新型ヴェゼルの予防安全性能にはがっかり!?全車速対応ではなかった。

4月23日に登場する新型ヴェゼル。初代モデルは2013年に発売され、今回初のフルモデルチェンジとなった新型のヴェゼルは、センタータンクレイアウトを踏襲しつつ、今までにないデザインでの登場となりました。

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◆新車情報2021 新型ヴェゼルがフルモデルチェンジ

1月のオンラインでの発表からやっと正式な発表となった新型のヴェゼル。エクステリアのデザインは全席で爽快な視界を体験できるスリーク&ロングキャビンを採用し、サイドラインには水平基調のデザインとして、より高級感のあるボディになりました。

さらに空力性能は、F1パワーユニットの設計や開発などを行うHRD Sakuraの風洞実験施設で検証を重ねて、クラストップラベルの空力性能が追求されています。エアロパーツは追加されず、各部の形状を最適化することで、シンプルなエクステリアデザインと、優れた空力性能の両立が実現されているのです。

パワートレインには、ガソリンモデルとハイブリッドモデルが設定され、独自の2モーターハイブリッドシステムである「e:HEV」を搭載しています。バッテリーのセル数が増加し、モーター出力を上げることで、力強い走りを初代よりも目指して作られました。そして小型化したPCU=パワーユニットコントロールを荷室下からエンジンルームへと移動させ、吸排気経路の最適化など構造の見直しを行うことで、広い荷室空間との両立が実現されました。

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◆新型ヴェゼルの価格設定

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新型ヴェゼルはガソリンモデルとハイブリッドモデルが設定されていますが、ガソリンモデル1種類、ハイブリッドモデルが3種類のグレード設定になっています。それぞれの価格をチェックしていきましょう。

・ガソリンモデル Gグレード

FF:2,279,200円
4WD:2,499,200円

・ハイブリッドモデル Xグレード

FF:2,658,700円
4WD:2,878,700円

・ハイブリッドモデル Zグレード

FF:2,898,500円
4WD:3,118,500円

・ハイブリッドモデル PlaYグレード

FF:3,298,900円

ガソリンモデルにはエコカー減税の対象ではありません。ハイブリッドモデルにはFF、4WD両方に免税対象となっています。

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◆新型ヴェゼルの主要装備

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新型ヴェゼルの各グレードの主要装備を見ていきたいと思います。

・ガソリンモデルGグレードの主要装備

ホンダセンシング
前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム(前席・後席対応)
フルLEDヘッドライト(デイタイムランニングランプ付き、マニュアルレベリング機構)
運転席&助手席シートヒーター(4WDのみ)
フルオートエアコンディショナー
16インチアルミホイール(ブラック+切削)+スチールラジアルタイヤ

・ハイブリッドモデルXグレードの主要装備

ホンダセンシング
前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム(前席・後席対応)
フルLEDヘッドライト(デイタイムランニングランプ付き、マニュアルレベリング機構)
運転席&助手席シートヒーター(4WDのみ)
フルオートエアコンディショナー
減速セレクター
16インチアルミホイール(ブラック+切削)+スチールラジアルタイヤ

・ハイブリッドモデルZグレードの主要装備

ホンダセンシング
前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム(前席・後席対応)
ブラインドスポットインフォメーション
フルLEDヘッドライト(デイタイムランニングランプ付き、オートレベリング機構)
運転席&助手席シートヒーター
フルオートエアコンディショナー(左右独立温度コントロール式)
ハンズフリーアクセスPOWERテールゲート(予約クローズ機能付き
コンビシート(プライムスムースxファブリック)&専用インテリア
本革巻きステアリングホイール(スムースレザー)
LEDシーケンシャルターンシグナルランプ(フロント)
減速セレクター
18インチアルミホイール(ブラック+切削)+スチールラジアルタイヤ

・ハイブリッドモデル PlaYグレードの主要装備

ホンダセンシング
前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム(前席・後席対応)
ブラインドスポットインフォメーション
フルLEDヘッドライト(デイタイムランニングランプ付き、マニュアルレベリング機構)
ホンダコネクトディスプレー+ETC2.0車載器(ナビ連動)
運転席&助手席シートヒーター
フルオートエアコンディショナー
ハンズフリーアクセスPOWERテールゲート(予約クローズ機能付き
パノラマルーフ(IRカット・遮熱・UVカット機能付きLow-Eコートプライバシーガラス)
ワイヤレス充電器
コンビシート(プライムスムースxファブリック)&専用インテリア
本革巻きステアリングホイール(スムースレザー・オレンジステッチ)
LEDシーケンシャルターンシグナルランプ(フロント)
減速セレクター
18インチアルミホイール(ブラック+切削)+スチールラジアルタイヤ
e:HEV PlaY専用エクステリア

◆新型ヴェゼルのスペック

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・ガソリンモデルのスペック

エンジン:i-VTEC
ミッション:CVT
WLTCモード燃費:FF/17.0km/L・4WD/15.6km/L
最高出力:118ps/6,600rpm
最大トルク:14.5kgm/4300rpm
乗員:5名

・ハイブリッドモデルのスペック

エンジン:e:HEV
ミッション:電気式無段変速機
WLTCモード燃費:FF/24.8km/L・4WD/22.0km/L
最高出力:106ps/6000-6400rpm
最大トルク:13.0kgm/4500-5000rpm
モーター最高出力:131ps/4000-8000rpm
モーター最大トルク:25.8kgm/0-3500rpm
乗員:5名

新型ヴェゼルは先代モデルより燃費性能は大きく向上している感じがします。先代モデルはハイブリッドモデルでWLTCモード燃費でいうと17.0km/Lくらいの燃費性能でしたが、今回同じハイブリッドモデルでWLTCモード燃費ではFFで24.8km/L、4WDで22.0km/Lという高い性能になっています。

◆新型ヴェゼルの全車標準装備

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新型ヴェゼルの各グレードの主要装備は上記の通りですが、ここでは全タイプ標準装備となっているものをご紹介したいと思います。

・標準装備:安全装備/運転支援機能

運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム
前席要i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム(前席・後席対応)
VSA(横滑り防止装置)
モーションアダプティブEPS
EBD(電制制御動力配分システム)付きABS
エマージェンシーストップシグナル
ヒルスタートアシスト機能
アイドリングストップシステム
頚部衝撃緩和フロントシート
フロント3点式ロードリミッター付きプリテンショナーELRシートベルト+運転席ラッププリテンショナー
フロントアジャスタブル・シートベルトショルダーアンカー
リア3点式ロードリミッター付きプリテンショナーELRシートベルト(左右席)
リア3点式ELRシートベルト(中央席)
全席シートベルト非着用警報(シートベルトリマインダー)
ISO FIX/i-Sizeチャイルドシート下部取り付け金具(リア左右席)+トップテザー取り付け金具(リア左右席)
イモビライザー
セキュリティーアラーム
電子制御パーキングブレーキ
オートブレーキホールド機能
サイドアンダーミラー

・標準装備:快適装備/メーター

ワンタッチウインカー
ホンダスマートキーシステム
パワースイッチ
テレスコピック&チルトステアリング
運転席ハイトアジャスター
リアヒーターダクト
PM2.5対応高性能集塵フィルター
リアシートリマインダー
パワードアロック(テールゲート連動)
ヘッドライトオートオフ機能
アクセサリーソケット
USBジャック(運転席用)
充電用USBジャック(助手席用/急速充電対応タイプ)

・標準装備:インテリア

運転席&助手席用スライド機構付きサンバイザー(チケットホルダー/バニティミラー/証明付き)
アームレスト付きセンターコンソールボックス
フロントコンソールアンダートレー(LED証明付き)
リアセンターアームレスト(ドリンクホルダー付き)
チップアップ&ダイブダウン機構付き6:4分割可倒式リアシート
防眩ルームミラー(ハイブリッドZ、PLaYは自動防眩)
LEDラゲッジルームランプ
タイダウンフック(4カ所)
コンビニフック(ラゲッジルーム)

・標準装備:エクステリア/ガラス

LEDポジションランプ(導光タイプ)
IRカット(遮熱)/スーパーUVカットフロントドアガラス
UVカット機能付きソフトプライバシーガラス(リアドア/テールゲート)
シャークフィンアンテナ
カラードテールゲートスポイラー
熱線式リアウインドウデフォッガー
ドアサッシュフルブラックアウト
フロントウインドウウォッシャー
ウォッシャー付き間欠リアワイパー

・標準装備:足回り

応急パンク修理キット(スペアタイヤレス)

新型ヴェゼルは高剛性化と軽量化を両立させたボディとなっており、ドライバーが気持ちよく、リラックスして運転を愉しめるようなダイナミクス性能を実現しました。その他にエンジンマウントの構造見直しなどでエンジン音の変動感抑制やさまざまな周波数帯への対策を施すことで、エンジン始動時から高速クルーズ走行まで、いろんなシーンや路面変化で発生するノイズと振動の低減を徹底的に追求しています。

それに加えて、滑りやすい路面や荒れた路面の下り坂など、低速で走行したい時に設定すると自動で車速を保ち、スリップの危険を防ぐ「ヒルディセントコントロール」を国内ホンダ車として初搭載しました。滑りやすい急な坂道でも安心してステアリング操作に集中できる機能を全車標準装備としています。

・気になる予防安全性能は!?

今回アダプティブクルーズコントロールについては全車速対応と言われていましたが、実際はそうではないようです。

■衝突軽減ブレーキ(CMBS)は、約5km/h以上で走行中に自車との速度差が約5km/h以上ある車両や歩行者、人が乗車して移動する自転車に対して衝突するおそれがあるとシステムが判断したときに作動し、停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を支援します。
■誤発進抑制機能は、停車時や約10km/h以下で走行中、自車のほぼ真正面の近距離に壁などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだことにより、衝突するおそれがあるとシステムが判断したときに、エンジンやモーターなどのパワーシステム出力を抑制し、急な発進を防止します。
■後方誤発進抑制機能は、停車時や約10km/h以下で後退中、自車のほぼ真後ろの近距離に壁などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだことにより、衝突するおそれがあるとシステムが判断したときエンジンやモーターなどのパワーシステム出力を抑制し、急な後退を防止します。
■近距離衝突軽減ブレーキは、約2km/h~約10km/hで走行中、壁などの障害物に衝突するおそれがあるとシステムが判断したときに、ブレーキを制御し停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を支援します。
■歩行者事故低減ステアリングは、約10km/h~約40km/hで走行中、システムが歩行者側への車線逸脱と歩行者との衝突を予測したときに、ステアリング操作による回避を支援します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断したとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。
■路外逸脱抑制機能は、約30km/h以上で走行中、システムが路外への逸脱を予測したときに作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断したとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。
■渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)は、先行車がいる場合、停車中から作動し、先行車がいない場合は、約30km/h以上で走行中に作動します。先行車に接近しすぎる場合には、ブレーキペダルを踏むなどして適切な車間距離を保ってください。高速道路や自動車専用道路を運転するときに使用してください。
■車線維持支援システム(LKAS)は、約65km/h以上で走行中に作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者がステアリングから手を放した状態や、運転者が意図的に車線を越えるようなステアリング操作をしているとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。高速道路や自動車専用道路を運転するときに使用してください。
■先行車発進お知らせ機能は、先行車との車間距離が約10m以内で、先行車の発進を検知しても自車が停止し続けたときに作動します。
■標識認識機能は、最高速度、はみ出し通行禁止、一時停止、車両進入禁止の道路標識を認識し、マルチインフォメーション・ディスプレーに表示します。一時停止、車両進入禁止は約60km/h以下で走行中に作動します。
■オートハイビームは、約30km/h以上で走行中に作動します。ハイビームとロービームの自動切り替え制御には状況により限界があります。必要に応じて手動で切り替え操作を行ってください

残念なことに、全車速対応となっていませんでした。だいたいは30km/h以上で性能を発揮するとかになっています。

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