ヤリスクロス おすすめ グレードはG以上!ヤリスクロスはまさに大衆が願った手の届く買いやすいモデルだった。

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多くの人にとって待望のモデルが登場した!といえるヤリスクロス。ここまで一般大衆側に振ったモデルもありがたいと思われますが、いかに真ん中直球ストレートといわせるようなモデルです。価格もトヨタセーフティセンスのつかないX”B”パッケージが179万8000円、サポカー補助金10万円の対象となるXでも189万6000円と、諸費用込で200万円を少し上回る程度で購入可能と思われます。多くの人にとって手が届くと思われる価格帯なのでは?

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◆新車情報2021 トヨタ ヤリスクロスはみんなの味方

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2020年9月に登場したヤリスクロス。その価格帯は179万8000円からとまさに多くの人にとって待ちに待ったモデルではないでしょうか。そんなモデルがSUVから登場したというのも時代の流れを感じさせます。

以前トヨタは2シーターのライトウェイトスポーツを若い人でも手の届く価格帯で登場させるということがいわれてきました。2017年の東京モーターショーではS-FRというコンセプトモデルが登場したほど。ですが、開発はすでに凍結されているようです。ライトウェイトスポーツというのに無理があったのかわかりませんが、それでも若い人でも手の届く、まさに今が旬のSUVから登場したというのはトヨタらしいといえるかもしれません。

コンパクトクラスのSUVでハイブリッドとガソリンモデルの2本立て、後輪モーター方式のE-Fourの設定、そして、誰もが購入できそうな価格設定など、どこから見ても他のメーカーの追随を許さないモデルとして登場したのがヤリスクロスです。

ヤリスクロスにはFFと4wdの設定がありますが、やっぱりハイブリッドG以上の4wdに乗ることが満足する買い方かもしれません。それはハイブリッドシステムによる十二分ともいえるパワー、E-Fourの高い実用性、前後重量配分などからくるしっとりとした乗り心地にあります。

グレード設定としては、

X”B”パッケージ、
X
G
Z

の4つに分かれるのですが、軽い身のこなしが見て取れるのはGのガソリンFFではないでしょうか。アクセルとブレーキ操作に対してとても従順であったり、ギヤ機構付CVTは歩くような微速での速度コントロールも簡単にできたりします。車場内での移動や渋滞時などでも運転がしやすいでしょう。この軽さこそヤリス譲りといえるかもしれませんね。

ヤリスと同じグレードでの比較をしてみると、ヤリスクロスは120㎏程度車重が重くなっているのですが、ギヤ機構付CVTの最終減速比を約14%ローギヤード化してヤリスと同等の走行フィールを達成しています。ギヤ機構部の変速比とCVTそのものの変速比はヤリスと同一になっています。

WLTCモード燃費では車両重量が重く、社交が高い前面投影面積が大きくなるヤリスクロスが1.6㎞/Lほど劣っており、19.8㎞/Lですが、それでもSUVとして考えるとかなり走っているほうだと思います。

ヤリス同様に、ヤリスクロスのガソリンモデルにはアイドリングストップ機構は付きません。それによって、信号待ちのアイドリング時には燃費が下がっていくのですが、走り始めるとその燃費性能の良さのおかげで元通り!というわけなのです。

ハイブリッドZのFFについては、かなりピンピンしていると感じられます。発進時は駆動モーターによる力強さが全面に出ており、一連のTHSⅡシステムと同様に20㎞/hあたりを過ぎたところからエンジン出力も加速していきます。

ハイブリッド化されて重くなった重量はわずかに50㎏程度で、よくよく考えてみると大人一人分といえそうです。ハイブリッドZの実燃費を見てみると、約27㎞/Lとカタログ値から見るとだいたい90%くらいの見立て、ということになるでしょうか。

それでもヤリスZと比べると車体の上下動が少し大きいと感じられるのがヤリスクロスです。路面状況に変化があると少し車体にも影響がありそうな感じなのが気になるところですね。

ヤリスは車高が高くない分、上下動の揺れの幅というのはそれほど感じないのですが、わずか10センチ強でも高さが変わると上下動のこまかな動きでも感じられるのはSUVの弱点!?の一つなのでしょうか。

ヒップポイント上昇に伴う、適正なドライビングポジションの位置がヤリスから変更になっているために、どうしてもそうなってしまうのは致し方ないのではと思われてしまいます。

その点でいうとハイブリッドGの4wdは出力特性と乗り味がうまくバランスしており、でこぼこの道を通過しても車体や体が感じる衝撃は小さくなっていると思われます。これはサスペンションの前後が見事に連携しており、上下動をしっかりと押さえてくれているということなのです。そのために体に伝わってくる振動や衝撃が少ないのです。タイヤについても18インチのタイヤということもあるのかもしれませんね。

ヤリスクロスのFFと4wdでは前後重量配分が少し違います。FFについては前62.5%に対して後ろが37.5%、4wdは前が57.4%に対して後ろが42.6%とFFのほうが前軸重量が5%ほど高くなっているのですね。それに加えてリアサスペンション型式も駆動方式で違っており、FFがトーションビーム方式であるのに対して、4wdは2リンク式のダブルウィッシュボーンなのです。

これは後輪用のモーターが搭載されることや、同一グレードのガソリンFFモデルに対して130から140㎏重くなることに対する策ということですが、相乗効果としてはゆったりとした乗り味になっているようです。

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◆新車情報2021 トヨタ ヤリスクロスの高速巡航

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ヤリスクロスを高速巡航させてみるとどうなるか。燃費数値と動力性能から見るとハイブリッドZのFFの満足度が高いと思われます。アダプティブ・クルーズ・コントロールや車線中央維持機能を使いこなすという意味で時速で80㎞/hくらいで走ってみると、31.8㎞/Lという燃費性能を発揮したりします。

これは高速道路モードである26.1㎞/Lを超える数値で、まさにアダプティブ・クルーズ・コントロールさ様様といえるかもしれません。加減速のアクセル操作に対する余裕も大きいので、それと同時にドライブしている気持ちにも余裕が生まれてきます。なんともすがすがしい気分です。ヤリスクロスには全車速追従機能付きアダプティブクルーズがついていたり、電動パーキングブレーキとブレーキホールド機能が追加されているので、これはうれしい装備といえますよね。

ですが、時速60㎞/hあたりから少しエンジン音が気になりだすのか、というところもあります。THSⅡの減速比が13%ほどローギヤード化されているころから、ヤリスやこのヤリスクロスに搭載される直列3気筒1.5リッターのユニットは、ガソリンやハイブリッドは問わずに非常に優秀といえますが、車内に感じる音というのは、まだ工夫が必要と思われる段階ですね。

ガソリンFFのGグレードですが、市街地走行で感じられるのは軽い身のこなし。ハイブリッドモデル以上にエンジンの車内への音が気になるのですが、ガソリンモデルなのでこれは受け入れざるを得ないといえますね。ストレスなくスムーズにエンジンは上昇してくれます。パワーも申し分なし、振動もあまりなしとなるのですが、加速時のエンジンの音量には気になってしまうところがあります。

ですが、燃費数値については抜群によく、アダプティブクルーズ・コントロールで時速80㎞/hで走った場合には、高速道路モードのWLTCモード燃費21.1㎞/Lを大きく超える約30㎞/hを達成してしまうのです。

ハイブリッドGの4wdでは、ハイブリッドZの力強さと、Gグレードの優れた燃費数値に加えて、市街地で感じられるいいところが、しっかりと乗り味にも生かされているということですね。もちろん、それは高速道路などでの高速巡航時もそうです。車そのものの高い直進安定性と、ヤリスクロスに全車標準装備されている横風対応制御が加わったことで、非常にゆったりと、リラックスした走行を楽しむことができるでしょう。

まさにヤリスクロスは独り勝ちといえるような感じなのですが、先進安全技術でも車線中央維持機能が高い確率で作動してきます。より安全に、ということで悪くはありませんが、いささか発生しすぎというところも否めません。

複雑な道路環境のうち、車線の把握は車載の光学式単眼カメラのみで対応しているため、致し方ないところではあります。都市高速での白線や破線は道路の補修あとに消されてしまったり、そもそも交通量の多さから消えてしまったところもあったりと、システムには少し酷すぎる環境も出てくるかもしれません。

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◆新車情報2021 トヨタ ヤリスクロスは素性がいい

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ヤリスクロスには新世代のTNGAプラットフォームが採用されています。微小なステアリング操作に対してしっかりと反応するように筑われていたり、ブレーキシステムにしてもそうしたものがしっかりと備わっています。走る・曲がる・止まるという基本性能が高まっているために、最新の予防安全システムの頻繁な作動にもつながっているのかもしれませんね。

日本の道路事情に少しずつ変わってきており、自動化レベル3まで法的に開放されているのが今です。高速道路や自動車専用道路の本線上で、60㎞/h以下での走行時には、HDマップが機能していることや、ドライバーが前を向いており、いつでもシステムから発生する運転操作の権限移譲に対応できるなど、何個も作動条件がつくのですが、世界に先駆けた高いレベルでの運転操作の自動化は直に歓迎したいところです。

システムの物理的な限界点も知る必要があるのがドライバーや車に乗る人たちで、システム任せの運転操作はあってはならないと思われるのです。たといレベル3の技術実装した車であっても、現時点では販売されていないのですが、2020年度中には国内の自動車メーカーから登場することにもなってきます。システムに任せるところは任せる、でOKかもしれませんが、人と車の協調した運転がこれからさらに必要となることは間違いありません。

ヤリスクロスはコンパクトクラスでありSUV、さらにハイブリッドという三拍子そろったモデルです。価格もトヨタセーフティセンスがつかないX”B”パッケージが179万8000円、サポカー補助金10万円の対象となるXでも189万6000円と、諸経費込で200万円を少し上回る程度で購入が可能のモデルです。多くの人にとって手の届くモデルがついに登場したともいえるでしょう。

◆新車情報2021 トヨタ ヤリスの系譜

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1999年の1月に初代ヤリス、日本名ではヴィッツが登場しました。今回のGA-Bプラットフォームと同じく、NCB、ニューセンチュリーベーシックカー専用のプラットフォームを当時の最先端技術で開発して、21世紀のモビリティをリードするベストパッケージングを目指した車として登場したのです。

派生車としてはセダンのプラッツや、ミニバンのファンカーゴがデビューしています。このファンカーゴには現在のスープラや86の開発主査である多田氏が携わっています。そして時代は変わり2020年2月にはヤリス、そして9月にはヤリスクロスが登場しました。トヨタのコンパクトクラスSUVについては実はこれで終了ではないようなのです。

新型ヤリスのストーリーは今まさに始まったばかり。この先も興味を持ってもらえる車を生み出し続けますと開発担当者は話しています。興味を持ってもらえる車とは!?この先にあるトヨタとしての展望は新世代にふさわしい派生モデルの登場となるのか、それとも全く新しい新規のモデルとなるのでしょうか?

”興味を抱いてもらえるような車”といえば、タイで世界初公開されたカローラクロスもその一つといえそうです。世界的なブランドで歴史ある車といえば、このカローラなのですが、そこから派生して登場するモデルがカローラクロスです。

このカローラクロスの登場をもって、トヨタのSUV戦略のラインナップはいったん終了となるのでしょうか?カローラクロスの登場もすでに噂されており、それは2021年の秋ごろといわれています。その時期は現行型のカローラがマイナーチェンジすることから、そのタイミングでの登場ということになるのかもしれません。

これかもずっとと続くであろう車の車の開発ですが、その時代の潮流に乗れるのかどうかで、自動車メーカーも大きく業績を伸ばせる、伸ばせないということが如実に表れてくることでしょう。

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