新車情報2022 トヨタ プラドにGRスポーツ設定でランクル難民感激。

2021年はクルマ業界にとってはかなり苦労な1年で終わりそうな期間でありました。それはコロナ禍による半導体の供給があまりにも少なくなっていることから、車自体の生産が滞ってしまったからです。ですが、これから販売されるクルマがどんどん情報として出てきている中、2022年は当たり年とも言われている新車業界だけに、気になるクルマが目白押しです。

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◆新型ノアが2022年1月にも登場するという!?

2022年は新車の登場がかなり多くなる都市といわれているだけにその登場するであろうラインナップも豪華なものがそろっているようです。まず2022年しょっぱなに登場するといわれているのは新型のノアです。

このノアは2014年に登場したのですが、すでに8年目に突入しているだけにフルモデルチェンジへの期待度はかなり高いです。次期新型のノアはヴォクシーとともに登場するということではなく、車名としてはノアとして統一され、グレード名としてヴォクシが設定されるのではないかとも言われています。

2021年の登場で計画を立てていたみたいですが、やはり新車の部品不足というところで納車の遅れが出てくることも予想されます。現行型については早くもオーダーストップをかけており、当初予定していたよりも早く販売店からラインナップがなくなりつつあるようです。それだけ新型車にかけるトヨタの意気込みや期待度も大きいのでしょう。

トヨタとしては売れ筋ということもあり、新型の登場まで2か月以上のオーダーストップがあるのですが、新型が販売するまでに十分検討されるユーザーも多いはず。エスクァイアも今回の刷新でラインナップから外れるといわれているだけに、新型ノアへの予算集中がどのような影響を及ぼすのか、楽しみな1台なのです。

新型ノアへ一番期待されているのはTNGA採用による燃費性能のアップです。使い勝手など、すでに完成の域に達しているであろうノア、ヴォクシーは、そこに求めるものは少ないのではと考えられます。あとは走行性能、そして燃費性能というところですが、TNGAの採用による車重の減量化、そしてWLTCモード燃費で30㎞/Lを超える開発目標としている燃費性能でしょう。

現在、このクラスでは日産のセレナe-POWERがクラストップとなっているだけに、ノアのフルモデルチェンジで日産のセレナが追い抜かれるということも十分に考えられます。まさにトヨタと日産のガチンコ対決ということになるでしょう。

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◆新型アルファードが2022年の4月にも登場

ミニバン攻勢の続くトヨタですが、次に注目されているのがアルファードです。現行型のアルファードは2015年の1月に登場したモデルです。2021年に入りこのアルファードは常にラインキングではトップ5に入る活躍ぶりを見せてきました。平均で1万台を販売する、モンスターカーといえるでしょう。

高級車とそん色ないその価格、装備、見た目でもリッターカーのライズとそれほど変わらない台数なのですから、世の中もかわったものだと感じずにいられません。

現行型のアルファードはヴェルファイアとともに2本立てとなっていますが、新型のアルファードは1本化され、ヴェルファイアの車名は消えてなくなるようです。その豪華絢爛なイメージは引き継ぎつつも、新たなチャレンジの中にいるアルファードは、パワートレインに2.4リッターのターボエンジンが搭載されるということです。その名も「GRスポーツアルファード」というのです。

アルファードでGRの設定があるというの自体、想像が難しいのですが、ターボエンジンが搭載されることになる場合、まさにDQN車の代表になることは間違いないでしょう。

アルファードのフルモデルチェンジは相当期待されているようで、2021年に入り新車の供給が遅れている中なのですが、このアルファードだけは前倒しで登場する可能性があるというのです。まじやばいアルファードの人気は、新型ノア、ヴォクシーも超える存在になりそうです。

2002年に登場したアルファードはその後、2008年に2代目アルファードへとなり、より豪華な装いとなりました。ライバルといえるのか、2代目の日産エルグランドが、V6,3.5リッターの大排気量エンジンをラインナップしたのに対して、トヨタのアルファードは直4、2.4リッターの廉価モデルの設定もあり、エルグランドを楽楽超えていったのです。さらにはトヨタのお得意のハイブリッドモデルが2003年7月にも登場し、もうライバルとは呼べなくなったエルグランドは、単にでかいクルマとなったのでした。

その人気の理由はラインナップの多さにあるといいます。圧倒的に選択肢の幅が多く、きめ細かいグレードの設定が”決め手”となったようです。

2020年、年間の販売ランキングでも上位に君臨しているアルファードですが、次期アルファードで4代目となるだけに、その市場への期待度はより高くなる一方です。

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◆トヨタ期待の新型EV車「bZ4X」

2021年の6月にアメリカで世界初公開されたbZ4X。これは完全なるEV車なのですが、2025年までに電動車をフルラインナップするというトヨタの計画の第一弾となります。

トヨタとしてはまさに純EV車となるだけに、期待度は高くなっています。新EV車のシリーズとして登場するこのbZ4Xですが、トヨタの販売店としては待ちに待った期待のEV車といわれており、この車の登場でトヨタのセールスやサービスも大きく変わるといわれています。

このbZ4Xはスバルとの共同開発したバッテリーEV専用のe-TNGAが採用されており、AWD機能を組み合わせて快適で魅力的なドライビングエクスペリエンスを実現するというのです。

ボディサイズはほぼRAV4と同じということで、ほかのバッテリーEVとは一線を画すモデルなのです。その最大のポイントとしてはユーザーが期待する伝統的な品質、耐久性、信頼性を備えたトヨタ車である、ということです。

トヨタとしては電動化モデルのランナップを、2025年までに15のまったく新しいバッテリーEVを含めて、世界でや約70のモデルに拡大するということを計画しています。これによって2050年までにカーボンニュートラルに向けたトヨタのグローバルなコミットメントを確固たるものにする、といわれているのです。

◆新型シエンタが2022年の秋ごろに登場

ファミリーカーが豊富な2022年ですが、この市場ではホンダのフリードと双璧をなすモデルであるシエンタ。すでに2015年に登場しているシエンタは、フルモデルチェンジする時期に差し掛かっています。アルファードと同じ年に登場したんですね。

今のところ、ホンダのフリードに後塵を拝す感じになっているシエンタですが、かなりテコ入れされるといわれています。次期型のシエンタは新たなTNGAプラットフォームを採用し、バッテリーも刷新されるといわれています。

トヨタのシエンタは2003年に初代モデルが登場しました。2010年に一度生産を終えているのですが、2011年に完全に新たなモデルとして登場しました。現在のモデルは2代目となっているのですが、ライバルのフリードに対してやや負けている感じがします。

その差は数字にも表れており、2021年の上半期ではフリードの方が約7000台多く販売されています。コンパクトサイズのこの2台のクルマですが、室内空間の面でフリードが圧勝しているということから、その差が販売台数に出てしまったようです。

最近のトヨタはどのジャンルにおいても圧倒的に1位を取ってくる感じの貪欲さがあります。シエンタが負けているということについてはトヨタのモリゾウも相当ご立腹な様子で、現在としては新型シエンタの開発が急ピッチで行われているようです。

新たな情報によると、この新型シエンタのベースになっているのはアクアだといいます。そうです、あのハイブリッド専用モデルのアクアです。新開発のTNGA-Bプラットフォームが採用されるのですが、これはコンパクトカーのみならず、コンパクトSUVであるヤリスクロスにも発展するなど、柔軟な設計がなされているといいます。

新型アクアは旧型の課題であった居住空間の狭さという課題を解決して登場してきました。次期シエンタについても室内空間で広くなってくることは間違いないでしょう。

新型アクアで注目されているのがパイポーラ型ニッケル水素電池が搭載されているということなのですが、次期シエンタにもこのパイポーラ型ニッケル水素電池が採用されるということが噂されています。さらには電動走行領域の拡大なども実施される可能性もあるのだとか。

フリードについては次期型に必ずe:HEVが搭載されることは間違いないので、燃費性能や動力性能については両モデルとも大幅な改善がなされることでしょう。

◆新型プラドが2022年の夏ごろに登場

2021年に入りランドクルーザーがフルモデルチェンジされました。ということはランクルプラドもフルモデルチェンジされるのか!?と期待しているユーザーも多いと思います。

ついにお待ちかね、というべきでしょうか。ランクルプラドも2022年の新型車のラインナップに入っているようです!

2009年に登場したランクルプラドは、今までに2回のマイナーチェンジが行われてきました。現行型のトヨタのラインナップとしては、まぁまぁの古株になっているようで、それでも月に2000から3000台の販売があるということで並のクルマより販売している優秀なモデルなのです。

現行型が発売された当時、そのデザインが注目を集めましたが、今回のフルモデルチェンジでは若干のデザイン変更があるとしつつも、基本的にはキープコンセプトになりそうです。

ランドクルーザーシリーズの最高峰モデルであるランドクルーザーがすでに2021年夏にもフルモデルチェンジが実施され、いまだ混乱が収まらない中、ランドクルーザープラドも発売となると、これまた混乱の中に追いやられそうな感じです。

現行型のプラドのボディサイズは全長4825㎜、全幅1885㎜、全高1835から1850㎜、ホイールベースが2790㎜。ボディ自体すでに完成度の高いものになっているだけに、ここからさらに大型化するとは考えにくいです。それはランドクルーザーも同様でボディサイズは特に大きくなっていないことから、プラドについては大型化しない、ということになるのではないでしょうか。

ランドクルーザー300には新開発のGA-Fプラットフォームが採用されているだけに、プラドにも新型のプラットフォームが採用されるという期待がなされています。伝統的なラダーフレーム構造を継承しながらも、車体も含めて大幅な軽量化、そして低重心化を実施してきたランドクルーザー300。

ランクル300には新開発のV6ツインターボエンジンが搭載されているのですが、それをプラド用に最適化して搭載されるということも情報として出てきています。

ランドクルーザー300といえば、GRスポーツが設定されたことが話題となりました。そのGRスポーツがプラドにも設定されるのか!?というとまんざらでもないというのです。ランクルプラド自体、ランクルの下位互換ということはあるのですが、そのラインナップには同じものが設定されてきました。ランクル300にGRスポーツが設定されている、となると、やはり次期プラドにもGRスポーツが設定される、ということがすでに決まっているのではないかと考えられます。

GRスポーツは、パリダカールラリーなどのモータースポーツへの参戦も視野に入れて開発されています。現行型プラドも同様に競技にも参戦しているということから、当たり前にごとくGRスポーツの設定はあるでしょう。

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