジンとモーターで構成されるTHS-Ⅱです。基本的にはヤリスと共通で、ハイブリッドの4wdシステムはリアにモーターを搭載するAWDのE-fourになるのでしょうが、発表時のリリースでは通常運転はFF、必要な時にトルクを後輪に伝えることや、日常の運転、悪条件、でこぼこ道でさらなる安定とトラクションを提供しており、モーター駆動で機械式よりコンパクトで軽量であるといいます。ヤリスよりも高い出力のリアモーターを搭載する可能性も高く、インパネ空調パネル下にはヒルディセントコントロールのスイッチも配置されています。

プラットフォームはGW=B型が採用され、TNGAの理論に基づいて開発された次世代タイプが採用されています。低重心で、ワイドスタンスなどの基本特性はそのままとしながらも、トレッドや最低地上高を変更し、俊敏性が高く無駄な動きが抑えらえているヤリスの走りに加えて、ストロークとロールを活かした、しっとりとした乗り味が期待できます。最低地上高は今のところ未発表ですが、十分なロードクリアランスが確保されているようで、フロア底面はフラットに仕上がっています。オフロード性能は十分に確保されていると思われます。

安全支援システムは、最新のトヨタセーフティセンスが採用されます。日本仕様のヤリスのアダプティブクルーズコントロールは全車速対応ではないですが、電子パーキングブレーキのヤリスクロスはこの点が解消されるのではないかといわれています。

価格の設定についてはヤリスよりも高くなるようで、乗りだし価格は200万円を切る190万から260万前後ではないでしょうか?

スポンサーリンク

◆ヤリスクロスの競合モデルは!?

2020年7月現在も世界的にクロスオーバーSUVは人気のカテゴリーとして変わらずです。その中でもコンパクトクラスのモデルはハッチバックからの乗り換えやダウンサイザーが多く、注目が集まっているカテゴリーです。ヤリスクロスのライバルとなるモデルにはどのようなものがあるのでしょうか?

・ホンダ フィットクロスター

多くのユーザーがヤリスクロスのライバル車としてイメージするのはホンダのフィットクロスターではないでしょうか?通常のフィットよりもよりたくましく仕上げた印象で、新型フィットの新しい顔にもなっています。クラッディング処理を含めた専用デザインはベース車よりも魅力的だ、なんて声もあったりするほどです。

その魅力的なところはパッケージングにもあるようです。センタータンクレイアウトを活かしたユーティリティは圧倒的で、特にリアシート回りはコンパクトボディだからこそできる広さを誇っています。

パワーユニットはガソリンが1.3リッター、ハイブリッドは1.5リッター+2モーターのe:HEVです。

フィットクロスターのおすすめはなんといっても優れたパフォーマンスと静粛性を備えたe:HEVではないでしょうか。余裕のある加速性能とともに、ストローク感が増したサスペンションとエアボリュームの高いタイヤの組み合わせたが、やさしい乗り心地と穏やかなハンドリングを提供してくれます。

フィットクロスターは最低地上高がアップしているものの、走破性はさほど追及していないのであくまでも雰囲気を楽しむためのモデルという位置づけで考えてみる必要がありそうです。

・マツダCX-3

クロスオーバーSUVといえばマツダではないでしょうか?前席を優先した設計、パーソナルユースな指向、基本コンポーネントはマツダ2がベースというキャラ設定は、ヤリスクロスに近いものがありそうです。マツダ2(旧デミオ)はヤリスとは同じコンパクトカーとして競い合った中ともいえます。北米ではマツダ2がトヨタへOEM供給しているということですので、ひょっとするとこのCX-3が一番近いライバルかもしれませんね。

CX-3の魅力としては、クラスレスな上質感ある内外装で、カジュアルすぎることもなく、適度にスポーティであり、という立ち位置はヤリスクロスと比べるとないものです。エンジンはガソリンが1.5リッター、2.0リッター、ディーゼルは1.8リッターターボで、どのモデルも一長一短ありますが、バランスの取れたモデルはガソリンの2.0リッターではないでしょうか?

・フォルクスワーゲンのT-クロス

コンパクトSUVを投入するとは!?と思われたのがフォルクスワーゲンでポロをベースに開発されたクロスオーバーがTクロスです。特徴としては遊び心を感じさせるエクステリアのデザインで、ボディサイズは全長4115mm、全幅1760mm、全高1580mmとホイールベースは2550mm。ヤリスクロスと比較するとほぼ同じ大きさといえるくらいのモデルです。

パワートレインは3気筒の1リッター直噴ターボ+7速DSGで、スペック以上の走りと力強さを誇ります。Tクロスの少しかっちりとしたボディになめらかな走りは2つくらい上のクラスに匹敵するものがあります。欧州仕様を含め、全車FFレイアウトになっており、4wdについては未設定というところが残念なくらいで、あとは魅力が余りあるところがあるということがいえそうです。

◆ヤリスクロス登場でトヨタSUVラインナップが盤石な体制に

トヨタのSUVの始まりは初代RAV4までさかのぼります。印象的だったのが初代モデルでそれ以降のモデルはライバル登場で存在感が薄れてきた感じがありました。トヨタの車で2010年代前半のSUVラインナップはクロスオーバーとしてはRAV4とハリアーのみという、今でこそ大したことのないラインナップだったのです。

そんな中、トヨタのSUVとして革新的なモデルとして登場したのC-HRでした。デザイン重視のエクステリア、割り切ったパッケージング、ニュルブルクリンクなど世界の道で走りまくった、C-HRはトヨタ車とは思えないほど大胆なコンセプトで登場したのでした。日本をはじめ、欧州でも評価は高く、欧州は一般的に日本車に対しては厳しめで評価されますが、C-HRだけはいいというユーザーも多いといいます。

C-HRは提案型のクロスオーバー車としてインパクトを与えてくれました。さらに2019年4月には復活した5代目のRAV4が決定的でした。SUVという名のもとに原点に立ち返った力強いエクステリア、広く質の高いインテリア、そして軽快なガソリンと力強いハイブリッドのパワートレイン、最新のTNGAを採用したシャシーと4wdシステムなど、オン、オフ関係なく高いバランスを誇り、現代のSUVとしてその確固たる地位を確立したのがRAV4でした。

新型RAV4が登場してから次期ハリアーはどうなるのだろうか?という声も出てきた中、そのキャラクター設定ははっきりと決められていたようです。RAV4が都会派SUVからオフロード寄りになったのは新型ハリアーがすでに設定されていたからということです。RAV4の基本コンポーネンツを活用しながら、クーペ風のスタイリッシュ造形とレクサスすら顔負けするインテリアを採用し、トヨタはRAV4とハリアーという個性の違う2つのモデルでミドルクラスSUVのユーザーを取りにいったといえるのかもしれません。

◆コンパクトSUVの代表格にもなったライズ

ダイハツからOEM供給されているライズですが、コンパクトなクロスオーバーSUVがほしいという声にこたえるべく2019年11月に登場しました。今までなかったのがうそのようなお手頃な価格な5ナンバーサイズモデルは、自動車業界が驚くくらいのヒットモデルとなっています。

その総仕上げともいうべきモデルがヤリスクロスなのです。ラインナップを下から見ると、ライズ、そしてC-HRの中間に位置するモデルとされています。新型ハリアー、RAV4、ランクルプラド、ランクルなど、SUVの1リッターモデルから、2.7リッターモデルまで、選択肢は幅広くなります。ユーザーにとってもこれ以上ない選択ができるのがトヨタのSUVかもしれませんね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク