新車情報2021 ホンダeがついにベールを脱ぐ!コンパクトに見えて中身はスポーツカー並み。

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2020年8月末にもホンダeが登場するといいます。今回メディア向けの技術説明会があったということですが、そこから読み取れるものを探していきたいと思います。2019年の東京モーターショーで公開されたホンダeとともにその概要に迫ってみましょう。

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◆新車情報2021 ホンダeの発売は8月末に

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ホンダeは専用のEVプラットフォームを活用します。とてもシンプルでモダンなエクステリアを採用しており、コクピットには世界初となる5スクリーンを水平配置としており、AIによる音声認識をはじめとして最先端のコネクティビティを搭載しているのです。

注目の電気モーターのスペックについては、154ps/32.1kgm、バッテリー容量は35kwh、航続距離はWLTCモード燃費で283km、JC08モード燃費で308kmと案内がありました。

・ホンダeのラインナップ

ホンダeのラインナップはシンプルなグレードの「ホンダe」と、装備が充実と言われている「ホンダeアドバンス」の2つのグレード展開がなされると言われています。ですが、価格、発表や発売、販売の計画についてはまだ明らかにできないということがきつく言われているそうですね。

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◆新車情報2021 ホンダeのコンセプト

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今回のホンダeで目指したのはホンダらしさといいます。ホンダらしさとは他メーカーには絶対に真似できない車を作ることです。その中でホンダが目指した自動車は、小さいボディで都市部でも使いやすく、そして環境に優しいベストなEV車です。

今でこそ欧州でも街中は狭い駐車スペースがあったり、スモールカーでも結構スタイリッシュであったり。また100年に一度の大変革期と言われている自動車業界にあって法規制も変わってきています。

最近のEV車は、大きなバッテリーを積んで幅が広く車重も重く、取り回しというとそれほど楽ではありません。そんなEV車が多くなってきている中で、ホンダeは一旦その概念を忘れて、小さく付くって都市部でも使いやすい車にすると同時に、先進的な技術を埋め込んでこの技術に磨きをかけていって魅力的な車にしていきたいと思うのです。

現代は通信環境がより進化しています。自宅ャ職場など、また地域や国境を越えたコミュニケーションが自在に行えるようになっており、仕事とプライベートも垣根なくシームレスに繋げることができるようになってきています。

このような時代の中で、人と車と社会が繋がる、様々なシームレスライフを創造してもらいたいという想いを込めてホンダeの開発コンセプトを「シームレスライフクリエーター」と設定したのです。

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◆新車情報2021 ホンダeの特徴

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ホンダeの特徴は様々あります。まずはホンダeのエクステリアからご紹介しましょう。

円を基調としたわかりやすいキャラクターで、シンプルでありモダンでもあるデザインにしたことで、開発の中では”つるピカ”デザインと呼ばれているそうです。

ホンダeのボンネット中央にある充電や給電ポートは、充電で頻繁に触れる部分ということもあり特別にデザインされ、肌触りのいい全面ガラス製となっています。回転スライド式が採用されています。

フロントマスクはブラックアウトされており、リアパネルには様々な機能を集約してシンプルでクリーンなデザインへと仕上がっています。ライト類やマルチビュー用のカメラ、ホンダセンシングのレーダーリッドなどをフロントグリル、リアパネルに集約。

アイコニックな要素を際立たせるためにデザインのノイズが抑えられ、見せる要素と隠す要素を明確化しています。最小化されたフロントの冷却開口部や、フォグランプ、ドアミラー、リアリフレクターなども斬新な発想となっています。

ワイパーやカウルトップパネル、キーシリンダーを見えない位置に隠しており、フロントピラー段差をセンターピラーガーニッシュ、アウターハンドル、パーキングセンサーなどをフラッシュ化しており、廃車されたのはライセンスガーニッシュ、ルーフモール、ドアサッシュ、ルーフアンテナなどがあります。

サイドカメラミラーシステムはミニマムのサイズとされており、車幅内に収まるように設置されています。アウターハンドルはボディに出ないようにフラッシュなデザインとされています。

ライト類はフルLEDで、シンプルで親しみのある正円形状となっています。FOBキーをもって近づくとポジションライトが点灯するウェルカム機能が搭載されています。

EVはアイドリング音がないので、外観的にパワーのオン・オフの違いを明確に設定しています。ライト類点灯時には明るい表情を演出し、消灯時にはブラックアウトされます。

ホンダeの欧州仕様は全長が3895mm、全幅1750mm、全高1512mm、ホイールベースが2530mmとなっており、フィットやヤリスとも同じくらいのボディサイズとなっていることから、運転のしやすさを連想させます。

このボディサイズで154ps/32.1kgmというスペックはかなり大きなものであると想われます。電気という条件はあるものの、走行性能についても申し分ない力を発揮しそうですよね。

◆新車情報2021 ホンダeの内装

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ホンダeの内装、特にインパネ部分ですが、今までにないデザインとされています。使いやすさと先進的な室内空間になっており、5つのスクリーンを水平に配置する世界初となる「ワイドビジョンインストルメントパネル」が採用されています。

この両脇にはサイドカメラミラーシステムと、ステアリングの奥にはメータースクリーン、12.3インチのスクリーンを2枚並べて水平に配置されています。

この12.3インチのスクリーンの2画面水平配置を活かした表示設定としたポイントについては、ボタン一つで左右画面を入れ替えたり、アプリ履歴や表示やアイコンボタンのフリック操作で右側から左側の画面にアプリを表示させることもできるということが特徴になっています。

いまの時代車内Wi-Fiの設置は当たり前のようになっていますが、ホンダeでも同じで、車内Wi-Fiでスマートフォンと通信を行うNFCが組み込まれています。その中でも音声認識システムが優秀で、「OK,ホンダ」と呼びかけるとホンダパーソナルアシスタントが作動します。

情報提供だけではなく、「疲れた」と話してみると、インストラクターキャラが「お疲れ様です」などの癒やしの言葉をかけてくれたり、挨拶するとスクリーンの中をはねて大喜び!であったり。

話しかけないとずっと寝ているなど、このホンダeへの愛着が高まるような仕様になっています。会話をすることでリラックスをしたり、運転時の睡眠を軽減する働きがあるのでしょう。

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そしてホンダeの特徴の中でもこれは!と想われるのがスマートフォンを車のキーとして使えることでしょう。2019年の秋に解禁になったのですが、これまでスマートフォンをキーとして使用した場合、ロック解除しかできなかったのです。

スマートフォンに専用のアプリをダウンロードすることでキーを使用することができ、国産車で初めて走行まで行えるようになりました。さらにスマートフォンでエアコンの遠隔操作や、ナビの目的値設定までが可能になっています。

ちなみにスマフォ連携キーとして2020年6月22日に開催された世界開発者会議の中で、iPhoneのiOS14でiPhoneが車のデジタルキーになる技術を導入したということが取り沙汰されていました。

・デジタルキー導入はセキュリティも安心

これは新OS「iOS 14」に搭載される新しい機能で、iPhoneのNFC(近距離無線通信規格)を使い、キーを持っていなくてもドアロックを解除し、始動することができるようになる。

この機能に最初に対応するのは、2020年夏に北米で発売される予定の2021年製BMW「5シリーズ」。WWDC2020では、駐車場でこの機能のデモンストレーションをおこなう映像が流れた。

その様子を見てみると、5シリーズのドアハンドルにiPhoneを近づけるとドアロックが解除される。シートに座り、センターコンソールにある充電パッドにiPhoneを置いたあと、エンジンスタートボタンを押すとエンジンが起動する。

また仮にiPhoneを紛失しても、iCloud経由で無効にすることもできるため、セキュリティにも配慮されているという。

さらに、クルマを共有することも今までの鍵よりも簡単で、ディーラーに行ってスペアキーを作る必要はなくなる。どこにいても、オーナーは最大5人までのiPhoneユーザーに対して、iMessageを送るだけでクルマを貸し出すことが可能。またそのデジタルキーを無効にしたり、制限をかけることも簡単にできる。

たとえば若いドライバーに貸し出す際には、最高速度や馬力、ラジオの最大音量などを制限する設定が可能な「カー・アクセス・オプション」も用意されているという。

今後はBMW5シリーズだけではなく、業界の標準になるよう取り組んでいるそうだ。このデジタルキーの仕組みは、現行のiOS i3でも使えるようになるという。アップルウォッチも互換性がある。

アップルは「自動車のキーは100年以上存在し、大きくなるばかりでいまは考え直す時期だ」とコメントしている。

このように時代が進むにつれてスマートフォンとの連携も様々できるようになってきています。

インパネのポイントとしては、5つのモニターを活用したコクピットになっている他に、8.8インチのディスプレイを採用したシンプルなデザインのメーターであったり、ワイドディスプレイには春夏秋冬の写真が壁紙として初期設定されているために、季節にあったものを選択できたりします。

バッテリーを充電しながら車内Wi-Fiを利用して映画を見ることもできたりと、その先進性は様々となっています。

サイドミラーには170万画素の高精度カメラが搭載されており、インパネ左右に配置した6インチモニターから映し出されます。後退時には西遊ともに自動的に視界を下方に切り替えてくれるリバースビューだったりと、車の後も確認しやすくなっています。


*東京モーターショー2019 ホンダeの様子

◆新車情報2021 ホンダeのインテリア

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インテリアには親しみのあるデザインが採用されています。シートとドアの表面生地にはメランジ調のファブリックが採用され、厚みのある上質な織物が使われています。色はグレードの濃淡でモダンなリビングのような空間を演出しています。

後部座席はソファーらしい演出がなされており、シートバックを一体式としたリアシートを活用。シートサイドのドアに通じる部分もシートと同じファブリックを使っており、ドアと連動する空間の広がりを表現しています。

ホンダeはフィットのシンプルさなインテリアを少し踏襲しているところもありそうです。居心地のいいリビングルームのようなインテリア空間に安心感や癒やしが感じられます。

自然な風合いであるウォールナット調のウッドパネルや、仕立てのいいソファーのようなシートは北欧のインテリア感がありますよね。

フロントシートは大型でサイドサポートもなされており居心地がよくなっています。リアシートはソファーらしい演出でシートバック一体化となり、シートサイドのドアに通じる部分もシートと同じファブリックを使っていることから、細部にも拘りを見せていると思われます。

◆新車情報2021 ホンダeのEVスペック

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ホンダeに搭載されるEVはリア搭載のレイアウトとされており、BEV専用のドライブユニットです。このEVのスペックは3リッター、V6エンジンに匹敵するかなり大きなトルクモーターをリアトランク下に設置しています。駆動方式はRR方式となります。

RRとはリアエンジン・リアドライブの略で後輪の真上もしくはそれにより車体後部にエンジンを置いて、後輪を駆動する方式のことをいいます。このRRレイアウトによって生じる特徴を活かす場合、大きく2つのパターンがあると言われています。

1つはポルシェ911の様なスポーツカーなのですが、RRの大きな特徴として加減速に優れているという点です。その分RRの車では直進安定性が悪くなるなど、ドライバーの技術が必要とされるという挑戦的な特徴も兼ね備えています。

もう一つは軽トラックやコンパクトカーの様な居住性を求める車で、RRを採用した理由はパワートレインを車体の端に集めることで居住性に優れているという点があります。

RR駆動は1960年から1970年代あたりから軽快なハンドリングと意外と優れる実用性から人気となっていました。現代ではかなり珍しい駆動方式なのですが、その理由として、現代の車の高性能化にあたり、フロントサスペンションやフロントブレーキなどが単純な構造のままでは走行の安定性を保つことが難しくなってきたため、巨大化、複雑化してきました。

これによってフロント部分のスペースがサスペンションに奪われてしまうなど、車のトータル的な空間が効率よく取れなくなったり、実用性の部分でもそこまでの強みではなくなってきたのです。そのために実用性を求めるならよりスペース効率の良いFF(フロントエンジン・フロントドライブ)が人気を集め、現代では販売されている車にFFが多い理由となっています。

長くなりましたが、電気モーターの最高出力は154ps、最大トルクは32.1kgmと発表されています。バッテリーの容量は35kwh、航続距離はWLTCモードで283km、JC08モードで308km。

デザインは外観も内装もかなりかわいらしくなっており、それでも装備は先進的になっています。今の日本では日産のリーフが458kmということを考えると、ホンダeの283kmはやや不足かとも思えますが、開発者としてはこれで十分ということです。

その理由は街中ベストということです。街中での航続距離を考えるとこれくらいがちょうどよく、今回採用しているのはパナソニック製のバッテリーで、急速充電の性能が高いと言われています。

リーフのバッテリーは容量型と言われており、なかなか一気に充電できないと言います。ホンダeのバッテリーはバランス型と言われ、急速充電能力が高くなっています。

この急速充電能力が高いということをウリに、使い勝手がよく充電警告灯がついたら給電、30分の急速充電で200km走ることができます。さすがにBセグメントサイズのボディに大容量のバッテリーはなかなか難しいと思われます。

車の特徴に合せたバッテリーを搭載することで、航続距離だけではなく、ユーザーの利便性も考えて今回のホンダeは作られたということなのですね。

ちなみに、30分の急速充電で走行可能な距離はホンダeでは202kmとなっています。リーフの40kwhでは144km、62kwhでは137km、BMW i3では192km、三菱のi-MiEVでは180kmということを考えると、ホンダeの急速充電能力が高いということがわかると思います。

家庭用や公共のAC充電コンセプトは、タイプ1~3.1kwで9.6時間以上、タイプ1~6.0kwで5.2時間以上となっています。

今回のホンダeは走行モードの設定があります。ノーマルモードとスポーツモードに切り替えることができるのですが、今回アクセルペダルだけで加減速を調整できる、シングルペダルコントロールがスイッチ一つで設定できることと、オフにすることで通常のAT車の感覚で走行も可能できるということです。

シングルペダルコントロール時には停止時は自動でブレーキを保持してくれるため、踏み間違いの防止にも役立ちそうです。

◆新車情報2021 ホンダeの走行性能

ホンダeに搭載される154ps/32.1kgmの専用エンジンですが、その性能は3リッター、V6エンジンに匹敵する大きなスペックを誇るエンジンです。

前後重量配分は50:50で、走行性能を高めるために前引きレイアウトのステアリング、基本性能に優れた4輪独立懸架、さらにバネ下重量を低減したアルミ鍛造のロアアームを採用するなどまるでどこかのスポーツカーのような性能です。

加速フィールはかなりのもので、非常に楽しい車と言えるでしょう。EVのスポーツカーという感じで、ホンダeに試乗したメディアの方々はかなり満足していたといいます。ハンドリングはクイックで、多少のピッチはあるものの、乗り心地も上質と言える物です。

ホンダeにはもちろん先進安全性能が搭載されます。ミリ波レーダーおよびカメラと前後のソナーを用いた先進の安全運転技術である「ホンダセンシング」や優れた全方位衝突安全ボディ、駐車場を選択して簡単に駐車できる駐車支援システムの「ホンダパーキングパイロット」など、ホンダの先進技術が満載です。

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