新車情報2021 最新EVコンセプトカーが京セラから!?【Moeye(モアイ)】とは一体どんなモデルなのか?

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非常に独特なデザインをしている京セラのEVコンセプトカーの【Moeye(モアイ)】。驚きと快適をもたらす未来のコクピットを表現したといいます。京セラは2018年にトミーカイラZZをベースとしたスポーツEVコンセプトカーを開発しているのですが、それに続く第二段といわれています。これからの未来を見据えた最新技術が搭載されています。どうやら実際には走行はできないようですが・・・?

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◆新車情報2021 最新EVのモアイ

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2020年は1月にソニーがCES2020でVISION‐Sを発表しており、かなり注目を集めていました。それに対抗するかのように京セラから登場したモアイは車載向けの技術を対外的にアピールするショーケースとしての役割を担っているといいます。京セラとしては自動運転化やMaaSの普及が進むなかで、車室内空間の重要性に注目し、驚きと快適をもたらす未来のコクピットを完全にオリジナルデザインで開発したというのです。

室内はかなり未来的な空間が広がっており、居心地がよさそうなファブリック仕立てのシートや、左右に伸びたダッシュボード、メーターやハンドルもない仕様です。これは自動運転時代の新たな乗り物として提案されたもので、クラシカルな外観とは違う雰囲気を持ったモデルといえそうです。

今回の象徴的な機能としては東京大学の先端科学技術研究センターの稲見教授と協働し、独自の光学迷彩技術を用いており、コクピットの一部を透明化してドライバーの視野を広げることを可能としています。

さらに、人間の視覚、触覚、嗅覚、聴覚を楽しませる京セラ独自の各種デバイスを多く搭載しており、車として重要な安全性とエンターテイメント性の両方を兼ね備えた車へと仕上げているのです。京セラが考える未来の車の世界観を世の中に問う車となっています。

このモアイのデザインのテーマは時間で、このコンセプトカーでは伝統から京セラの描く自動車の未来まで自動車の歴史を駆け抜けるような体験を提供できるようなデザインにしているといいます。

外装はクラシックカーを意識した面構成で全体のプロポーションをまとめながら、細部の処理は幾何学的な造形によって未来を感じさせるものとしています。また最先端の技術を取り入れた内装は、新しい形に落とし込みながら古き良き時代のクラフトマンシップを思い出させるような温かみのあるテクスチャを融合させています。

コクピットのデザインはリアルバーチャルを体験するにふさわしい未来感のあるミニマルなデザインで仕上げています。形のデザインだけではなく素材も通して自動車の伝統から、未来を五感で感じる仕様となっているのです。

今回某所で説明会が開催されたということなのですが、その際に本部長の稲垣氏がモアイの開発コンセプトを紹介しています。業界で注目されているCASEをとり上げて、時代は今まさにその方向に進む流れになっていると認識する一方で、車を単なる移動する箱として捉えたくないという想いが京セラにはあるのです。

このモアイを開発するにあたってテーマとなっているのが、人間の五感から味覚を除いた視覚、触覚、聴覚、嗅覚の4つの感覚を直に感じて楽しむ移動空間だというのです。

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◆新車情報2021 モアイの注目は視覚の技術

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モアイは人間の五感を楽しむモデルであるということですが、その中で特に注目される視覚の技術には、京セラ独自の光学迷彩技術を用いている点にあるます。コクピットの一部を透明化してドライバーの視野を拡大することが可能としています。

運転席に座った時に、もちろんですが、ダッシュボードの下が見えなかったりします。6台のカメラで前方を撮影しその様子を3Dプロジェクターでダッシュボードに投影します。周辺の風景を合わせこむことができ、ダッシュボードから下が透明化したような感覚に陥るのです。

本来であれば死角となる部分を映像技術によって見える化することで画期的な手法といえるかもしれませんが、課題もあり、一つは映像として再現できるまでに0.15秒かかるということがあります。現実よりも0.15秒の時間差があるいうことで、高速道路であれば、この時間差は大きな差を生むことになります。そのために今後としては限りなくゼロに近い性能へと近づけていく必要があるということです。

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◆新車情報2021 新型EV モアイの技術

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京セラのモアイにはさまざまなディバイスや技術が搭載されています。ここでそれについてご紹介したいと思います。視覚や聴覚、触覚など五感に携わる技術が搭載されています。

・空中ディスプレイ

高性能な液晶ディスプレイから東映映像を結像させて、オリジナルキャラクターである【モビすけ】がダッシュボードの上部の空間にて、クリアに、リアルに浮かび上がってドライバーを楽しくナビゲートしてくれます。

・光学迷彩技術

ドライバーは一見すると何もないシンプルな形状のダッシュボード上にクリアで鮮明なバーチャル3D映像や、独自の光学迷彩技術によって透明化したダッシュボードを通して前方の風景映像を見えることができ、視覚で驚きと楽しさを感じることができます。

・LED証明セラフィック

ルーフとドアライトには自然光に近い生体にやさしい光を作り出す京セラ独自のLED証明セラフィックを搭載しています。このセラフィックは、スペクトルのカスタマイズが可能となっており、通常のLED証明では難しかった、繊細な色彩表現が可能です。それにより、朝夕の自然光を自由に変調し車内を演出してくれます。光で快適な空間を作り出すのです。

・京セラオパール

京セラ製京都オパールをドアの内面に、人工オパールをセンターコンソールに装着しており、先進性のある空間をはなやかに演出してくれます。

・ハプティビティ

パネルを指でタッチして感圧し微細な振動を発生させて、クリックしたことを伝えるハプティビティをインパネとセンターコンソールに搭載し、ユーザーインターフェースの操作と連動させて、ボタン押下の触感を実現しています。映像を見るだけではなく、リアルな触感でも操作が可能です。

・振動スピーカー

ピエゾ素子を使った振動スピーカーを搭載しており、車内に迫力のあるサウンドを提供。耳で楽しめる快適な空間を演出しています。ヘッドレストにも振動スピーカーを搭載し、ドライバーの耳元にクリアなサウンドを提供してくれます。

・アロマ芳香器

車内に5種類の香り豊かな香りや匂いを噴射させて、気分に応じて香りを選び楽しむ快適な空間を演出しています。

京セラは2つ目のコンセプトカーとしてモアイを発表しました。実は初代のコンセプトカーと違い実際に走行することはできないのです。その理由として自動運転やMaaSが少しずつ現実のものとなっていったとき、京セラとしてはどの分野に力を入れるのかを想定した答えがこのコンセプトカーに込められているということなのです。

モアイは室内空間をいかに魅力的に表現するのか、そこに注力するためにあえてコンセプトカーとして走る機能は搭載しなかったということなのです。

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