エルグランドにe-power搭載はない!?新生代EVとして登場か?あるいは別エンジン搭載も!?

elgrand_1812_performance_01.jpg.ximg.l_full_m.smart

6月からキックス、7月にはアリア、マグナイトの発表など立て続けに新型車の発表をしている日産ですが、次の新車で注目されているのはエルグランドです。日産のフラッグシップミニバンだけに、ハイブリッドや日産自慢のe-POWER、プロパイロットもいまだに搭載されず、アルファードやヴェルファイアに大きな差を付けられています。Lサイズミニバンのパイオニアともいうべきエルグランドですが、次期モデルの搭載について調べてみました。

スポンサーリンク

◆次期エルグランドは開発中?

elgrand_1812_performance_01.jpg.ximg.l_full_m.smart

2020年3月期の連結決算で6700億円もの赤字という発表をした日産ですが、これは想定内という内田社長の話にはびっくりでした。この巨額の赤字の理由には新車の登場が乏しいということで販売低下が挙げられています。

日産は18ヶ月の間に12もの新型H差を登場させるという方針を掲げました。日本国内ではすでに、発表されました6月登場のキックス、7月に発表したアリア、これからの予定としては、ノート、エクストレイル、フェアレディZが登場すると言われています。

その中で、日産としては長い年月を経過したモデルもあったりします。それは、マーチやエルグランド、GT-R、フーガ、シーマなどです。キューブとティアナは販売を終えており、気になるのはやはりエルグランドではないでしょうか?各自動車メーカーにはLサイズのSUVやミニバンの設定は当たり前のようにされている中で、次期エルグランドについての計画を探っていきたいと思います。

スポンサーリンク

◆売れないエルグランド

elgrand_1812_function_01.jpg.ximg.l_full_m.smart

現状エルグランドは売れていないモデルの部類に入ります。アルファード/が毎月5000台は売れている中で、ヴェルファイアは1200台前後、エルグランドはたった500台前後です。後発組であったアルファードやヴェルファイアよりも売れていないエルグランドですが、その理由としては、3列目に問題があると言われています。

1列目や2列目は快適ですが、3列目は膝前がかなり狭く、体育座りになっているかのような座り方になってしまいます。Lサイズミニバンとしての快適性は皆無と言わざるを得ません。

エルグランドの室内長は3025mm、室内幅1580mm、室内高は1300mm、燃費性能はJC08モードで9kmほどでガソリンはハイオクです。

それに対してアルファードは室内長は3210mm、室内幅1590mm、室内高1400mm、燃費はWLTCモード燃費でガソリン車でリッター10kmほど、ハイブリッドではリッター15kmほどです。しかもレギュラーガソリン。

これだけでも大きな違いがあると思われますね。今やできる限りお金をかけたくないと思っているユーザーが山ほどいるなかで、ハイオク、しかもリッター9kmとか、どうやって販売しているんだろうと思ってしまうほどのスペックです。

しかも3列目のたたみ方も、背もたれを前側に倒す方式なので、左右跳ね上げ式や床下格納式に比べて荷室の床が高くなっています。全高は1815mmでアルファードよりも100mm以上低く、3列目と荷室が狭くなっています。

エルグランドがいまだ人気のない理由としては、アルファード/ヴェルファイアの魅力が圧倒的だからと片付けられることが多いと思いますが、実用性という面においても負けていると言えます。

そして最大の人気のない理由としては、スカイラインやフーガに搭載されている3.5リッター、V6ハイブリッドやエクストレイルに搭載されている2リッター、直4のハイブリッド、そしてセレナ、e-POWERについてはエルグランドにはいまだ投入がないということでしょう。

スポンサーリンク

◆次期エルグランドの進行度

1

一時期エルグランドの開発凍結の情報が出ていたのですが、今のところフルモデルチェンジに向けて開発は進んでいると言われています。7月15日に発表されたアリアのデザインが流用されることが濃厚で、次期エルグランドには最新の日産デザインが採用されることでしょう。

現状エルグランドの不満としていえるのは3列目の居住性にあることから、現行モデルの不安要素は解消され、アルファード/ヴェルファイア並みに性能を寄せてくることは間違いないと思われます。

そして、注目のパワートレインには2.5リッター、NAガソリンを中心に将来的には北米仕様のアルティマやインフィニティなどにも搭載されている可変圧縮比エンジンが採用されるといいます。

e-POWERについて、現状のセレナやノートにも搭載されている1.2リッター仕様であればパワー不足になります。可変圧縮比エンジンの採用領域を拡充することをアナウンスされているのですが、こちらにもe-POWERが採用されるということは明らかにされています。

日産のハイブリッドシステムは今のところ複雑ということでコストも高くなっているのですが、日産のエンジニアが言うには、燃費向上分とのバリューを考えると、この可変圧縮比エンジンの方がハイブリッドよりもずっとイイと言うことのようです。なので可変圧縮比エンジンとe-POWERの組み合わせというのがあるのかもしれません。

・可変圧縮比エンジンとは

圧縮比を変えることができるエンジンのことで、圧縮比が高いほど、エンジンの熱効率も高くなるので圧縮比はあんるべく高めることが望ましいといいます。圧縮比を高くしすぎると、ピストンが上昇している途中で、混合気が熱くなりすぎ、点火プラグで火を付ける前に部分的爆発が起こり、エンジンの異常な振動が発生するノッキングが生じやすく、むやみに高めることができません。

従来のガソリンエンジンの圧縮比は10程度でしたが、登板時や加速時、または高負荷時にはノッキングが生じやすいものの、定速での走行時のように低負荷時にはノッキングが生じにくかったのです。従来のエンジンでは圧縮比は固定でしたので熱効率が低かったため可変式の圧縮比にすることで負荷に応じて常に最適の圧縮比にすることになりました。

◆ユーザーの反応

次期エルグランドの登場は2022年とも言われています。確実に搭載されるのがプロパイロット、先進技術で、問題はe-POWERが搭載されるかどうかでしょう。

広さでいえば、エルグランドよりもキューブの方がよさそうで、e-POWER搭載の場合はキューブの方が売れるんじゃないかと思われます。

何がよくて、何が悪かったのかがはっきりと分かっているのであれば、アルファード/ヴェルファイアには負けなかったのかもしれません。日産の開発陣は実はユーザー目線ではなく片手間でエルグランドを作っていたのではないのかと思われる節もありますよね。

エルグランドは低重心で走りは悪くはなく、事実CMなどでも走りにフューチャーした売り出し方をしていました。ただ、ミニバンに走りを求めている人がどれくらいいるのかって話で、ミニバンの利点は多人数の居住性と荷室の積載性、それに運転時の高い位置からの視認性と思われます。現行型はほとんどスポイルされています。

車両の技術的なものはともかく、車の企画自体が日産は駄目なのかもしれません。車をほとんど知らない人間を国内担当のトップに置いてみたり、明らかに人選がおかしくなっています。

トヨタに比べると、車に対する熱の入れようがいかに低いかが分かります。

スポンサーリンク
スポンサーリンク