新車情報2021 外車 フォード ブロンコ2021年モデルが復活!日本登場を求めたい1台。

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新型ブロンコのオンロード派コンパクトSUVとして設定されたブロンコスポーツ。ボディサイズは全長4387mm、全幅2088mm、全高1783mm、ホイールベースは2670mmのまさにアメリカンなサイズのコンパクトSUVとなっています。そのフォードの名オフローダーであるブロンコが復活したのです。

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◆新車情報2021 ジープのライバル「ブロンコ」

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ブロンコはジープの対抗馬として1966年に誕生しました。高い人気を集めて約30年間、SUVの代名詞的存在としてアメリカで親しまれてきましたが、1969年に生産を終了しました。

それから24年振りに復活した6代目の新型ブロンコは、2ドアボディ(4人乗り)と初の4ドア(5人乗り)を用意しています。さらに街乗りを重視したブロンコスポーツを加えたラインナップで登場したのです。

新型の2ドアと4ドアは、初代ブロンコをモチーフとした丸めの2灯ヘッドライトを採用しています。そのクラシカルなテイストが融合したボクシーなエクステリアは魅力的なものなのですが、中身も相当刺激的になっています。

短いオーバーハングやワイドなスタンスが特徴のボディは、ルーフパネル(2ドア)は3分割式、4ドアは4分割式とドアが取り外し可能となっています。プラットフォームはピックアップトラックのレンジャーと共用しています。

パワーユニットは270hp/42.9kgmの2.3リッター直4ターボと、310hp/55.3kgmの2.7リッター、V6ターボを用意しています。トランスミッションはクラス初の7速MTと10速ATが組み合わされています。

駆動方式は、標準の4WDのほかに、オプションで2WDと4WDを自動で切り替えるアドバンスト4WDも用意しています。高い走破性を備えたオフロードモデルとなっています。この本格オフローダーである新型ブロンコに加えて、今回登場したもう一つのニューモデルがオンロード志向のブロンコスポーツです。

・フォード ブロンコスポーツ

ブロンコスポーツは新型ブロンコと同様にレトロなスタイリングをしていますが、、プラットフォームは別物で、フォーカスやクーガと共用しています。北米ではコンパクトSUVで、ボディタイプは4ドア、5人乗りのみとなっています。

パワーユニットは、181hp/26.3kgmの1.5リッター直3ターボと245hp/38.0kgmを発生する2リッター直4ターボを搭載します。トランスミッションは8速ATが採用されており、オンロード重視のSUVとなりますが、駆動方式は全車4WDとなっています。価格は新型ブロンコが約320万円、ブロンコスポーツは約301万円からスタートと発表されています。

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◆新車情報2021 フォードブロンコの歴史

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初代はアーイーブロンコとして1966年から1977年まで発売しています。最初のブロンコはコンパクトなSUVで、ジープ・CJモデル、ジープ・チェロキーに対抗して作られました。ホイールベース92インチと小型なサイズは、オフロード走行では人気となり、後にフォードのコンパクトSUVは、フォード・ブロンコⅡやフォード・エスケープにその地位を取って代わられています。

ブロンコは、アクセルとブレーキを4輪駆動の切符アップトラックのFー100のものを流用している以外は、フレーム、サスペンション、ボディのほとんどがオリジナルの設計によるものです。

初期のエンジンは170立方インチで、1969年にパワフルで性能がよく、より豪華な仕様のシボレー・ブレイザーが登場するまで、スカウトやジープに対抗していたモデルです。シボレー・ブレイザーの登場に対してオプションのエンジンとしてV8の289立方インチである200馬力から302立方インチの205馬力を用意したのですがブレイザーの350立方インチの255馬力にはかなうものではありませんでした。

1973年にパワーステアリングとオートマチックトランスミッションが追加され、販売台数を伸ばしたのですが、それでもブレイザーの半分程度にしかならなかったのです。1974年の頃には、より大きく、快適なクルマとなること、つまりフルモデルチェンジがブロンコに求められましたが、販売不振はそのまま続いたのでした。

・2代目ブロンコ

2代目ブロンコは1978年に新たにデザインされ、シャシーやドライブトレイン、ボディの多くをF-100トラックと共用しています。設計は1972年から開始されたのですが、1970年代のオイルショックによってその開発は遅れていました。ボディサイズが大型化されて、フルサイズのSUVであるブレイザーや、ダッジ・ラムチャージャー、プリムス・トレイルダスター、ジープ・ブランド・ワゴニア、トヨタ・ランドクルーザーに対抗しうるモデルとなりました。ベースのエンジンはV8の351立方インチ(5752cc)と、400立方インチ(6555cc)が用意されました。1979年には、触媒を含めて、様々な排気対策のための改良がなされました。

・3代目ブロンコ

大規模なモデルチェンジが1980年に行われました。モデルは新たにデザインされたF-デザインをベースとしており、新しいブロンコは全長が短くなり、パワートレインに僅かな改良が施されています。最も顕著に改良されたのはTTB(ツイントラクションビーム)と呼ばれるフロントのサスペンションです。

燃費が考慮されてエンジンには直列6気筒300立方インチがベースとなっていますが、このエンジンは上級のV8、302立方インチのエンジンよりもトルクがあり、1984年に電子制御の排気システムが採用されました。

この年、351立方インチのエンジンが開発され、さらに1987年には351ウインザーV8が最上級エンジンとして投入されています。フォードは1982年までボンネットにフォードの文字を施していましたが、この年から青い楕円の中にフォードと書かれたロゴを使い始めるようになりました。

・4代目ブロンコ

1987年、フルサイズのボディとドライブ・トレインのブロンコは再びFシリーズをベースに改良を受けました。新たなボディはエアロダイナミクスの影響を受け、他のクルマと同様に大型化し、そのスタイルはリフレッシュされました。1988年、全てのブロンコは電子制御のフューエル・インジェクションを採用して販売されるようになりました。1991年、25周年記念モデルとしてシルバーのボディにグレーの内装が施されたモデルが発売されています。

・5代目ブロンコ

1992年にF-シリーズをベースとして、安全性の向上を大きな目標として改良されています.1994年にはサイド・エアバッグが追加装備されており、内外装とも僅かに変化が見られるほかに、ソフトトップ・モデルが追加されています。ドライブトレインなどには変更はありませんでした・

・6代目ブロンコ

現行型のブロンコは2020年7月14日、24年ぶりとなるブロンコが復活しました。2021年6月にアメリカではデリバリーが開始されるということですが、日本で正式販売される予定はないといいます。日本でも発売されるとなった場合、ラングラーのような人気モデルとなることは間違いない魅力の1台といえるのではないでしょうか。

ボディは角張ったもので、初代を彷彿とさせる丸めのヘッドライトや大型のオーバーフェンダーが採用されています。また、本格オフローダーとして一目でわかるルックスになっており、最低地上高は約30cm。標準仕様ではアプローチアングルで35.5ド、ディパーチャーアングルは29.8ド、ランプブレークオーバーアングルは21.1ドと瓦礫の山でもガンガン進むことができます。

他やは35インチまでの大径タイヤを装着することができるということで、さらに悪路走破性を高めることができるようになりました。

新型のブロンコには2ドアモデルと、新しく設定された4ドアモデルが用意されています。2ドアモデルはハードトップ仕様で、取り外しが可能になっています。

4ドアモデルにも取り外しが可能なモジュール式のハードトップ、またはデュアルトップのオプションを備えたソフトトップが用意されています。実は、どちらの仕様もドアの取り外しができるということで、フレームレスドアで軽量なため簡単に脱着可能となっています。

・アメリカではなつかしのクロスカントリーモデル

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今や、自動車の文化や販売におけるメインストリームとなっているSUVですが、そのカテゴリーの大半は都市型SUVと呼ばれるモデルになっています。ライトユーザーから支持を集めているのは周知の通りで、一方、本気のクロカンのDNAを受け継ぐガチ系の四駆も、こだわりのあるコアなユーザーを中心とした高い支持を集めているのは最近の潮流と言えそうです。

その筆頭と言えるのが、ジープのラングラーで、欧州車ではメルセデスベンツのGクラス、ランドローバーのディフェンダー、国産車ではトヨタのランドクルーザー、スズキのジムニー、ジニーシエラという車種を挙げることができると思います。

そのようなガチ系の四駆として新たに登場したのがかつて存在した名車の復活”ブロンコ”です。以前存在していたモデルだけに”戻ってきた”という言葉が適切かもしれませんね。

フォード・ブロンコの初代モデルは1965年に登場していますが、コンパクトな2ドアボディに脱着式のトップを備えるモデルも用意していたブロンコですが、民生のクロカンのジープであったり、インターナショナル/スカウトなどの対抗車種として登場しました。

1970年代に入るとブロンコはピックアップトラックのFシリーズの車体をベースとして、ボディ後半を荷室とした2ドアRVとして大きく改良されていきます。ですが、初代ブロンコの愛嬌を感じるキャラクターは継承されることはなく、2代目以降は角目のヘッドライトによる武骨なイメージが強調されていきました。

ピックアップトラックのFシリーズがベストセラーの定番となる一方で、車台を共有する2ドアのRVであるブロンコは伸び悩んでおり、やがてはフォードはSUVのラインナップを一新することになります。フルサイズSUVのエクスペディションであったり、ミッドサイズのエクスプローラーを誕生させて、ブロンコは1996年にひそかに生産を終了しています。

このように、フォード製のSUVとしての役割を次世代モデルへと譲っていったブロンコですが、解放的な雰囲気も漂わせている初代モデルに、アーリーブロンコとの愛称で親しまれ、現代でも中古車市場で高い支持を得ています。

・フォードもブロンコには気合いを入れた

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そんな中、2021年モデルで復活をした新型のブロンコですが、まさにアーリーブロンコと思わせるような丸めのヘッドライトが採用されたり、現在フォードのSUVとしてはフルサイズのエクスペディションを頂点として、ミッドサイズのエクスプローラー、コンパクトサイズのエスケープ、さらに小さなエコスポーツという4モデルが展開しています。

より乗用車色の強いクロスオーバーとしてエッジやフレックスという車種も存在していますが、2021年モデルとして追加される電気自動車のマスタングマッハEもSUVのカテゴリーに属するものとなります。自社ブランドだけでもそれだけ多くの車種がある中に投入される新型ブロンコですが、どのようなモデルなのでしょうか?

車名についてですが、実は近年のフォードでは自社モデルにEまたは、Fではじまる名称が与えられるのが通例となっています。例外はマスタングやレンジャー、トランジットなどで、伝統の車名を引き継ぐブロンコもその例外となる1台と言えるでしょう。

それだけにフォードとしても気合いの入ったモデルといえるのかもしれません。車体のどこにもブルーオーバルが見当たらない点についてもそれだけ特別扱いしているようにも思えます。ちなみにブルーオーバルとはフォードのエンブレムのことです。

新型ブロンコの車台はミッドサイズのピックアップトラックであるレンジャーをベースにしています。エンジンは縦置きにマウントされており、駆動システムは後輪駆動をベースとする4WDです。ボディは前後のオーバーハングを可能な限り詰めており、大きなアプローチやランプブレークオーバー、ディパーチャーアングルを確保して悪路操作性を向上させています。この生い立ちは初代ブロンコと同様といえます。

ブロンコ初としての4ドアモデルも登場しています。新型ブロンコでは伝統の2ドアモデルのほかに、ホイールベースを延長して後席用のドアを備えたモデルもラインナップしています。両モデルとも脱着式のモジュール式ハードトップが設定されており、3つの簡単なステップで脱着・分解をすることが可能になっています。このハードトップを完全に外した際には、ドアのショルダーラインより上はスポーツバーと呼ばれるロールケージのみとなり、圧倒的な開放感を得ることができます。

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新型ブロンコは現行のフォードSUVラインナップにおいては異質な存在とも言える独創的なスタイリングを備えています。それに加えてデタッチャブルトップや脱着式ドアといった装備も他車にはないもので、そもそもオフロードに特化したSUVという存在自体が、今のフォードでは異例なのかもしれません。車体にフォードのエンブレムがない、とか既存のラインナップからかけ離れたこのモデルが、ブランド内での一モデルとしてではなく、フォードとしての看板モデルとして育成していきたいという思惑があるのかもしれません。

かつてのCJやラングラーがジープブランドを無二の存在とさせたように、ブロンコはフォードの存在感を際立たせる存在になり得るのでしょう。

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