新車情報2021 ヤマハ mt-09 2021 フルモデルチェンジで今までにない性能・価格設定に。

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ヤマハのMT-09の上位モデルであるMT-09 SPの公開を初めて行いました。従来型から排気量を42㏄拡大し、889㏄となった3気筒エンジンを搭載するMT-09ですが、低速トルクを発揮する個性的なデザインのネイキッドモデルとなります。

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◆ヤマハ MT-09 2021年モデル登場

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2021年モデルとして登場した新型のT-09 SP。エンジン排気量が増大し、それとともに軽量アルミ製フレーム、最適化されたギア比とアシスト&スリッパ-クラッチ、クラッチ操作不要でシフトアップやダウンができるクイックシフトシステムが装備されており、よりスポーティなライディングが実現します。

このクイックシフトシステムですが、大型モデルを中心に採用が拡大されている機能です。特にロードレースでは、加速中にシフトアップする際のタイムロスを少しでも減らすために、アクセルを一瞬戻してシフトアップし、すぐにアクセルを開ける、といういわゆるノークラッチシフトが当たり前に行われてきました。

その一瞬アクセルを戻す行為を電子的に行い、さらにタイムロスを減らそうと開発されたのがオートシフター、別名クイックシフターともいわれています。

加速中、アクセルを開けたままペダルをシフトアップすると、それをセンサーが感知して一時的に点火をカットしてアクセルを戻したのと同じ状況を作り出し、シフトアップを完了させるというものです。

当初は後付のパーツであったのですが、その後市販レーサーに標準装備されるようになり、1990年代後半あたりからレース出場を想定したモデルに標準装備、またはオプションで設定されるようになりました。現在では、シフトダウンに対応したものも登場しているということもあり、コーナー進入時にブレーキングや寝かし込みに集中することができるというのです。

新型のMT-09 SPはデザイン面においてはコンパクトで優れた新型の小型ヘッドライトなどでデザインが刷新されており、他のMTシリーズ同様に個性的な外観とされています。

MT-09の上位グレードとして発表されたSPでは、スーパースポーツである「YZF-R1M」のイメージを取り入れた専用のカラーリングを採用したうえで、クルーズコントロールや、非常になめらかでレスポンスのいいスライドアクションを実現するKYB製のプレミアムフォーク、ライダーのニーズに合わせて瞬時にセッティングを行えるオーリンズ製のリアサスペンション、さらに専用のブラッシュドアルミニウム製スイングアーム、サルトリアルステッチの専用シートが採用されています。

それに合わせて、アルマイト処理されたダークブラックのハンドルバーとレバー、スモークカラーのブレーキフルードリザーバーなどを採用することで、ベースグレードとは異なる趣が与えられているのです。

今回新型のMT-09 SPの日本導入についてはいまだ決まっていないということです。ひょっとするとMT-09の2021年モデルが発表、発売されるタイミングで同時に発売、ということも考えられます。

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◆ヤマハ MT-09 価格は110万円を切る!?

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すでに欧州でヤマハの新型MT-09の発表がされているのですが、フルモデルチェンジ、さらには電子制御も満載ということでかなり楽しみなモデルなようです。そして装備の割には価格の上昇も少しだけというから、バイクファンには願ってもないチャンス到来かもしれません。

日本でも欧州での登場がすでにアナウンスされており、それと同時にヤマハは国内発売は2021年と発表しています。新型MT-09はエンジンも車体もすべてが大きく刷新されるフルモデルチェンジを行います。しかも電子制御バリバリで、IMU搭載も最新のテクノロジー満載ときています。SNSでもこの装備であれば価格の上昇は大きくあるのではないかとささやかれていたのですが、日本円にして110万円を切るくらいの価格というのです。

北米仕様が正式に発表されたのですが、従来型は8999ドルで日本円にして93万8000円ほど。新型MT-09は9399ドルで、日本円にして98万円ほど。日本国内モデルの従来型の金額は102万3000円なので、だいたい上昇率は4%ほどという計算になりますから、新型のMT-09は107万円ほどという計算になります。

さらに国内のリリース発表とともに、フレームやホイールのディティール写真も追加されているので、しっかりと確認していきたいところです。

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◆ヤマハ MT-09 ABS 3気筒エンジンを搭載

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2014年に発表されて、のちに投入された2気筒エンジンのMT-07とともに、車体の扱いやすさや軽さ、また低価格の設定で大きな注目を集めているロードスポーツモデルであるヤマハのMT-09 ABS。慣性トルクが少なく、燃焼室のみで生み出される燃焼トルクだけを効率よく引き出す設計思想の「クロスプレーン・コンセプト」に基づいて開発された水冷4ストロークDOHC 3気筒4バルブ890㏄エンジンを搭載し、個性的なネイキッドスタイルを持つこの個体は、日本国内や海外、特に欧州では高い人気を誇っています。

今回フルモデルチェンジされる内容については、

・トルクフルな新型の890㏄エンジン搭載

・軽量CFアルミダイキャスト製の新型フレーム

・初採用となる独自のスピンフォージドホイール技術による軽量のアルミホイール採用

・トルク感と加速感を表現したサウンドデザイン

・新型IMU採用の運転操作を支援する各種制御の向上

・間隔を刺激する新しいボディデザイン

が目玉ポイントといえるでしょう。

・新開発水冷4気筒ストロークDOHC 3気筒4バルブエンジン

この新開発のエンジンはストロークアップにより、排気量を845㏄から890㏄に拡大しました。最高出力は116psから119psへアップし、特に最大トルクは、8.㎏mかr9.5㎏mへアップしています。

吸気系については、ダウンドラフト型のFIを採用し、燃焼室は狭いコンパクト型としており、素早い燃焼で高いトルク性能を発揮します。ピストン、コンロッド、クランクシャフト、カムシャフト、クランクケースなど、主要パーツの多くは新設計され、軽量化も推進されています。

燃料供給系も一新され、インジェクターは従来のシリンダーヘッド直付け式から、スロットバルブ側に取り付け位置を変更し、燃料噴射はバルブ傘裏方向としており、優れた燃焼効率を実現しました。これらの燃焼改善と軽量化によって、燃費性能については従来型の9%改善を実現しています。

・新設計のCFアルミダイキャスト製フレーム

最新のCFアルミダイキャスト技術によって驚きの最低肉厚である1.7mmを実現した軽量アルミ製フレームを採用しました。従来としては最低肉厚が3.5mmでしたので、約半分になっています。リヤフレームもCFアルミダイキャスト製としており、スチール製の従来モデル比で1.5㎏軽量化に成功しています。

フレームは直進安定性と操縦性を両立させるために、縦・横。ねじり剛性のバランスを調整しており、特に横剛性は従来比で約50%アップしました。直進安定性向上にも貢献しています。

スイングアームはアルミパネルを溶接したボックス構造としており、フレームとリヤフレーム、スイングアームの合算で、前モデルよりも約2.3㎏の軽量化に成功しました。

・初採用の「スピンフォージド・ホイール技術」

ヤマハ独自のアルミ材開発と工法の確立によって、鋳造ホイールとなりますが、鍛造ホイールに匹敵する郷土と靭性のバランスを達成した「スピンフォージド・ホイール技術」が採用されています。このホイールは、従来モデルよりも前後で700g軽量化されており、さらに、リヤの慣性モーメントを11%低減、軽快で俊敏な運動性能を獲得しています。

・1.5段階膨張エンジンサウンド

新型モデルの開発にあたり、ヤマハでは排気音と吸気音のクオリティが乗り味に寄与するということが重要な要素であるということに注目し、排気や吸気を独自に設計しました。チューニングをさらに高め、トルク感や加速感をうまく演出しています。

排気音は、1.5段階の膨張室サイレンサーと左右シンメトリーのテールパイプを採用することで、発進時はリヤの駆動力と同期した排気音によってトルクを感じることができ、スロットルを開けた瞬間に音が増大して聞こえるような、スイッチ感のあるサウンドを獲得しています。また、回転上昇に従い、らいだーへの主音源が排気音から吸気音へ切り替わるように調整されます。

吸気音は、断面積と長さのことなる3つの吸気ダクトを採用しており、各ダクトによる吸気音を各周波数帯で共鳴させて、かつ音圧をチューニングすることで、中・高回転域でサウンドを強調しました。気持ちの良い加速感を演出しています。

・新型IMUの高性能制御

新型モデルには、新開発のIMUを搭載しています。201年モデル以降のYZF-R1で実績のあるIMUの基本性能を継承しつつ、センサー構成を見直すことで、50%の小型化をしており、40%の軽量化を実現しました。

IMUの情報を受け取り、車両側にフィードバックするECUには、3種類の制御システムを導入しています。これはバンクの深さに反映するTCS、旋回をサポートするSCS、前輪の浮き上がり傾向を抑止してくれるLIFの3つです。個々の制御はお互いに連動しており、運転操作を支援してくれます。マシンのポテンシャルを効率よく引き出してくれるシステムです。各システムともに、介入レベルを調整、ON/PFFが可能となっています。

・新感覚のボディデザイン

2014年発売の初代モデル、2017年の2代目、そしてをそれらを受け継ぐ3代目として、新型のMT-09は大きく改良されたポテンシャルをイメージした、アグレッシブで新鮮なスタイリングを採用しました。エアインテークと、そこに風を導くフロントウインドウのスタイリングに、空気の流れや音の波など、サウンドを想起させるテーマがアレンジされています。

ヘッドランプやサイレンサーなどには、各パーツをエンジンの中心に凝縮させて力強いトルク感を表現しており、さらにスムーズなトップラインに、ショートオーバーハングのシルエットを組み合わせて、初代から引き継いできたライダーの意のままに操れるイメージを演出しました。カバー類を極力減らしたゼロカバー造形による構造体を見せるスタイリングで、軽量化したボディによる軽快なハンドリングを表現しているのもポイントといいます。

ヘッドランプはコンパクトになっており、デザイン性にも優れ、優秀な照射性能を持ちます。バイファンクションLED型を採用しており、照射範囲と範囲外の境目のコントラストによって、穏やかで柔らかく、さらにムラのない配光となっています。ポジションランプも導光体を備えたLEDタイプとしており、全く新しいイメージとなっています。

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・2021年モデル 欧州仕様のスペック

全長:2,090mm
全幅:795mm
全高:1,190mm
シート高:825mm
軸間距離 :1,430mm
車両重量:189kg
総排気量:890cc
内径×行程:78.0mm×65.1mm
圧縮比:11.5 : 1
最高出力 87.5kW(119PS)/10,000rpm
最大トルク:93N・m(9.5kgf・m)/7,000rpm
燃料タンク容量:14L
タイヤサイズ:
前120/70ZR17M/C (58W)(チューブレス)
後180/55ZR17M/C (73W)(チューブレス)

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