クラウンSUVが次期型として登場の可能性が大!70年の歴史に一旦幕を閉じるトヨタのクラウン

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2020年11月11日、トヨタのクラウンが終了するという衝撃の事実が判明しました。すでに最終調整に入っているということで、一体なのがあったのか、ものすごく気になりますね。インターネット上では、関連ツイートが拡散されているみたいです。

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◆新車情報2021 トヨタクラウン 70年の歴史に幕

クラウンというと日本が誇るセダンタイプのクルマですが、その歴史に幕が下ろされるということは大変に衝撃です。かなりびっくりしました。ですが、現行のセダンとしては一旦幕引きとなるのですが、2022年にもSUVとして新型車が登場するということです。日本や北米、中国に投入されることがすでに決まっており、プラットフォームは現在アメリカで販売されているSUBのハイランダーと同じものを使うと言うことで、現行クラウンよりも車高は高めに設計されるみたいです。

クラウンはトヨタの考える日本人向けの高級車でセルシオはアメリカ向けのレクサスという訪欧米人の好む高級車として開発されたもので当初は日本での発売は予定されていなかったそうです。同じ高級車と言っても違う物差しで作られていますのでトヨタの国内の品揃えから外れていたのでしょう。しかも当時はバブル真っ盛り。

話はそれましたが、いつかはクラウンと言われてきたクルマだけに、悲しい限りです。さよならクラウンとなってしまいました。

クラウンを愛用してきた国内ユーザーのために、新型SUVの発売後も数年は現行型の生産や販売を続けていく可能性があります。現在のところ、カローラシリーズと、従来のカローラアクシオやフィールダーが併売されている感じと同じですね。

現在のセダンタイプは初代から数えて15代目にあたります。日本の自動車の中でもかなり歴史の長いモデルです。現行クラウンのイメージである高級であるとか、スポーティなどの要素から考えると、高級路線のクーペSUVとして再登場というのが妥当でしょうか。

2022年には登場と言われているだけに、2021年の東京モーターショーでワールドプレミア、ということも考えられますね。クラウンSUVという名前で登場となるとさらにSUV市場が賑わいそうです。

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◆新車情報2021 トヨタ クラウンの歴史

トヨタのクラウンは1955年1月に登場したトヨタ、いや日本を代表する高級車と言えるでしょう。各自動車メーカーには、メーカーを代表する高級車がだいたいラインナップされていますが、歴史の流れによって淘汰されていくモデルもありました。ですが、いまだ高級車としてトップに君臨し続けるのはクラウンと言ってもいいくらい、歴史あるモデルです。

「いつかはクラウン」と言われてきたキャッチフレーズが懐かしくもありますが、その狙いはミドル世代で、近年では若い世代をターゲットに展開もしていましたが、所有することのステータスとなっていた時代はすでに過ぎ去ったのかもしれません。

・初代 トヨタ クラウン (RS型/S20系/S30系) 【1955~1962年】

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純国産設計として1955年1月にトヨペット・クラウンが誕生しました。フロントはダブルウィッシュボーン、リアはリジットアクスル、ドアは観音開き、ラジオ、ヒーターを装備したクラウンは、これから長い歴史の幕開けとなるモデルとして登場したのです。

エンジンは直列4気筒OHVに排気量は1.5リッター、と1.9リッターが設定され、最高速度は時速100km。開発された当時の日本は未舗装路が多かったと言われており、走行テストを長時間にわたり重ねることで、乗り心地にも高級車らしい性能が保たれるように苦心して開発されたという話です。

・2代目 トヨタ クラウン (S40系) 【1962~1967年】

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2代目のクラウンは、当時米国で販売されていたフォードのファルコンが意識されており、フラットデッキスタイルが採用されました。ボディはロング化され、テールエッジが張り出したアメリカ車を彷彿とさせる1台へと仕上げたのです。

このとき日本は東京オリンピック開催に向けて高速道路が開拓されていった時代で、シャシーにもそれに耐えられるように高剛性とされ、X型プラットフォームが採用されました。エンジンは当初引き続き直列4気筒OHVが搭載されていましたが、1965年からはトヨタ初の直列6気筒のSOHCが搭載されています

・3代目 トヨタ クラウン (S50系) 【1967~1971年】

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3代目クラウンはペリメーター・フレームが採用されたことによって、低床化に成功しています。そして遮音材を多用することで高い静粛性を確保することになりました、3速AT、フロントディスクブレーキ、パワーステアリングなど、当時としては最先端の技術をこれでもかとばかりに投入されています。

また、あるグレードにはヘッドレストや後部座席の読書灯、クォーツ時計など高級車としての装備も充実していました。

エンジンは1.9リッター直列4気筒OHV、2.0リッター直列6気筒のSOHCの2種類が設定され、4ドアセダンのOHV化にも、2ドアのハードアップ、ワゴンタイプなどバランスのあるラインナップがなされています。

・4代目 トヨタ クラウン (S60系/S70系) 【1971~1974年】

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4代目クラウンは丸みを帯びた独特のスピンドル・シェイプラインが特徴となるモデルで、クジラという愛称で親しまれていました。ですが、あまりに先鋭的なフォルムだったため、ミドル世代からは敬遠されていたようです。クラウン史上最も失敗したクラウンとも呼ばれていたこともありました

エンジンは全てに直列6気筒SOHCで、2.0リッター、2.6リッターを用意していました。ラインナップとしては、4ドアセダン、2ドアハードトップ、ワゴン、バンを揃えており、モデルによっては世界初となるアイドリングストップ機能を装備しています。

・5代目 トヨタ クラウン (S80系/S90系/S100系) 【1974~1979年】

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4代目はクラウン史上最も失敗したクラウンといわれていましたが、その変わりに5代目は直線ラインや重厚さを効かせたフォルムに変更されて、最上級グレードであるロイヤルサルーンが登場した代でもありました。

4ドアセダンや2ドアハードトップ、ワゴンやバンに加えて、Bピラーがないセンターピラーのみの4ドアピラードハードトップが追加されています。

エンジンは直列6気筒SOHCに、2.0リッターと2.6リッターになった5代目は、オプションによって初採用となった4輪ディスクブレーキや、日本初となる速度感応式のハワース手アリング、世界初のOD付き4速ATなど最先端技術が搭載されました。

・6代目 トヨタ クラウン (S110系) 【1979~1983年】

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6代目のクラウンは重厚感のある5代目のコンセプトは継承しつつ、シャープで洗練されたフォルムに変更されました。グレードによっては4代目以来となるカラードバンパーが採用されています。

ラインナップとしては4ドアセダン、2ドア、4ドアハードトップ、ワゴン、バンなどラインナップは豊富で、1980年のモデルにはクラウンとしては初となる直列6気筒SOHCターボが搭載されています。

この時代としては運転席パワーシート、クルーズコンピューター、電子チューナー付きオーディオなど、時代の最先端技術が投入されています。

・7代目 トヨタ クラウン (S120系) 【1983~1987年】

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7代目クラウンは先代の6代目フォルムを継承しつつボディは少し丸みを持たせています。優雅でエレガントな雰囲気に仕上がっています。この7代目から2ドアハードトップが廃止となり、ラインナップは4ドアセダン、4ドアハードトップ、ワゴン、バンとなっています。

搭載されるエンジンは2.0リッター直列6気筒SOHC、2.0リッター直列6気筒DOHCスーパーチャージャー、2.8リッター直列6気筒DOHC、3.0リッター直列6気筒DOHC、2.4リッター直列4気筒SOHCディーゼルターボと、かなり豊富なエンジンラインナップとしています。

ここから「いつかはクラウン」という言葉が登場したのですね。

・8代目 トヨタ クラウン (S130系) 【1987~1991年】

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8代目クラウンが登場した時の日本はまさにバブル期に入っており、高級志向が人気となっていた時代でもあります。クルマに搭載される装備もかなりいいものが搭載されており、クラウンにも電子制御エアサスやエレクトロマルチビジョンなどの最先端技術が取り入れられています。

この時のクラウンはカローラを抜くほど黄金期を迎えており、1990年の年間販売台数は24万台ほどと、歴代1位の販売台数としています。

排気量としては、2.0リッター、2.4リッター、2.5リッター、3.0リッター、4.0リッターが用意され、エンジンも直列6気筒DOHCと、V型8気筒DOHCも搭載されていたモデルもあったほどです。

・9代目 トヨタ クラウン (S140系) 【1991~1995年】

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9代目クラウンは全モデルが3ナンバーとなり、さらに全体的に丸みを帯びたワイドなフォルムへと変更しています。先代の4.0リッターロイヤルサルーンGの進化版と言えるマジェスタも、派生モデルとして新たに追加されたモデルで、歴代としては初となるモノコックボディが採用されています。

安全装備としてはオプションで運転席にエアバッグが装備され、排気量は2.0リッター、2.5リッター、3.0リッター、エンジンは直列6気筒が採用されています。この時代にバブルが崩壊し、景気不安定となってくる中で、高級車はあまり売れなくなってきました。その影響はクラウンにも及んできたのです。

・10代目 トヨタ クラウン (S150系) 【1995~1999年】

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とうとう10代目となりました。クラウンは全グレードがモノコックボディへと移行し、先代よりも100kg以上軽量化に成功しています。コスト削減のために、プラットフォームはマーク2と共用し、ピラードハードトップの廃止やグレードによっては装備されていたエアサスも廃止となっています。

時代に合わせる!?というのでしょうか、重厚感、高級感は継続しつつ、快適性・走行性能を重視する方へと転換がなされていったモデルといえます。

エンジンにはグレードにより最新式となるVViである連続可変バルブタイミングシステムが搭載され、安全装備としてもVSC、車両安定制御システムなど採用されています。

・11代目 トヨタ クラウン (S170系) 【1999~2003年】

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11代目のクラウンは若い世代をターゲットとしていた8代目以来となるスポーティグレードであるアスリートが復活しました。クラウンS17#型の型番をとって通称17クラウンとも言われていたモデルです。

この11代目では2001年にロイヤルサルーンGに、トヨタが新開発としたマイルドハイブリッドシステムが搭載されたことが注目されるポイントでしょうか。これは直噴エンジンに小型モーターと小型2次バッテリーを組み合わせたもので、のちのトヨタハイブリッドシステム=THSの基になる画期的なシステムだったのです。

このころからクラウンは環境性能にも配慮されたモデルへとなっていくのです。

・12代目 トヨタ クラウン (S180系) 【2003~2008年】

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12代目のクラウンはキャッチコピーが「ゼロクラウン かつてゴールだったクルマが、今スタートになる」というもので、通称ゼロクラウンと呼ばれていました。

エンジンは長年にわたり搭載されてきた直列6気筒に代わって、V型6気筒に刷新されました。プラットフォームも新開発となるNプラットフォームが採用され、まさにゼロからの出発と言える仕様に仕上がっているのです。

グレードによってはトランスミッションも5速ATや6速ATが採用されており、スポーティなフォルムとともに若い世代にも評価の高かったモデルです。

・13代目 トヨタ クラウン (S200系) 【2008~2012年】

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12代目はゼロクラウンとして登場しましたが、13代目はそのコンセプトを継承しつつ、少しばかり丸みを持たせたフォルムとなっています。ここから本格的なハイブリッドモデルが登場してきたことがポイントです。

さらに安全性能の面でも格段に進化しており、世界初となるモニター付きのプリクラッシュセーフティシステムであったり、ナイトビュー歩行者検知機能付きであったりと、装備は充実してきました。

エンジンはV型6気筒DOHCとハイブリッドではモーターが追加されており、2.5リッター、3.0リッター、3.5リッターがラインナップされています。

・14代目 トヨタ クラウン (S210系) 【2012~2018年】

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14代目のクラウンは「クラウン リボーン」をキャッチコピーとして、内外装、パワートレインともに大幅な刷新となっています。スポーティなアスリートのフロント周りは稲妻グリルと言われる形となり、かなり斬新なデザインが採用されています。

ハイブリッドモデルも2.5リッター新システムとなり、エンジンバリエーションは2.0リッター、2.5リッター、3.5リッターにV型6気筒DOHCと直列4気筒DOHC+モーターとしています。

先進技術としてトヨタマルチステーションタッチ、インテリジェントクリアランスソナーを装備するなど、フラッグシップとしてモデルとして名に恥じないモデルとしています。

・15代目 トヨタ クラウン (S220系) 【2018年~】

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そして現行型である15代目のクラウンが登場したのです。それまであったアスリートやロイヤル、マジェスタという車名は廃止され、V6、3.5リッターハイブリッド、直4、2.5リッター、直4、2.0リッターターボが元のシリーズと対応しています。

グレードはB、S、G、RSの4種類で、エントリー、ミドル、ラグジュアリーの標準グレードと、スポーティグレードのRSといった感じです。

トヨタのFRモデルとして初めてTNGAに基づく新開発のプラットフォームを採用しており、性能向上とコストの削減、そして生産の効率化とグローバル化が図られたモデルです。

クラウンの一番の特徴はなんと言ってもその時代の最先端の技術が惜しみなく投入されていることにあります。フラッグシップセダンとして、時代の先を行く挑戦をし続けたモデルなのです。

次期型もクラウンとして様々な壁にチャレンジし続けるモデルであって欲しいと思います。

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