2022年に入り、車業界も大きくうごめている感じがします。特にコロナ禍の中になって各自動車メーカーの減産体制の情報が出てくることが多く、そうなると納期も延長せざえるを得ない状態になるのだろうなと想像に難くない感じですよね。今自動車業界が大きく変わろうとしている中、日本の自動車業界のレジェントともいうべき、次期型のクラウンの情報もふつふつと出てきているようなのです。
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◆新車情報2023 中国にとられたクラウンブランド
クラウンというと、日本専用のセダンであり、また高級車ということで一世を風靡したモデルであります。「いつかはクラウン」という言葉ができたほとで、それほどに憧れの高いクルマであったのは時代がそうさせたのかもしれませんよね。そんなクラウンも一旦は生産が終了となり、びっくりすることに中国でクラウンの名を語ったSUVであったり、ミニバンであったりが登場したのにはびっくりしました。
2022年8月28日にも発売となったクラウンクルーガーとクラウンヴェルファイア。ともに中国で発売となっているのですが、その様相は日本のクラウンではなく、もはや別ものとして登場した感がありました。日本のクラウンファンの方からすれば、クラウンを侮辱したものであると感じたはずです。
ですが、まったく別物というとおり、中国で登場したクラウンクルーガーやクラウンヴェルファイアは中国専用ということもあり、勝手に中国で登場させればいいのではないかと思えるくらいです。ほっておいても問題ないでしょう。
・クラウンクルーガーとは?
どうしても気になる方へ。クラウンクルーガーはハイランダーをベースとしたSUVです。その発表は2021年4月19日、上海のモーターショーで世界初公開されました。中国にあるトヨタの合弁会社である一汽トヨタが展開している新型のSUVですが、中国でのトヨタは一汽トヨタと広州汽車との合弁会社である広汽トヨタの2社で販売をしています。
今回については一汽トヨタから新型のクラウンクルーガーが登場したことになります。やはり日本でもなじみがあるクラウンという名を使われているということには、トヨタとしても何かしらの戦略があるのでしょうけれども、どうしても気になってしまいますよね。
新型のクラウンクルーガーはトヨタが展開しているTNGAのプラットフォームであるGA-Kを採用しているもので、これはRAV4やハリアーにも採用されているプラットフォームということもあり、世界中でグローバル展開をしています。
今回発表されたクラウンブランドについては、クラウンのブランドが刷新されて、ブランド化された一連の商品に生まれ変わったといわれています。クラウン製品の長年にわたるご愛顧、そして信頼を頂いているユーザーには感謝しているとしていますが、中国にクラウンの技術を持っていかれたことに腹を立てている人もいることを忘れないでほしいです。
◆新車情報2023 次期クラウンはすでに開発中・・・!?
中国でもクラウンが登場してしまいましたが、元祖日本ブランドのクラウンも次期型はすでに開発に入っているという噂があります。クラウンが一旦生産中止になるという情報とともに出てきたのが「次期クラウンはSUVになって登場する」というものでした。
現在自動車市場での一番の人気はSUVのカテゴリーにあります。各自動車メーカー揃って新型のSUVを登場させるなどかなり力を入れてきているのがわかります。ですが、次期型クラウンはSUVで登場する、というのは真っ赤なウソ!?であったのかと思いきや意外な情報が入ってきています。
今一番有力とされているのは次期型の新型クラウンはどうやらクーペスタイルになるのではないかというもの。しかもFFベースで4WD、ということで従来のクラウンからすれば、セダンタイプから一気にスポーティな様相を持って登場するとなると、期待感は半端ないほどです。実際にスポーツクーペとなるとその雰囲気は大きく変わりそうですね。
末期モデルは15代目となり2018年6月にフルモデルチェンジを実施しています。クラウンにはレクサスlsやミライなどTNGAのGA-Lプラットフォームが採用されており、基本的な性能は大幅にアップしています。もちろん先進運転支援技術であったり、安全性能であったりというところは向上させているのですが、それに加えて、ハンドリング性能が磨かれていたり、ニュルブルクリンクで走りこんでみたりと、クラウンはトヨタとしては相当力の入った開発をしていたのでした。
そんなクラウンですが、次期型の登場は2022年かあるいは2023年にも計画があるようです。実はクラウンはだいたい6年ほどのライフサイクルでフルモデルチェンジを実施しているのですが、これは量販モデル並みのライフサイクルといえます。それほどにトヨタとしてはクラウンの立ち位置は重要であり、一旦生産を中止としたのにはワケがありそうですね。
そのワケとは、中国でクラウンの名を冠するクラウンクルーガーとクラウンヴェルファイアが登場しましたが、実はこれはマーケット調査をしていたのでは!?という噂が流れています。実際のところは何とも言えませんが、中国でクラウンという名前のクルマを登場させることで、日本のユーザーはどのような反応を示すのか!?また次期型クラウンに必要な要素はなんなのか!?など調べているのではないかというのです。
クラウンクルーガーが登場した際には、相当炎上していたことを覚えています。それもトヨタとしてはただの調査であったということを考えると、随分としたたかな戦略をとったものだと感じるのです。
生産中止の情報が出た瞬間に次期型はSUVで登場、それが中国でクラウンクルーガーとして登場した、となると、日本のユーザーはどのような反応をするでしょうか?これは相当な注目度であったことが簡単に想像できます。現段階では高級ブランドであるクラウンの名を冠しただけ、ということが言われていますが、それでも高級車クラウンというものは存在感を知らしめたといえるでしょう。
◆新車情報2023 クラウンクロスという名のSUVモデル
次期型クラウンはFFで登場するのでは!?という噂があるとともに、もう一つの噂としてSUVタイプとして登場するということも言われています。これは中国で登場したSUVのクラウンクルーガーとはまた別のモデルです。その名もクラウンクロスという!?モデルがジワジワと騒がれています。
●●クロスという名前は例えばヤリスクロス、カローラクロスなど、ブランドを使いシリーズ化してくところが大きなポイントになるのではないかと思います。それを考えると、クラウンにもクロスオーバースタイルのモデルが登場する可能性もなくはない、と考えられます。
減にヤリス、そしてカローラから登場しているわけで、クラウンもセダンタイプ、そしてSUVタイプと両軸で登場させても何の問題もないと考えるのです。
次期型がすでに開発中ということになるとそれは大変うれしい情報ですが、セダン、クーペ、SUVと3つのタイプで登場させてくるのでは!?ということが今回のまとめでわかってきました。
クラウンはトヨタのその時代での最新技術のすべてが搭載されてたモデルです。クラウン=トヨタといっても過言ではないくらいトヨタはクラウンを開発しつづけてきました。それも15代に渡り。
クラウンが登場するたびに、世界初搭載となる技術は何なのか!?その技術の汎用性は高いのか!?クラウン専用の技術ではないのかなど、色々考えさせられるところがありました。
一旦生産中止となったクラウンですが、次期型登場に向けて開発も大きなものになっている感じがします。トヨタの名に恥じない素晴らしきトヨタクラウンの登場が心より楽しみなのです。