タイガーウッズの事故 車種はヒュンダイ ジェネシスGV80という高級車の恐怖

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この車に乗っていなければ事故に遭わなかった可能性があるといわれているタイガーウッズ氏。注目を浴びているのが、韓国の自動車メーカー、現代自動車が展開する高級車である「ジェネシスGV80」です。これは2月23日の出来事で、足に大けがを負ってしまったんですね。大変残念な話なのですが、一体このジェネシスGV80とはどのようなクルマなのでしょうか。

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◆新車情報2021 外車 ジェネシスGV80が大注目

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このジェネシスとは、韓国の現代自動車が展開する高級車専門ブランドで、現代自動車は2007年にヒュンダイ ジェネシスという高級セダンをラインナップしたことがあるのですが、その後高級車専門ラインとしてブランドを独立させており、2015年に第一弾としてフラッグシップセダンのG90を投入し、その後、G80、G70と種類を広げていきました。

GV80は、ジェネシスブランド初のSUVとして2020年1月に投入されたモデルで、ボディサイズは全長が4945mm、全幅1975mm、全高1715mmとかなり大きく、ランドクルーザーに匹敵するほどのサイズ感となっています。

エンジンは2.5リッターガソリンターボで最高出力は304ps、本国の韓国では3リッターのディーゼルエンジンも展開されているのですが、2.5リッター車は北米向けということになっています。

装備はかなり充実しているといわれています。カメラで路面状況をとらえて、乗り心地を最適化する電子制御サスペンションや、静粛性を高めるアクティブノイズキャンセル機能などを備えています。

安全装備については、いわゆる先進運転支援機能も備わっており、特にスマートクルーズコントロールについては、カーナビの地図情報に加えて、ドライバーの運転特性を学習して制御をおこないます。世界初といわれている運転支援機能を特徴としており、これはステアリング制御も含まれ、高速道路でウインカーを作動すると自動で車線変更する機能も含まれているのです。

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◆タイガーウッズ氏 事故の経緯

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タイガーウッズといえば、ゴルフ界では知らない人はいない大スターですね。ゴルフ界問わずさまざまな分野でも知らない人はいないというくらいの人ではないでしょうか。

タイガーウッズといえば、これまで挙げてきた数々の勝利を思い起こさせますが、それまでの努力や才能、技術、精神力があってこそ様々な偉業を達成させてきたに違いありません。

タイガーウッズは、勝つためには運も必要だ、ということを話しており、それは誰の目にも見えない”何か”ということなのでしょうけれども、これまでタイガーウッズが挙げてきた通算82勝は、この”運”にも恵まれてきたのであろうと思います。

これほどまでに強運の持ち主であるタイガーウッズですが、今回の事故でもその持前の運を使ったのか、どうかは定かではありませんが、激しく横転した中で、何とか奇跡的に命を落とさなかったと報道されています。

この事故のあった日、どうやらタイガーウッズはとても気分が害していたようです。撮影現場へ向かっている途中、タイガーウッズがハンドルを握っていたクルマは道路から6メートル以上もの脇にあるブッシュの中に突っ込み、数回かなり激しく横転したといいます。タイガーウッズは、まさに大破したクルマの中に閉じ込められる状態になっており、駆け付けた警察官や消防士などがドアや窓をこじ開けて、タイガーウッズを引っ張り出し救急搬送したということです。

タイガーウッズはこのような事故を3回起こしています。3回目の事故はヒュンダイのジェネシスでしたが、なぜ今回この車であったのかというと、大会ホストを務めるアメリカツアーであるジェネシス招待がその前の週にロサンゼルス郊外のリビエラカントリークラブで開催されたばかりでした。この大会の看板であるジェネシスのクルマがタイガーウッズにも大会の開催期間中に貸与、支給されていたということです。

この事故を受けて、さまざまなニュースが取りざたされています。ヒュンダイではなくて他社の高級車であれば、重傷を負わずに済んだのでは?という声や、ジェネシスにはエアバッグが12個もついていたからこそ、命を落とさずに済んだのでは?という声もあったりします。

このジェネシスについては衝突の際に、運転席と助手席の間の空間にエアバッグを展開させて、乗員保護性能を高めるセンターマウンテッド・エアバッグを含む10のエアバッグを標準で備えているといわれています。今回のタイガーウッズの事故は詳しい状況はいまだわからないものの、数回横転しているということから、このエアバッグが致命傷を避けてくれたという可能性もあったりします。

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◆新車情報2021 韓国側メディアの主張

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今回、大きな事故として報道されていますが、韓国側のメディアとしては、あれほど大きな事故が起こっているにも関わらず、車内が棄損されていないという主張をしています。自国のクルマの優秀さを真っ先に主張しているということから、批判も集中しているのですが、それ以上にタイガーウッズは大けがをしているのですから、車がよかったというものは主張できるものではない、といえるのではないでしょうか。常識的には欠陥がありそうなので、これで韓国のクルマは購入したくない、という人が増えてくるかもしれませんね。

警察の発表では高速で起こった事故ですが、ウッズ氏は無謀な運転をしていなかったということです。そして、このジェネシスという車は韓国国内でもカーブを曲がるときに予期しないスライドを起こす問題があったとも言われています。

横転しても、ではなく、横転するほうがおかしいのではないかと思われます。さらにタイガーウッズは貸与されていたクルマを運転していましたが、自分のクルマのポルシェなどであれば全く問題なく運転できたのでは?と思われるのです。

結果としてクルマの安全性能が足りていなかったとしか思えない今回の事故ですが、速度超過としたら過失はあるものの、タイガーウッズにとってはいつもの速度なのに、このヒュンダイは事故につながったということとも考えられます。しかもつぶれたボディ足を骨折とか、安全に衝撃を吸収したとはいえないのではないか、という意見も聞かれます。

酒も薬もやっていない、運転技術も問題なし。となるとあとはクルマの性能、コントロール不能、エアバッグが10個、20個あろうが事故発生直後の一瞬だけで、しっかりとシートベルトをしていたからこそのこの事故であったのかもしれませんね。

◆新車情報2021 外車 韓国ジェネシスG80を見る

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北米市場を主眼としてラインナップ拡大と技術力・ブランド価値・利益向上を図るべく、高級車専門の独立したブランドを立ち上げたのは、レクサス、インフィニティ、アキュラだけではありません。2015年11月に高級車専門ブランドのジェネシスを発足させ、北米や本国の韓国、中東などで順次発売を開始しました。

そしてその最上級サルーンG90を皮切りに、その後G80、G70へと徐々に高級セダンのラインナップを増やしていったのですが、2017年の4月のニューヨークショーにG80コンセプトSUVを参考出品させました。この時点ですでに、将来的にSUVをジェネシスのラインナップに加える計画があったことは明確だったのです。

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ヒュンダイの高級車ブランドであるジェネシス初のSUVとなる、後輪駆動のミドルラージSUVであるGV80が2020年1月に韓国とアメリカでデビューします。

ジェネシスの共通デザイン言語である「アスレチック・エレガンス」を初めてSUVとして採用することで、そこに生まれた内外装のデザインは、かつてフォルクスワーゲングループであったアウディ、シュコダ、ランボルギーニ、セアト、ベントレー各車のデザインを手がけて、2016年半ばにヒュンダイへ移籍してヒュンダイデザインセンターの責任者となった、ルク・ドンカーヴォルケ氏が開発を指揮しました。

特にそのフォルムは、現在ではヒュンダイ自動車グループのエグゼクティブバイスプレジデント兼チーフデザインオフィサーを務める彼が率いていた、ベントレーのベンテイガを彷彿とさせる豪奢な佇まいながらも、各部のデザインとは質感は流麗かつモダンであり、スポーティでもあります。

韓国では数千、3月の価格発表時では7000を超える予約注文が入っていたというこのジェネシスGV80ですが、韓国の人に取ってみると、このデザインに一目惚れして購入を決定した、と考えるのが自然のようです。

◆新車情報2021 外車 現代自動車 ジェネシスGV80の性能

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デザインだけに心血を注いで開発されたワケではありません。第三世代のジェネシス専用後輪駆動プラットフォームである「M3」を初めて採用したGV80は、広大はキャビンスペースを確保しながら低重心化を実現しました。主要骨格にホットスタンプ材、外板およびサスペンションアッパーマウント周辺をアルミ製とするなど軽量素材を多用したボディは軽さと高さ剛性、衝突安全性、静粛性を兼ね備えたものとなっています。

さらに運転席と助手席の乗員同士が衝突するのをふせぐセンターエアバッグを全車に、路面変動を車輪速センサーで検知してロードノイズと逆位相の音を発する「ロードアクティブノイズキャンセレーション」を最上級グレードに標準装備しました。

エンジンも新開発のものが投入され、ガソリンエンジンは直噴とポート噴射を併用する、304ps/422NMを発揮する2.5リッター直4シングルターボと、380ps/530NMを発揮する3.5リッター、V6ツインターボの2種類を設定しました。韓国では278ps/588NMの3.0リッター直6ディーゼルも用意されています。組み合わされるトランスミッションはいずれも自社開発の8速ATとなっています。

サスペンションは前後ともマルチリンク式で、電動パワーステアリングはラックアシスト式となっています。フロントカメラで検知した路面の状況に応じて減衰力を制御するロードスキャン機能付き電子制御式ダンパーを3.5リッターガソリンターボ車と、3.0リッターディーゼルターボ車に標準装備しました。2.5リッターガソリンターボ車にはオプション設定となっています。

このGV80ですが、コストパフォーマンスにも優れているため人気のモデルとなっており、先進運転支援システムを充実させながら、北米仕様の車両本体価格は最も安価である2.5リッターガソリンターボFR車の標準仕様で日本円では約510万円、最も高価な3.5リッターガソリンターボ4WD車の最上級グレードでも日本円で約740万円となっています。

いくらコストパフォーマンスが良くても、今回のような事故が起こってしまったのならば、クルマとしての評価も不安に思ってしまうばかりです。

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