新車情報2021 日産 新型ノート燃費性能は自慢できるほどの30km/Lに近い数値に!?

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先日、新型ノートが発表となりました。3世代目となる新型は、先代型で搭載されたe-POWERで一気に販売台数を押し上げた結果になりましたが、リーフや今後登場が予定されているアリアと共に日産の電動車となることは間違いありません。今の段階ではF、S、Xの3つのグレードと、Xをベースとした助手席回転シートモデル、そして12月には4WDモデル、さらにオーテックジャパンが手がけるカスタムシリーズなどが控えていることになります。

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◆新車情報2021 日産 新型ノートの注目されるワケ

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今回の新型ノートで大きく注目されているのは、「e-POWER1本化」ということではないでしょうか。e-POWERは日産が独自に開発したハイブリッドシステムで、ガソリンエンジンで発電し、その電力でモーターを回して走行するという仕組みになっています。ガソリンを給油するところは普通のクルマと変わりませんが、電気自動車のような走りを味わえるということろが特徴となっています。e-POWERを2016年に初採用したのは現行型のノートで、その後ミニバンのセレナ、SUVのキックスへと搭載モデルが拡大していきました。

日産が得意としている電動化技術で新型ノートを魅力的なクルマにしたいのは十分にわかる話で、このたびのe-POWERは、インバーター、モーター、バッテリーといった構成部品のほとんどが刷新されている「第2世代」のe-POWERとなっており、その性能と制御がレベルアップしていることは明らかです。

ですが、e-POWERのみの新型ノートの価格は202万9500円から218万6800円となっており、ガソリンエンジンを搭載するエントリーモデルをラインナップしている他のライバル車とは価格帯が大きく違ってきます。一見するとこれは日産にとって大きく不利になるのではないかと思われるのですが、どうなのでしょうか?

新型ノートがe-POWERを一本化した理由としては、現行型ノートの販売の約7割はe-POWERであった、ということと、ハイブリッドとガソリンモデルの2つを作り続けることになるとコストがどうしてもかかってしまう、ということが言われています。

事実、現行型ノートの販売は約7割ということろはe-POWERと言われていますが、これは本当の話で、競合モデルでも圧倒的にハイブリッドが選択されているということろが日本市場の特徴として挙げられます。ハイブリッドの市場というところでよりよい戦いをするにしても、ガソリンモデル搭載については、どうしても厳しくなってしまうところが出てきてしまいます。

ハイブリッドをベストの状態に開発すると、ガソリンモデルが作れなくなってしまう、などの問題が発生してしまうということなのです。

ハイブリッド、ガソリンモデルの両方を100点で開発できればいいと思いますが、それでは大きなコストが掛かってしまったり、ハイブリッド100点でガソリンモデル70点となった場合には、ガソリンモデルの方がライバル車に比べると苦戦を強いられてしまう、という話になります。

そうならないために、日産としては主戦場はハイブリッド市場で、べストな車両開発をしていくということを選んだとなるのです。

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◆新車情報2021 日産 新型ノートはe-POWERが主流

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現行型ノートはe-POWERが約7割ということなのですが、残りの3割ほどは法人向けであったり、レンタカーにて展開する車両であることが多いみたいです。これらの車両については、かなり厳しい価格競争に突入することもあり、安易に安く提供してしまえば収益もままならないということになります。

そうであれば、e-POWERに一気に振った方が最適化もできるでしょうし、競合とも十分以上に勝負ができる、と日産は考えたのです。

第2世代のe-POWERがどんな評価を受けるのかはなんとも言えませんが、ワンペダル感覚の走行は思った以上にスムーズで好印象というところです。

すでにガソリンエンジンからEVへの過渡期にある今、これからは世界的にも各自動車メーカーはハイブリッドとEVを中心に次々と投入してくることでしょう。トヨタについてはプリウスやアクアの専用ハイブリッド、もしくはその他のモデルにもハイブリッドモデルがラインナップされていることは当たり前になっています。

日産は売れ筋のノートをハイブリッド専用に変更しただけ、ということも言えますが、今後投入される新型モデルについては、ハイブリッドかEVが大半を占めるということは想像に難しくありません。

日産としても利益の取れないガソリンモデルを投入するよりは、しっかりと利益の取れるe-POWERに振ったことは正しいことかもしれません。日産としてはe-POWERはノートの事実上の代名詞となった今、これに特化してブランドイメージを向上させてきたことも良い判断と言えるかもしれませんね。

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◆新車情報2021 日産 新型ノートの走りが日産復活を連想させる

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2020年11月24日に新型ノートが発表されました。発売としては12月23日を予定していますが、インターネット上では多くの情報がわんさか出てきていますよね。

新型ノートのボディサイズは、全長が4045mm、全幅1695mm、全高は1505mm(S、Fグレード)、と1520mm(Xグレード)、ホイールベースは2580mmとなっています。最小回転半径は先代は5.2mに対して、新型ノートはなんと4.9mになっているのです。これはボディを小さくしたことで、より小回りが利くようになったと言えるかもしれませんね。

新型ノートに搭載されているe-POWERは、先代と同じようにエンジンが発電気を作動させてバッテリーに電気を蓄え、その電気を使ってモーターを駆動する仕組みになっています。e-POWERには、エンジンがホイールを直接駆動させる機構は搭載されておらず、運転感覚は電気自動車に近いとも言われています。

新型ノートに搭載されるe-POWERは第2世代と呼ばれるもので、モーターの最高出力は116ps、最大トルクは28.6kgmを発揮します。先代モデルは109ps、最大トルクは25.kgmであったことから、トルク、出力ともにパワーアップされており、その走りは先代以上になっているのは間違いありません。

モーターの反応としては素早く、巡行中にアクセルペダルを踏み増せば一気に速度が上昇していきます。この時の加速力は、ガソリンモデルでいうと2.5から3.0リッターモデルにも匹敵するほどと言われています。

・新型ノートに搭載されているドライブモード

新型ノートにはドライブモードが搭載されているのですが、それは大きく改良されていることがわかりました。ドライブモードの種類は先代と同じく、NORMALモード、ECOモード、SPORTモードの3種類ですが、新型ではECOモードとSPORTモードで、新たにBレンジを選択することができるようになっています。これによって、どのモードでもBレンジを選択することができるようになっており、急な下り坂を走行している時でも、Bレンジに入れることで減衰力がかかり、安定して走行できるようになります。

新型ノートではアクセルペダルを戻した時の減衰力も見直されています。先代ノートは、アクセルペダルを戻すと同時に強い減衰力が発生し、減速エネルギーによる発電を効率よく行えるのですが、その反面、アクセルをデリケートに操作しないと唐突に速度が下がってしまうような場面がちょくちょくありました。

これは慣れてしまえばアクセルペダルだけで速度を自由に調節できるのですが、慣れていないと、交差点の手前で停車しそうになっったりすることもあります。新型ノートでは、アクセルを戻しても速度が唐突に下がらず、減衰力が滑らかなので運転がしやすくなっています。

さらに、先代ではNORMALモードにのみ搭載されていたクリープ現象は、新型ではECOモードやSPORTモードにも搭載されたので、いろんなドライブモードの低速域において、かなり取り回しがしやすくなっているのか確かです。

◆新車情報2021 日産 新型ノートの乗り心地はまさに快適と言える

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新型ノートのプラットフォームは、欧州で販売されている日産のジュークやルノーのルーテシアと共通のもので、サスペンションをゆったりと柔軟に伸縮させるのです。このプラットフォームはSUVを意識したもので、新型ノートでもサスペンションのストロークが大きく取れたといいます。新型ノートの乗り心地については、ミドルクラスにも匹敵するものがあると感じられます。

この新型プラットフォームのおかげなのか、新型ノートは足回りも柔軟に動いてくれて、なおかつ前輪も踏ん張ってくれるところもあり、よく曲がるのです。そうなると相対的に接地性は下がってしまうのですが、それでも不安にならないくらいに挙動を変化させていきます。これはVDCを早い段階から作動させており、挙動変化が明かにつながるようにコントロールをしていると開発者は話しています。

ステアリングも支持剛性を大きく改良しており、操舵に対する反応もギヤ比が高められているためクイックで、走りのよさは総合的に大きくアップしていると言えるでしょう。

全高が1500mmを超える5ナンバー車にあって、この走りと乗り心地を両立させているのは見事としかいいようがありません。ボディやサスペンションの取り付け剛性を高めて、低い位置にリチウムイオン電池を搭載したことなども、新型ノートに取っては良い影響を与えていると思われます。

◆新車情報2021 日産 新型ノートのおすすめグレード

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今回3つのグレードしか設定がないのですが、選ぶとしたら、218万6800円のXグレードではないでしょうか。その理由としてはプロパイロットやSOSコールなどの装備がXのみに”オプション”で設定されているからです。実質的に見ても、FやSは選択しにくいところがあります。メーカーオプションとしてカスタムできるパーツもこのXグレードには設定が多いです。

アダプティブ機能を含んだLEDヘッドランプや、後側方車両検知警報なんかもぜひ搭載したオプションと言えるでしょう。このように少しずつカスタムしていくと、プラスで50万から60万円は上がってしまい、結果として270万前後になるのです。

FやSのグレードについては、燃費性能については優秀と言えそうです。車重を軽くしていることで、WLTCモード燃費でも29.5km/Lを達成していたりしますが、タンク容量はほかのグレードに対して、Fのみ32リッターと結構すくないです。

Sのグレードについては、法人向け、営業車向けになっているとされており、プロパイロットやSOSコールは装着できない仕様です。そうなるとXグレードのみの選択になってしまうかもしれません。

ここだけの話、Xのグレードには人気の高い装備を割安に搭載した特別仕様車の設定も可能性としては”アリ”なのだとか。

新型ノートは上質なコンパクトカーと言え、内装から走りから、様々な機能やデザインが従来型と比べると大きく改良されています。ヤリスやフィットがライバルとして比較されることは間違いないでしょうが、ヤリスと比べると後席の居住性や乗り心地、静粛性は新型ノートの方が有利といえます。

フィットと比較してみると、居住性や積載性、価格設定ではフィットの軍配が上がるのでしょうけれども、走りや質感では新型ノートのほうが優れている感じです。

コンパクトカーの市場へ投入される新型ノートですが、十分に商品力が備わっており、今年一番の目玉はこの新型ノートなのかもしれませんね。

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