新車販売台数 メーカー別ではトヨタが2月も圧倒的!日産ノートは前月比でダウンの結果に。

2021年2月の販売ランキングが発表となりました。ヤリスクロス、GRヤリスが登場してからヤリスシリーズの独走は他を寄せつけることなく不動の1位として君臨しています。3位までは1月と変わらず、1位ヤリス、2位ルーミー、3位アルファードという順位で、2月度はハリアーを抜いてカローラが4位に、5位にハリアーと1月と順位が入れ替わっている状況です。

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◆新車情報2021 トヨタ 圧倒的販売力に脱帽

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2月も販売ランキングの発表がありました。1位は引き続きヤリスシリーズということでこれは2021年の9月まで続きそうですね。前年比でも588.9%と2020年1月から考えると5倍売れている計算になります。2位にはルーミーが入っていますが、これも前年比では155.6%とかなり販売が好調のようです。

3位には高級ミニバンのアルファードがランクインしているのですが、ここ最近は10000台を超える台数を記録してきており、コンパクトカー並みの販売台数に驚かされます。

4位にはカローラシリーズが登場していますが、1月度は5位だったのが2月度は1つランクを上げて4位に入ってきました。カローラシリーズとしては、カローラスポーツ、セダン、ツーリングの3つが入っていますが、2021年の秋頃にSUVであるカローラクロスの登場も囁かれていますね。

このカローラクロスについて、日本発売予定というのは、ほぼ確定しているとも言われており、言い切ってもいいくらいのものだということです。

カローラクロスは、その名の通りカローラシリーズの一つであり、現在はタイで先行販売されています。台湾でも販売されているようですね。新型12代目のカローラのクロスオーバーSUVとしては、欧州のカローラTREKがあるのですが、これはどちらかというと、ツーリング、ワゴンという立ち位置にありそうです。

カローラクロスは、スポーツやツーリング、セダンとは全く別デザインのモデルであると言えます。

・カローラクロスが日本発売されるワケ

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カローラクロスの名前ですが、2018年にはすでに日本の特許庁に申請済みであることが判明しています。ですが、車名は登録されていたも、製品化まで至らないケースも結構あるために、本当に日本発売するのか、と疑ってしまうところもあります。ですが、日本での発売を視野に入れている、ということは間違いない話でしょう。

日本で発売される理由としては、どうやら国内の一般道でテスト車両の目撃情報が出回っているようなのです。

 

さらに愛知の地元紙である中日新聞がトヨタがカローラクロスの国内発売することを報道したこともあり、よほどの方針転換がない限りは発売に至ると考えられます。2021年の東京モーターショーで発表、2022年にも発売というスケジュールが濃厚そうで、発売が完全に中止になるということは考えにくいと思われます。

ただ、どこのサイトを見ても2021年9月には発売を開始するということが見て取れるので、それくらいの時期には発売がされるのかもしれません。

 

・ALL NEW カローラクロスについて

TNGAプラットフォームを採用するモデルで、上質な走りと快適な乗り心地や静粛性を実現したモデルで、快適性能に加えて、広々としたキャビン、乗降性の良さ、あらゆるシーンで使用できるクラストップレベルのラゲッジスペース、カローラシリーズから踏襲する安全装備によって、「快適・便利・安心」を追求するモデルです。

キーワードは、「COROLLA MEETS SUV」というもので、ユーザーの期待に応える車格感やユーティリティの良さ、この2つを両立させて開発をしています。新型のトーションビームサスペンションを搭載し、より安定したフラットな走り、広い居住空間とクラストップレベルの荷室容量である440から487リッターを誇ります。

全てが全く新しいとなるカローラクロスですが、その予想スペックは、

 

全長:4460mm
全幅:1825mm
全高:1620mm
ホイールベース:2640mm
エンジン:直4DOHC、1.8リッター+モーター
最高出力:98ps/5200rpm
最大トルク:14.5kgm/3600rpm
フロントモーター最高出力:72ps
フロントモーター最大トルク:16.6kgm
リアモーター最高出力:7.2ps
リアモーター最大トルク:5.6kgm
システム出力:122ps
ミッション:無段階変速機
車両重量:1385kg
最小回転半径:5.2m
乗員:5名

 

情報も少しずつ出てきているために、今後の追加情報が楽しみですね。

 

・2021年2月度販売ランキング

1/ヤリス/トヨタ/20559台
2/ルーミー/トヨタ/11954台
3/アルファード/トヨタ/10107台
4/カローラ/トヨタ/8766台
5/ハリアー/トヨタ/8006台
6/ライズ/トヨタ/7901台
7/ノート/日産/7246台
8/ヴォクシー/トヨタ/7094台
9/シエンタ/トヨタ/6360台
10/セレナ/日産/6305台
11/フリード/ホンダ/5928台
12/フィット/ホンダ/5782台
13/ソリオ/スズキ/5082台
14/キックス/日産/5069台
15/ステップワゴン/ホンダ/4713台
16/プリウス/トヨタ/4693台
17/ノア/トヨタ/4357台
18/RAV4/トヨタ/4220台
19/アクア/トヨタ/3773台
20/レヴォーグ/SUBARU/3677台
21/パッソ/トヨタ/3006台
22/ランドクルーザーW/トヨタ/2715台
23/MAZDA2/マツダ/2676台
24/CX-5/マツダ/2589台
25/ヴェゼル/ホンダ/2568台
26/CX-8/マツダ/2561台
27/インプレッサ/SUBARU/2434台
28/クラウン/トヨタ/2365台
29/ロッキー/ダイハツ/2152台
30/C-HR/トヨタ/2125台
31/CX-30/マツダ/2017台
32/スイフト/スズキ/1952台
33/フォレスター/SUBARU/1837台
34/デリカD5/三菱/1767台
35/MAZDA3/マツダ/1719台
36/トール/ダイハツ/1689台
37/ジムニーワゴン/スズキ/1641台
38/オデッセイ/ホンダ/1583台
39/エクストレイル/日産/1462台
40/クロスビー/スズキ/1388台
41/エスクァイア/トヨタ/1288台
42/シャトル/ホンダ/1278台
43/シビック/ホンダ/1070台
44/CX-3/マツダ/1006台
45/ヴェルファイア/トヨタ/1005台
46/マーチ/日産/999台
47/カムリ/トヨタ/986台
48/リーフ/日産/956台
49/エクリプスクロス/三菱/909台
50/ハイエースワゴン/トヨタ/731台

 

日産のノートもランクインしていますが、1月度に比べると伸び方としては実は2月度の方が販売数としては少ない結果となりました。あれほどネットなどの情報では高い評価を受けている日産のノートなのですが、今ひとつ伸びてこないというところが気になります。

 

 

 

販売台数は伸びないものの、7000台を超える数ですので、まぁまぁな結果なのでしょうか。決算期でもあるために、日産のノート以外にも気になるクルマは多いのはわかりますが、もう少し伸びてもいいのかな、なんて思いました。1月の結果から、10000台くらいは行きそうな!?感じはしたんですけど!?

それでも、評価は高いということは間違いないようです!

 

 

・2021年1月度販売ランキング

順位/ブランド通称名/ブランド名/台数
1/ヤリス/トヨタ/18516台
2/ルーミー/トヨタ/10939台
3/アルファード/トヨタ/10011台
4/ハリアー/トヨタ/9177台
5/カローラ/トヨタ/7773台
6/ノート/日産/7532台
7/ライズ/トヨタ/6985台
8/ヴォクシー/トヨタ/6666台
9/シエンタ/トヨタ/6055台
10/フィット/ホンダ/5889台
11/セレナ/日産/5700台
12/ソリオ/スズキ/5446台
13/フリード/ホンダ/5000台
14/レヴォーグ/SUBARU/4692台
15/キックス/日産/4667台
16/プリウス/トヨタ/4343台
17/RAV4/トヨタ/4162台
18/ランドクルーザーW/トヨタ/3572台
19/ノア/トヨタ/3424台
20/アクア/トヨタ/3033台
21/CX-30/マツダ/2584台
22/パッソ/トヨタ/2465台
23/ステップワゴン/ホンダ/2381台
24/インプレッサ/SUBARU/2298台
25/ヴェゼル/ホンダ/2278台
26/フォレスター/SUBARU/2222台
27/クラウン/トヨタ/2146台
28/ロッキー/ダイハツ/2117台
29/CX-5/マツダ/2037台
30/MAZDA2/マツダ/1948台
31/C-HR/トヨタ/1893台
32/MAZDA3/マツダ/1773台
33/スイフト/スズキ/1759台
34/デリカD5/三菱/1543台
35/トール/ダイハツ/1366台
36/CX-8/マツダ/1304台
37/ジムニーワゴン/スズキ/1271台
38/シャトル/ホンダ/1184台
39/クロスビー/スズキ/1178台
40/エスクァイア/トヨタ/1164台
41/エクストレイル/日産/1161台
42/ヴェルファイア/トヨタ/994台
43/シビック/ホンダ/936台
44/オデッセイ/ホンダ/935台
45/カムリ/トヨタ/929台
46/UX250H/レクサス/902台
47/MX-30/マツダ/833台
48/エクリプスクロス/三菱/823台
49/IS300H/レクサス/798台
50/マーチ/日産/752台

 

ついでに1月度のランキングも再掲してみました。登録車としては1月から前年比では回復傾向にあり、2月度も前年比では101%ほどという結果になっています。2020年は3月あたりから5月まで徐々に経済としては動きが鈍くなってきた記憶があります。

単月では498,964台と前年2020年2月の489,766台よりも10000台弱多かった結果でした。このままよくなっていけばいいのにと思います!

・管理人の感想

それにしてもトヨタのSUV攻勢はすさまじいものがありますね。今年2021年にカローラクロスまで投入された場合には、ライズ、C-HR、ヤリスクロス、カローラクロス、ハリアー、RAV4、ランクル、プラドなど相当なラインナップとなってきますね。ちょっと心配なのが、C-HRの立ち位置が少し微妙な感じになってきているのが気に掛かるところではありますね。

デザインとしてはかなり攻めたデザインなので好みもだいぶ分かれると思われるのですが、トヨタのSUVラインナップを引っ張ってきたクルマでもあるので、このままフェイドアウトとなることはないでしょうけれども、販売台数については期待できなくなっているのもあります。特に機能性といいますが、使い勝手の部分で、後部座席の広さ、ラゲッジルームの使い勝手などについては、ヤリスクロスや、正直ライズにも劣ってきている感じが否めません。

デザインはかなりカッコいいので、このまま終わってしまうということは考えにくいですが、なんとか頑張ってもらいたいです。

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