新車情報2021 ホンダ 新型N-BOXが普通車よりも圧倒的に人気の理由がすごい!

完成度が高くて維持費も安い軽自動車ですが、その中でも特に人気なのが、ホンダのN-BOXです。なぜそれほどまでに売れるのか、今一度考えてみたいと思います。2020年12月24日にマイナーチェンジした新型のN-BOXはこのまま首位をキープできるのでしょうか?

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◆新車情報2021 ホンダ N-BOXが売れるワケ

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2021年に入り早くも1か月が経ちましたが、2021年も多くの新型車が登場するという計画を各自動車メーカーが立てていますよね。2月に入り今注目されているのはホンダの新型ヴェゼルですが、ホンダといえば、いわずとしれたN-BOXがあります。2020年も日本で一番売れた新車はホンダのN-BOXだったのですが、軽自動車としては6年連続で登録車を含む新車販売台数では、ホンダ初の4年連続で日本一となりました。圧倒的に人気だということがわかるのですが、軽自動車のランキングについて2020年度は以下のようになっています。

1位 ホンダN-BOX 19万5984台
2位 スズキ・スペーシア 13万9851台
3位 ダイハツ・タント 12万9680台
4位 ダイハツ・ムーヴ 10万4133台
5位 日産デイズ 8万7029台
6位 スズキ・ハスラー 8万114台
7位 ダイハツ・ミラ 7万3462台
8位 日産ルークス 7万2820台
9位 ホンダN-WGN 6万9353台
10位 スズキ・ワゴンR 6万6061台

1位のN-BOXと2位のスズキ・スペーシアとの間には5万6133台という差があるのですが、これだけでもホンダのN-BOXが圧倒的に人気ということがわかります。2020年12月24日に発表、25日に発売という新型のN-BOXですが、上位のスペーシアやタントもN-BOXと同じスーパーハイトワゴン系です。同じスーパーハイトワゴン系でもこれだけの差が出てしまうんですね。

N-BOXはデザインもそうですが、軽自動車とは思えないほどの室内空間や走行性能を持っています。その分価格も高く、一番高い仕様では210万円ほどします。スペーシアでも184万円ほど、タントでも190万円ほどなのですが、他と比べると20万円も高いのに、と思ってしまいます。

N-BOXは軽自動車としてはびっくりするくらいのクオリティを備えているのも確かで、見通しの悪い交差点で感じる不安を少しでも解消するために、ゆとりをもって運転するために、周囲を見渡せる140センチ前後の目線の高さを設定していたり、数値以上に、人が見たときの感覚を一番に考えて何度も検証した結果、フロントのAピラーでは死角になりやすい領域を大幅に減少していたりします。安心感もあり、さらにすっきりしたワイドな視界を実現しているのです。

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◆新車情報2021 ホンダ N-BOXは普通車並み

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それだけではありません。乗る人みんなが安心して過ごせることはもちろんですが、万が一の事故でもできる限り衝撃として軽いものにして、衝突対象への攻撃性を低減するフレーム構造を採用しています。平成29年度には自動車アセスメントにおいて最高評価を獲得しているくらいです。

なんといっても室内空間が広いといえるのがこのN-BOXなのですが、実際に体感してみるとカタログ数値以上の広さを感じるところがあります。ホンダはM・M思想というものをこのホンダのN-BOXに掲げているのですが、それは「マン・マキシマム/メカ・ミニマム」というもので、人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小にする、というものです。その思想が色濃く反映されているのがこのホンダのN-BOXなのです。

さらに、セダンと同等サイズのシートフレームが採用されており、長時間座っていても疲れにくいところがあり、そして安定した姿勢でドライバーは運転に集中することができ、同乗者はゆったりとくつろげるようなシートに仕上がっています。

世界最小といえるこの軽自動車ワゴンの中に、世界最大級の効率をもって広大な居住空間を確保していることがN-BOXの最大の強みといえるでしょう。運転席や助手席も広いのですが、後部座席は足元も頭上の空間も非常に広いです。運転席と助手席の下には燃料タンクを配置していることもあり、1790mmという高さが、びっくりするぐらいの広い空間を実現しているのです。

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◆新車情報2021 ホンダ 新型N-BOXのスペックが強烈

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軽自動車なので排気量は660㏄ですが、3気筒DOHCターボという精緻なエンジンが最高出力64ps/6000rpm、最大トルク104NM/2600rpmを発揮して、CVTとの組み合わせで車重930㎏をすいすいと走らせてくれます。

女性や子供にとってもとてもうれしい機能を搭載しているところもあり、運転時に視線を外す不安や労力をなくし、リラックスした状態で運転ができるようにするにはどうしたらいいのかなどを考え、進行方向からできるかぎり目線を外さないで済むように、メーターはステアリングホイールの上に見えるように配置されています。

N-BOXは女性にも多く運転されていることから、女性目線でこだわりの機能をたくさん搭載しています。毎日運転すると気になるのが日焼けですが、N-BOXは紫外線を約99%カットするガラスを採用したり、この紫外線99%カットするガラスですが、すべてのまどに採用されているので、後部座席に乗車している人の紫外線対策もばっちりなのです。

女性がたくさん運転しているということは、たくさんおしゃべりをするともいえるでしょう。N-BOXはこれまでの軽自動車と一線を画す静粛性をめざし、新藤や騒音を発生源により近い位置で抑える、防音材の配置により室内に侵入するノイズを抑える、というふたつを追及し、室内の静粛性を高めています。

◆新車情報2021 ホンダ新型N-BOXは積載も楽

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N-BOXは後席を足元に折りたたんだ時の荷室の床を一層低くすることにより、自転車と一緒に乗り込めて、車の天井とも接触しにくい、ゆとりある荷室の高さを実現しました。軽自動車にはボディサイズに制限がありますが、その中でN-BOXは、室内空間を効率的に使う工夫をしているといえます。

女性や子供にとっても便利な機能を盛り込むなど、ファミリーで乗る機会も多いクルマとしての使い勝手も高めているということですね。初代のN-BOXから乗っている人でも、確かに装備はよく、走りも使い勝手もめちゃくちゃいいです。通勤から買い物、例えば釣りに遠くまで行く、ということでもN-BOXはさまざまな使い勝手に応えてくれます。装備が充実しすぎていてメインでも十分に通用するクルマとも考えることができるでしょう。

スズキのスペーシアやダイハツのタントでも、便利な生活の道具としてはかなりよくできていると思います。スペーシアにはマイルド・ハイブリッド、タントには助手席側のBピラーがなくて、広い開口部を備えています。それぞれライバルにはない、独自の特徴も備えています。

価格としてもN-BOXよりは安く、なにが5万6000台もの差になるのか、それが謎ではあります。N-BOXの4年連続新車販売NO.1の獲得を機に、ホンダが行ったN-BOXのユーザー500名、N-BOX以外の軽自動車ユーザー500名、合計1000人に対するアンケート調査によると、N-BOXユーザーの満足度は、車内空間の快適性や運転のしやすさ、視界の良さ、室内の広さ、乗り降りのしやすさ、外観のスタイルやデザイン、安全装備の充実、乗り心地など、価格以外のすべてにおいて、N-BOX以外のユーザーよりも点数が高かったといいます。

このスーパーハイトワゴンというジャンルである背の高い軽自動車ワゴンでは、車内の空間の快適性や運転のしやすさ、視界の広さ、室内の広さといった実用性が最も重要視されるところです。

N-BOXユーザーの3人に一人が次もN-BOXを買いたいと応えるところにN-BOXユーザーの要求を満たしていると証明できるところがあるのではないでしょうか。これはN-BOX以外の軽自動車ユーザーの回答よりも10ポイントも高い点数で、ホンダが主張するようにN-BOXユーザーはN-BOX愛がより強いようだといえることができます。

N-BOXを見た時のスタイルを直観として感じた場合、他の軽自動車よりも見た目が全然かっこいい、と思うのではないでしょうか。これはベルトラインが高くてボディが分厚く見えて、安定感や安心感が伝わってくるということがあげられます。真横から見たとき、ベルトラインより上の部分、キャビンとそれより下のロワーボディの比率は1:1.64で、これは黄金比と呼ばれるもので、人が最も美しいと感じる比率といわれています。

そのような美しさを基本的に持っている、踏襲してきているプロポーションを土台として、シンプルなデザインに徹している、これこそがN-BOXのデザインに多くの人が共感できるわけではないでしょうか。N-BOXカスタムはさらにメッキを多く使い、片側9灯式のフルLEDヘッドライトを組み合わせることでリッチな雰囲気を引き上げていることでよりプレミアム感や先進性を感じることができます。

◆新車情報2021 ホンダ新型N-BOXの内装のクオリティ

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軽自動車とは思えない上質なつくりがとても気に入っているという声や、価格は普通車並ですが、クオリティも普通車並であるとか、外装も内装もしっかりと作りこまれており、軽自動車のレベルをはるかに超えていると思う、という声が多く聞こえます。

外観はシンプルでどしっとしたデザインになっていることで、軽自動車とは思えないほどの塊感のあるスタイルを実現しています。その様相が安定感をもたらしており、軽自動車という感じを持たせないルックスの立派さにつながっていると思われます。

さらにルーフの左右の溶接にレーザーブレーズと呼ばれる手法をホンダの軽自動車として初めて採用しているのもN-BOXで、これによって、一般的な樹脂性ルーフモールを廃止したことですっきりと見せて上質さをアップしています。ライトはフルLEDとしてさりげなく先進性を感じさせるなど、上級車のようなクオリティを実現しているのがN-BOXのスタイリングのクオリティを高めているといえます。

内装については、ダッシュボードはパネルやスイッチの組み付け精度にこだわっており、軽自動車とは思えないクオリティを実現しています。さらにカスタムでは光の当たり方によって色合いが変化するブロンズパネルを組み合わせたことが高級感をよりアップしているということに功を奏しているといえそうです。

シート表皮を滑らかな触感のトリコットとしているところも上質感に大きく貢献している部分で、さらにカスタムのターボ車には柔らかく手触りのいいプライムスムースという上質な合成レザーをサイド部分にコーディネートすることで、軽自動車とは思えないクオリティを出しているのです。

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