ヴェゼル 新旧比較 革命的チャレンジといえるデザインの変更

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だいぶチャレンジ感のある新型ヴェゼルですが、新型と旧型とではどのような違いがあるのでしょうか?4月発表を正式に予定しているヴェゼルですが、大ヒットした初代の路線を踏襲しない、まさに新たなチャレンジといえる2代目となりました。

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◆新車情報2021 ホンダ 新型ヴェゼルのエクステリア

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ホンダの初代ヴェゼルは、コンパクトSUVとしてはまさに先駆けといえる存在です。このヴェゼルの開発にあたり、当初アコードやシビック、フィットなどのグローバルカーを作ることが決まっていた中で、コンパクトSUVとして開発する、ということではじまったものではなかったといいます。世界中の市場をリサーチした結果、SUVのニーズが世界的に高まっていることと、小型SUVの台頭してくるという兆しがあった中でのヴェゼルの開発がスタートしました。

その結果、初代ヴェゼルは2013年に発売して以来、世界中で大きな人気となり、2020年11月までの累計で384万台以上の販売を記録する、まさに大ヒット商品となったのです。そのために2代目に掛けている期待度も大きなものがあります。

2代目のヴェゼルは、ボディサイズが全長4330mm、全幅1770mm、全高1605mmで、旧型のボディサイズである全長4335mm、全幅1790mm、全高1605mmとほとんど変わらないサイズとなっています。かねてから2代目のボディサイズは拡大するという噂がありましたが、コンパクトSUVというところに拘り、ボディサイズは大きく変更していないということになりました。

なぜ2代目ヴェゼルが大きく見えるのかというと、ワンモーション的なフォルムであった初代からは大きく変身し、ボンネット前端の厚みが増しているほかに、ルーフが後端まで伸ばされていたり、サイドのキャラクターラインが水平基調になっていたりします。その伸びやかなフォルムが実際のサイズ以上に大きく見せる要因になっているのです。

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フロントマスクについても、2代目からは初代からの面影は全く無くなったといえるほど大きく変わっています。初代は当時ホンダが押し包めていた「ソリッド・ウイング・フェイス」というデザインコンセプトを採用していましたが、メッキの大型グリルが中央にあり、その左右にヘッドライトが連続する構成になっています。

最近の傾向として、グリルでメーカーのアイデンティティを演出できるか、ということが重要視されていることもあり、例えば、レクサスやBMW、アウディなどもプレミアムなブランドも、グリルを大型化している傾向にあります。

ですが、2代目のヴェゼルはボディと同じ色のグリルを採用しており、フィットのグリルレスマスクから発展させたというデザインになっているのですが、時代の流れに逆らって、ホンダ独特の色を出してきた感じのグリルとなっています。

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◆新車情報2021 ホンダ 新型ヴェゼルのリヤスタイル

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新型ヴェゼルのリヤのスタイルも、初代と2代目とでは全く別物となっています。左右に独立した逆L字型のテールランプを配置する初代に対して、2代目はシンプルな横型のテールランプを左右で連結しており、よりワイド感を強調しているのです。また、リヤゲートのパネル自体も、2代目では余計なキャラクターラインを廃することでクリーンなデザインへと変貌しています。

テールゲートスポイラーの処理も異なっており、初代では左右の折れ下がった部分をあえてボディと同じ色にしているのですが、2代目はブラックアウトしているのです。

エクステリアで初代を継承している部分としては、リアドアのハンドルがあります。ウインドウグラフィックにインテグレートすることで、2ドアクーペのような雰囲気を出しており、初代はサイドウインドウがアーチ状だったのに対して、2代目の水平基調のサイドウインドウでそれを踏襲することで、より高級感ある雰囲気を演出しています。

この2代目のヴェゼルには新たなグレードに「PLaY」が設定されています。これは2トーンのボディカラーを採用するほか、内外装にトリコロールのアクセントをあしらうなど、遊びごころが盛り込まれているのですが、そのグレード名の通り、心地よさや快適さ、または遊び心などが強調されているグレードということができるでしょう。

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◆新車情報2021 ホンダ新型ヴェゼルのe:HEVシステム

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新型ヴェゼルはフィットにも搭載された、1.5リッターガソリンエンジンとハイブリッドシステムであるe:HEVが搭載されます。新型ヴェゼルに搭載されるのは初めてとなりますが、このe:HEVはエンジンとふたつのモーターから構成されるホンダのハイブリッドシステムで、ヴェゼルの他にもフィットやオデッセイなどにも搭載されています。

走行モードには「EVドライブモード」、「ハイブリッドドライブモード」、「エンジンドライブモード」という3つのドライブモードがあり、走行状況に応じて最適な走行モードを使いわけることができます。

その特長としては、幅広い領域においてm–ターのみで走行を行うという点で、発進時はもちろんですが、市街地走行の大半をモーターがになってくれます。

エンジン走行となるのは高速巡航時で、エンジンと車輪を直結して走ってくれます。ヴェゼルはモデルチェンジに伴いe:HEVが搭載されるのは「e:HEV PLaY」、「e:HEV X」、「e:HEV Z」の3つのグレードとなります。ガソリン使用はGの1グレードのみとなります。

◆新車情報2021 ホンダ 初代ヴェゼルの評価

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ホンダの純正アクセサリーメーカーである、ホンダアクセスが手がけるコンプリートカーであるモデューロXですが、初代ヴェゼルにはヴェゼル モデューロXが設定されていました。

そもそもホンダアクセスは、モデューロのようなパーツだけではなく、ドアバイザーやフロアマットなどの車種別のアクセサリーやオイル添加剤、フラッシング剤、そして正規販売店で使う整備や洗車用品など、ホンダに関わるすべての純正用品を一手に引き受けるホンダが100%出資する子会社です。

モデューロブランドは1994年にアルミホイールからはじまり、その後にはエアロパーツやスポーツサスペンションに拡大し、2013年にはホンダアクセスが企画開発して、ベース車と同じ生産ラインで組み立てられるコンプリートカーであるモデューロXが登場しました。

ホンダ直系のスポーツブランドである無限もありますが、無限ブランドの部品やコンプリートカーも基本的にはホンダの正規販売店で購入が可能です。

この無限はもともとホンダ創業者である本田宗一郎の長男である本田博俊氏がつくった会社で、この無限はホンダの二輪・四輪用アフターパーツやホンダ車を使ったモータースポーツ活動、そして独自のレーシングエンジンの開発・供給を生業としてきましたが、あくまでホンダとは別会社であったのです。現在は資本関係をもっていない状態です。

モデューロXの外装はその起源とも言えるアルミホイールに専用バンパーやエアロパーツ、内装は専用シートや加飾パネルなどで固められています。パワートレインには手をつけられないというところはしょうがない感じです。

その独自の乗り味はサスペンションと空力による歴代モデューロXに共通するもので、ヴェゼルの純正アクセサリーカタログにもモデューロ名義のエクステリアにサスペンションや、ホイールが用意されていますが、モデューロXに装着されるものはすべて、これらとは別の専用品となります。

”X”を模しているグラフィックが目立つ専用フロントバンパーは、普通のヴェゼルとは全くことなるもので、フェイス部分の大面積をブラックアウトする意匠は、いかにも最近のスポーツモデル風といえるものが感じられます。内装で最も目立つのはフレームまで専用化したというフロントスポーツシートなのですが、これはとても出来が良く、身体を快適に包み込んでくれて、さらに柔らかく、行動では少し張り切って運転した時にホールド性も十分にあるようです。

リアシートは、フロント同様のスエードと合皮のコンビ表皮となりますが、それ以外はモデューロXだからといって特別な装備はありません。ですが、外観からは想像もできないほどの余裕があり、4WDでも荷室はFFよりもフロアがわずかに高くなっているのですが、これは想像以上に広いと言わせるものがあります。

ヴェゼルの人気、売れ続けている理由としては、空間効率が最もなところで、これに代わるBセグメントのSUVはなかなかないと言えるでしょう。

◆新車情報2021 ホンダ ヴェゼルは見事なほどのハンドリング

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高速道路でアダプティブクルーズコントロールを使う人も多いでしょうが、レーンキープアシストによるヴェゼルのステアリング制御は少しぎこちない感じがしないでもないです。ですが、実際はあまり気にもならないし、基本的には直進性が高いヴェゼルなので、クルマ全体として揺られても、走行ラインで乱れることはめったにないです。

ワインディングロードにおいても、荷重移動はしなやかで、ヴェゼルのステアリングはもともとが正確で切れがあり、それがマイナーチェンジごとにレベルが高まってきていますが、モデューロXではさらに正確になっていることを感じることができるでしょう。

ヴェゼルのモデューロXは、ベース車と比べても明らかに良いと思われるクルマで、それ相応の走りをした時にもしっかりと操縦安定性は保たれます。

全体的には優秀といえるくらいのモデルで、車体の空間効率や剛性感は感心できるところはありますが、いまだ30km/h以下になると解除されてしまうアダプティブクルーズコントロールなどの運転支援システムは、改善してほしいというレベルになってきています。

新型ヴェゼルでも全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロールなどを追加してもらえれば、ヤリスクロスにも劣ることはない人気を得ることができると思うのですがねぇ。。。

4月の発表がかなり待ち遠しいですね。かつてのコンパクトSUV、NO.1を奪取すべく虎視眈々と狙っている感じがします。

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