新車情報2021 トヨタ ヤリスクロス 釣りでもスノボやスキーでも!積載量はトップクラス!

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ヤリスクロスはヤリスと同じTNGA、GA-Bプラットフォームをベースとしてユーティリティに優れた荷室や先進の電子制御4WDシステムを採用しています。クラス世界トップレベルの低燃費も実現するなど、新型ヤリスクロスはコンパクトSUvとしてかつてない新たな価値を提供してくれるでしょう。

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◆ヤリスクロス エクステリア

ロバストとアジリティをミニマルに表現しているデザインで、凝縮感のあるミニマルなボディに大きく張り出したフェンダーを備えており、SUVらしいロバスト=強靱さとコンパクトクラスならではのアジリティ=俊敏さを表現しています。

水平基調の明快な立体構成によってまったく新しい都市型ミニマルクロスとしてのイメージが強調されています。

フロントマスクにはヤリスシリーズの一員であることを示す上下二段の台形グリルを備えており、ワイド感を演出するリヤコンビネーションランプも装備しています。

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・パワートレイン

世界トップレベルの低燃費を実現しています。ハイブリッド車には1.5リッター直3ダイナミックフォースエンジンにモーター内蔵のトランスアクスルを組み合わせています。燃費最良値はWLTCモード燃費で30.8km/Lを実現しています。ガソリン車は同じク1.5リッター直3エンジンに発進用ギアを備えるダイレクトシフトCVTを組み合わせています。

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・ホイール

3種類のホイールをグレード別に設定しています。最上級グレードであるハイブリッドZとガソリン車のZは、切削光輝仕様の18インチアルミホイールを標準装備しています。その他、ハイブリッドGとガソリン車のGには16インチアルミホイール、ハイブリッドXとガソリン車のXには16インチスチールホイールが装備されます。

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・インストルメントパネル・メーター

一部グレードを除きステアリングスイッチを備えた3本スポークステアリング、全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールなどが標準装備されています。ユーザー目線に立った利便性が追求されており、インパネにはスラッシュ成型のスフ土パッド、ドアトリムには新素材フェルトを使用するなど、上質感も高められています。

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・シート

フロントシートはハイブリッドXとガソリン車Xのみヘッドレスト一体型となりますが、それ以外はヘッドレストセパレート型を採用しています。最上級グレードのハイブリッドZとガソリン車Zには運転席6ウェイパワーシートも標準装備されています。

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・ユーティリティ

6対4分割の可動式デッキボードを採用しました。FF車のG以上にはラゲッジルームに6対4分割アジャスタブルデッキボードを標準装備し、荷室フロアの高さを左右別々に調整できるため、荷室の形状や大きさに応じた、より細かいアレンジに対応しています。

ラゲッジルームはクラスを超えた使い勝手を実現しており、デッキボードを下段にした場合の荷室容量は390リッターを実現しました。110リッターのスーツケースは2個、あるいは9.5インチのゴルフバッグ2個を搭載できる広さを備えています。このクラスでは珍しく、ハイブリッド車もガソリン車もG以上には4:2:4分割可倒式リヤシートが採用されており、中央席のみ格納もできるため、荷室のアレンジ性も良好といえます。

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・ヤリスクロス ハイブリッドZ/Zの主な特徴

フルLEDヘッドランプを標準装備する最上級グレードで、リヤコンビネーションランプも標準装備しています。18インチアルミホイールも外観を大きく特徴づけるポイントで、前席シートヒーターや室内のLEDアンピエント照明なども備わっています。

通信機能のT-コネクトやアップルカープレイなどのスマホ連携機能に対応するディスプレイオーディオを全車に標準装備しており、画面サイズはグレード別に8インチと7インチを設定しています。

・ヤリスクロス ハイブリッドX/X/X”Bパッケージ”の主な特徴

プリクラッシュセーフティやレーダークルーズコントロールを含むトヨタセイフティセンスを標準装備しています。(XBパッケージを除く)後席シートは6対4分割可倒式を採用し、ガソリン車にはビジネスユースを想定した「X”Bパッケージ”」も設定します。

インテリアには、ハイブリッドZとZが合成皮革+ツィード調ファブリックを装備、ハイブリッドGとガソリン車Gには上級ファブリック、ハイブリッドXとガソリン車Xにはファブリックが採用されています。内装色はハイブリッドZとガソリンZのみダークブラウンとなります。

・ハイブリッドG/Gの主な特徴

ドア下モールディングに車名入りのプレートが付くほか、16インチのアルミホイールを装備しています。その他、8インチディスプレイオーディオや4:2:4可倒分割式リヤシートなどの上級装備も備えています。

オートマチックハイビーム装備し、ハイ/ロー自動切り替えのオートマチックハイビームは一部を除いて標準装備されています。ハイブリッドZとガソリン車Zには、アダプティブは衣ビームシステムがオプションで設定されています。

よりコンパクトなヤリスに対して、ヤリスクロスは荷室の広さやユーティリティが格段にアップしています。都会で映えるクロスオーバースタイルの逞しさだけではなく、悪路走破性を高めるための四駆機能も充実しています。ヤリス譲りの動的質感の高さに加えて、燃費はクラス世界トップレベルで、人気のミドルSUV並みの機能性や満足感をどこまで小さなクルマで実現できるかに挑戦したといいます。

ヤリスクロスはその名の通り、ヤリスのクロスオーバーSUV版です。ヤリスクロスの骨格構造もヤリスで初めて世に出たGA-Bプラットフォームを踏襲しており、日本で用意される2種類のパワートレインである1.5リッターハイブリッドと1.5リッターガソリンもヤリスと共通です。

車両が約半年という間隔で発売されたことを見れば、ヤリスクロスがヤリスの斜め後を追いかけるかたちで並行的に開発されていたことは容易に想像ができます。その関係を兄弟分とも言えるプリウスとC-HRにも似ています。

ヤリスに続いてヤリスクロスでも担当していた開発エンジニアは2019年のヤリスのワールドプレミアで、これがGA-Bプラットフォームの最初になると話した通り、プラットフォームとメインユニットは、将来的にカバーするクルマを想定してシリーズ開発をしていると話しました。

この考え方はGA-Cと基本的に同じと説明しています。

また、ヤリスは日本とフランスで生産しているということ、日本と欧州、豪州で販売されていますが、ヤリスクロスの生産体制と販売市場も基本的にヤリスと同じといいます。

ですが、ヤリスから大きく変わった点もあり、それは開発にトヨタ自動車東日本が深く関わるようになった、といいます。

トヨタ自動車東日本が設立されたのは2012年の7月で、知っている方も多いかもしれませんが、当時トヨタの子会社であった関東自動車とセントラル自動車、そしてトヨタ自動車東北という3社が東北を第3の国内生産拠点にするため宮城県に集結して生まれた完成車製造子会社なのです。

東北でクルマを作り続けることが、一番の復興への貢献という思いから、トヨタは統合の時期を早めたといいます。旧関東自動車の名残でセンチュリーの生産も手がけるトヨタ自動車東日本ですが、それ以外はヤリスを筆頭にアクア、シエンタ、カローラアクシオ、フィールダー、ポルテ/スペイドなどの生産を担当しています。

もちろんヤリスクロスの国内生産もトヨタ自動車東日本がするのですがその成り立ちから想像されるように、トヨタ自動車東日本は最終組立ではなくクルマの設計開発機能を持ちます。

◆新車情報2021 ヤリスクロスの大いなる強み

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ほとんどのボディ設計と電子部品の設計、実験の一部をトヨタ自動車東日本にも担当してもらうケースはこれまでもありましたが、今回は可能な限り広い領域でトヨタ自動車東日本に担当してもらうのがテーマの一つだったといいます。

そのような新しい開発方法の中で、トヨタ自動車東日本サイドのまとめや推進役となったのは高村氏で「これまではアッパーボディ開発・評価が主な業務であったのが、トヨタ自動車東日本には空力開発の機能がなかったのです。しかし、今回はコンパクトカーカンパニー全体としてトヨタ自動車東日本の領域拡大に取り組むことになり、新たに初期から空力開発。評価も担当することになったのです。

ヤリスクロスのデザインは、都会派のミニマルSUVということでデザインが非常に大切となるクルマですが、一方で欧州のCAFE(企業別平均燃費基準)のために優れた燃費性能が要求されます。そのために大きく影響するのが空力で、デザインと機能の両立を試行錯誤しながら造形していったのです。実際にはアッパーボディだけではなく、床下の処理やフロントバンパーサイドによる整流、リヤへの空気の流れの回り込みを抑制することが空力改善のキーとなったのです。

トヨタ自動車東日本の設計。評価担当と各デザイナー間の間で、本当にミリ単位の調整をしながら造り込んでいったヤリスクロス。デザイナー側にも機能をデザインにしっかりと取り入れたいという意向があったので、一つ一つの造形の意味などを議論しながら一緒になり造り込んでいったのです」。

◆新車情報2021 ヤリスクロスは機能装備を充実させたワケ

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アッパーボディといえば、ヤリスではわざわざ5ナンバー幅の日本専用ボディを用意しましたが、ヤリスクロスは対照的にグローバルで共通の3ナンバーボディとなります。SUVコンパクトクラスでも5ナンバーサイズは少数派ですし、国内では一足先に5ナンバーのライズも発売としています。その点については、ヤリスクロスは5ナンバーサイズにして欲しいという声は販売現場からほとんどあがらなかったといいます。

国内乗り心地SUVラインナップ戦略は、ヤリスクロスも含めて非常に細かい議論をして詰めていきました。単純なサイズだけではなく、各車の世界感や商品性によっても、細かく位置づけされています。ライズはよりラギッドな方向で、ヤリスクロスはコンパクトでありながら、スタイリッシュで都会的な世界間を目指しています。上のクラスでたとえると、RAV4がライズでヤリスクロスがハリアー、というような位置づけを想像するとわかりやすいかもしれません。

トヨタ社内で商品化を決める会議では、そこでは同じSUVでも世界感を分けており、ヤリスクロスは都会的な洗練されたSUVというカテゴリーのコンパクトゾーンを担う商品になるといいます。今後のマーケットを見据えると、同じSUVでもそれぞれ持っているキャラクターとユーザーのニーズが細分化していくと予想されており、そこに合せて開発していくのです。

いずれにしても、ヤリスクロスは日本でいうコンパクトSUV、欧州ではBセグメントにメジャーブランドとしてはほぼ最後発に近い状態での登場になります。

アーバンミニマルというデザインコンセプト通り、エクステリアデザインは余計な加飾を排した都会的なSUVという狙いが明確となっていますが、2機種のパワートレインの両方に4WDが用意されているだけではなく、マルチテレインセレクトやTRAILモード、ダウンヒルアシストコントロールなどの悪路走破性をさらに高める機能も追加されています。

4180mmというボディの全長は、競合車と比較しても小さめで、都市部でも小回りが効きそうですが、同時に荷室はクラストップレベルの収納力を謳っています。しかもこのクラスでは贅沢といってもいいハンズフリーパワーバックドアや、4:2:4の分割可倒式リヤシート、6:4分割のラゲッジボードなどの工夫を凝らしています。ボディ設計でも凸凹のない大きなバックドア開口部を実現するなど、ラゲッジ機能には並み並みならぬ思い入れがあります。

◆新車情報2021 ヤリスクロスは目標を明確化

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SUVは例えばこれで山や海に行く、ゴルフをする、といった明確な目的を持ったユーザーが購入するクルマと言えます。海に行くユーザーはサーフボードやウェイクボードを積んで、さらにウェットスーツなどの着替えも載せることができる必要がでてきます。

山に行く場合にはキャンプ道具やバーベキューセットを積むでしょうし、スキーやスノボなら板はできるだけ車内に積みたいと思うでしょう。ゴルフをする人には後席を倒さずにゴルフバックが積載できることは絶対です。

そうした明確な目的のあるユーザーには、その車がどんなにかっこよくて、いかに気持ちよく走っても、そうした目的がかなえられていなければショッピングリストには絶対に載せません。今の日本では、RAV4のような、もう少し大きなクルマのSUVが主流なのですが、ヤリスクロスはそれよりも40~50センチ小さいモデルです。大きなSUVに負けないラゲッジ性能や使い勝手を実現することにチャレンジしたのです。

日本では明確な競合車は意識していないといいますが、欧州ではルノー・キャプチャー、日産ジューク、プジョー2008、フォルクスワーゲンTクロス・Tロックといった全長4mちょっとのSUV市場のど真ん中に入っていくことになります。

そうした市場ではこの荷室の広さやユーティリティ、そして十分な動力性能と燃費との両立が大きな強みになっていると考えられています。

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