新車情報2021 日産 新型エルグランドに期待するのはe-POWERの搭載だが、まだ一部改良のままか・・・。

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外観も選択の一つですが、一番売れ行きの悪い理由としては使い勝手が先代モデルの方がよかったといわれているエルグランド。他者の競合車種の方がいいともいえるかもしれません。新型エルグランドの評価がいまいちのようです。アルファードがオラオラ顔なのに対して、新型エルグランドもオラオラ系にすることで販売を伸ばすことができるのでしょうか?

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◆新車情報2021 日産 エルグランド マイナーチェンジ

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高級ミニバンの元祖ともいわれているエルグランド。2020年10月にマイナーチェンジが行われたのですが、今回の改良では、フェイスリフトを含む内外装の改良がおこなわれた2014年1月以来の大がかり!?なマイナーチェンジといわれています。その内容についてご紹介したいと思います。

今回のマイナーチェンジではフロント周辺を中心にデザインを一新しました。マイナーチェンジ以前のグリルは横桟グリルだったのですが、新型では繊細なつくりの網目状に変更をしています。見た目の力強さには磨きがかかったようで、洗練度が増した印象です。

エルグランドのアイデンティティといえば、ヘッドライトとフロントグリルを上下に分断するようにひかれたラインですが、それが廃止となり、近年ミニバンでよく見かけるオラオラ系に近いデザインとなりました。より存在感はアップしているフロントグリル、そしてそれはセレナのハイウェイスターにも似た印象を受けたりします。グリルがエレガントなサテンクロームと精悍な漆黒のブラッククロームの2種類が設定されています。

ボディカラーとしては日産の新色であります、ディープクリムゾン、ピュアホワイトパール、ミッドナイトブラックなど2トーンを含む全部で5色を設定しています。

インテリアについては、インパネからドアトリムにかけて水平基調に仕立てていることでワイドな広がり感が演出されており、中央にはピアノブラックでまとめた10インチの大型ディスプレイが置かれ、先進感とプレミアム感のあるインテリアに仕上げています。さらにエルグランドに似合うようなプレミアムシートは、連続したキルティングパターンに変更されており、高級かつモダンな印象になっています。

今回新たに先進安全装備が搭載されており、各種の安全装備を組み合わせた最新の360度セーフティアシストが装備されています。

このセーフティアシストですが、前方を走行する2台前の車両を検知して、急な減速などにより、自車の回避操作が必要と判断した場合に、警報によってドライバーに注意を促すインテリジェントFCW(前方衝突予測警報)、走行中に隣接するレーンの後側側を走行する接近車両との接触を回避するようステアリング操作を支援するインテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)、さらにBSW(後側車両検知警報)、RCTA(後退時車両検知警報)などの先進安全技術が標準装備されています。

そして標識検知機能で、進入禁止標識検知機能と、最高車速標識検知機能、一時停止標識検知機能が追加されています。ですが、プロパイロットやスカイラインに搭載されているハンズフリーのプロパイロット2.0の搭載については残念ながらありません。

車両価格については369万4900円からで3.5リッターが447万8100円となっています。

・新型エルグランド価格一覧

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●350ハイウェイスター プレミアム(7名):505万4500円
●350ハイウェイスター(7名):447万8100円
●350ハイウェイスター(8名):447万8100円
●350ハイウェイスタープレミアムアーバンクロム(7名):526万3500円
●350ハイウェイスターアーバンクロム(7名):468万7100円
●350ハイウェイスターアーバンクロム(8名):468万7100円
●250ハイウェイスタープレミアム(7名):444万9500円
●250ハイウェイスターS(7名):369万4900円
●250ハイウェイスターS(8名):369万4900円
●250ハイウェイスタープレミアムアーバンクロム(7名):465万8500円
●250ハイウェイスターSアーバンクロム(7名):398万900円
●250ハイウェイスターSアーバンクロム(8名):398万900円
※すべて2WDの価格。4WDは29万7000円高

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◆新車情報2021 エルグランドにオーテック登場

今回の新型エルグランドで注目すべきは新規で設定されたオーテックモデルでしょう。日産の関連会社であるオーテックジャパンが出てけているオーテックブランドは、多種多様なカスタムカー作りで蓄積してきた伝統のクラフトマンシップを継承しつつ、スポーティでありながら高級感が漂うスタイルが特徴です。

素材についても細部まで作りこんでおり、プレミアムスポーティをコンセプトとしてこだわりのあるユーザーをターゲットとしています。

現在オーテックには、セレナ、ノート、エクストレイル、リーフ、ルークス、そしてエルグランドが加わり、計6車種の設定となっています。

エルグランドオーテックはエルグランドの最上級グレードとしており、オーテックブランドのフラッグシップモデルと位置付けています。

エクステリアは、ダーククロームフロントグリルやメタル調フィニッシュの専用パーツを採用しており、ノーマルグレードと差別化し、かなり堂々としたスタイルとしています。

フロントバンパーには専用のブルーに輝くシグネチャーLEDを採用し、昼夜問わず、一目でオーテックとわかるフロントスタイルに仕上げています。

インテリアでは上質な本革の厚みのあるキルティングで仕立てたシートをはじめとして、ステアリング、ドアトリム、シフトノブにブルーステッチが施されており、細部にまでこだわりぬいた最上級の質感を追求したモデルです。ボディカラーは全部で4色の設定で価格についてはエルグランドオーテック350ハイウェイスター2wdが542万800円、4wdが571万7800円、250ハイウェイスターSの2wdが478万600円、4wdが507万7600円となっています。

エグランドVIPというグレードもあり、走る執務室がコンセプトとされています。シートはギャザーを低下した本革仕様としており、ブラックとホワイトから選択できるほかに、後席の読書灯や、100Ⅴ電源、乗降用のステップなどが装備されています。3列仕様、2列仕様がラインナップされており、個別の要望にも応じてくれるということです。価格は2列シート後席パワーシートパッケージが759万3300円、2列仕様車4wdが789万300円です。

エルグランドは新しくなることで、アルファードをとらえることができるのかということが注目されています。ですが、月の販売台数としては10月度は600台程度、それに対してアルファードは10000台を超える台数です。ヴェルファイアにしても1200台ほどですが、それと対抗できるくらいしかならないのかもしれません。

三菱のデリカD:5、ホンダのオデッセイ、日産のエルグランド、トヨタのアルファード、ヴェルファイアと高級路線のミニバンは揃ってきました。その中でも断トツはアルファードですが、日産のエルグランドにもしe-POWERが搭載されたならば、また少し違ったことになるのかもしれませんね。

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◆新車情報2021 日産エルグランドは廃止にならないのか?

日産のフラッグシップミニバンであるエルグランドですが、現行モデルを改良して当面は販売を続けていくようですが、次期モデルは存在しないのでは?という噂がでています。日産は本当にLクラスミニバンではパイオニアともいうべきエルグランドを消滅させてしまうのでしょうか?

販売面で苦戦しているとはいえ、エルグランドには根強くファンが存在しており、次期エルグランドを期待している人も多いといいます。日産はそこには手をかけずに、このまま敗者となってマーケットから手をひくのでしょうか?

もともと両側スライドドアを持つボックス型のラグジュアリーミニバンのパイオニアは初代エルグランドが開拓しました。それが、アルファードやヴェルファイアの登場によって主役の座が奪われてしまい、現在に至っています。アルファードやヴェルファイアが主役の座を奪えたのはより押し出し感の強いフロントマスクを中心としたエクステリアデザインや室内のクオリティの高さ、豪華な装備やハンドリング、走行性能の良さなどからでした。

当初アルファードがおとなし目の質感の良さで、ヴェルファイアは若者を意識した今でいうちょっとオラオラ系のマスクなどの個性があり、両モデルで幅広いユーザー層に浸透していったのです。

それに対してエルグランドはどうだったかというと、10年近くも世代交代をせずにマイナーチェンジばっかり、特別仕様車などの小手先の改良で対応しており、今だに回復をさせることができていません。

低燃費や、環境志向の強まりの中でアルファードやヴェルファイアには2.5リッターのハイブリッドモデルが投入されていますが、エルグランドは今だガソリンモデルしか出てきていません。

高級ミニバンとしてはトヨタではアルファード、ヴェルファイアに2.5リッターハイブリッド、ホンダのオデッセイには2リッターハイブリッド、三菱のデリカD:5には2.3リッターのクリーンディーゼルターボと環境対応ユニットを搭載することで、エルグランドよりも販売はされているのです。

ですが、日産の首脳陣にはエルグランドは現在のままではマーケットで戦えないということは声は届いているようで、次期型登場もなし、ということはまだ決まっていないようです。アルファード、ヴェルファイアに匹敵する、もしくは超えるようなハイクオリティでより押し出し感の強いエクステリアデザイン、使い勝手、走行性を盛り込んだ仕立てとしていることは間違いないでしょう。

一番の期待はe-POWER搭載ですが、2022年までにラインナップを整えるといわれている中で、ノート、セレナ、キックス、の3種が今のところのラインナップです。2021年には電気自動車のアリアが登場する予定ですし、e-POWER搭載車は5車種投入という中で、ミニバン系に投入するのか、軽自動車のルークスへの投入となるのか、いずれにしても、日産としてはもう後がない感じです。

次世代のエルグランドにはセレナのような1.2リッターのe-POWER搭載としても車重の違いもあり、1.2リッターで十分なのか?という疑問もあります。重さも2500㎏ほどになるためにアルファードのような2.5リッター、もしくはオデッセイの2.0リッタークラスのe-POWER搭載が必要ではないでしょうか。

いずれにしても一部改良やマイナーチェンジだけでは、先頭を走るアルファードには勝すべはなく、一刻も早くハイブリッド搭載車を投入することがユーザーの希望ではないでしょうか?

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