ヤリスクロスと現行ヴェゼルを比較すると、価格差に大きな差があることが判明。70万円の差額を次期ヴェゼルはどう埋める!?

2013年12月の登場以来、デビュー直後から爆発的な人気を得てきたホンダのヴェゼル。すでに7年目に突入しているのですが、まだまだ人気は健在と言えそうです。ヴェゼルはホンダが誇る大人気コンパクトカーのフィットをべースに開発されたSUVです。フィットが2020年2月に新型にフルモデルチェンジされたということで、次はヴェゼルのフルモデルチェンジだろうと注目が集まっています。その新型ヴェゼルは2021年にも登場すると言います。

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◆新車情報2021 ホンダ ヴェゼルのフルモデルチェンジ

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ホンダのヴェゼルが属してるカテゴリーは強烈な競合たちが集うコンパクトSUVと言われているジャンルにあたります。長い間ライバルとして存在してきたトヨタのC-HRを筆頭に、2019年に登場したダイハツからトヨタへOEM供給されているライズやロッキー、CX-30や日産のキックスなど、そしてヤリスをベースにしたヤリスクロスがおります。

2019年年間の登録台数で計算してみると、ホンダのヴェゼルは55886台で第1位という結果でした。次にトヨタのC-HRが55677台、3位にはRAV4が53965台と迫ってきています。ここへヤリスクロス登場ということになると、2020年はすでに残り4ヶ月になりますが、ヤリスクロスの人気次第では4ヶ月で登録台数を抜かれる可能性もあります。

ホンダのヴェゼルは2020年1月から6月までの登録台数は18090台です。ヤリスクロスが登場して9月で1万台、10月から12月まで各15000台で合計55000台の登録であれば、ヤリスクロスの販売の方が多くなってしまう可能性があります。

ホンダのヴェゼルは今のところ7月は2200台ほど、8月以降の登録台数によっては、圧倒的な差でヤリスクロスに抜かれてしまうことも考えられます。

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◆新車情報2021 ホンダ 次期ヴェゼルのスペック

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現時点で新型ヴェゼルの確定情報はまだないのですが、新型フィットの登場からそれは予測できるかもしれません。

プラットフォームについては、現行フィットが先代フィットのプラットフォームを流用していることから、ヴェゼルも現行ヴェゼルの流用となる可能性があります。新型フィットで使われたプラットフォームはモデル末期ですでに熟成されたプラットフォームだということで、そのまま使われていました。

ホンダヴェゼルにそのようになると考えられ、強みも弱みをよくわかっているプラットフォームを活用することで、合理的な対策を施すことができるでしょう。

ですが、ただ流用するのではなく、新型フィットには、構造用接着剤の採用など、走りの質感向上に繋がる新技術がしっかりと導入されており、もちろん新型ヴェゼルにもこうした技術は織り込まれていることは間違いないでしょう。

気になるのは搭載される安全性能とエンジン、ということになるのですが、年々厳しくなっている衝突安全性に対しての車体への対策ですが、新型フィットが出ていることから、そのあたりは万全かと思われます。

ボディサイズは現行のヴェゼルに対して、全高はやや引き下げられ、1600mm以下に設定される可能性があります。

パワートレインは、新型フィットに採用されている2モーター式の1.5リッターハイブリッドの132ps/15.9kgm、モーター29.5ps/16.3kgmであるe:HEVが採用されることは間違いないでしょう。

また、現行のヴェゼルツーリングにも搭載されている1.5リッターi-VTECの131ps/15.8kgm、あるいは、VTECターボである172ps/22.4kgmの搭載もありえそうです。

新型フィットには、1.3リッターガソリンの98ps/12.0kgmの設定もあるのですが、なにせ車重が1100kgであるフィットですら、トルクが足りない感じもあり、しかも加速時には非力で、ヴェゼルが得意としているスポーティな走りにはややパワー不足と言えるでしょう。

ホンダのヴェゼルはSUVの中でも売れているモデルと言えますので、ホンダとしては次期型はかなり力を入れてくることは間違いありません。現在国内へ導入しているCR-Vの販売不振ということもあり、4WDのSUVカテゴリーでもその存在感を示すためにも、手を抜けない状況となっていそうです。

そのために、4WD比率を上げて、4WDの制御にも相当な力を入れてくる可能性があります。足回りの強化もあり、C-HR同様に19インチのタイヤ仕様も考えられます。さらには、モデューロXバージョンも追加で登場、ということは確実視されています。

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◆新車情報2021 ホンダヴェゼルの成功の鍵

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今日本市場では、コンパクトSUVが多く登場してきています。よくよく考えてみればどのモデルも手頃なサイズ感である使い勝手もよいものばかりです。その市場へ新型モデルを登場させようとしているホンダですが、いかにホンダらしさを表に出すかで、成功か、成功しないかが分かれると思うのです。

ヴェゼルは、コンパクトなボディであるのに、想像がつかないほど車内が広く、想像以上にキビキビと走ってくれます。そして結構燃費もいいし、これが他社にも真似ができない技術やパッケージングとして備えるならば”らしさ”を発揮できるのではないでしょうか?

ホンダのハイブリッドシステムは非常に高いレベルを実現しています。それは加速性能であったり、音振、燃費であったりします。なめらかなエンジンフィールのハイブリッドユニットで、新型ヴェゼルはさらに魅力的なモデルへと改良されることでしょう。

そして現行モデルのヴェゼルが誇る広い荷室空間も備わることで、新型ヴェゼルにホンダらしいものが作られるに違いありません。

新型フィット登場時には、一気に5つのグレードを発表し、ユーザーの度肝を抜いたこともありました。実際の売れ行きについては、HOMEとBASICが大半を占めており、NESSがイマイチと言った状況のようです。

競合ひしめくコンパクトSUVの中でキラリと光るものがあれば、ユーザーはきっと振り向いてくれるに違いありません。

◆新車情報2021 トヨタ ヤリスクロスの標準装備

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ここからはホンダのヴェゼルとヤリスクロスの比較をしていきたいと思います。ヤリスクロスには10を超える最新のシステムなどが搭載されると言われています。ヴェゼルはもう7年を経過するモデルということもあり、新システムは次期型への搭載に期待ということもありますが、現行モデルとヤリスクロスの標準装備を見ていきたいと思います。

特にヤリスクロスは中間グレードのGと最上級グレードのZでの価格のわりに装備が充実しているというもっぱらの噂です。

そのヤリスクロスですが、標準装備として以下の装備が搭載されます。

・ウレタンステアリングホイール
・チルト&テレスコピックステアリング
・スマートエントリー&プッシュスタート
・電動パーキングブレーキ+ブレーキホールド
・4.2インチマルチインフォメーションディスプレイ
・タコメーター
・Toyota Safety Sense
・セカンダリーコリジョンブレーキ
・4輪ディスクブレーキ
・ヒルスタートアシストコントロール
・ヘッドレスト一体型シート
・6:4分割可倒リアシート
・インストルメントパネル(ソフト素材)
・マニュアルエアコン
・7インチディスプレイオーディオ
・車載通信器(DCM)
・2スピーカー

・16インチタイヤ&アルミホイール
・8インチディスプレイオーディオ
・バックガイドモニター
・スーパーUVカット&赤外線カットガラス(フロント・サイド)
・本革巻きステアリングホイール
・本革巻きシフトノブ
・ヘッドレストセパレートシート
・4:2:4分割可倒リアシート
・リアセンターアームレスト
・6:4アジャスタブルデッキボード(2WDのみ)
・内装加飾(メッキリングなど)
・インパネセンタークラスターピアノブラック加飾
・メッキ加飾付きヒーターコントロールパネル
・USBソケット
・6スピーカー

以下はZグレード専用装備

・18インチタイヤ&アルミホイール
・フルLEDヘッドランプ
・フルLEDリアコンビネーションランプ
・アッパーグリルピアノブラック
・運転席6WAYパワーシート
・7インチマルチインフォメーションディスプレイ+アナログメーター
・ドアグリップピアノブラック加飾
・助手席シートバックポケット
・バニティミラー照明
・シートアンダートレイ
・運転席助手席シートヒーター

これは最上級グレードと言われるZの装備となります。もちろん、これにまだ様々な装備が搭載されることになるでそうが、主な標準装備としては以上のものになります。

◆新車情報2021 ホンダヴェゼルの標準装備

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さて、ホンダのヴェゼルの標準装備はどのようなものになっているでしょうか。今回はヴェゼルで一番グレードの高いハイブリッドZホンダセンシング(FF)で見ていきたいと思います。

実際に書き出していきたいと思います。

●安全性能/運転支援機能

・ホンダセンシング(衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、歩行者事故低減ステアリング、路外逸脱抑制機能、アダプティブクルーズコントロール、車線維持支援システム、先行車発進お知らせ機能、標識認識機能)

・LEDヘッドライト(インラインタイプ、ハイ/ロービーム、オートレベリング機能付き)

・前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム

・LEDフォグライト

・車両接近通報装置

・エコアシスト

・アイドリングストップ

・リアクティブフォースペダル

・オートライトコントロール

・運転席用エアバッグシステム&助手席エアバッグシステム

・モーションアダプティブEPS

・電子制御制動力配分システム付きABS

・エマージェンシーストップシグナル

・ヒルスタートアシスト機能

・フロント3点式ロードリミッター付きプリテンショナーELRシートベルト

・フロントアジャスタブル・シートベルト汁だーアンカー

・リア3点式ロードリミッター付きELRシートベルト

・リア3点式ELRシートベルト(中央席)

・i-Sizeチャイルドシート対応対応ISOFIX下部取り付け金具+トップテザー取り付け金具

・頸部衝撃緩和フロントシート

・イモビライザー

・セキュリティアラーム

・電子制御パーキングブレーキ

・オートブレーキホールド機能

●快適装備

・ナビ装着用スペシャルパッケージ+ETC車載器

・マルチインフォメーション・ディスプレイ

・スポーツモードスイッチ

・パワースイッチ

・運転席&助手席シートヒーター

・フルオート・エアコン(プラズマクラスター技術搭載左右独立温度コントロール式)

・スピーカー6

・ワンタッチ式パワーウインドウ(全ドア)

・アクセサリーソケット

・ワンタッチウインカー

・ホンダスマートキーシステム

・テレスコピック&チルトステアリング

・リアヒーターダクト

・アレルフリー高性能脱臭フィルター

・パワードアロックスイッチ(運転席ドア)

・車速連動オートドアロック(テールゲート連動)

・運転席フットレスト

・プリズムアンダーミラー

・ヘッドライトオートオフ機能

●インテリア

・コンビシート&専用インテリア

・本革巻きステアリングホイール

・本革巻きセレクトレバー

・バニティーミラー付きサンバイザー(運転席助手席)

・防眩ルームミラー

・ラゲッジルームハードボード

・運転席ハイトアジャスター

・ハイデッキセンターコンソール

・リアアームレスト

。チップアップ&ダイブダウン機構付き6:4分割可倒式リアシート

・リアシートリクライニング

・グラブレール(運転席・助手席・リア左右席)&コートフック

・LEDフロントマップランプ

・LEDルームランプ

・ラゲッジルームランプ

・タイダウンフック

●エクステリア/ガラス

・LEDフロントターンランプ

・電動格納式リモコンドアミラー(LEDウインカー付き/オートリトラミラー)

・フロントグリル(ダーククロームメッキ)

・ボディロアーガーニッシュ(カラード)

・ボディロアガーニッシュ(ガンメタリック塗装)

・ルーフレール

・車速連動間欠/バリアブル間欠フロントワイパー(ミスト機構付き)

・フラットアンダーカバー

・テールゲートスポイラー

・LEDポジションランプ(アクセサリーランプ機能付き)

・IRカット/UVカット機能付きフロントウインドウガラス

・IRカット/スーパーUVカットフロントドアガラス

・UVカット機能付きプライバシーガラス(リアドア/テールゲート)

・ハーフシェード・フロントウインドウ

・シャークフィンアンテナ

・熱線式リアウインドウデフォッガー

・フロントウインドウウォッシャー

・ウォッシャー付き間欠リアワイパー(リバース連動)

●足回り/走行関連メカニズム

・17インチアルミホイール(スポーツタイプ)+スチールラジアルタイヤ

・電動サーボブレーキシステム

・パフォーマンスロッド

・パフォーマンスダンパー

・パドルシフト

・振幅感応型ダンパー(フロント/リア)

(*アンダーラインを引いているものが専用装備となります。)

価格は2,760,186円です。

続いてヤリスクロスの専用装備を見てみましょう。

●ヤリスクロスのZグレード専用装備

・195/60R17インチタイヤ&17x6Jアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)

・LEDフロントシーケンシャルターンランプ
・LEDイルミネーションランプ
・ADB(アダプティブドライビングビーム)
・全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール
・サイドビューランプ
・LKC(レーンキープコントロール)
・メッキ加飾(シフトベゼルオーナメント)

となっています。

ヤリスクロスのZグレードの価格は2,060,000円でその差は約70万円ということになります。

ホンダヴェゼル ハイブリッドZホンダセンシングと、ヤリスクロスのZグレードの主な装備の差ですが、

ホンダ ヴェゼルでは、

・6スピーカー

・コンビシート&専用インテリア

・防眩ルームミラー

・ラゲッジルームハードボード

・フロントグリル(ダーククロームメッキ)

・ルーフレール

・パドルシフト

・振幅感応型ダンパー

・テールゲートスポイラー

などでしょうか。

ヤリスクロスのヴェゼルより強みと言えるのは、

・4輪ディスクブレーキ

・4:2:4分割可倒式リアシート

・18インチタイヤ&アルミホイール

・LEDリアコンビネーションランプ

・運転席6ウェイパワーシート

くらいかと思われます。それを考えると、やはりヤリスクロスは価格的にも安めということが言え、標準装備についてはヴェゼルでカバーしているものも結構装備してくることを考えると、上記5つがポイントになるのかと思われます。

価格差70万円でヤリスクロスの装備を考えるとヤリスクロスのコスパがいいと言うことは否定できないでしょう。

現行型ホンダヴェゼルと新型ヤリスクロスでの標準装備とその価格差を比べて見ると、ヤリスクロスが有利と言えるのではないでしょうか?ボディサイズについてはヤリスクロスとヴェゼルにはそれほど大差はありません。ヴェゼルが誇る大容量のラゲッジルームもヤリスクロスもそれに劣らずということです。だいたい390リッターということですので、似たり寄ったりというところでしょう。

一番の差はやはり価格差にあり、といえるかもしれません。

ホンダのヴェゼルももうすぐ次期型へフルモデルチェンジされます。そのときに装備されるものによっては、ヤリスクロスよりもコスパがいいと思うようなものが搭載されていることを願うばかりです。

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