キックス 日産 安全装備で気になるのは全車速追従機能付ACC搭載なのか?ということ。

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日産から登場したキックスですが、順調に予約を獲得しているようですね。7月末時点では10000台を超えるほどの人気ぶりということで、このコロナ禍にあって注目度は高いと思われます。2020年6月に登場したキックスですが、初のe-POWER搭載のSUVとして、コンパクトSUVに殴り込みをかけてきました。そんな新型のキックスの気になる点を考えていきたいと思います。

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◆新型キックスには1つのパワートレイン

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新型キックスはなぜこれほどパワートレインの種類が少ないのでしょうか?グレード構成については276万円と286万円のX、Xツートーンエディションの2つです。両モデルともに1.2リッターのeーPOWERが搭載され、駆動方式はFFのみになっています。ガソリンやディーゼルの設定はなく、4WDの設定もないということで、いささかさみしい気もします。

特徴といえば特徴になるキックスのパワートレインですが、1つしかないというところにはなにか問題があるのでしょうか?現代において、燃費重視やエコロジー至上主義という中で、環境性能については優れているといえるe-POWERだけあればいいと日産も思っているのでしょうか?

このe-POWER搭載のモデルについて、総合的に価格が高くなりがちということもありますが、e-POWERの設定しかなければ通常のガソリンモデルやディーゼルモデルと比較検討した上で、ハイブリッドを購入したいという層を逃してしまうことに繋がりかねないということですね。

キックスというコンパクトなサイズであれば200万円前半の価格に設定できるガソリンモデルも登場することができれば売れ筋モデルになる可能性も十分にありそうです。e-POWERといえば
ノートやセレナにも搭載されており、その良さは十分に認識している方は多いと思うのです。

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◆新型キックスは売れるSUVなのか?

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新型のキックスが属しているカテゴリーはトヨタのC-HRやホンダのヴェゼルと同じものになります。2020年6月までの上半期でSUVとして一番販売されているのはトヨタのライズで58000台ほどになります。

ライズが属しているカテゴリーはSUVの中でも本当の意味でコンパクトSUVになります。排気量は1リッターでまさにユーザーとしては待ってましたとばかりと思われるようなカテゴリーへの投入となりました。

キックスはライズよりも上のクラスに位置するモデルで、排気量こそ1.2リッターですが、3ナンバーモデルとなります。

ライズのボディサイズは全長3995mm、全幅1695mm、全高1620mmで、5ナンバーモデルでありながら、走行性能や安全性能についてはSUVの中でもトップクラスを誇ります。キックスのボディサイズは全長4290mm、全幅1760mm、全高1610mmでライズのほうが一回り小さいことがわかります。

現状のキックスでも日本の市場にあった大きさではあるものの、ライズ投入によってコンパクトSUVというカテゴリーが大きく変わってしまいました。日本仕様として投入したのであれば、ライズほどの大きさへ変更してもよかったのかもしれません。

ライズの大人気の理由についてはさまざまありますが、排気量の大きさ=税金の違いがあるのかと思われます。ライズまたは兄弟車のロッキーの自動車税は年間で29500円、キックスは1リットルから1.5リットルの間にあるために34500円となります。

これだけでもライズを選択する理由にもなりそうです。わざわざハイブリッドを選択しなくても、車両本体価格はだいぶ安いですし、そこまでして高いeーPOWERを選択する必要はありません。ライズとキックスの価格差はおよそ100万円ほどあります。しかも同じ2WDです。

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◆新型キックスは後方視界が悪い!?

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色々と情報を整理しているとどうやら、新型キックスの後方視界は悪いようです。人口工学に基づいて設計されているゼログラビティシートを採用しており、シートの座り心地は十分あります。視界の高さやAピラーの形状から運転中の前方視界も良好となっています。しかしながら、後方視界だけは難あり、というのです。

新型キックスのリアシートは60:40の分割可倒式シートを採用しています。リアシート中央にもヘッドレストが装着されており、リアシートに座る乗員の視界を確保して快適性を確保するために、フロントシートとリアシートには意図的に段差がつけられているというのです。さらにはリアウインドウの面積も小さ目になっています。

視界の悪さはこの2つが理由として挙げられていますが、目視ではほとんど後方を確認することができないともいわれています。もし3人でもリアシートに乗った場合には、目視での後方確認は全くできないとも思われます。

ただし、新型のキックスにはこの後方視界の悪さを解消するために、フロントシートにスマートミラーが採用されています。スマートミラーとは、カメラでとらえた映像をミラーに映すことで後方の視界を確保する技術です。雨などの際には、スマートミラーでの後方確認が楽そうです。

新型のキックスはパワートレインは少なく競合と比べた場合の商品力は劣るものの、今後追加される可能性もあります。ユーザーの希望などが日産に聞き届けられた場合には、廉価モデルのガソリンやディーゼルも登場してくることになるのかもしれません。

◆新型キックスの安全性能

新型キックスは2020年6月に登場したばかりということで安全性能もより改良されています。

・プロパイロット

アクセル、ステアリング、ブレーキを制御して、高速道路の運転をサポートします。

・インテリジェント アラウンドビューモニター

上空から見下ろしたような映像で駐車をサポートします。

・インテリジェントエマージェンシーブレーキ

表示やブザーで注意を喚起し、ブレーキを作動させて衝突回避をアシストします。

・インテリジェントLI/LDW(車線逸脱警報)

車線逸脱を警報表示とステアリング振動でお知らせします。また車を車線内に戻す操作を促してくれます。

・踏み間違い衝突防止アシスト

駐車場で障害物がある場合、踏み間違いによる急加速を抑制し、衝突回避をアシストしてくれます。

・インテリジェントトレースコントロール(コーナリング安定性向上システム)

4輪それぞれのブレーキを制御し、安定感の高いコーナリングを実現します。

そのほか、

SOSコール
ヒルスタートアシスト
ハイビームアシスト
オートブレーキホールド
インテリジェントルームミラー

などが搭載されています。

注目はやっぱりプロパイロットでしょうか。同じクラスのヴェゼルは速度域限定ですが、キックスは全車速追従機能付となります。電動パーキングブレーキが全車標準装備となっているために、オートホールド機能を駆使してACCを使えるために便利ともいえるでしょう。

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