ルーミーとタンクがついに統合でタンク廃止に。マイナーチェンジで安全性能が大きく向上

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現在の自動車市場において、軽自動車人気は販売上位を独占する人気カテゴリーです。その中でもハイトワゴン、スーパーハイトワゴンなど、室内空間の広さとスライドドアの便利さはファミリーユースの方には使い勝手など考えると、ありがたいモデルと言えますよね。それを小型車で実現したモデルがトヨタのルーミー・タンクです。9月15日にもモデルチェンジすると言われているルーミー・タンク。次期型はどのようなモデルへと改良されるのでしょうか?

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◆ルーミー マイナーチェンジ

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ルーミーとタンクは5ナンバー枠に収まるコンパクトなボディサイズと広大な室内空間を両立したトヨタの人気コンパクトカーです。名前の違いもありますが、それぞれの特徴や燃費、インテリアなどの情報をご紹介したいと思います。

ルーミー、タンクは2016年の11月から販売が開始されています。その後2017年からの登録台数は以下の様になっています。

・2017年1月の月別登録ランキング

順位/ブランド通称名/ブランド名/台数
1/ノート/日産/14113台
2/セレナ/日産/11179台
3/プリウス/トヨタ/9883台
4/C-HR/トヨタ/9144台
5/シエンタ/トヨタ/9108台
6/フリード/ホンダ/9029台
7/アクア/トヨタ/8225台
8/ヴォクシー/トヨタ/6412台
9/ルーミー/トヨタ/6281台
10/フィット/ホンダ/6280台
11/インプレッサ/スバル/6227台
12/ヴェゼル/ホンダ/6013台
13/タンク/トヨタ/5335台
14/ヴィッツ/トヨタ/5284台
15/ハリアー/トヨタ/5063台
16/エクストレイル/日産/4950台
17/ヴェルファイア/トヨタ/4938台
18/カローラ/トヨタ/4635台
19/デミオ/マツダ/4227台
20/ノア/トヨタ/3918台
21/スイフト/スズキ/3788台
22/ソリオ/スズキ/3542台
23/パッソ/トヨタ/3500台
24/ステップワゴン/ホンダ/3380台
25/アクセラ/マツダ/3227台
26/アルファード/トヨタ/3118台
27/エスクァイア/トヨタ/2868台
28/シャトル/ホンダ/2597台
29/クラウン/トヨタ/2411台
30/フォレスター/スバル/2081台
31/レヴォーグ/スバル/1989台
32/オデッセイ/ホンダ/1777台
33/CX-5/マツダ/1729台
34/ランドクルーザーW/トヨタ/1549台
35/マーチ/日産/1489台
36/リーフ/日産/1431台
37/エスティマ/トヨタ/1287台
38/CX-3/マツダ/1283台
39/イグニス/スズキ/1237台
40/プレミオ/トヨタ/1106台
41/デリカD5/三菱/1089台
42/マークX/トヨタ/1031台
43/レガシィ/スバル/1023台
44/ロードスター/マツダ/1014台
45/キューブ/日産/933台
46/アテンザ/マツダ/907台
47/スペイド/トヨタ/869台
48/トール/ダイハツ/839台
49/86/トヨタ/794台
50/エルグランド/日産/698台

・2017年2月月別登録ランキング

1/プリウス/トヨタ/15958台
2/ノート/日産/14859台
3/C-HR/トヨタ/12985台
4/アクア/トヨタ/11379台
5/セレナ/日産/10983台
6/フリード/ホンダ/10341台
7/シエンタ/トヨタ/10128台
8/ヴィッツ/トヨタ/8475台
9/ヴォクシー/トヨタ/8468台
10/フィット/ホンダ/8201台
11/ルーミー/トヨタ/6849台
12/インプレッサ/スバル/6791台
13/カローラ/トヨタ/6336台
14/ヴェゼル/ホンダ/6293台
15/タンク/トヨタ/5993台
16/ハリアー/トヨタ/5968台
17/エクストレイル/日産/5909台
18/ヴェルファイア/トヨタ/5527台
19/パッソ/トヨタ/5242台
20/デミオ/マツダ/4934台
21/ノア/トヨタ/4764台
22/スイフト/スズキ/4281台
23/CX-5/マツダ/4121台
24/エスクァイア/トヨタ/3965台
25/アルファード/トヨタ/3832台
26/ステップワゴン/ホンダ/3823台
27/ソリオ/スズキ/3102台
28/クラウン/トヨタ/2649台
29/シャトル/ホンダ/2503台
30/アクセラ/マツダ/2294台
31/レヴォーグ/スバル/2005台
32/フォレスター/スバル/1851台
33/オデッセイ/ホンダ/1832台
34/ランドクルーザーW/トヨタ/1823台
35/リーフ/日産/1711台
36/イグニス/スズキ/1524台
37/エスティマ/トヨタ/1495台
38/CX-3/マツダ/1447台
39/プレミオ/トヨタ/1366台
40/マークX/トヨタ/1198台
41/レガシィ/スバル/985台
42/キューブ/日産/931台
43/デリカD5/三菱/915台
44/エルグランド/日産/882台
45/ロードスター/マツダ/872台
46/ポルテ/トヨタ/870台
47/86/トヨタ/853台
48/スペード/トヨタ/850台
49/オーリス/トヨタ/821台
50/デリカD2/三菱/775台

・2017年3月月別登録ランキング

1/ノート/日産/24383台
2/プリウス/トヨタ/22447台
3/アクア/トヨタ/17798台
4/C-HR/トヨタ/16816台
5/フリード/ホンダ/14799台
6/セレナ/日産/14577台
7/シエンタ/トヨタ/13336台
8/ヴィッツ/トヨタ/12654台
9/フィット/ホンダ/11629台
10/ヴォクシー/トヨタ/10831台
11/インプレッサ/スバル/9969台
12/CX-5/マツダ/9669台
13/カローラ/トヨタ/9409台
14/ヴェゼル/ホンダ/8976台
15/ルーミー/トヨタ/8253台
16/タンク/トヨタ/7614台
17/ハリアー/トヨタ/7360台
18/エクストレイル/日産/7289台
19/デミオ/マツダ/7082台
20/パッソ/トヨタ/7053台
21/ヴェルファイア/トヨタ/6538台
22/ノア/トヨタ/5934台
23/ステップワゴン/ホンダ/5884台
24/スイフト/スズキ/5465台
25/エスクァイア/トヨタ/5317台
26/ソリオ/スズキ/5244台
27/アルファード/トヨタ/4978台
28/アクセラ/マツダ/4105台
29/シャトル/ホンダ/3935台
30/クラウン/トヨタ/3692台
31/マーチ/日産/3161台
32/オデッセイ/ホンダ/2790台
33/レヴォーグ/スバル/2547台
34/フォレスター/スバル/2195台
35/ランドクルーザーW/トヨタ/2130台
36/デリカD5/三菱/2091台
37/CX-3/マツダ/2079台
38/エスティマ/トヨタ/1943台
39/プレミオ/トヨタ/1909台
40/イグニス/スズキ/1696台
41/リーフ/日産/1571台
42/マークX/トヨタ/1570台
43/アテンザ/マツダ/1527台
44/アウトランダー/三菱/1502台
45/トール/ダイハツ/1444台
46/エルグランド/日産/1418台
47/ポルテ/トヨタ/1412台
48/レガシィ/スバル/1368台
49/オーリス/トヨタ/1264台
50/キューブ/日産/1261台

・2017年上半期登録ランキング

1/プリウス/トヨタ/91246台
2/ノート/日産/84211台
3/C-HR/トヨタ/79303台
4/アクア/トヨタ/64168台
5/フリード/ホンダ/61057台
6/セレナ/日産/54344台
7/シエンタ/トヨタ/54005台
8/ヴィッツ/トヨタ/51617台
9/フィット/ホンダ/46171台
10/ヴォクシー/トヨタ/44259台
11/インプレッサ/SUBARU/41222台
12/ルーミー/トヨタ/39106台
13/カローラ/トヨタ/38767台
14/ヴェゼル/ホンダ/38278台
15/タンク/トヨタ/34785台
16/ハリアー/トヨタ/30432台
17/パッソ/トヨタ/29984台
18/エクストレイル/日産/29383台
19/ヴェルファイア/トヨタ/27584台
20/ソリオ/スズキ/26738台
21/ノア/トヨタ/26276台
22/デミオ/マツダ/26176台
23/アルファード/トヨタ/23922台
24/CX-5/マツダ/22844台
25/ステップワゴン/ホンダ/21752台
26/スイフト/スズキ/21696台
27/エスクァイア/トヨタ/19990台
28/クラウン/トヨタ/16142台
29/アクセラ/マツダ/14829台
30/シャトル/ホンダ/14589台
31/フォレスター/SUBARU/11823台
32/オデッセイ/ホンダ/10715台
33/レヴォーグ/SUBARU/10152台
34/ランドクルーザーW/トヨタ/9989台
35/マーチ/日産/9082台
36/トール/ダイハツ/8916台
37/エスティマ/トヨタ/8268台
38/プレミオ/トヨタ/7980台
39/リーフ/日産/7169台
40/イグニス/スズキ/7145台
41/デリカD5/三菱/6736台
42/マークX/トヨタ/5842台
43/レガシィ/SUBARU/5653台
44/ハイエースワゴン/トヨタ/5162台
45/ポルテ/トヨタ/4995台
46/スペイド/トヨタ/4768台
47/オーリス/トヨタ/4521台
48/デリカD2/三菱/4224台
49/アウトランダー/三菱/4125台
50/アリオン/トヨタ/3868台

登場から約半年で新型車としての登録で39106台の販売となっています。発売するや否や、販売ランキングは真ん中から上の方にランクインしています。毎月5000~7000台の販売で推移しているところを見るとはやり人気モデルということが言えるでしょう。

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◆ルーミー、タンクの特徴

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全長3700mmというコンパクトなサイズでアリながらも車高がミニバン並みの1750mmの高さということもあり、広い室内を実現しています。燃費に優れたダイハツ製の3気筒1.0リッターエンジン、そして1.5リッター並みの性能を持った1.0リッターターボも搭載しています。

ルーミーとタンクの違いは基本的には外観デザインだけと言えそうです。販売台数を見ると人気ではルーミーの方が上で、フロントマスクに大型フロントグリルを採用して重厚感を演出しています。ラグジュアリー感の強い仕上がりとなっているのが特徴です。

一方のタンクは台形状のフロントバンパーグリルを採用し、よりトヨタのクルマらしいアグレッシブなデザインでスポーティな印象が強調されています。上級グレードの装備であるLEDヘッドライトのデザインにも違いがあったりします。

テールランプのカバーを見ると、ルーミーは一般的なレッドカバーなのですが、タンクはクリアカバーとなっています。

ルーミータンクのスペックは共通となっていますが、グレードによって搭載するエンジンが違っていたりします。X、XS、G、カスタムGは1.0リッター直列3気筒自然吸気エンジンが搭載されています。最高出力は69ps、最大トルクは9.4kgmです。

タンクとルーミーの自然吸気エンジンは、軽自動車のターボエンジンと同等の数値で、メインターゲットである軽自動車から移行するユーザーにとっては違和感のない走りを味わうことができます。燃費性能も軽自動車並みの低燃費を実現しています。

さらにパワフルさを求める人には、1.0リッター直列3気筒ターボエンジンを搭載するG-TもしくはカスタムG-Tがオススメで、最高出力は98ps、最大トルクは14.3kgmを発揮します。燃費性能も比較的高くなっています。

全車にフロント・スタビライザーが標準装備されており、ターボ車はリア・スタビライザーも装備しているので、車高の高いボディでも安定した走行を可能にしています。

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◆ルーミー・タンクの安全装備

ルーミーとタンクの先進安全装備は、発売当初は一世代前のスマートアシストⅡが搭載されていましたが、2018年の改良時にはスマートアシストⅢが新たに採用となりました。

スマートアシストⅢは、複数の安全装備がセットになった衝突回避支援システムで、安全運転に貢献するシステムには衝突警報機能や、衝突回避支援ブレーキ機能もあります。

このほかには、誤発進抑制機能や車線逸脱軽能、オートハイビーム、先行車発進おしらせ機能などが備わっています。このスマートアシストⅢはべースグレードであるXを除く全てのグレードに標準装備されています。

◆ルーミー、タンクが統合される

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人気のコンパクトカーのトヨタルーミーとタンク、ダイハツのトール、スバルのジャスティですが、トヨタのタンクだけ廃止されることになったと言います。9月15日のマイナーチェンジから実行されるということですが一体どのような理由からなのでしょうか?

トヨタは2025年までに2017年時点で60車種あった国内向けモデルを半分の約30車種まで削減するという方針を明かにしています。その中心になっているのが、ルーミー、タンクのようないわゆる兄弟車の1本化で、縮小もしくは完全モデル廃止の方向で進んでいます。

2025年までまだ時間があるとはいえ、実際には2022年か2023年に前倒ししたいとトヨタは考えているようです。

というのも2020年5月から全国規模でトヨタブランドの全車種を全系列店で販売できる体制に改めたことが理由のようです。これによって兄弟車の中で販売の格差が出てきたため、売れ行き不振のモデルは廃止がしやすくなっているといいます。

2022年の頃には多くの量販戦略モデルがフルモデルチェンジされる時期にきているため、兄弟車の整理が必要になると言ったタイミングの問題もあるといいます。

タンクのスポーティさ、そして上級バージョンはフロントデザインを残してカスタムモデルとして継続するということですが、タンクの名称は廃止されるといいます。標準モデルは従来のルーミーが継続して販売されていきます。

今回ルーミーの改良点については、ブレーキを足で踏むタイプから電子制御タイプに切り替えるのが大きなポイントです。さらに、先進安全装備のセンサーを新型カメラに切り替えて検知性能の向上を図ります。

ボディカラーは従来の9色から7色へ変更されるということです。すでに先行予約がはじまっており、9月15日に登場となっています。

◆ルーミー、タンク以外にもある車種統合

それぞれの兄弟車の販売動向を見てみると、まずはノア、ヴォクシー、エスクァイアが2021年5月頃にフルモデルチェンジされるといいます。このうちエスクァイアが廃止となり、ノア、ヴォクシーの2車種に集約されるとも言われています。

実は2020年4月27日の段階で一部改良した時点でノアに1本化されると思われ炊いたのですが、ノアは全グレードを継承し、ヴォクシーは3ナンバーのエアロバージョンのみ、5ナンバーの標準ボディ仕様が廃止され、エスクァイアは上級グレードだけに絞ったラインナップに再編されたのです。

ですが、その後にヴォクシーの販売がダントツに多く、ノアやエスクァイアの販売台数を1000台以上も上回る結果となっているのです。こうしたことから次期型ヴォクシーを継続させていき、ノア、ヴォクシーの2車種で世代交代をさせるということになったとも言われています。

売れ行きが好調ということは、下取りに出すときのリセールバリューが高くなるためフルモデルチェンジ時に名称を残した方が販売政策上有利とも言えます。

次期型ヴォクシーは3ナンバーサイズの上級スポーツバージョンとして、ノアをファミリーユース向けの5ナンバーボディに仕立てたコンセプト分けをすることで、両立ができると踏んだのでしょう。プラットフォームは新開発のTNGAを採用し、搭載されるパワーユニットは2リッターNAと従来の1.8リッターハイブリッドを2リッターに排気量を拡大し、より高次元で低燃費、高性能のモデルに向けて開発されているといいます。

また、アルファード/ヴェルファイアも2022年初頭に世代交代が有力視されています。この時にアルファードへ1本化されるでしょう。2019年12月に行われたマイナーチェンジでアルファードの押し出しのある個性的なフロントマスクを採用し、それに対してヴェルファイアは比較的おとなしめの顔立ちということで売れ行きが大きく変わってしまったといいます。

アルファードは毎月の販売台数は5000台以上をキープ、ヴェルファイアは3000台強ということで2000台以上の差が付いてしまいました。

このため、アルファードが生き残るということになります。ヴェルファイアは廃止の方向で進めていくことになりそうですね。

次期型に搭載されるエンジンは2.5リッターにもハイブリッドが設定され、同じクラスでは圧倒的なシェアを確保することになるでしょう。

2020年の5月の統合から、アルファードのが売れてきているというディーラーの証言もあるようです。そのため下取り価格も20万円ほど差がでてきており、アルファードが残るのは当然だろうというのです。

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