新車情報2022 スバル アウトバック新グレードが2年越しに日本市場に登場という今更感

5

日本にも導入して欲しい!という声も多いスバルのアウトバック ウィルダネス。機能が強化されてさらに個性が際立つモデルといいます。3月30日に発表になったこのモデルはスバルのSUVの中でも新たな価値を提案するモデルです。日本仕様の登場が北米仕様の登場から2年も掛かってしまったことから、今更感がなくもない、そんなことを考えてしまいます。

スポンサーリンク

◆新車情報2022 スバル ウィルダネス登場

1

現在世界的にもSUVの人気がさらに加速している中で、日本でも乗用車ニュルブルクリンクSUVの要素をプラスしたクロスオーバーも人気になっているのは確かです。人気のモデルはコンパクトSUVに集中していますが、ランクルなどのラージクラスのSUVの人気も根強いものがあります。日本で販売されているレガシィアウトバックの現行モデルの登場は2014年とかなり時間が経っていますが、すでに生産が終わっているということから、新型の登場も期待されていました。

ですが、スバルのメイン市場となる北米ではすでに2019年にはフルモデルチェンジが済んでおり、2021年3月30日に新たなグレードが登場していたのでした。それが「アウトバック・ウィルダネス」です。どうやら日本でも販売を予定しているということもあり、これから気になるモデルになることは間違いなさそうです。

2

このアウトバック・ウィルダネスは走破性や機能性を更に高めたグレードで、最低地上高を240mmとしており、オールテレーンタイヤを装着しています。アウトバック・ウィルダネスは悪路走破性やアウトドアなどで役立つ機能性をさらに高めたグレードで、アウトドアシーンで頼れる走破性と機能性をさらに強化しており、タフでラギッドなキャラクターへと高められています。

エクステリアについてはウィルダネス専用の装備であるフロントバンパーやリヤバンパー、積載能力を向上させたルーフレール、そして左右両方に装着された牽引フック、アナダイズドイエローというアクセントも加わっています。

11

内装についてはアナダイズドイエローがアクセントになっており、ブラックとグレーのダークトーンで全体を調整しています。さらに防水性を備えているシート表皮や後席のシートバックなども採用されており、アウトドアでも気兼ねなく使えるという仕様になっています。

ここ最近ではアウトドア、とくにキャンプでも威力を発揮するSUV、キャンピングカーなんてのも好まれる傾向になるので、このアウトバック・ウィルダネスの装備はまさにうってつけといえる装備ではないでしょうか。

エンジンやスペックについては2.4リッター水平対向4気筒ターボエンジンということについては変更はないとしていますが、最終のファイナルレシオが4.44というリアデフとリニアトロニック、8速マニュアルモード付きというものに変更されており、極低速域でのトラクション性能が強化されており、40%の勾配でも登れるという優れものです。

3

さらにバンプストローク量の大きい専用サスペンションを組み合せることで、日常使用での快適性を維持し、未舗装路での衝撃吸収や路面追従性も向上されています。オールテレーンタイヤを装着することで、登板路などでの走破性が強化されていることがポイントと言えるでしょうか。

最低地上高は標準モデルが220mmから240mmまで高めており、悪路走行を支援するXーMODEもディープスノウ/マッドMODEの対応速度域を広げており、実用性が向上されています。

・アウトバック ウィルダネスの特徴

9.5インチの最低地上高に専用サスペンションやオールテレーンタイヤを組み合わせ、走破性を強化。

一目で高い機能性を予感させる、専用の内外装デザイン。

アウトドアフィールドでの実用性を高める充実した装備

4

アウトバックは、乗用車とSUVの長所を融合させたスバルのフラッグシップクロスオーバーSUVです。2019年に北米市場に導入した現行モデルは、歴代のモデルを通じて磨き上げてきた、どこまでも走り続けることができるような安心感と快適性、荷物を効率的に積める積載性、質感の高い内装といった車としての本質的価値に、最新の技術を組み合わせることで、唯一無二の個性をもったクロスオーバーSUVとして、さらなる進化を遂げたのでした。

今回世界初公開されたアウトバック・ウィルダネスは、これまでのアウトバックが築きあげてきた本質的な価値なそのままに、アウトドアシーンで頼れる走破性と機能性をさらに強化して、タフでラギッドなキャラクターにみがきを掛けた、スバルのSUVの新たな価値を提案する車として北米市場に導入します。

5

パワーユニットは2.4リッター水平対向4気筒直噴ターボエンジンを標準装備しており、組み合わせら得るリニアトロニックは、標準モデルに大して極低速時のトラクション性能を強化しています。さらに高合成ボディにバンプストローク量の大きい専用サスペンションを組み合わせることで、日常使用での快適性を維持しつつ、未舗装路での衝撃吸収や路面追従性も向上しました。

そしてオールテレーンタイヤを装着することで、登板路などでの走破性を強化しており、最低地上高は、標準モデルの8.7インチから9.5インチまで高められており、路面との接触に対する安心感の向上も図っています。悪路走行を支援するX-MODEもDEEP SNOW/MUDモードの対応速度域を広げて、実用性を向上させました。

その高い機能性については、内外装のデザインにも表れており、フロントやリヤのバンパーをはじめとして、随所にあしらわれた数々の専用アイテムは、アクティブな気持ちを呼び起こすとともに、車体を保護する役割も兼ね備えています。また、積載力を向上させたルーフレールや、左右両方に装着した牽引フックなど、アクティブシーンでの実用性を高める専用装備も採用されており、これらの機能性を持つ部分にはアナダイズドイエローのアクセントカラーが配置されています。内装もこの色をアクセントに、ブラックとグレーのダークトーンで全体をコーディネートしました。防水性を備えたシート表皮や後席のシートバックなども採用し、アウトドアでも気兼ねなく使える機能性を表現しています。

6
スポンサーリンク

◆アウトバックの歴史

7

レガシィ アウトバックはレガシィの派生車種で、ステーションワゴンとクロスオーバーSUV、ノッチバックセダンとSUVのクロスオーバーSUVがありました。元々スバルは主要輸出マーケットであるカナダを含む北米全土で、レオーネ4WDによって「廉価で上部で悪路に強い」といった評価を獲得していました。

ですが、それは逆にいうとファーマーズカー、つまりは農家の車という地味なイメージも持ち合わせていたのでした。当時の富士重工業は、好調な北米向けの輸出への過度の依存による組織の硬直化が進み、さらに1985年のプラザ合意以降には、1980年代後半の急激な円高によって企業存亡の危機に直面し、1980年代末には専門誌や新聞などで公然と他社による買収や吸収合併、倒産の危機が報道されるほどに厳しい局面を迎えていたのでした。

この危機を打開するために、開発主管制度の導入や、開発部門の連携の強化などの大規模な組織改革が断行され、開発コード「44B」として開発が進められて、1989年1月、起死回生の一作として送り出されたのが初代レガシィでした。主要輸出マーケットであった北米で、それまでのレオーネの地味なイメージを覆すことに徐々に成功しつつあり、富士重工業の経営の立て直しも明るい兆しが見えてきたのです。

元々富士重の車内にはアウトドアライフを中心とした開発担当者が多く居たことで、当時主にアメリカ向けに新開発されたレガシィの2.5リッター水平対向エンジン搭載車をもとに、全天候タイヤ、200mmの最低地上高とゆったりとした乗り心地が与えられ、内外装はよりラギッドテイストが付与されるなど、商品としての開発は順調に進んでいきました。

14

1994年からアウトバックとして、日本国内向けには1995年8月から、レガシィ グランドワゴンとして発売されています。1998年にフルモデルチェンジした2代目は車名が「レガシィ ランカスター」となり、3代目は日本でもアウトバックになり世界統一かと思われたのでしたが、2006年のマイナーチェンジで日本向けについてはレガシィ・アウトバックとなったのでした。

アウトバックは、6代目が2019年4月のニューヨークショーでワールドプレミアされました。プラットフォームはインプレッサやフォレスターなどで採用されているスバル・グローバル・プラットフォームであるSGPに刷新され、エンジンは先代より継承されるFB25に加えて、EZ36に代わってアセントにも採用されるFA24ターボを新たに搭載しています。この改良によってアウトバックから6気筒エンジン搭載車が消滅しました。

室内には、スバル車初となる11.6インチモニターを搭載したコネクテッドシステムである「スターリンク」を採用し、これはのちに北米仕様のクロスとレックである日本名:XVや2代目のレヴォーグにも採用されています。

北米仕様には1994年から2011年までインプレッサの車高を上げたアウトバックスポーツも設定されており、日本では初代モデルがインプレッサグラベルEXとして発売されました。アウトバックスポーツはアウトバックとは異なり、外観の意匠はほとんどベース車であるWRXであったのですが、グラベルEXは当時のRVブームに合せてガードバーなどを装備し、ベース車との差別化を図っていました。アウトバックスポーツはグロ-バル展開のXVの登場によって2011年に消滅しています。

スポンサーリンク

◆アウトバック ウィルダネスの悲しいところ

9

アイサイトについては現行レヴォーグのアイサイトXから見ると1世代前のものとなり、先行車の認識による渋滞中の追従機能などが加わったアイサイトツーリングアシストが搭載されています。

レヴォーグに搭載されている渋滞中のハンズオフ機能やドライバーが急病になった際などの緊急停止機能などが加わったアイサイトXの搭載については、販売台数を考えると北米仕様のアイサイトツーリングアシストからの変更は難しいとも言われています。

10

そして日本仕様登場まで2年もかかってしまったというところが実に残念な話で、2020年はコロナ禍ということもあり思うように進まなかったとしても、ずいぶん待たさせたものだと感じてしまいます。

ボディの大きさなどを考えると、なんとか日本の道路環境にも適応できそうな感じで、2年前に北米で販売されたモデルが、2021年に日本で購入されるのだろうかと考えた場合、装備を調えてもどうなのか?と思ってしまいます。

特に今年はカローラクロスが9月にも登場するなど言われている中で、アウトバック・ウィルダネスの登場は2021年の秋頃とも言われています。大型ボディであるのアウトバック・ウィルダネスの登場も発売時期によっては販売の厳しい局面も出てきそうですね。

12
スポンサーリンク
スポンサーリンク