新車情報2021 トヨタRAV4 PHVをベースにしたスズキ アクロスなどPHV仕様が注目される時。

2

ついに時代が追いついたのでしょうか?現在各自動車メーカーからさまざまなEV車やPHV車が登場していますが、ジワジワと人気が出てきているようです。10月20日にもスズキから欧州での発売となりますが、トヨタからのOEM供給モデルであるアクロスが登場しました。アクロスはRAV4 PHVがベースとなっているモデルで、RAV4 PHVも今のところいったん受注を止めているくらい注目度の高いモデルとなっています。

スポンサーリンク

◆新車情報2021 スズキ アクロス発売

1

スズキの欧州部門は10月20日に新型SUVであるアクロスを11月に発売すると発表しました。このアクロスはトヨタからRAV4 PHVをベースとしてOEM供給されるモデルです。そもそもこのアクロスが登場する背景としては、2017年2月、業務提携に向けた覚書を締結したことから始まります。トヨタ、スズキ両社の業務提携の内容の一つに、トヨタの電動化技術やスズキは電動車の供給があり、スズキは小型車や小型パワートレインをトヨタへ供給するというものです。

まずは、トヨタからOEM供給が始まったということになるのでしょうけれども、このアクロスはいったいどのようなモデルなのか見ていきたいと思います。

・PHVシステムがすごい

アクロスのPHVパワートレインは、直噴2.5リッター直列4気筒ガソリンのアトキンソンサイクルエンジンによって、2つのモーターを組み合わせたものです。2.5リッターのダイナミックフォースエンジンの高い燃焼効率と高い出力とのシナジーによって、優れた動力性能や低燃費性能を追求しています。

直噴2.5リッター直列4気筒ガソリンのアトキンソンサイクルエンジンは、最大出力で185hp、最大トルクでは23.1㎏mを発揮します。モーターのフロント側が最大出力が182hp、最大トルクは27.5㎏m、リア側の最大出力は54hp、最大トルクは12.3㎏mを発揮します。

エンジンとモーターを組み合わせたPHVシステム全体では306hpものパワーを発揮するのです。

駆動方式は、電気式4WDシステムのE-FOURが採用されており、最新のE-FOURは、トヨタのAWD-iインテリジェント電動4WDシステムですが、電気で駆動する後輪の最大トルクを増やしたのが特徴といわれています。走行状態に応じて適切に後輪にトルクを配分する新制御を取り入れており、高い走破性と優れた操縦安定性を追求しています。前後のトルク配分は100:0から20:80の範囲で変化をしていきます。

・燃費性能がすごい

このエンジンは強力はPHVパワートレインで0から100㎞加速は6秒ほどの性能を発揮します。最高速度は180㎞/hほどで、EVモード、自動EV、ハイブリッド、ハイブリッドモード、バッテリー充電モードの合計4種類の走行モードを切り替えることができます。

またトレイルモードでは、滑りやすい路面で優れたグリップと制御を可能にするオートLSDコントロール機能が作動します。このシステムは、グリップを失い始めた車輪にブレーキをかけて、グリップを維持している車輪にトルクを振り向けます。さらに、スロットルとトランスミッションのシフトパターンも調整して、車両を走行させるのです。

二次電池としては、竹田両18.1kwhのリチウムイオンバッテリーを採用しており、このバッテリーを床下に搭載することで、室内空間を確保しています。さらに低重心化によって走行安定性にも貢献しているのです。

EVモードでは最大75㎞をゼロエミッションで走行できる性能も持ち合わせており、欧州での複合モード燃費としてリッターあたり99.8㎞、CO2排出量が22gという性能を誇ります。

・アクロス専用のフロントマスク

アクロスのエクステリアはRAV4 PHVとは一部デザインを変更しています。フロントマスクは、グリルが大型化されており、ヘッドライトもスリムな専用デザインとして、フロントマスクの中央には、スズキのSのマークが添えられています。バンパー下には、シルバーガーニッシュが装着されています。

タイヤは19インチのグロスブラックコーティング+ポリッシュ仕上げホイールと235/55R19サイズの大径タイヤを装着しており、ボディカラーとしては全部で6色設定されています。

スポンサーリンク

◆新車情報2021 トヨタRAV4 PHVで人気が爆発

2

プラグインハイブリッドカーというと、アウトランダーPHEV、プリウスPHVという時代の中で、ここ最近ではこれからの環境対策としてさまざまなEV車やPHV車が登場しています。2013年は、アウトランダーPHEVが登場して以来、プラグインハイブリッド車は登場してこなかったというのが現状でした。

ですが、2020年6月に登場したRAV4 PHVが登場してから、一気に流れが変わったように感じます。RAV4 PHVの受注が停止している理由としては、バッテリーの供給が追い付かないということで2020年度の販売分は完売ということになっています。

さらには三菱からエクリプスクロスにPHVを搭載したモデルが追加設定されるなど、今プラグインハイブリッドは今までにないほどにぎわってきていると思われます。これからさらに大きく販売を伸ばしていくことが予想されるプラグインハイブリッド市場ですが、自動車産業の中心となることはできるのでしょうか?

・環境だけじゃない性能も

プラグインハイブリッドのメリットといいますと、環境性能が挙げられるのではないでしょうか。ガソリン車やハイブリッド車と比べると、Co2などの排出量をかなり減らすことができるというイメージですよね。

そして低燃費ということもあり、ガソリン代が安くなる、なんて思っている方も多いでしょう。

さらには、加速性能や走行性能が高いというのもプラグインハイブリッドの魅力といえるかもしれません。

ハイブリッド車については、アクセルを踏み込めばよく走るし加速性能も高いという印象はありますが、特にRAV4のPHVモデルは圧倒的な加速力を感じさせるもので、グイグイとアクセルペダルを踏みたくなるほどといいます。

どちらかというとEV走行がメインとなる一般道では、静かな車内と少ない振動にあって、まるでリビングで寛いでいるかのような感じを味わうことができるでしょう。日常の範囲であれば、ひょっとするとガソリンを使わないくらいでEV走行のにで事足りる、というくらいかもしれません。かなり経済的といえるでしょう。

ですが、PHVモデルにもデメリットはあるのです。

スポンサーリンク

◆新車情報2021 PHVモデルは価格が高い

3

プラグインハイブリッド車は、ハイブリッド車よりも価格が20から30%ほど高いといわれています。プリウスはPHVモデルにすると75万円ほど高く、アウトランダーですと77万円ほど、RAV4に至ってはPHVモデルで110万円も高くなるのです。それは専用のパワートレインやバッテリーを搭載しているから、という理由なのですが、それでもこの高さは一般人にはなかなか手の出る価格ではありません。

リチウムイオンバッテリーの価格が大暴落したならば安くはなるのでしょうけれども、そのようなことは期待できないでしょうし、ハイブリッド車との価格差はどうしても縮まらないというのがしんどいところではあります。

・車重が重すぎる

PHV仕様のモデルはすべてにおいて、車重が重いです。一般的にハイブリッド車と比べると150㎏から300㎏と幅はありますが、車重が大きく増えてしまいます。搭載するバッテリーが重く、それを支えるためにボディもそれ相応に強化したものになります。結局のところ、軽いボディに軽いエンジンを搭載すれば、燃費はいいに決まっているのです。ですが、プラグインハイブリッド車は今のところそれができないところが、またしんどいところではあります。

・どうしてもガソリンに頼ってしまう

現在EVがあまり普及しない問題にインフラの整備があります。フルEVは電力がないと全くお話にならないだけに、充電器を探す旅に出かけたり、必要以上に電量を充電してしまうプラグインハイブリッド車も、結局は電気自動車と同じ扱いのようなもので、その場合、電力供給所には、列を作って待っているという光景を目にするのです。

プラグインハイブリッドが脚光を浴びてきている中で、充電設備の充実や、急速充電ができるようなものが必要となり、そのためにはバッテリー自体も改良を加えていかねばなりません。

政策ベース予測では、世界的な環境規制強化の動きと、各国の普及政策や自動車メーカー各社の電動化シフトを背景に考えていくと、欧州ではマイルドハイブリッドやストロングハイブリッドが高い伸びとなっており、中容量のEV車市場が大きな伸びを示しているといいます。

2021年移行には、EV市場は緩やかに伸びてくるとみられていますが、自動車市場全体が縮小傾向にある中で、PHEVやEV市場の展開については予想よりも困難な伸びと見られているようで、経済環境としては消費者の経済状況も悪化することを考えると、いまだPHVやEV市場は伸び悩むというのがあるかもしれません。

かつては使い物にならないといわれていた電気自動車ですが、ここ15年間でようやく最先端の技術と性能によって、RAV4 PHVのようなモデルの登場までやってきました。バッテリー式電気自動車は最終的な目標であり、使用時のゼロ・エミッションを達成することもできて、自動車業界のスタートアップも注目を集めてきています。そしてプラグインハイブリッド車は、当初の走行距離に対する不安を軽減する短中期的な解決策とされています。

5

 

ここ最近、EV車やPHV車に注目が集まってきた理由の一つに、大規模災害が発生しやすい環境というのがあるのかもしれません。台風や、河川の氾濫など、エンジンが水に浸かってしまった場合はどうにもなりませんが、長期間電気の供給を受けることができなくなるというのは、現代人にとってはしんどいものです。いざ、というときにこのような電気を供給してくれるものがあれば2,3日は凌ぐことができるでしょうし、どこかに安心感もありますよね。このようなことを考えると、PHVモデルが注目されるのは当たり前といえるのかもしれません。

スポンサーリンク
スポンサーリンク