新車情報2022 日産 新型エクストレイルを中国市場へ投入でパクられる技術力

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日産のエクストレイルが中国市場で初公開されます。中国で4月21日から28日まで一般公開される上海モーターショー2021で、パフォーマンスと燃費における最新モデルと技術を出展するとしており、その中での発表となります。日本市場ではなく、中国市場で先にエクストレイルが世界初公開となることが残念でなりません。中国市場へ資金や技術を投入することによって、日産の技術が中国共産党へ流れてしまう可能性もありそうです。

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◆新車情報2021 日産 エクストレイル次期型を発表

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中国の上海モーターショーで公開されるのは、日産独自の電動パワートレイン技術である「e-POWER」の中国導入が発表されること、そして日産が中国市場で推進する電動化の新たな幕開けと位置づける新型クロスオーバーEVである「アリア」も展示されるということです。

新型エクストレイルについては、日産のオールラウンドSUVの最新モデルとして、汎用性と機能性が大きく高められており、よりエキサイティングなドライビングが期待されます。今回のフルモデルチェンジでエクストレイルはSUV史上最も先進的なモデルに生まれ変わったとされ、世界全体での累計販売では626万台の販売が記録されてきました。

そして日産のe-POWERには、2010年に世界初の量産型電気自動車として発表された日産のリーフで培ってきた電動化技術を応用しており、e-POWERは、100%電気モーターで駆動するシステムで、電気自動車のようなレスポンスの良い加速、スムーズな減速、そして静粛性の向上が実現されており、搭載しているガソリンエンジンが必要に応じて発電とバッテリーへの充電をすることで、外部からの充電を必要としない画期的なテクノロジーとなりました。

・中国市場にかける日産

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自動車メーカーが中国市場に投資する理由としては、主力車種の販売が堅調であり、かなり販売が見込めるというところが大きなポイントなのかもしれません。

中国での1月の新車販売台数について、日産は前月比では23.8%アップの146,245台増となりました。世界的な半導体不足が続いている中でも、こうして販売を大きく伸ばしているのが中国市場といいます。日産は5ヶ月連続の販売増ということもあり、今一番伸びている中国市場へ投資するのは当たり前のことだと考えてもいいかもしれません。

日本市場での販売台数というと、2021年1月では43,222台、2月では、50,086台と中国市場と比べると約3分の1ほどの数値です。だからこそ中国市場へお金を投入するのでしょうね。

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◆新車情報2021 中国で進む電気自動車の投入

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中国の電気自動車というと、約47万円で販売されている低価格の中国産電気自動車が話題でした。その売れ行きはアメリカ、EVメーカーであるテスラの高級車を上回るほどだといいます。これは「SAIC Motor」といわれる自動車メーカーのコンパクトEVで、アメリカのゼネラルモーターズとの合弁事業の一環として製造されています。

中国ではこの低価格EVの売れ行きがテスラの2倍ほどだということで話題になりました。ですが、安全性の問題も浮上してきています。中国のEVについては、バッテリーや航続距離、性能では明らかにテスラから遅れをとっており、その利便性と低価格によって、中国で最も売れている新エネルギー車の一つになっていることは間違いありません。

中国では大気汚染の削減に真剣に取り組んでいることは間違いないことで、電気自動車の導入や技術革新の促進において世界をリードする存在になりつつあるといわれています。EVを促進するために、中国政府はナンバープレートの無償提供も保証しています。多くの都市ではガソリン車用のナンバープレートの取得に何か月もかかることがあるのだとか。

2020年下半期はこの47万円のEV車の販売台数は11万2000台とテスラが上海工場で製造するモデル3に次いで2番目に多い台数でありました。驚いたことに、中国の規制当局はテスラを呼び出して品質や安全性について聞き取りをしているようです。明らかに技術を盗もうとしている感じが露骨すぎて笑えます。

そのためか、売上台数は2021年の1月にはテスラを2倍近く上回ったといいます。世界全体でもテスラのモデル3に次いで2番目に売れているといわれています。

中国国産EV車が売れているのも事実ですが、テスラもまた中国市場で3倍の販売台数に増やすなど高級志向のEVも好調になっています。

・中国市場の見直しを図る日産

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業績が低迷している日産自動車は、中国市場の戦略を大幅に見直すといいます。EVの投入を加速するほかに、部品や技術の現地化を進めて、中国仕様の車種を増やすとともにコスト低減につなげていきます。世界各地で数を追ってきたカルロス・ゴーン氏時代の戦略から一転して、重要市場に資源を投入しようというのです。

今回の新型エクストレイルもそうですが、中国で新たに3つの車種を投入します。クロスオーバーEVであるアリア、多目的スポーツ車、SUVのエクストレイル、独自開発のハイブリッド技術であるe-POWERを採用した小型車のシルフィです。

2022年から4年間は毎年1車種以上を投入し、ほとんどがハイブリッド車もしくはEV車で、自動運転技術も搭載されます。このうちの一つである新型のエクストレイルはe-POWERを搭載したハイブリッド車になるというのです。

世界最大の自動車市場といわれている中国の戦略は、日産の経営再建を大きく左右するといわれています。規模の拡大を進めたゴーン氏時代、日産は世界中で成長を追い求めていたのですが、今後は、日本、アメリカ、中国と収益性の高い市場へ車種を投入していくことになります。

コスト削減も大きな課題とされており、現地調達を進める主要な目的にもなっています。2020年3月期には11年ぶりに最終赤字に転落した日産ですが、今後3年間で車種を20%、固定費を3000億円規模で縮小していきます。2021年3月期には6150億円もの赤字を計画しているといいます。実際にどれくらいの金額になるのかは、2020年度が終わってからになりますが、日産は大きく方向転換してきました。

新たな戦略の中で、東風汽車集団との合弁会社が現地で展開しているブランドである「ヴェヌーシア」にもテコ入れがされます。2012年に立ち上げたこのブランドは低価格のガソリン車を主に掲げてきたもので、販売が大きく低迷してきています。約100万円を切る価格を抑えたEV車を増やすことを検討しているともされており、EV車への開発がより集中されていきます。

日産は世界で初めて完全はEVを市販化したといわれている企業ですが、中国では競合のトヨタやホンダに比べて製品の電動化で遅れをとるとアナリストの間では話がされています。事実、トヨタとホンダは2019年から2020年にかけて複数のハイブリッド車を発売して、大きく販売を伸ばしています。

今の日産は中国で注目すべき環境対応車が見当たらないと、自動車コンサルタント会社からもいわれており、そのイメージが企業イメージにもなってきているとし販売も大きくダメージを受けています。

中国市場での販売台数は今のところ年に160万台というところから一気に260万台まで引き上げる計画を打ち出しています。しかも2022年までに。さまざまいわれている日産ですが、人気であるSUVのエクストレイルを中国市場に投入することで、企業イメージの回復と販売台数を大きく伸ばしたいという意図が読み取れます。

日本市場よりも中国市場のほうが先に、という考えになってしまっている気もするのですが、それでも日産としては中国市場から復活をさせて各国の市場へアプローチをかけていくつもりでしょう。

中国共産党が100%電気自動車にすると宣言したのは、日産自動車も誘い込んで、電気自動車の量産化技術を盗みたいため、といえます。電気自動車の技術としては、日本もいい技術を持っているといえます。中国はこれから電気自動車に力を入れようとする中で、日本の自動車メーカーはそこに活路を見出そうとしていますが、技術を盗むのが得意な中国にしてやられるかもしれませんね。

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