マツダ CX-5 新型 2022年モデルは評価は低いのか!?

マツダのCX-5について、2022年モデルが登場すると言われています。すでに欧州では2019年からCX-5の新型車は導入されており、今回日本発売に至ってはフルモデルチェンジではなく、マイナーチェンジになると言われています。そのため、次期型が登場することによってそのモデルであと2年から4年は投入されるであろうということなのです。マイナーチェンジでもフルモデルチェンジ並みの改良となるCX-5について情報をまとめてみました。

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◆マツダ CX-5 新型の2022年モデルが登場

マツダとしては相当人気のあるCⅩ-5ですが2022年モデルが登場すると話題になっています。すでに2021年9月14日に北米と欧州で発表されており、今回の改良では洗練された魂動デザインを採用する、ドライブモードが追加される、乗り心地の改善が行われるなど、フルモデルチェンジ並の改良がおこなわれます。

マツダのCⅩ-5は2012年に初代モデルが登場しました。現行型は2017年に登場しましたが、初代モデル同様にディーゼルモデルが販売台数の多くを占めており、2022年に登場予定が噂される中、ガソリンモデルとディーゼルをラインナップするといいます。新型車では全車マイルドハイブリッド化が行われるとされ、さらに燃費が向上されるが期待されています。

全世界的にもマツダの販売の柱となるのはCⅩ-5で、2016年12月に発表、2017年2月に登場したCⅩ-5はすでに5年ほど経過している中で、そろそろフルモデルチェンジされるのでは!?ということなのですが、今回についてはフルモデルチェンジされず、マイナーチェンジに留まるということです。その理由としては2019年9月に欧州でマイナーチェンジされたばかり、ということみたいです。

今回のマイナーチェンジで注目されるところは、全体的なデザインであったり顔つき、フロントデザインとなります。バンパーが新しくなっており、ヘッドライトもLEDによるシグネチャーランプが組み込まれています。さらにフロントフェイスについては、より立体感が増しているといいます。

リアについてはテールランプの光り方が変わっているようで、ヘッドライと共通の光方へとモチーフが変わっています。

今回の改良ではエクステリア以外にも変更点があり、それは樹脂パーツの活用といわれています。現行のCⅩ-5はほかのSUVと同様に、車体下部やフェンダーのタイヤを囲んでいる、いわゆるタイヤホイールというところ、樹脂パーツが設定されているのですが、だいたいはグレーやブラックのような色が、今回の新型CⅩ-5ではボディと同じ色になっているモデルもあるというのです。

・新型CⅩ-5にはあらたなATシステムを搭載

新型のCⅩ-5にはMi-Drive(マツダ・インテリジェント・ドライブ)という新たなシステムを搭載します。これはボタンの操作で運転モードを切り替えることができる機能であり、4WDモデルではオフロード走行に対応するモードも用意されるといいます。エンジンやトランスミッションなどに走行モードが設定される感じでしょうか。

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◆マツダ CX-5 中古でも人気は高い

コロナ禍の中で最近中古車がかなり注目を集めています。もちろんマツダのCⅩ-5も注目を集めているのですが、中古車市場の中でCⅩ-5の価格はだいたい60万円から390万円と幅広く設定されているようです。

価格の幅は多い中で、ポイントは満足度が高いということがいえるでしょう。一番のボリュームゾーンは250万円のところとなります。市場の中でも3000台以上もの流通があり、そして中古であっても口コミではすごく良いクルマで満足するクルマです、という声が多いようです。

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◆マツダ CX-5 新型2021はすでに終了

2021年の新型CⅩ-5は、一部仕様を除き現行モデルはすでに販売を終了しています。新たなモデルが2021年の冬に登場するということが公式サイトで発表されているので、もう間もなく登場するであろうということがわかります。サイトではすでに、次期型への専用リンクが準備されているところから、今年の冬に登場するのは間違いないということでしょう。

今回デザインを変えてきたということを考えると、最低でもCⅩ-5は2年、下手すると4年ほどは2019年に欧州で登場したモデルが販売され続けるのではないかと考えられます。FRプラットフォームや多数の新規車両を開発中といわれているマツダですが、現行モデルのフルモデルチェンジにあまり予算をかけれないということなのかもしれません。

◆マツダ CX-5 燃費はSUVとしては優秀

CⅩ-5はマツダの自慢のモデルでありますが、それは走る歓びと環境・安全性能を両立する次世代のクルマ作りの技術である「スカイアクティブ・テクノロジー」を導入したスカイアクティブーGであるとか、スカイアクティブ-Dが搭載され、人馬一体の走りを実現させながら低燃費を両立させていることが大きな特徴です。

CⅩ-5のカタログ燃費は2WD車でWLTCモード燃費で14.8㎞/L、4WD車で13.0㎞/L程度となっています。

例えば、このクラスでいうとトヨタのハリアーやスバルのフォレスターなんかがライバルとして設定されると考えられますが、ハリアーの場合、ガソリン車では16.0㎞/L、ターボ車で13.0㎞/L、ハイブリッドモデルでは21.5㎞/L程度となります。

スバルのフォレスターについてはガソリン車で13.2㎞/L、ハイブリッド車で14.0㎞/Lということで、ハリアーやフォレスターを見てみると、CⅩ-5と対して変わらないということが言えます。燃費性能として変わらないとなると、あとはブランドで選択するか、デザインで選択するか、くらいでしょうか!?

◆マツダ CX-5 値引きは40万円を狙え

新型車がそろそろ登場するといわれているCⅩ-5ですが、中古車でも人気となっています。購入するなら新型車か、中古車かと悩んでしまいますが、可能であれば新型車が良いのかと思います。ですが、新型車は納車までがかなり長いといわれており、新型車の購入を控える傾向もあるようです。

そのCⅩ-5ですが、実際に購入する場合はどれくらいの値引きが期待できるのでしょうか?大手中古車販売店で調べてみたところ、だいたい多くて40万円、少なくても15万円は値引きされる傾向にあるようです。

値引き額の高いモデルとしてはやはりグレードの高いモデルになります。車両価格からは25万円程度、オプションでは15万円程度の値引きが期待できるというところから、合い見積もりを取るか、ライバル車との比較から値引きを検討してもらうか、が勝負になりそうですね。

◆マツダ CX-5 ディーゼルはエコ

CⅩ-5のディーゼルについてはスカイアクティブD2.2へ変わってから、ディーゼルの力強さに対するユーザーの期待に応える性能アップということで190psから200psへ大きく改良されました。高評価を得ていたDEの力強い走りと加減速のコントロール性を強化したあたりが性能を引き上げているところになるでしょう。

ディーゼルエンジンというとエコじゃない、ということがイメージとしてついているかもしれません。国産メーカーのマツダはディーゼルエンジンへの力の入れ具合はかなりのもので、CⅩ-5を選択する半数はディーゼルといわれています。

ですが、ガソリンモデルと比べると約30から50万円高いということもありガソリンモデルとディーゼルモデル、どちらにしようかと悩んでしまう人も多いでしょう。ディーゼルエンジンを購入したいという方でも実はディーゼルユーザーに向かないという人もいるようです。

昨今、化石燃料を使ったエンジン搭載車の将来性がだいぶ危ぶまれているということがありますが、ディーゼル車は高負荷時の燃費のよさ、そして燃料の安さがあります。また、車種にもよりますが、走行中のエンジン音でも静かなものもあります。

こうしてみると、メリットって大きいのかなと思われるのですが、おすすめできないパターンもありますので、ご参考にしてみてくだされば、と思います。

結論からいうと、ディーゼルエンジンに向かない人は、週末しかクルマに乗らない人、または走行距離自体が少ない人といわれています。その理由としてはディーゼル車の構造として黒煙の原因となる煤がでるからということなのです。

ディーゼル車の煤はディーゼルパティキュレートフィルターにいったんとどめられており、そこから一定量が溜まると軽油を吹いて燃やすディーゼルパティキュレートフィルターの再生が行われます。

ですが、1日一回でもアクセルを踏む、ということをすると煤が溜まりにくいということがあり、毎日乗る人にはメリットが多いモデルとなるのです。

ディーゼル車自体振動や騒音はだいぶ改善されてきています。街乗りではやはりガソリン車よりは振動、騒音が多いというのは否めないのですが、乗車の機会が多いユーザーにはディーゼル車はメリットが多いクルマとなります。

◆マツダ CX-5 評価は低い!?

少しいいことを多めに書いてきたCⅩ-5ですが、評価としてはどのような感じになっているのでしょうか。ユーザーとしては結局のところ、大満足という感じといいます。その理由としては、

ガソリン価格が高騰している中でディーゼルが採用されているという点は経済的でも助かる部分はありますし、トルクフルで走行性能もあらゆるシーンで必要以上に使えるというところがいえます。

問題はこのCⅩ-5を購入した場合、キャンプに行く人が多くなったということなのですが、それがなぜ問題かというと、あまりアウトドアに向いていないのではないかということなのです。この辺りはフォレスターやRAV4なんかがぴか一といえるでしょうね。

CⅩ-5はどちらかというとアーバンSUVとしてキャラクターを振っているところがあるので、アウトドアで使うということはたぶん想定されていなかったかもしれません。

総じて、評価はかなり高いといえます。

◆マツダ CX-5 価格のラインナップは充実している

マツダのCX-5の価格はかなり細分化されています。価格の設定としては28通り、28グレード設定されています。

グレードエンジンミッション駆動方式価格
20S2000ガソリン6EC-AT2WD2,678,500
20S smartEdition2000ガソリン6EC-AT2WD2,706,000
20S PROACTIVE2000ガソリン6EC-AT2WD2,909,500
20S Silk Beige Selection2000ガソリン6EC-AT2WD3,041,500
20S Black Tone Edition2000ガソリン6EC-AT2WD3,041,500
25S L PACKAGE 2500ガソリン6EC-AT2WD3,201,000
25S2500ガソリン6EC-AT4WD2,909,500
25S Smart Edition2500ガソリン6EC-AT4WD2,937,000
25S PROACTIVE2500ガソリン6EC-AT4WD3,140,500
25S Black Tone Edition2500ガソリン6EC-AT4WD3,272,500
25S L PACKAGE2500ガソリン6EC-AT4WD3,432,000
25T L PACKAGE2500ガソリンターボ6EC-AT2WD3,514,500
25T Exclusive Mode 特別仕様車2500ガソリンターボ6EC-AT2WD3,795,000
25T L PACKAGE2500ガソリンターボ6EC-AT4WD3,745,000
25T Exclusive Mode 特別仕様車2500ガソリンターボ6EC-AT4WD4,026,000
XD2200ディーゼル6EC-AT2WD2,997,500
XD Smart Edition2200ディーゼル6EC-AT/6MT2WD3,025,000
XD PROACTIVE2200ディーゼル6EC-AT/6MT2WD3,228,500
XD Silk Beige Selection2200ディーゼル6EC-AT2WD3,360,500
XD Black Tone Edition2200ディーゼル6EC-AT2WD3,360,500
XD L PACKAGE2200ディーゼル6EC-AT/6MT2WD3,520,000
XD Exclusive Mode 特別仕様車2200ディーゼル6EC-AT/6MT2WD3,800,500
XD2200ディーゼル6EC-AT4WD3,228,500
XD Smart Edition2200ディーゼル6EC-AT/6MT4WD3,228,500
XD PRO ACTIVE2200ディーゼル6EC-AT/6MT4WD3,459,500
XD Black Tone Edition2200ディーゼル6EC-AT4WD3,591,500
XD L PACKAGE2200ディーゼル6EC-AT/6MT4WD3,751,000
XD Exclusive Mode 特別仕様車2200ディーゼル6EC-AT/6MT4WD4,031,500

価格表から見ると車両本体価格はかなり高めの設定になっているということがわかります。その分エンジンの排気量も大きいですし、コンパクトSUVとの比較でもやはり高めというところが残念だと思われるようです。

ですが、そもそもコンパクトSUVといわゆるミディアムクラスのSUVで比較するのもまた違う話なので、比べるならハリアーやRAV4、そしてスバルのフォレスターなどと比較してもいいのではないでしょうか?

◆マツダ CX-5 新古車を選択する方が安いかも

新古車、いわゆる登録済みでも未使用車が中古車市場に出回っていることがあります。新古車ですと走行距離が15kmとか4kmとか、まさに新車同様の走行距離になりますし、その分価格も安めに設定される感じがします。

例に出すと、2021年式の2.2 XD スマート エディション ディーゼルターボ 純正10.25型ナビ 禁煙車 レーダークルーズ (スノーフレイクホワイトパールマイカ)で車両本体価格は約270万円、自動車ディーラーで購入する場合は330万円くらいの車両本体価格ですので、60万円ほど安く設定されていることになります。

しかし、ディーラーでは自分の好きなようにカスタムできますし、好きな装備を付けることができますが、中古車市場に出回っている新古車はすでに決まったものなので、その点がデメリットになります。

もし自分の好きなようにボディカラーを整えたり、装備を付けたりしたい場合は新古車ではなく、新車としてディーラーで注文をする必要があります。

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