新車情報2021 日産 セレナ新型に第2世代のe-POWER搭載でライバルゴボウ抜きに。

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5ナンバーボックスタイプミニバンでベストセラーモデルになっている日産の国内での主力販売車種であるセレナですが、ついにフルモデルチェンジで新型へと改良されます。そのコンセプトは現行型と同様に、標準車は5ナンバーサイズを維持し、スポーティなハイウェイスターについては3ナンバーという2本立てになるといいます。

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◆新車情報2021 日産 新型セレナは新e-POWER搭載へ

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新型セレナは2021年にもいよいよフルモデルチェンジされると言われています。メインのパワーユニットは第二世代のe-POWERが搭載されると言われており、アリア登場後に発売となりそうなだけに、かなり注目されると思われます。

エクステリアはキープコンセプトとなり、新型に切り替わったばかりのノートと同じテイストのスッキリな顔立ちへと変更されます。

セレナは2005年に登場した3代目から現行の5代目までは同じプラットフォームを採用しており、ほぼ基本的なデザインは変えないままできていますが、新型セレナではサイドウインドウ下部を運転席側だけ低くして視界を確保するというシュプールラインがなくなる可能性があると言われています。

パワートレインについては、2リッターガソリンNA+マイルドハイブリッドが引き続き設定されることになるでしょう。そして直3、1.2リッターのe-POWERが新型ノートと同様の第2世代タイプへと大きく改良されてきます。

ミニバンで重量のあるセレナには、現行型で136psのモーターが搭載されているのですが、140ps以上に改良されてくるという噂です。そのために、トヨタのノアとの競争に勝とうとしてくるのではないでしょうか。

さらに日産が誇るハンズオフ運転が可能な運転支援システムである、プロパイロットも2.0へと大きく改良されてきます。そしてセレナといえば自慢の3列シートですが、これについては居住性を変えずに使い勝手を向上させてきます。今よりもさらに魅力をアップさせてくる新型セレナがかなり楽しみとなりそうです。

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◆新車情報2021 日産セレナはかなり満足度が高い

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日産のセレナは1991年に初代が登場した5ナンバーサイズの3列シートミニバンです。現在は2016年に登場した5代目が現行モデルとして販売されています。5代目セレナは従来からの手頃なサイズのファミリーカーという本質は踏襲しつつ、車内の広さや利便性により一層の磨きをかけて、そしてプロパイロットという先進装備を積極的に採用してきています。

基本的なパワートレインとしては、2.0リッターガソリンエンジン+マイルドハイブリッドですが、2018年2月には電動パワートレインのe-POWERを搭載したセレナe-POWERが登場しています。

このe-POWERというのは1.2リッターのガソリンエンジンを搭載するのですが、それはあくまでも発電のみとしており、タイヤの駆動はモーターのみが行うというものです。日産ではこれを電気自動車の新しいかたちと表現しているのですが、一般的にはシリーズハイブリッドと呼ばれているものです。

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☆シリーズハイブリッドとは?

ノートが初めて搭載したeーPOWERですが、そこで初めて注目されはじめたシリーズハイブリッドです。これは一体どのような技術なのでしょうか?

ハイブリッドカーとはガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたクルマのことを言いますが、その方式には実は3通りあります。スプリットハイブリッド、シリーズハイブリッド、パラレルハイブリッドの3つです。

・スプリットハイブリッド

このスプリットハイブリッドはトヨタのプリウスにも採用されている分割(スプリット)ハイブリッドです。トヨタ式ハイブリッドやシリーズ・パラレル方式、もしくはストロングハイブリッドとも呼ばれています。自由度の高さと制御の難しさが特徴と言えます。エンジンの動力は発電用と駆動用に分割(スプリット)され、エンジンの駆動力とモーターの駆動力を合成して走行します。

そのメリットは、発電と駆動の配分、エンジンとモーターの合成割合を自由に制御できるので、効率が高いことがメリットと言えるでしょう。回生(走行してエネルギーを充電する)や、エンジンによる充電のどちらも可能です。エンジンを停止してのEV走行も可能となります。

エンジンとモーターの両方を駆動に用いることができるので、エンジンのみよりも高い加速性能が得られると言われています。

このスプリットハイブリッドのデメリットとしては、自由度の高い反面、高効率に保つように制御することが難しいことです。トヨタの規模だからこそできる技術とも言えるでしょうか。その上でガチガチに特許で固められていることもあり、トヨタ式と同様の機構を他の自動車メーカーが簡単にコピーすることはできません。

エンジンとモーターが一体となった機構となっているために、燃費と加速性能を両立する設計にしづらいというところがあります。だいたい燃費性能を重視したクルマになってしまいます。これを克服する技術も開発されているようですが、広く採用されるにはいまだ至っていないと言えるでしょう。

ガソリンエンジン車に不要であったモーターや大きなバッテリー、発電機を積むことになるため車体が重くなり、走る環境によっては燃費が悪化する可能性もあります。

スプリットハイブリッドを採用している車種はトヨタのプリウス、アクアであったりしますが、基本的にトヨタやレクサスのハイブリッド車はこのスプリットハイブリッドが採用されています。

・シリーズハイブリッド

シリーズハイブリッドは最もシンプルな構造と言えます。走行性能としては完全に電気自動車と言え、エンジン発電EVとも言われています。基本的な構造はEV車と同じで、バッテリーを搭載し、その電力でモーターを駆動しモーターの力だけで走るものです。

ハイブリッドなのは充電機構で、ただのEVではバッテリーの充電が必要ですが、EVを充電できるような設備はいまだ限られているため、充電には時間が掛かってしまいます。一方ガソリンスタンドならば全国のどこでもあるということもあり、補充は数分でできることでしょう。発電専用にエンジンを搭載したのがシリーズハイブリッド、というわけですね。

これによく似た機構で、レンジエクステンダーEVというものがあるのですが、基本的な構成は同じとされており、想定する使い方が異なると言われています。レンジエクステンダーEVは基本的に外部充電での走行となるため、外部充電設備が必要となります。

シリーズハイブリッドのメリットとしては、単純な構造なので、スプリットハイブリッドのような特許や制御の問題がないと言えるでしょう。

エンジンは完全に発電専用なので、発電効率だけを考えた設計にできます。最も効率の良い回転数であったり、出力でのみ動かして発電機を動かします。エンジンとモーターは完全に切り離されるので、バッテリー残量があればエンジンを止めてEV走行もできます。基本的にはEVなので、プラグインハイブリッドとの親和性も高いと言えるでしょう。

シリーズハイブリッドのデメリットは走行する動力はモーターのみなので、走行性能は完全にモーターに依存してしまいます。エンジンを使って動力を補うということができません。EVと比べると、走行性能は完全にEVである、EVには不要なエンジンや発電機、ガソリンタンクを積んでいるだけ車両重量や車内空間が不利と言えるかもしれません。

このシリーズハイブリッドを採用しているクルマは、日産のノートやセレナ、キックスなどがあります。

・パラレルハイブリッド

パラレルハイブリッドは通常のガソリンエンジン車に、エンジンの苦手を補う発電機兼モーターを組み合わせた方式です。走行はエンジンがメインとなるため、モーターアシスト式ガソリンエンジン車とも言えるでしょうか。

小さなモーターでほんの一部だけモーター駆動する場合はマイルドハイブリッドとも呼ばれています。ですが、スズキのマイルドハイブリッドは、自動車業界内でいうマイルドハイブリッドとは少し異なるようです。エンジンとモーターのどちらでも走行可能な構造になっています。

パラレルハイブリッドのメリットは、走行用モーターは発電機を兼ねており、発電機とバッテリーは普通のガソリンエンジン車でも搭載されているので、モーター駆動できるようにするだめにハイブリッドを名乗ることができます。ガソリンエンジン車を低コストでハイブリッド化できるのが大きな利点と言えるでしょう。

反対にデメリットはモーターが発電機を兼ねているので、モーター駆動と充電を同時に行えないことが欠点と言えそうです。スプリットハイブリッドではエンジンの駆動力で充電をしながらモーターで走行ということができますが、パラレルハイブリッドではできません。

◆新車情報2021 日産セレナのオススメグレードは?

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セレナe-POWERは、凝った作りとなっているために車両価格も高めに設定されているのですが、モーター駆動による走りは非常に強力で、また燃費もいいと言うこともあり、予算的に余裕があるということであれば、オススメできるグレードではあります。

セレナのグレード別価格は

<ガソリン>
X :257万6200円
XV:273万6800円
G :306万1300円

<e-POWER>
X :299万7500円
XV:322万6300円
G :347万3800円

そしてハイウェイスターというエアロモデルは、

<ガソリン>
ハイウェイスター :275万8800円
ハイウェイスターV:307万100円
ハイウェイスターG:331万1000円

<e-POWER>
ハイウェイスター :329万3400円
ハイウェイスターV:358万2700円
ハイウェイスターG:380万9300円

という価格設定でかなり高めに設定されているということがわかります。しかもこの価格はFFということで4WDについてはe-POWERには設定がありません。

基本的な先進安全装備は全部のグレードに標準装備されているために、その他の快適装備との兼ね合いを考えてみると、ガソリンモデルもe-POWER搭載車も中間グレードであるXVか、ハイウェイスターVがいいのかなというところです。

ですが、日産といえば自慢のプロパイロット!となりますが、これはハイウェイスターVとハイウェイスターG、e-POWERハイウェイスターVとe-POWERハイウェイスターGに標準装備されています。オプションでも設定できないのは、X、ハイウェイスター、e-POWER X、e-POWERハイウェイスターの各グレードですので、その点は注意が必要でしょう。

◆新車情報2021 日産セレナはかなりいいクルマ

5ナンバーミニバンといえば、ホンダのステップワゴンやトヨタのノア、ヴォクシー、エスクァイアあたりになると思いますが、それがセレナのライバル車とも言えるでしょう。車内や荷室などの使い勝手に関しては、それぞれに一長一短があるために、いいところ、悪いところがあると言えますが、正直それほど大きな差はありません。

どのモデルも使い勝手などは考えに考え尽くされたものがあり、高いレベルにあると思われます。ミニバンとしての差が出てくるとすれば、それは、乗り味といえるのではないでしょうか。主に家族を乗せて長距離を走るということも多々あるミニバンなので、あるといいと思われる装備がアダプティブクルーズコントロールです。

ミニバンの中でよく売れているのはノア3兄弟?3姉妹?なのですが、こちらは乗り味としてはそれといった特色はなく、ホンダのステップワゴンについては全グレードにアダプティブクルーズコントロールが標準装備が付いている、そしてわくわくゲートが装備されているために、使い勝手の良さは実はライバルよりもいいとされています。結構評価が高いのがステップワゴンです。

セレナe-POWERは車両価格が高いということはありますが、低重心でよく走る車でもあり、ミニバンとしては乗り心地としてはいいものを持っています。オーテックというグレードもありますが、こちらにはe-POWERの採用はないので、ミニバンでも走りを重視したモデルということであれば、たぶん文句の付け所はないくらいのミニバンです。

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