新車情報2021 日産 次期フェアレディZのEV化が進む!?これから大きく拡大する電気自動車市場

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このままガソリン車は悪で電気自動車はエコで素晴らしいという風潮がなくならなければスポーツカーもEVになっていくのかもしれません。EVの普及を進めている日産から登場するフェアレディZの新型にEV搭載という情報が流れてきました。

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◆新車情報2021 日産フェアレディZがEV化

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今回登場したプロトタイプのモデルはもちろんEVではなく、Ⅴ型6気筒ツインターボ・6速MTを搭載する予定になっています。新型フェアレディZは2020年9月16日にワールドプレミアされたのですが、この状態からほぼ量産モデルとして出す、ということをはっきりといわれました。デザインはこのままに、搭載するエンジンは400psを超えるものが備わっていきそうな話がチラホラとでていますよね。

今後EVの普及が大きく行われていく中で、フェアレディZもEV車へと変更していきそうな感じです。日産のEVの歴史について、過去にEVスポーツモデルの構想があったといわれています。

それは2000年代後半のことで、日産が量産型EVを計画している情報があり、日産が目指すEVの構想がありました。それは2009年に開催された国際電気自動車シンポジウムのことで、その際にリーフが世界へ登場してきたのです。それからというもの、5ドア車の構想や、商用車でのEV,2ドアスポーツのEV車など量産していきたいという考えもあったようですね。

2011年には商用EVのe-NV200が実証実験で始まっているのですが、その後、インフィニティでも2012年のニューヨークショーで発表されたりしています。その流れもあり、2ドアスポーツEVを期待してもらいたいという日産の幹部の話もあったようで、結局のところはリーフのみの登場と、EV市場があまり伸びなかったことがありインフィニティのEVモデルも量産されることはなかったのでした。さらには、フェアレディZのEVモデルなんかの構想もあったようですが、結局登場せず、ということだったんですね。

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◆新車情報2021 日産のEVスポーツの行方

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それ以降というもの、日産から2ドアスポーツEV量産の話は消えてしまっているのですが、その最大の理由としてテスラが主導して世界的に拡大したPremiumEVで、ガソリン車のみの航続距離を実現するために、電池容量が初代のリーフの4倍以上が珍しくない事態になり、電池パックを搭載するために床下が広いSUVやセダンが主流となっていったのです。EVのモデルにもSUVがいいということだったんですね。

2020年の9月に登場したフェアレディZのプロトタイプを確認する限りでは、EVとして商品力があるといわれている電気容量70kwhから90kwh程度の電池容量を考えると、フェアレディZのEVは今すぐには無理そうです。

今回のフェアレディZのプロトタイプでの搭載はガソリンエンジンということになりますが、Z36型で大きくフルモデルチェンジを行い、EV化、もしくはハイブリッド、e-パワー搭載ということが考えられると思います。

インフィニティは日産に先駆けてプラグインハイブリッドのラインナップが増えるといわれています。その技術がZ36型にも搭載されることになるのでしょうか。

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◆新車情報2021 ホンダがF1から撤退のワケ

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2020年の10月2日、ホンダは突如F1から撤退ということを発表しました。会見の中では2021年シーズンをもってF1参戦を終了するということです。さら八郷社長は参戦終了ということは再参戦もなしと強く名言したのです。

F1再参戦なしということはホンダ市場、これまでにないインパクトがありました。ホンダというとF1というイメージもありますので、ホンダのブランドイメージを今後どのように考えていくのかということも気になるところです。

F1撤退という中には、今後ホンダの電動パワートレイン、エネルギーマネージメントで新たなるブランドの確立があるようです。やはり大きなところでは、新型コロナウイルスの影響で、開幕戦であるオーストラリアグランプリが直前にレースがキャンセルされたり、第11戦では欧州オーストラリアグランプリが第1戦となり、7月にも開催ということで大幅なスケジュール変更がありました。10月開催予定であった鈴鹿サーキットでの日本グランプリも中止となっています。

モータースポーツの歴史を紐解くと、自動車メーカーがモータースポーツから撤退するタイミングというのは、大規模な事故であったり、景気低迷、排ガス規制という大きく3つのパターンがあるようです。今後、各自動車メーカーが電動化関連でワークス活動を中止したり、モータースポーツ事業を大幅に見直す可能性は極めて高いといえそうです。それは経費の削減が影響しているともいわれています。

・F1参戦の予算は年間数千億円にものぼる

F1の参戦予算についてはホンダ技術研究所が負担しているのですが、具体的な金額は公表されていません。ですが、数百億円ではすまない、ということがいわれており、年間で数千億円規模の投資をしている、なんて声が聞こえだしました。

現在、自動車ブランドにあって、モータースポーツ自体必要なのかという声も上がってきているようです。ホンダも、モータースポーツはホンダのDNAといわれるように、F1を失うということはホンダの企業の根幹を揺るがす大きな問題にもなりかねません。それを十分に考慮したうえでの決断ということになるのでしょう。

今後ホンダは自動車メーカーとしての存続をかけた戦いを強いられることになるのでしょうか。

八郷社長がF1参戦終了の検討を始めた時期は2019年11月にエンジン供給を行うレッドブルとトロロッソ(現在はアルファタウリ)に対して契約期間の延長を決めたころからだといわれています。それは2020年から2021年までの1年延長を決めたときです。

◆新車情報2021 ホンダ 四輪部門の赤字

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2020年8月5日、第一四半期の連結決算が発表されました。新型コロナウイルスの影響もあり、世界的に景気停滞は当たり前、需要は大幅に減少、全拠点での生産や販売活動に影響を受けたことで、減収減益となりました。

売上収益はすべての事業における減少などにより、前年同期比では約47%減の2兆1237億円となっています。営業損益は販売費および一般管理費の減少もあったのですが、売上の変動、構成差に伴う利益の減少などで1136億円の損失となっています。前年度は同じ時期で2524億円の利益がでていました。

注目の4輪事業は新型コロナウイルスの影響もあり、特にアメリカ、日本、インドでの販売減少が目立ち、四半期についてはグループ販売台数は前年比で79万2000台、40%もの減少になってしまいました。売上収益についても約54%減の1兆2557億円。そして営業損益は1958億円の損失となっています。前年同期は1204億円の利益でした。

得意の2輪部門については販売台数でグループ全体では62.3%減の185万5000台となっていますが、最終的には112億円の黒字は確保しています。

こうしてみると、ホンダの4輪部門がいかに大きな足かせになっているのかがわかります。好調といわずともしっかりと黒字確保できている2輪部門のことを考えると、これから大きく普及してくるであろうEV市場への投資をしていくのは、企業としても考えねばならないところです。この4輪部門の状況を考えると、F1撤退も考えざるを得ないことがわかります。

◆新車情報2021 EV市場がハイブリッド市場を上回る日

これから電動化が進んでいくということがいわれていますが、実際にどのように動いていくのか、気になるところではありますよね。2035年の乗用車の新車販売台数はハイブリッドが2018年比の3.4倍の785万台、プラグインハイブリッド車が17.8倍の1103万台、電気自動車については16.9倍の2202万台に拡大していくと見込まれています。

EVの新車販売台数は欧州や中国の自動車メーカーがけん引しているのですが、2021年の市場規模は、ハイブリッドが前年比2.9%アップの297万台に対して、EV車が39%ほど増の359万台となる見通しです。ハイブリッドは日本を中心に需要が堅調であり、アセアンや東アジアでも普及しているのですが、欧州や中国ではEVやPHEV、48Ⅴマイルドハイブリッドが積極的に展開されています。そのためにハイブリッドの伸びはそれほどでもないということです。

PHEVの市場はインセンティブ政策を設けた中国や欧州での市場が拡大しており、2035年には1000万台を超える市場規模に成長するといわれています。ですが、PHEVはEV,ハイブリッドと比較しても部品点数が多くコストもアップしてしまい、コストダウンが厳しめということもあるのです。EV市場よりも市場拡大のペースは穏やかになるのではないかと予測されています。ハイブリッド、PHEV、EVの新車販売台数の合計は4000万台を超えるとも予想されています。

電気自動車に関しては中国は市場を引っ張っている感じです。地域別に見てみると、市場拡大をけん引しているのは中国で、2035年にはEVのみで販売が1056万台に達するとみられています。さらにEVを中心に、ハイブリッドやPEHVも伸びてくるということで、日本はハイブリッドが90%以上を占めており、今後EVやPHEVの販売も堅調に推移しそうですが、ハイブリッド中心の構図が続いていくとされています。

欧州ではハイブリッドの普及が先行しているのですが、2021年ごろからEVが急速に普及するといわれています。欧州におけるEVやPHEVの市場は堅調なのですが、ハイブリッドは伸び悩むと予想されているのです。

北米についても現在はハイブリッドが先行していますが、2018年はEVが前年比の2.4倍の26万台となりました。当面はハイブリッドが中心なのですが、長期的にはEVが北米市場をけん引するとしています。北米ではPHEVの市場も2025年に100万代に近づく見通しです。アセアンや東アジアでは市場規模としてはまだ小さいものの、今後の拡大が期待できます。2035年にハイブリッドが200万台近く、PHEVとEVも50万代前後になりそうだとしています。

この市場動向からみて、やはりEV、PHEVの市場は今後急速に伸びてくることから、先に話したフェアレディZのEV化はそう遠くないのではないかと思えるのです。ホンダのF1撤退、電気自動車強化の話もその通りで、今企業の存続をかけて、この電動化を進めることがまさに正念場といえるのかもしれません。

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